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3話-9 変わり果てた世界
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「ですです。あなた大丈夫ですか?」
ふと目が覚める。気付いた時には私はどこかの大地に倒れていた。私に声を掛けてくる見知らぬ女性は猫の手のグローブで私の頭を叩いていた。
私は起き上がり、辺りを見渡す。
「いつの間に寝てしまったの」
周りは既に荒れた大地、キャニオンのような形式をしており周りは見えず、ただ前後に一本の道があった。
「君は?」
起き上がった後、彼女に聞いてみる。
「わっちは白雪と言うですです。散歩してたらあなたを見つけたです」
「そう、私は瑠奈って言うの」
「るな・・・るな・・・ですか。なら、ルナっちですです」
「うん、まあ別にいいか」
勝手に呼び名が出来上がった気がしたけど、気にしたらいけない。そう言う性格なのかもしれないし・・・。
「それで白雪ちゃん。ここがどこか分かる?」
「分からないです。それで散歩してたんです。ですが・・・」
「ですが?」
「わっち、迷子になったです」
典型的な言葉や行動だ・・・。まあ、知らない土地で彷徨ったら迷子は確実だろうけど、どうした事か。
さっきからナルの言葉はない。まだ反応はないって事なのか、もしくは私の声が届いていないのかもしれない。
「それじゃあ、一緒に来る?ここは道に迷いやすいし、知らない場所だし」
「です!」
私は一方通行しかない道を歩き出した。どこかへと繋がってるかもしれない。そう願いながら、ここから抜け出す道を探り始めた。
「・・・声が届いていない・・・なぜ?」
「・・・いえ、私の言葉が遮断されている。ルナには届かない」
「・・・いや、この世界ならあり得るか・・・」
「・・・理由は分からない・・・調べてみる必要があるか・・・」
ナルは一人見渡せる場所に座っていた。
「一度来た時とは明らかに異常だ。ここまで中身も変わるものなのか?」
ナルはただ唖然としていた。核となる者の姿も確認出来ず、更には最初に見た景色とは明らかに変わっていた。
武器を手放さずに強く握りながら、周囲を見渡す。
「一体、何人も者を殺せばこれが出来上がる?」
強く歯を噛む。だが、その場で座っていても何もなく、立ち上がる。
「異常と言える事だ。原因となる核を破壊する」
彼女はその場で飛び出す。ジャンプしながら、大地と大地を渡り歩いた。走りながら上から状況を確認する。どこぞなく、爆発や煙が立ち昇る。
「・・・戦闘は継続、ただの雑魚兵が徘徊している」
走っていると何か違和感を感じ、勢いよくジャンプした。すると、足元から何かの鞭のような物が現れる。タコのような足が彼女に向けて飛んでくるが、
「遅い」
重力を駆使し、それらを封じ込み、切り刻んだ。
ふと目が覚める。気付いた時には私はどこかの大地に倒れていた。私に声を掛けてくる見知らぬ女性は猫の手のグローブで私の頭を叩いていた。
私は起き上がり、辺りを見渡す。
「いつの間に寝てしまったの」
周りは既に荒れた大地、キャニオンのような形式をしており周りは見えず、ただ前後に一本の道があった。
「君は?」
起き上がった後、彼女に聞いてみる。
「わっちは白雪と言うですです。散歩してたらあなたを見つけたです」
「そう、私は瑠奈って言うの」
「るな・・・るな・・・ですか。なら、ルナっちですです」
「うん、まあ別にいいか」
勝手に呼び名が出来上がった気がしたけど、気にしたらいけない。そう言う性格なのかもしれないし・・・。
「それで白雪ちゃん。ここがどこか分かる?」
「分からないです。それで散歩してたんです。ですが・・・」
「ですが?」
「わっち、迷子になったです」
典型的な言葉や行動だ・・・。まあ、知らない土地で彷徨ったら迷子は確実だろうけど、どうした事か。
さっきからナルの言葉はない。まだ反応はないって事なのか、もしくは私の声が届いていないのかもしれない。
「それじゃあ、一緒に来る?ここは道に迷いやすいし、知らない場所だし」
「です!」
私は一方通行しかない道を歩き出した。どこかへと繋がってるかもしれない。そう願いながら、ここから抜け出す道を探り始めた。
「・・・声が届いていない・・・なぜ?」
「・・・いえ、私の言葉が遮断されている。ルナには届かない」
「・・・いや、この世界ならあり得るか・・・」
「・・・理由は分からない・・・調べてみる必要があるか・・・」
ナルは一人見渡せる場所に座っていた。
「一度来た時とは明らかに異常だ。ここまで中身も変わるものなのか?」
ナルはただ唖然としていた。核となる者の姿も確認出来ず、更には最初に見た景色とは明らかに変わっていた。
武器を手放さずに強く握りながら、周囲を見渡す。
「一体、何人も者を殺せばこれが出来上がる?」
強く歯を噛む。だが、その場で座っていても何もなく、立ち上がる。
「異常と言える事だ。原因となる核を破壊する」
彼女はその場で飛び出す。ジャンプしながら、大地と大地を渡り歩いた。走りながら上から状況を確認する。どこぞなく、爆発や煙が立ち昇る。
「・・・戦闘は継続、ただの雑魚兵が徘徊している」
走っていると何か違和感を感じ、勢いよくジャンプした。すると、足元から何かの鞭のような物が現れる。タコのような足が彼女に向けて飛んでくるが、
「遅い」
重力を駆使し、それらを封じ込み、切り刻んだ。
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