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第二章~勇者修行編~
3.最強とは何か
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あれから俺は近くにいた兵士のおっちゃんにクラリアの死亡を報告した。そして今、俺は走っている。本日二度目だ。俺のは知っているこの道路は幅が広いが街灯があんまりない。暗すぎ。
あまりの夜の遅いこと。住人は人っ子一人いないため俺がレンガの道路を駆け抜ける音が大きく響く。
アニマニクス地区に入った。グランドドイッスは金がないのでただのレンガ造りの家だったが、ハーフティンバー様式へと姿を変えた。
「すっげぇ!!」
走り始めて二十五分、ついにアニマニクスのスフィランクス城が俺の目の前に現れた。
グランドドイッス地区の城とは比べ物にならないくらいご立派ですね。ここにヴァニラが住んでいるのか。うらやましい限りですな。
五分後
城の入り口についた。ド迫力。上を見上げると圧倒される。グランドドイッスの城とは違い、門番はいない。自由に立ち入っていいのだろうか。
ランランとスキップしながら城の内部に入ってみると、猫耳。そして、片目が隠れるほどの前髪が特徴的な三十五歳くらいの男性に声をかけられた。
「誰だお前。こんな時間に。」
俺が声をかけられた場所は城に入ってすぐのロビーだ。ところどころに金や宝石の装飾が施されており、いかにも金持ちだということが伝わってくる。
「ヴァニラ・スフィランクスさんに会いに来た、勇者と申します。」
「そ、その名を呼ぶな...俺の黒歴史が...。」
男性は小さな部屋に逃げ込んでしまった。
ちなみに、ロビーの正面にある王の椅子的なものの隣の部屋だ。
「出てきてください!」
「...」
呼びかけてみても返事は一向に帰ってこない。
おいおいおい。完全に引きこもってしまったよ。今は深夜十一時、それもあってかあの人以外、この城には誰もいないみたいだ。ヴァニラに会いたいが何を隠そう、この城は巨大すぎる。入ってはいけない部屋もあるんだろうし、城内をへたにウロチョロと歩き回るのはやめて、明日また来よう。
(ゴゴゴゴ...)
俺がロビーの隅にあるベンチに座り込んでいると、城の入り口からヴァニラが猫耳を揺らしながらひょいと顔を出した。あきらめたその瞬間、まさかのご対面。
「あ!勇者どの!!」
ヴァニラはそう言いながら俺に向って走ってきた。
「お、ヴァニラ。いいところに!!」
「それはこっちのセリフじゃ。」
久しぶりに見たヴァニラの笑顔、しかしその笑顔は俺のとある一言によって消滅するのだろう。
「大事な話がある。」
「私も。」
「俺からいいかな?」
「うん。」
そしてヴァニラは俺の隣に座った。
「ん、んん。かなりシリアスな話題なんだが、いいか?」
「...いいよ。お願い。」
「実はな、またやらかしたんだ。」
ヴァニラがごくりとつばを飲み込む音が聞こえた。
「あのクラリアが...殺された。」
「え!?嘘!?まって...。」
隣にいるため、表情は分からないが、口調から判断するにとてもあ焦っている様子だ。しかたがないけど。
「俺をかばってな。しかし、過ぎたことは仕方がない。死を受け入れよう。」
「は!?見捨てたの!?しかも死て...。そんなに死を軽く見ないで!!」
...ヴァニラがキレ始めた。
「それを言ったらお前だってこの前、普通にスライムをぶっ殺してただろ...?」
「...そ、そうだった。あの時スライムさんを殺してしまったことを何とも思っていなかった。」
ヴァニラは後悔しているみたいだが、事実を伝える必要がある。
「『死』は軽い。」
俺のその発言にヴァニラは勢いよく立ち上がり、「ふざけないで!!!!!!」と叫んだ。
「お前は、恵まれた王だから知らないと思うが、この世界に生まれた生物は必ず死ぬんだ!それがいつかは分からない。今かもしれない。...クラリアはさっきだった。」
「...。知らない...?ハハッ。なにを言っているの?国王マット・スフィランクスに会えなくなったのも!母の死が原因なんだよ!自信を最強勇者と名乗るなら友達くらい救いなさいよ...。...。」
「自分のことを『最強』などと思った覚えはない...。」
ヴァニラの言葉はまるで弓矢のようだ。俺の心に痛みという矢を刺してくる。
「ゴメンね。取り乱してしまったわ。私にとって。『死』というのはトラウマなの...。」
「―俺こそ。確かにどうしようもない状況だったけど、もっと早くに気づいてあげていればこんなことにはならなかっただろうし。」
「私も、もう切り替える必要があるね。」
はぁとため息を漏らしながらも俺の意見に合わせてくれるヴァニラ。こういうところ可愛いよな。
「ヴァニラ。君の話は?」
クラさんのことをぐずぐず言っているより、早く切り替えて最強勇者として頑張っていったほうが、クラさんにとってもありがたいだろう。
「...。本題に入る前に。勇者どのは『最強』って何だと思う?」
「最強かー。他者と比較して一番強いことだと思うな。」
とっさにそう答えたが、そういえば、考えたことなどなかったな。
「じゃあ、勇者どのにとって『強い』の定義は...?」
「...守るべき者を守り、倒すべき者を殺せる人間のことかな...?」
俺は自信満々に言ったつまりだったがヴァニラは少し顔をしかめた。
「違う。守るべき者を守り、倒すべき者を改心させる事だと思うよ!」
「...ま。そうだな。お前の言っていることのほうが正しいかもしれないな!」
ヴァニラの言葉は弓矢のようだ、俺の心を見事射抜いた。目的、概念もわからないような形のない『最強』の輪郭が少し見えた気がした。
「それでは本題です!!!!!!」
この感じ、どっかで体験したことがあるような...。...ああ、あの日、スフィカたんとベンチで...。
「さっき勇者どのに『最強』について考えてもらったよね?」
「おう。」
「あのあと、ダニエルとリヒト(金髪イケメン)で話していたら知らない変なお兄さんが乱入してきて教えてくれたんだけど、『闇の勇者の大予言』が消えた理由って知っている?
闇の予言書が消えた理由か...
「わからない。」
この一言に限る。
「予言なんかにとらわれないで自分でやるべきことを見つけ時代を動かすチャンスを与えるためだって。」
その言葉を聞き、俺の中で何かが変わった。
「...そうか。」
「あ!もうこんな時間!!お城閉めなきゃ!」
「え!?君がお城の管理人なの?」
「うん。あの人、国王が引きこもってから何にも仕事をしなくなったから、私が代わりにやっているの。」
ヴァニラがそういって指差した場所は、さっきの男性が入っていった部屋だった。
「じゃあ、またいつか。」
「ヴァニラ!明日暇!?」
俺はベンチを立ったヴァニラを呼び止めた。
「暇だけど、なんで?」
「グランドドイッス西国立公園に一緒に行こう!朝六時集合な!」
そういった俺はベンチから立ち上がり、城の出口へと走っていった。
「え!?ちょ。」
城を出た。正直、デート的なのははじめてだ。その上来るかどうかもわからない。
ただ、俺は今日、それ以上の収穫を得た。ヴァニラ達。俺の活躍を期待しているみんなのためにも強くならなければ。
フラニック・オブ・クライネス。それがどんなに強くても、物がどんなに強くても、持ち主が強くなければ意味がない。努力、名誉、金。その人によって『強い』は異なっている。つまり、自分にとっての『強い』を見つける必要性があると気づかされた。
大切な友達、パーティーメンバーは失ってしまった。しかし、大切な何かに気づかされた。そんな一日。
そんなことを考えながら一人、夜の街でレンガ乗り済みを奏でている俺がいた。
あまりの夜の遅いこと。住人は人っ子一人いないため俺がレンガの道路を駆け抜ける音が大きく響く。
アニマニクス地区に入った。グランドドイッスは金がないのでただのレンガ造りの家だったが、ハーフティンバー様式へと姿を変えた。
「すっげぇ!!」
走り始めて二十五分、ついにアニマニクスのスフィランクス城が俺の目の前に現れた。
グランドドイッス地区の城とは比べ物にならないくらいご立派ですね。ここにヴァニラが住んでいるのか。うらやましい限りですな。
五分後
城の入り口についた。ド迫力。上を見上げると圧倒される。グランドドイッスの城とは違い、門番はいない。自由に立ち入っていいのだろうか。
ランランとスキップしながら城の内部に入ってみると、猫耳。そして、片目が隠れるほどの前髪が特徴的な三十五歳くらいの男性に声をかけられた。
「誰だお前。こんな時間に。」
俺が声をかけられた場所は城に入ってすぐのロビーだ。ところどころに金や宝石の装飾が施されており、いかにも金持ちだということが伝わってくる。
「ヴァニラ・スフィランクスさんに会いに来た、勇者と申します。」
「そ、その名を呼ぶな...俺の黒歴史が...。」
男性は小さな部屋に逃げ込んでしまった。
ちなみに、ロビーの正面にある王の椅子的なものの隣の部屋だ。
「出てきてください!」
「...」
呼びかけてみても返事は一向に帰ってこない。
おいおいおい。完全に引きこもってしまったよ。今は深夜十一時、それもあってかあの人以外、この城には誰もいないみたいだ。ヴァニラに会いたいが何を隠そう、この城は巨大すぎる。入ってはいけない部屋もあるんだろうし、城内をへたにウロチョロと歩き回るのはやめて、明日また来よう。
(ゴゴゴゴ...)
俺がロビーの隅にあるベンチに座り込んでいると、城の入り口からヴァニラが猫耳を揺らしながらひょいと顔を出した。あきらめたその瞬間、まさかのご対面。
「あ!勇者どの!!」
ヴァニラはそう言いながら俺に向って走ってきた。
「お、ヴァニラ。いいところに!!」
「それはこっちのセリフじゃ。」
久しぶりに見たヴァニラの笑顔、しかしその笑顔は俺のとある一言によって消滅するのだろう。
「大事な話がある。」
「私も。」
「俺からいいかな?」
「うん。」
そしてヴァニラは俺の隣に座った。
「ん、んん。かなりシリアスな話題なんだが、いいか?」
「...いいよ。お願い。」
「実はな、またやらかしたんだ。」
ヴァニラがごくりとつばを飲み込む音が聞こえた。
「あのクラリアが...殺された。」
「え!?嘘!?まって...。」
隣にいるため、表情は分からないが、口調から判断するにとてもあ焦っている様子だ。しかたがないけど。
「俺をかばってな。しかし、過ぎたことは仕方がない。死を受け入れよう。」
「は!?見捨てたの!?しかも死て...。そんなに死を軽く見ないで!!」
...ヴァニラがキレ始めた。
「それを言ったらお前だってこの前、普通にスライムをぶっ殺してただろ...?」
「...そ、そうだった。あの時スライムさんを殺してしまったことを何とも思っていなかった。」
ヴァニラは後悔しているみたいだが、事実を伝える必要がある。
「『死』は軽い。」
俺のその発言にヴァニラは勢いよく立ち上がり、「ふざけないで!!!!!!」と叫んだ。
「お前は、恵まれた王だから知らないと思うが、この世界に生まれた生物は必ず死ぬんだ!それがいつかは分からない。今かもしれない。...クラリアはさっきだった。」
「...。知らない...?ハハッ。なにを言っているの?国王マット・スフィランクスに会えなくなったのも!母の死が原因なんだよ!自信を最強勇者と名乗るなら友達くらい救いなさいよ...。...。」
「自分のことを『最強』などと思った覚えはない...。」
ヴァニラの言葉はまるで弓矢のようだ。俺の心に痛みという矢を刺してくる。
「ゴメンね。取り乱してしまったわ。私にとって。『死』というのはトラウマなの...。」
「―俺こそ。確かにどうしようもない状況だったけど、もっと早くに気づいてあげていればこんなことにはならなかっただろうし。」
「私も、もう切り替える必要があるね。」
はぁとため息を漏らしながらも俺の意見に合わせてくれるヴァニラ。こういうところ可愛いよな。
「ヴァニラ。君の話は?」
クラさんのことをぐずぐず言っているより、早く切り替えて最強勇者として頑張っていったほうが、クラさんにとってもありがたいだろう。
「...。本題に入る前に。勇者どのは『最強』って何だと思う?」
「最強かー。他者と比較して一番強いことだと思うな。」
とっさにそう答えたが、そういえば、考えたことなどなかったな。
「じゃあ、勇者どのにとって『強い』の定義は...?」
「...守るべき者を守り、倒すべき者を殺せる人間のことかな...?」
俺は自信満々に言ったつまりだったがヴァニラは少し顔をしかめた。
「違う。守るべき者を守り、倒すべき者を改心させる事だと思うよ!」
「...ま。そうだな。お前の言っていることのほうが正しいかもしれないな!」
ヴァニラの言葉は弓矢のようだ、俺の心を見事射抜いた。目的、概念もわからないような形のない『最強』の輪郭が少し見えた気がした。
「それでは本題です!!!!!!」
この感じ、どっかで体験したことがあるような...。...ああ、あの日、スフィカたんとベンチで...。
「さっき勇者どのに『最強』について考えてもらったよね?」
「おう。」
「あのあと、ダニエルとリヒト(金髪イケメン)で話していたら知らない変なお兄さんが乱入してきて教えてくれたんだけど、『闇の勇者の大予言』が消えた理由って知っている?
闇の予言書が消えた理由か...
「わからない。」
この一言に限る。
「予言なんかにとらわれないで自分でやるべきことを見つけ時代を動かすチャンスを与えるためだって。」
その言葉を聞き、俺の中で何かが変わった。
「...そうか。」
「あ!もうこんな時間!!お城閉めなきゃ!」
「え!?君がお城の管理人なの?」
「うん。あの人、国王が引きこもってから何にも仕事をしなくなったから、私が代わりにやっているの。」
ヴァニラがそういって指差した場所は、さっきの男性が入っていった部屋だった。
「じゃあ、またいつか。」
「ヴァニラ!明日暇!?」
俺はベンチを立ったヴァニラを呼び止めた。
「暇だけど、なんで?」
「グランドドイッス西国立公園に一緒に行こう!朝六時集合な!」
そういった俺はベンチから立ち上がり、城の出口へと走っていった。
「え!?ちょ。」
城を出た。正直、デート的なのははじめてだ。その上来るかどうかもわからない。
ただ、俺は今日、それ以上の収穫を得た。ヴァニラ達。俺の活躍を期待しているみんなのためにも強くならなければ。
フラニック・オブ・クライネス。それがどんなに強くても、物がどんなに強くても、持ち主が強くなければ意味がない。努力、名誉、金。その人によって『強い』は異なっている。つまり、自分にとっての『強い』を見つける必要性があると気づかされた。
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そんなことを考えながら一人、夜の街でレンガ乗り済みを奏でている俺がいた。
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