68 / 90
第67話 8-3日目 家を借りよう!お金はある!予算は・・・
しおりを挟む
ユウヤ達は5人で肉を食べた。
マイヤとメイヤはお腹一杯食べる事がしばらくなかったので、何度も
お代わりし、たくさんたくさん食べた。
今は食事が終わりお茶を飲みながら雑談している。
ユウヤが購入した奴隷は家族だと思っている。と何度も言った事が幸いし雰囲気は時間がたつほど良くなっていった。
「これから家を見に行くんだが、みんなに希望を聞いておきたい。ちなみに金ならあるから相場はわからないがある程度の家なら借りれるはずだ。」
(14万ゴールドだから1,400万ぐらいの価値はあるもんな。ここは王都だから月々2,000ゴールドぐらいから借りれるとは思うけど・・・)
「はいです。はいです。広い庭がほしいです。庭を走り回りたいです。」
「ルリは庭だな。やっぱり獣人って外を走り回りたくなるのか?」
「はいです。」
「私も庭は広い方がうれしいですね。花とか色々育ててみたいですわ。」
「それはエルフだからか?なんかエルフって自然と一緒にいるってイメージだからな。」
「う~ん。そうかもしれませんね。自然は好きですから。」
「マイヤとメイヤはどうだ?」
「私はユウヤ様のおそばに居れるならどこでもかまいません。」
「私はお風呂がある家がいい~。」
「おお風呂か!?大事だよな!!大きな風呂があったらいいなー」
「大きな風呂~!!!」
希望の家をある程度話あったあと、一度ギルドに行き、おススメの不動産屋を紹介してもらい、ユウヤ達はその不動産屋へ向かった。
不動産屋について中に入ると、先ほど案内してくれたセイロンさんが居た。
「あれ?セイロンさん?どうしてここにいるんですか?」
「セイロン?私はサイロンですよ。」
「「「「「えっ!?」」」」」
「セイロンは双子の兄なんですよ。セイロンを知ってるんですね・・・そうですか・・・あなたたちはセイロンの所に居たんですね。」
「そうなんです。マイヤとメイヤは今日セイロンさんの奴隷商で買ったばかりでして・・・それで人数が増えたんでギルドで不動産屋を紹介してもらってここに来たって感じです。できてみればさっき会ったセイロンさんがいてビックリしました。」
「双子なんで似てますからね。」
「そっくりです。」
「ホントに同じ顔なんですね。」
「それで今日はどのようなご用件でしょうか?」
「はい。広い庭があってお風呂がついてる家を探してるんですがどこか良い所はありませんか?」
「広い庭があってお風呂がある家ですか・・・いくつかはありますが、広い庭となると中心からは少し離れますがよろしいですか?」
(まあこの辺りはだいたい一緒だよな。都会は土地がないから庭がない。庭を求めると郊外に行く必要がある。俺には転移があるからギルドもダンジョンも別に遠くても問題ないか。)
「はい。それで大丈夫です。よろしくおねがいします。」
サイロンはいくつかのおすすめの物件を持ってきてくれた。
1.広い庭と大きなお風呂、部屋数は5つの家。
2.広い庭と普通の風呂、部屋数は10の家。
3.広い庭と大きな風呂、部屋数は10の家。
を紹介してくれた。
「俺達は5人だから5つ部屋があれば十分だと思うし、始めに紹介してくれた家が中心からは一番近いから始めに紹介してくれた家がよさそうに思うが・・・」
「ユウヤ様。これから人数が増える事を考えると多少遠くても最後に紹介してくれた物件が良いのではないでしょうか?」
「でも部屋が多いと管理が大変じゃないか?」
「それは私たちがしっかりと掃除しますので大丈夫です!!」
「最後に紹介してくれた所が一番庭がおっきいです。ルリはそこがいいです。」
「わかった。」
「サイロンさん。最後に勧めてくれた物件にしようと思うんですが金額を聞いてなかったです。いくらぐらいするんですか?」
「はい。あちらの物件は月々4,000ゴールドになります。」
(4,000ゴールドなら予想範囲内だな。マイヤとメイヤに家は管理してもらえば大丈夫か。でも2人を家に残すのは心配だな・・・。異世界定番なら執事とか他の奴隷も買う必要があるのか??)
ユウヤは色々考えたが、予算は問題なかったので購入する事を決めた。
「ではその物件にしたいと思います。いつから住む事ができますか?」
「はい。すぐに準備させて頂いて明日には住めると思います。」
「本当ですか!?けっこうすぐに住めるモノなんですね。」
「そりゃあもう。急いで準備させて頂きますから。」
ユウヤは物件の契約を済ませた。
今日は家に住む事ができないので、ユウヤ達5人は一度宿屋に戻る事にした。
宿屋で空いてる部屋をもう一部屋借りた。
「今日はもう疲れたから、後は明日決めようか。明日は朝からギルドへ行ってギルドマスターから指名依頼の件の説明を受けて、その後は家を見に行こうか?」
「「はい」」
「はいです。」
「は~い。」
ユウヤは部屋に入ってベットに横になった。
ルリとエミリは、女子会をするのかマイヤとメイヤの部屋に行っておしゃべりしている。
(今日は色々あったな。予定通り奴隷を買ったし、これからどうするかな。マイヤとメイヤも冒険者をするなら俺のスキルでサポートすればパーティを組んでいけるしな。もし冒険者が無理っぽいならメイドとして食事とかのサポートをしてもらおう。そうすると冒険者の奴隷は今後も探さないといけないのか・・・まあお金はまだ十分あるからしばらくは大丈夫だよな。いつの間にか4人の女性に囲まれて生活してる俺ってかなりリア充だな。)
そんな事を思いながらユウヤはいつの間にか眠りについていた。
マイヤとメイヤはお腹一杯食べる事がしばらくなかったので、何度も
お代わりし、たくさんたくさん食べた。
今は食事が終わりお茶を飲みながら雑談している。
ユウヤが購入した奴隷は家族だと思っている。と何度も言った事が幸いし雰囲気は時間がたつほど良くなっていった。
「これから家を見に行くんだが、みんなに希望を聞いておきたい。ちなみに金ならあるから相場はわからないがある程度の家なら借りれるはずだ。」
(14万ゴールドだから1,400万ぐらいの価値はあるもんな。ここは王都だから月々2,000ゴールドぐらいから借りれるとは思うけど・・・)
「はいです。はいです。広い庭がほしいです。庭を走り回りたいです。」
「ルリは庭だな。やっぱり獣人って外を走り回りたくなるのか?」
「はいです。」
「私も庭は広い方がうれしいですね。花とか色々育ててみたいですわ。」
「それはエルフだからか?なんかエルフって自然と一緒にいるってイメージだからな。」
「う~ん。そうかもしれませんね。自然は好きですから。」
「マイヤとメイヤはどうだ?」
「私はユウヤ様のおそばに居れるならどこでもかまいません。」
「私はお風呂がある家がいい~。」
「おお風呂か!?大事だよな!!大きな風呂があったらいいなー」
「大きな風呂~!!!」
希望の家をある程度話あったあと、一度ギルドに行き、おススメの不動産屋を紹介してもらい、ユウヤ達はその不動産屋へ向かった。
不動産屋について中に入ると、先ほど案内してくれたセイロンさんが居た。
「あれ?セイロンさん?どうしてここにいるんですか?」
「セイロン?私はサイロンですよ。」
「「「「「えっ!?」」」」」
「セイロンは双子の兄なんですよ。セイロンを知ってるんですね・・・そうですか・・・あなたたちはセイロンの所に居たんですね。」
「そうなんです。マイヤとメイヤは今日セイロンさんの奴隷商で買ったばかりでして・・・それで人数が増えたんでギルドで不動産屋を紹介してもらってここに来たって感じです。できてみればさっき会ったセイロンさんがいてビックリしました。」
「双子なんで似てますからね。」
「そっくりです。」
「ホントに同じ顔なんですね。」
「それで今日はどのようなご用件でしょうか?」
「はい。広い庭があってお風呂がついてる家を探してるんですがどこか良い所はありませんか?」
「広い庭があってお風呂がある家ですか・・・いくつかはありますが、広い庭となると中心からは少し離れますがよろしいですか?」
(まあこの辺りはだいたい一緒だよな。都会は土地がないから庭がない。庭を求めると郊外に行く必要がある。俺には転移があるからギルドもダンジョンも別に遠くても問題ないか。)
「はい。それで大丈夫です。よろしくおねがいします。」
サイロンはいくつかのおすすめの物件を持ってきてくれた。
1.広い庭と大きなお風呂、部屋数は5つの家。
2.広い庭と普通の風呂、部屋数は10の家。
3.広い庭と大きな風呂、部屋数は10の家。
を紹介してくれた。
「俺達は5人だから5つ部屋があれば十分だと思うし、始めに紹介してくれた家が中心からは一番近いから始めに紹介してくれた家がよさそうに思うが・・・」
「ユウヤ様。これから人数が増える事を考えると多少遠くても最後に紹介してくれた物件が良いのではないでしょうか?」
「でも部屋が多いと管理が大変じゃないか?」
「それは私たちがしっかりと掃除しますので大丈夫です!!」
「最後に紹介してくれた所が一番庭がおっきいです。ルリはそこがいいです。」
「わかった。」
「サイロンさん。最後に勧めてくれた物件にしようと思うんですが金額を聞いてなかったです。いくらぐらいするんですか?」
「はい。あちらの物件は月々4,000ゴールドになります。」
(4,000ゴールドなら予想範囲内だな。マイヤとメイヤに家は管理してもらえば大丈夫か。でも2人を家に残すのは心配だな・・・。異世界定番なら執事とか他の奴隷も買う必要があるのか??)
ユウヤは色々考えたが、予算は問題なかったので購入する事を決めた。
「ではその物件にしたいと思います。いつから住む事ができますか?」
「はい。すぐに準備させて頂いて明日には住めると思います。」
「本当ですか!?けっこうすぐに住めるモノなんですね。」
「そりゃあもう。急いで準備させて頂きますから。」
ユウヤは物件の契約を済ませた。
今日は家に住む事ができないので、ユウヤ達5人は一度宿屋に戻る事にした。
宿屋で空いてる部屋をもう一部屋借りた。
「今日はもう疲れたから、後は明日決めようか。明日は朝からギルドへ行ってギルドマスターから指名依頼の件の説明を受けて、その後は家を見に行こうか?」
「「はい」」
「はいです。」
「は~い。」
ユウヤは部屋に入ってベットに横になった。
ルリとエミリは、女子会をするのかマイヤとメイヤの部屋に行っておしゃべりしている。
(今日は色々あったな。予定通り奴隷を買ったし、これからどうするかな。マイヤとメイヤも冒険者をするなら俺のスキルでサポートすればパーティを組んでいけるしな。もし冒険者が無理っぽいならメイドとして食事とかのサポートをしてもらおう。そうすると冒険者の奴隷は今後も探さないといけないのか・・・まあお金はまだ十分あるからしばらくは大丈夫だよな。いつの間にか4人の女性に囲まれて生活してる俺ってかなりリア充だな。)
そんな事を思いながらユウヤはいつの間にか眠りについていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる