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第8章 クリフ一家と領地改革!?
第246話 結婚指輪完成
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『おめでとう。』
不思議なダンジョン地下50階のワープゾーンを抜けると目の前には遊戯神キューブがいた。
「キューブ様。ありがとうございます。とても楽しいダンジョンでした。」
『よく初見で地下50階をクリアできたね。あそこのリッチは範囲魔法を連発するように設定してたから苦労したでしょ?1回に100ぐらいのダメージを受けるだろうし。』
「えっ・・・あっ、はい。」
(範囲魔法連発で一回100ダメージってマジか!リッチを守ってるモンスターは10体いたし、戦ってる間にゲームオーバーじゃん!?運の良い事に地下50階の事は見てないみたいだし、魔法書連発でクリアした事は黙っておくか。)
「苦労しましたがなんとかクリアできました。」
『うんうん。じゃあ早速攻略報酬を渡すね。ヒヒイロカネとレインボージュエルだったね。』
「はい。よろしくお願いします。」
クリフはキューブからヒヒイロカネとレインボージュエルを受け取った。ヒヒイロカネは金色に銀色に光る鉱石で、レインボージュエルはその名の通り七色に光っていた。
『どうせならここで指輪作って行きなよ。』
「そうですね。今日はもう夜になってますから明日にでも全員分作って戻りたいと思います。」
『そうだった。クリフ君がダンジョンに入ってから5日経ってるんだったね。わかった。明日はじいちゃんとアイリーンも呼んでおくから出来上がった指輪見せてね。』
「わかりました。」
そうして、キューブはクリフの元を去って行った。キューブが去るのを見届けてから、クリフはコテージを出し、久々にゆっくりと休むのだった。
そして翌日、
「よし作るぞ。」
クリフはセリーヌ達の為に指輪作りを開始した。と言っても素材があれば魔法で形を作っていくだけなのでそれ程難しくはない。
「ヒヒイロカネを指輪の形にして、サイズは自動で調整できるようにするだろ。後は宝石を埋め込んでっと。」
クリフの魔法で指輪は瞬く間に出来上がった。
「う~ん出来たはいいけど、全員同じやつか~。人によってそれぞれ変えれればいいんだけど、どうすれば良いかわからん。センスないな~。俺って。」
そうこう言っているうちに、7個の指輪を完成させたクリフは、それぞれにあった指輪にできないか、あ~でもない。こ~でもないと考えるが結局、良い案は浮かばなかった。
「まあこれぐらいだな。」
最終的に、指輪の内側にそれぞれの名前を入れる事で、オリジナル性を出す事にしたのだった。
「後は余った分も指輪にしておくか。こういうのって後から増えるのもテンプレだもんな。」
そう言って残った素材を更に指輪に変えて行くと10個の指輪が出来上がったのだった。
「後は指輪に付与する内容だな。アイリーン様から貰った指輪をこっちに変えるかもしれないから念話は入れるとして・・・そういやスイムとクインもアイリーン様からの指輪持ってたな。あの二人には結婚指輪はあげれないからうまくリンクするようにしないとな。その辺はアイリーン様に相談してみるか。」
指輪を作成したクリフは、出来栄えを見せる為、神様達に念話をした。
そして・・・
「すごい綺麗じゃない。さすがクリフ君ね。わかったわ。私が上げた指輪とも念話できるようにしてあげる。」
「なら儂からはそうじゃな。転移魔法でも付与するか?」
(えっ!?まじですか・・・。そりゃうれしいけど・・・。いいの?そんな事して。)
「いいんですか?」
「うむ。クリフ君の結婚祝いじゃな。」
「ありがとうございます。きっとみんなも喜びます。」
「なら僕も何かクリフ君にあげないとね。う~んとどうしようかな。そうだ!不思議なダンジョンをクリフ君の領地に作るっていうのはどうかな?」
「キューブ様!?それは可能なんですか?」
「もちろんだよ。どこに設置するかは決めてなかったからね。クリフ君ならダンジョンをうまく使ってくれるだろうし、クリフ君の領地ならこれから人気になって利用者も増えると思うしね。」
「それはうれしいです。魔法書に魔法の杖、ミスリルやオリハルコンまで出るんですから、きっと名物になりますよ。」
「よかったよかった。じゃあこの前言ってた職業の件と、地下100階まで作るね。結婚式までにはがんばって間に合わせるよ。」
「ありがとうございます。」
「後はドレスね。クリフ君もゆっくり休みたいだろうし、1週間後にまたここに来てくれるかしら?」
「1週間後ですね。わかりました。」
「急に帰ったらびっくりするじゃろ。先に念話で嫁達には伝えといた方がいいんじゃないかのぉ?」
「たしかにそうですね。」
クリフは神界から念話を使った。ちなみに不思議なダンジョンに挑戦してから、一回も念話を使う事はなかった。
『セリーヌ聞こえる?』
『クリフ様!!!聞こえます。よかった~。今どこにいるんですか?念話しても全然反応がないし心配したんですよ。』
『ごめんごめん。無事に指輪ができたから報告しておこうと思ってね。それで今からそっちに戻るからそれも伝えとこうと思ってね。』
『わかりました。今は私しか屋敷にいませんので少しだけ待ってください。どうせならみんな会いたいと思いますので。』
『わかった。じゃあ1時間後ぐらいに屋敷に戻るね。』
そして、1時間クリフは神様達と雑談を楽しみ、その後、神様達と別れて家のあるエターレイン領へと転移するのだった。
不思議なダンジョン地下50階のワープゾーンを抜けると目の前には遊戯神キューブがいた。
「キューブ様。ありがとうございます。とても楽しいダンジョンでした。」
『よく初見で地下50階をクリアできたね。あそこのリッチは範囲魔法を連発するように設定してたから苦労したでしょ?1回に100ぐらいのダメージを受けるだろうし。』
「えっ・・・あっ、はい。」
(範囲魔法連発で一回100ダメージってマジか!リッチを守ってるモンスターは10体いたし、戦ってる間にゲームオーバーじゃん!?運の良い事に地下50階の事は見てないみたいだし、魔法書連発でクリアした事は黙っておくか。)
「苦労しましたがなんとかクリアできました。」
『うんうん。じゃあ早速攻略報酬を渡すね。ヒヒイロカネとレインボージュエルだったね。』
「はい。よろしくお願いします。」
クリフはキューブからヒヒイロカネとレインボージュエルを受け取った。ヒヒイロカネは金色に銀色に光る鉱石で、レインボージュエルはその名の通り七色に光っていた。
『どうせならここで指輪作って行きなよ。』
「そうですね。今日はもう夜になってますから明日にでも全員分作って戻りたいと思います。」
『そうだった。クリフ君がダンジョンに入ってから5日経ってるんだったね。わかった。明日はじいちゃんとアイリーンも呼んでおくから出来上がった指輪見せてね。』
「わかりました。」
そうして、キューブはクリフの元を去って行った。キューブが去るのを見届けてから、クリフはコテージを出し、久々にゆっくりと休むのだった。
そして翌日、
「よし作るぞ。」
クリフはセリーヌ達の為に指輪作りを開始した。と言っても素材があれば魔法で形を作っていくだけなのでそれ程難しくはない。
「ヒヒイロカネを指輪の形にして、サイズは自動で調整できるようにするだろ。後は宝石を埋め込んでっと。」
クリフの魔法で指輪は瞬く間に出来上がった。
「う~ん出来たはいいけど、全員同じやつか~。人によってそれぞれ変えれればいいんだけど、どうすれば良いかわからん。センスないな~。俺って。」
そうこう言っているうちに、7個の指輪を完成させたクリフは、それぞれにあった指輪にできないか、あ~でもない。こ~でもないと考えるが結局、良い案は浮かばなかった。
「まあこれぐらいだな。」
最終的に、指輪の内側にそれぞれの名前を入れる事で、オリジナル性を出す事にしたのだった。
「後は余った分も指輪にしておくか。こういうのって後から増えるのもテンプレだもんな。」
そう言って残った素材を更に指輪に変えて行くと10個の指輪が出来上がったのだった。
「後は指輪に付与する内容だな。アイリーン様から貰った指輪をこっちに変えるかもしれないから念話は入れるとして・・・そういやスイムとクインもアイリーン様からの指輪持ってたな。あの二人には結婚指輪はあげれないからうまくリンクするようにしないとな。その辺はアイリーン様に相談してみるか。」
指輪を作成したクリフは、出来栄えを見せる為、神様達に念話をした。
そして・・・
「すごい綺麗じゃない。さすがクリフ君ね。わかったわ。私が上げた指輪とも念話できるようにしてあげる。」
「なら儂からはそうじゃな。転移魔法でも付与するか?」
(えっ!?まじですか・・・。そりゃうれしいけど・・・。いいの?そんな事して。)
「いいんですか?」
「うむ。クリフ君の結婚祝いじゃな。」
「ありがとうございます。きっとみんなも喜びます。」
「なら僕も何かクリフ君にあげないとね。う~んとどうしようかな。そうだ!不思議なダンジョンをクリフ君の領地に作るっていうのはどうかな?」
「キューブ様!?それは可能なんですか?」
「もちろんだよ。どこに設置するかは決めてなかったからね。クリフ君ならダンジョンをうまく使ってくれるだろうし、クリフ君の領地ならこれから人気になって利用者も増えると思うしね。」
「それはうれしいです。魔法書に魔法の杖、ミスリルやオリハルコンまで出るんですから、きっと名物になりますよ。」
「よかったよかった。じゃあこの前言ってた職業の件と、地下100階まで作るね。結婚式までにはがんばって間に合わせるよ。」
「ありがとうございます。」
「後はドレスね。クリフ君もゆっくり休みたいだろうし、1週間後にまたここに来てくれるかしら?」
「1週間後ですね。わかりました。」
「急に帰ったらびっくりするじゃろ。先に念話で嫁達には伝えといた方がいいんじゃないかのぉ?」
「たしかにそうですね。」
クリフは神界から念話を使った。ちなみに不思議なダンジョンに挑戦してから、一回も念話を使う事はなかった。
『セリーヌ聞こえる?』
『クリフ様!!!聞こえます。よかった~。今どこにいるんですか?念話しても全然反応がないし心配したんですよ。』
『ごめんごめん。無事に指輪ができたから報告しておこうと思ってね。それで今からそっちに戻るからそれも伝えとこうと思ってね。』
『わかりました。今は私しか屋敷にいませんので少しだけ待ってください。どうせならみんな会いたいと思いますので。』
『わかった。じゃあ1時間後ぐらいに屋敷に戻るね。』
そして、1時間クリフは神様達と雑談を楽しみ、その後、神様達と別れて家のあるエターレイン領へと転移するのだった。
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