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第二章~勇者修行編~
5.君主のもとの共和国
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俺はこの公園が好きだ。とっても美しいからね。
「勇者どの!!見てあのクリスタル!いいね!」
「そうだな!!いいな!」
この公園は世界中のありとあらゆる自然物を詰め込んだミュージアムでもあるらしい。
「なぁヴァニラ。」
「...なぁに?」
「......。どう頑張れば『最強』に一歩近づくことができるのかな?」
敵を殺すことが最強への一歩だが、またヴァニラに説教される可能性がある。...となるとどうやって最強になれるのかが気になってくる。
「最強かぁ。いやー。難しいね。勇者どのの前の勇者の闇さんがどうやってあそこまで成り上がったのかを調べて、一代目と同じようにすればいいんじゃない?修行とかかな?」
「モンスターや的兵士の殺し合いだヨ。」
「「リッリゲル!?」」
俺とヴァニラの話し合いに突如乱入してきたその声は、あの浮遊キツネ、リゲルのものだった。
「こ、殺し合いですと!?」
と、ヴァニラが言った。
「そうだヨ。ま、さっき言ったとおり今は国々で戦争が絶えない乱世なんだ。最強というのは、誰にも負けない人のことを言うんだと思うヨ。」
リゲルの言っていることはあながち間違いではない。しかし、ヴァニラにとっては間違いなのだろう。
「そうね。」
「えぇ!?」
思わず声が漏れてしまった。だってさっきまであれだけ死とかを気にしていたんだぞ...。
「そういうことだヴァニラ。納得したのかい?」
「勇者どの...。私、共和国の国王マット・スフィランクスにシバかれてるって言ったじゃん。あと、母上がなくなったと。」
「ああ、そういえばそんなこと言っていたな。」
「うん。女王がいなくなって、私が代理で女王をやることになってね...。」
「ちょっと待って!!ヴァニラの国ってアニマニクス共和国なんだよね?」
リゲルが言った。
「そうよ。で?」
「共和国っていうのは国王なんて存在しないはずじゃないのかい?」
「...そうよ。共和国よ。...表面上は!!」
ヴァニラが声を荒げる。
「表面所は...?」
そして俺は疑問を投げかけた。
「そう。私の勝手な思い込みかもしれないけど、聞いて。マット・スフィランクスはアニマニクスのことを共和国、国民主権と言っているのはただの偽りで、本当は絶対王政を図ろうと計画していると思うの。なぜなら、二十年くらい前、あの人が3代目の王になって間もないころは君主制の戦争国家だったの。しかし、あまりにも国民の不満がたまりすぎたために共和国と改名したらしい。だけどあの人は自分を追うと名乗るし、大戦争ができないイライラを笑死に押し付けたり...もう散々なんだよ。...そんな狂った国の王女です。はい。」
「狂った国かぁ。」
確かにアニマニクス共和国はおかしなところが多い。俺としては別にマット・スフィランクス国王はw類人じゃないと思っていた。
「続き行くよ。そう、戦争好きのあの人にとって平和主義は敵でしかないらしい。だから私は平和主義だからとかいう意味わからん理由でシバかれたり、勇者どのやリゲルどのにまで死は軽いって言われてさ、最近自分が間違っているんじゃないかって思い始めたの。私って間違っている?」
「間違っているヨ。」
なっ!?リゲルの冷静な回答...。実は俺自身、世間に合わせて行っているだけであって心から死を軽いもだとは思っていなかった。そして、悲しみを忘れるために死を気にしていなかっただけだ。第一、死を気にした時点でそれを軽いとあるかうことが許されるのだろうか。
「勇者どのはどう思うのかや?」
「いやいや。ヴァニラの考えもまた一興だと思うよ。」
「はいはい...。話を戻すヨ。キミたちは強くなりたいんだよネ?」
「「そうです。」」
「だったらコッピディアン教会の聖職者のおじいさんに話をつけてきたらどうかな?あのおじいさんクッソ強いからいい練習相手にいなると思うヨ。」
コッピディアン...?何その言いづらい教会は...。
「コッピディアンね...。」
「ヴァニラ。知ってるのか?」
「え?だってこの前のたいま戦でソフィアどのがコッピディアン教会に努めているとか言ってなかったけ?」
「ああ!!なんか言ってた気がする。」
「そうじゃろ?」
「そうだな。さてと、だったら今すぐコッピディアン教会に向うとしますか。どうだ、ヴァニラは来るか?」
「うん。リゲルどの、バイバイ。」
ヴァニラがリゲルに手を振り、公園の外へとかけていった。俺もそれに続き、公園の外へ、そしてコッピディアン教会へと向かうことにした。ちなみに俺は場所を知らん。
「勇者どの!!見てあのクリスタル!いいね!」
「そうだな!!いいな!」
この公園は世界中のありとあらゆる自然物を詰め込んだミュージアムでもあるらしい。
「なぁヴァニラ。」
「...なぁに?」
「......。どう頑張れば『最強』に一歩近づくことができるのかな?」
敵を殺すことが最強への一歩だが、またヴァニラに説教される可能性がある。...となるとどうやって最強になれるのかが気になってくる。
「最強かぁ。いやー。難しいね。勇者どのの前の勇者の闇さんがどうやってあそこまで成り上がったのかを調べて、一代目と同じようにすればいいんじゃない?修行とかかな?」
「モンスターや的兵士の殺し合いだヨ。」
「「リッリゲル!?」」
俺とヴァニラの話し合いに突如乱入してきたその声は、あの浮遊キツネ、リゲルのものだった。
「こ、殺し合いですと!?」
と、ヴァニラが言った。
「そうだヨ。ま、さっき言ったとおり今は国々で戦争が絶えない乱世なんだ。最強というのは、誰にも負けない人のことを言うんだと思うヨ。」
リゲルの言っていることはあながち間違いではない。しかし、ヴァニラにとっては間違いなのだろう。
「そうね。」
「えぇ!?」
思わず声が漏れてしまった。だってさっきまであれだけ死とかを気にしていたんだぞ...。
「そういうことだヴァニラ。納得したのかい?」
「勇者どの...。私、共和国の国王マット・スフィランクスにシバかれてるって言ったじゃん。あと、母上がなくなったと。」
「ああ、そういえばそんなこと言っていたな。」
「うん。女王がいなくなって、私が代理で女王をやることになってね...。」
「ちょっと待って!!ヴァニラの国ってアニマニクス共和国なんだよね?」
リゲルが言った。
「そうよ。で?」
「共和国っていうのは国王なんて存在しないはずじゃないのかい?」
「...そうよ。共和国よ。...表面上は!!」
ヴァニラが声を荒げる。
「表面所は...?」
そして俺は疑問を投げかけた。
「そう。私の勝手な思い込みかもしれないけど、聞いて。マット・スフィランクスはアニマニクスのことを共和国、国民主権と言っているのはただの偽りで、本当は絶対王政を図ろうと計画していると思うの。なぜなら、二十年くらい前、あの人が3代目の王になって間もないころは君主制の戦争国家だったの。しかし、あまりにも国民の不満がたまりすぎたために共和国と改名したらしい。だけどあの人は自分を追うと名乗るし、大戦争ができないイライラを笑死に押し付けたり...もう散々なんだよ。...そんな狂った国の王女です。はい。」
「狂った国かぁ。」
確かにアニマニクス共和国はおかしなところが多い。俺としては別にマット・スフィランクス国王はw類人じゃないと思っていた。
「続き行くよ。そう、戦争好きのあの人にとって平和主義は敵でしかないらしい。だから私は平和主義だからとかいう意味わからん理由でシバかれたり、勇者どのやリゲルどのにまで死は軽いって言われてさ、最近自分が間違っているんじゃないかって思い始めたの。私って間違っている?」
「間違っているヨ。」
なっ!?リゲルの冷静な回答...。実は俺自身、世間に合わせて行っているだけであって心から死を軽いもだとは思っていなかった。そして、悲しみを忘れるために死を気にしていなかっただけだ。第一、死を気にした時点でそれを軽いとあるかうことが許されるのだろうか。
「勇者どのはどう思うのかや?」
「いやいや。ヴァニラの考えもまた一興だと思うよ。」
「はいはい...。話を戻すヨ。キミたちは強くなりたいんだよネ?」
「「そうです。」」
「だったらコッピディアン教会の聖職者のおじいさんに話をつけてきたらどうかな?あのおじいさんクッソ強いからいい練習相手にいなると思うヨ。」
コッピディアン...?何その言いづらい教会は...。
「コッピディアンね...。」
「ヴァニラ。知ってるのか?」
「え?だってこの前のたいま戦でソフィアどのがコッピディアン教会に努めているとか言ってなかったけ?」
「ああ!!なんか言ってた気がする。」
「そうじゃろ?」
「そうだな。さてと、だったら今すぐコッピディアン教会に向うとしますか。どうだ、ヴァニラは来るか?」
「うん。リゲルどの、バイバイ。」
ヴァニラがリゲルに手を振り、公園の外へとかけていった。俺もそれに続き、公園の外へ、そしてコッピディアン教会へと向かうことにした。ちなみに俺は場所を知らん。
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