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ep.4.
ep4. 「暴かれた世界」 見知らぬ妹
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俺は一瞬戸惑った。
話の流れから小泉も来ることは十分予想出来たし多分そのつもりなんだろうなとは思ってはいた。
だが、なんとなく一人にして欲しいような気持ちもあった。
母親がそこにいる可能性が極めて高いとなると、やはり俺一人で行った方がいいのではないかとも思えた。
だって考えてもみろよ?
子どもを置いて家を出たきりの母親が外で何してると思う?
普通に考えて外に男が居るに決まってるだろ?
なんなら父親の違う弟や妹がいてもおかしくはない。
それならむしろまだ見ぬ兄弟にも会ってみたいよな。
妹や弟が居るかもしれないってのはすごく気になる点ではある。
外で男、もしくは新しく生まれた子どもと暮らしてると仮定するだろ?
じゃあその状況で俺を迎えに来ないって事は普通に考えて俺は歓迎されてないって意味じゃね?
だってそうだろ?
中学生の俺を一人放置して数ヶ月家に帰らねぇし連絡もよこさねぇってのはそういう事じゃねぇか。
今更なんだって言うんだ、っていう気もしないでもない。
あと、数ヶ月で数万円の生活費も微妙過ぎた。
全然足りてねぇ。
なんだって半端な金額を寄越すんだ?
1ヶ月当たり二万で生活は無理がある。
ガス代・電気代・水道代の光熱費に食費、給食費に学級費、修学旅行の積み立て金に固定資産税。
フルでバイト入れてやっとどうにかなるかならねぇかだ。
しかも微妙にどうにかなってない気もする。ギリギリアウト感が半端ねぇ。
今日みたいに婆さんにメシ食わせて貰ったり、佑ニーサンや小泉に奢ってもらってどうにか食い繋いでるだけだ。
って事は結局の所さ、俺って母親にとっては邪魔な存在なんだろうな。
餓死しねぇ程度の金は寄越すがそれ以外は放置って感じじゃねーか。
察するに、母親もあまり裕福ではない暮らしなんじゃねぇのか。
今回はどういう意図があってこの地図を俺に寄越したかは解らない。
けど、母親は『俺が一人で来る』ことを想定しているようにも感じられた。
まあ、親と子の数年ぶりの対面でもあるし、部外者である小泉には少し遠慮してもらいたい場面でもある。
しかし、もっと言えば俺は怖かったのだ。
現時点では母親がどういう状態で暮らしているか全く判らない。
その母親の姿を小泉に見られたくないという感情も確かにあった。
俺の表情を見て小泉は少しの間黙った。
まあ、嫌なら無理にとは言わんが、と小泉は小さく呟いた。
「あの集落は今ではもう殆ど人は住んでないと思うぞ。駅からは車でも40分以上はかかるだろうし」
俺はなんと返事していいものか分からず暫く黙っていた。
「もう手入れする人間も居ない、荒れ果てた廃墟の神社らしいな」
それを聞いて俺はますます混乱した。
母親は妙な場所に住んでいる?
まあ、車が有れば移動はできるのだろうが。
人目を避けて山奥で暮らさないといけない理由でもあるのだろうか。
何かものすごく嫌な気配と予感がした。
話の流れから小泉も来ることは十分予想出来たし多分そのつもりなんだろうなとは思ってはいた。
だが、なんとなく一人にして欲しいような気持ちもあった。
母親がそこにいる可能性が極めて高いとなると、やはり俺一人で行った方がいいのではないかとも思えた。
だって考えてもみろよ?
子どもを置いて家を出たきりの母親が外で何してると思う?
普通に考えて外に男が居るに決まってるだろ?
なんなら父親の違う弟や妹がいてもおかしくはない。
それならむしろまだ見ぬ兄弟にも会ってみたいよな。
妹や弟が居るかもしれないってのはすごく気になる点ではある。
外で男、もしくは新しく生まれた子どもと暮らしてると仮定するだろ?
じゃあその状況で俺を迎えに来ないって事は普通に考えて俺は歓迎されてないって意味じゃね?
だってそうだろ?
中学生の俺を一人放置して数ヶ月家に帰らねぇし連絡もよこさねぇってのはそういう事じゃねぇか。
今更なんだって言うんだ、っていう気もしないでもない。
あと、数ヶ月で数万円の生活費も微妙過ぎた。
全然足りてねぇ。
なんだって半端な金額を寄越すんだ?
1ヶ月当たり二万で生活は無理がある。
ガス代・電気代・水道代の光熱費に食費、給食費に学級費、修学旅行の積み立て金に固定資産税。
フルでバイト入れてやっとどうにかなるかならねぇかだ。
しかも微妙にどうにかなってない気もする。ギリギリアウト感が半端ねぇ。
今日みたいに婆さんにメシ食わせて貰ったり、佑ニーサンや小泉に奢ってもらってどうにか食い繋いでるだけだ。
って事は結局の所さ、俺って母親にとっては邪魔な存在なんだろうな。
餓死しねぇ程度の金は寄越すがそれ以外は放置って感じじゃねーか。
察するに、母親もあまり裕福ではない暮らしなんじゃねぇのか。
今回はどういう意図があってこの地図を俺に寄越したかは解らない。
けど、母親は『俺が一人で来る』ことを想定しているようにも感じられた。
まあ、親と子の数年ぶりの対面でもあるし、部外者である小泉には少し遠慮してもらいたい場面でもある。
しかし、もっと言えば俺は怖かったのだ。
現時点では母親がどういう状態で暮らしているか全く判らない。
その母親の姿を小泉に見られたくないという感情も確かにあった。
俺の表情を見て小泉は少しの間黙った。
まあ、嫌なら無理にとは言わんが、と小泉は小さく呟いた。
「あの集落は今ではもう殆ど人は住んでないと思うぞ。駅からは車でも40分以上はかかるだろうし」
俺はなんと返事していいものか分からず暫く黙っていた。
「もう手入れする人間も居ない、荒れ果てた廃墟の神社らしいな」
それを聞いて俺はますます混乱した。
母親は妙な場所に住んでいる?
まあ、車が有れば移動はできるのだろうが。
人目を避けて山奥で暮らさないといけない理由でもあるのだろうか。
何かものすごく嫌な気配と予感がした。
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