26 / 37
3話-4 世界の住人
しおりを挟む
「なにこれ・・・」
あるフロアに入った時、兵士が目の前で倒れた。他にも兵士があっちこっちに倒れている。奥には紫色のアーマーを着た人が立っていた。
「シャアア!?」
その人は叫んだ。両手にはサブマシンガンみたいな銃を持っていた。
「こいつが全てやったの!」
すぐに行動を起こす。私を見た瞬間にその人は私に目掛けて襲ってくる。
持っている銃を私に向けて、ただ撃ち続ける。
だが容易い。避けるのは簡単であり、鎌でも弾ける。弾きながら、一気に接近し、その胴体を真っ二つにした。
人は叫びながら、その場に倒れた。
「ハァハァ・・・。何なの一体」
兵士達の死体はいつの間にか地面に吸収されていた。だが、この銃を持った人に似た怪物は吸収されない。
「これはナルの用意した物ではないって事?」
疑問に思える所だ。だが、私は先を急ぐ必要があると思い、次の扉に向けて走り出した。
扉の先は通路になっているが、先ほどとはまるで別に思えた。
あたり一面が何かの戦闘の跡があり、壁や地面に銃痕がめり込むかのように付いていた。
「これは他と違う・・・一体何が」
少し走って先まで見てみる。するとさっきの紫の人に似た怪物が何体もいた。私を見るなり襲ってくる。
すぐに対処し、彼らを一撃で葬る。
「まるで部外から侵入されたような・・・」
早くナルと合流すべきだ。そう脳内に走る。彼らは問答無用で私に対して攻撃を仕掛けてくる。兵士の姿などもはやない。既に怪物共によって倒されたに過ぎない。
数はそんなに多くはない。大体2~3体程度で行動している。たまに単体で行動している者もいる。そこまで強くはないが、それでも兵士以上に強いのは明白だった。
「これは流石に異常かもしれない。これにナルが動かずにはいられないでしょうけど」
ナルは今どこで何をしているのか、今の私には知る余地もない。それでも、彼女が用意してくれたここをただ走り回っていた。
「たく、まさか無意識の住人が襲来するなんてね」
ナルは座りながらため息を付いていた。彼女の下には山のようになっていた紫の人形の怪物の死体の山が構築されていた。ここ一帯は既に彼女の手によって殲滅されていた。
「でも、下級程度の実力者か。今回は運がいい方ね」
ナルは立ち上がり、その場から飛び降りた。地面に着地した時、どこから現れたのか、紫の怪物共が集まる。
「シャアア!!」
「仲間をたくさん殺されて怒ってるよね。だから、すぐに送ってあげる」
彼女は持っていた鎌を回しながら、目元を鋭く怪物達に向けた。
あるフロアに入った時、兵士が目の前で倒れた。他にも兵士があっちこっちに倒れている。奥には紫色のアーマーを着た人が立っていた。
「シャアア!?」
その人は叫んだ。両手にはサブマシンガンみたいな銃を持っていた。
「こいつが全てやったの!」
すぐに行動を起こす。私を見た瞬間にその人は私に目掛けて襲ってくる。
持っている銃を私に向けて、ただ撃ち続ける。
だが容易い。避けるのは簡単であり、鎌でも弾ける。弾きながら、一気に接近し、その胴体を真っ二つにした。
人は叫びながら、その場に倒れた。
「ハァハァ・・・。何なの一体」
兵士達の死体はいつの間にか地面に吸収されていた。だが、この銃を持った人に似た怪物は吸収されない。
「これはナルの用意した物ではないって事?」
疑問に思える所だ。だが、私は先を急ぐ必要があると思い、次の扉に向けて走り出した。
扉の先は通路になっているが、先ほどとはまるで別に思えた。
あたり一面が何かの戦闘の跡があり、壁や地面に銃痕がめり込むかのように付いていた。
「これは他と違う・・・一体何が」
少し走って先まで見てみる。するとさっきの紫の人に似た怪物が何体もいた。私を見るなり襲ってくる。
すぐに対処し、彼らを一撃で葬る。
「まるで部外から侵入されたような・・・」
早くナルと合流すべきだ。そう脳内に走る。彼らは問答無用で私に対して攻撃を仕掛けてくる。兵士の姿などもはやない。既に怪物共によって倒されたに過ぎない。
数はそんなに多くはない。大体2~3体程度で行動している。たまに単体で行動している者もいる。そこまで強くはないが、それでも兵士以上に強いのは明白だった。
「これは流石に異常かもしれない。これにナルが動かずにはいられないでしょうけど」
ナルは今どこで何をしているのか、今の私には知る余地もない。それでも、彼女が用意してくれたここをただ走り回っていた。
「たく、まさか無意識の住人が襲来するなんてね」
ナルは座りながらため息を付いていた。彼女の下には山のようになっていた紫の人形の怪物の死体の山が構築されていた。ここ一帯は既に彼女の手によって殲滅されていた。
「でも、下級程度の実力者か。今回は運がいい方ね」
ナルは立ち上がり、その場から飛び降りた。地面に着地した時、どこから現れたのか、紫の怪物共が集まる。
「シャアア!!」
「仲間をたくさん殺されて怒ってるよね。だから、すぐに送ってあげる」
彼女は持っていた鎌を回しながら、目元を鋭く怪物達に向けた。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる