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3話-2 意識と無意識
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「ここ何日かは入らずに済んでるみたいね」
夢の世界で私はナルに会う。最近は悪夢のようなあの世界に入っていない。
「そもそもあの世界は何度も発生するわけではない。私も発生原因が分からないから何とも言えないけど、連続で発生する方が珍しい」
本を読みながら、彼女は口を動かしていた。座っている彼女に対して、私は少し離れた位置で立っていた。
ナルにとってはこの場所は家に近い。私は来客だ。彼女みたいにこの世界を自由に模索する事など出来ない。
もしかしたら、私が何か出来るかもしれないが、彼女のようにうまくは扱えないだろう。
「まあ、あの世界に入らないだけでも幸運と思いなさい。あの世界からは私達は逃げられない運命なのだから」
「分かってる。私もあの世界は懲り懲りだと思ってる」
「だけど、この世界にいる間は私があなたに稽古を付けてあげる。さあ、武器を持ちなさい。場所移動して始める」
彼女は読んでいた本を閉じ、その場から立ち上がった。私は言われるままに武器を取り出した。そこからナルは部屋の扉の奥へと進み始める。
言われるままに私はついていく。奥に何があるのかなんて知らない。だが、どこかの城のような雰囲気が漂っていた。
「ここを攻略してもらう。私が色々と試行錯誤して作ったダンジョンのような役割だ。無論、兵士やそのリーダー格もいる」
彼女は歩きながら説明を始める。迷路のようなこの場所、ナルはスタート時点だという場所まで案内してくれた。
「迷宮だ。いい練習になる」
「これを作ったの?」
「元々は私の個人練習用だ。どうせなら君にも上がってもらった方が都合がいい」
私は頷き、武器を強く握りしめ、奥へと進み始める。
それを見ていたナルは私の後ろ姿を見ながら、
「大丈夫、君ならいける」
そう言ってくれた。私が振り向いた時には彼女の姿はなく、その場に粒のような物が無数に中に浮かんでは消えていた。
私は前へと振り向き、前へと走り出した。
どこかの神殿か城をモチーフにしている。全身フルアーマーの兵士が何事なく襲ってくる。感情など何も感じない。
階段を上り、広間に出るとそこにリーダー格の大剣を持った大男のような体格の兵士がいたが、私の力だと難なく突破出来た。
「確か私なら行ける。彼女なりに難易度にしてくれている」
喋らない兵士をただ斬って移動する。リーダー格のような兵士は多少手こずるけど、それでもいい練習相手になる。
ただ、こいつらはただの人形に過ぎないが、もし本物だったら、私は何事もなく斬ってしまうかもしれない。
夢の世界で私はナルに会う。最近は悪夢のようなあの世界に入っていない。
「そもそもあの世界は何度も発生するわけではない。私も発生原因が分からないから何とも言えないけど、連続で発生する方が珍しい」
本を読みながら、彼女は口を動かしていた。座っている彼女に対して、私は少し離れた位置で立っていた。
ナルにとってはこの場所は家に近い。私は来客だ。彼女みたいにこの世界を自由に模索する事など出来ない。
もしかしたら、私が何か出来るかもしれないが、彼女のようにうまくは扱えないだろう。
「まあ、あの世界に入らないだけでも幸運と思いなさい。あの世界からは私達は逃げられない運命なのだから」
「分かってる。私もあの世界は懲り懲りだと思ってる」
「だけど、この世界にいる間は私があなたに稽古を付けてあげる。さあ、武器を持ちなさい。場所移動して始める」
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言われるままに私はついていく。奥に何があるのかなんて知らない。だが、どこかの城のような雰囲気が漂っていた。
「ここを攻略してもらう。私が色々と試行錯誤して作ったダンジョンのような役割だ。無論、兵士やそのリーダー格もいる」
彼女は歩きながら説明を始める。迷路のようなこの場所、ナルはスタート時点だという場所まで案内してくれた。
「迷宮だ。いい練習になる」
「これを作ったの?」
「元々は私の個人練習用だ。どうせなら君にも上がってもらった方が都合がいい」
私は頷き、武器を強く握りしめ、奥へと進み始める。
それを見ていたナルは私の後ろ姿を見ながら、
「大丈夫、君ならいける」
そう言ってくれた。私が振り向いた時には彼女の姿はなく、その場に粒のような物が無数に中に浮かんでは消えていた。
私は前へと振り向き、前へと走り出した。
どこかの神殿か城をモチーフにしている。全身フルアーマーの兵士が何事なく襲ってくる。感情など何も感じない。
階段を上り、広間に出るとそこにリーダー格の大剣を持った大男のような体格の兵士がいたが、私の力だと難なく突破出来た。
「確か私なら行ける。彼女なりに難易度にしてくれている」
喋らない兵士をただ斬って移動する。リーダー格のような兵士は多少手こずるけど、それでもいい練習相手になる。
ただ、こいつらはただの人形に過ぎないが、もし本物だったら、私は何事もなく斬ってしまうかもしれない。
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