[200万PV達成]それを捨てるなんてとんでもない!〜童貞を捨てる度に過去に戻されてしまう件〜おまけに相手の記憶も都合よく消えてる!?

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ep8

ep8『愚者の宝石と盲目の少女たち』  treasure hunt

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さっきから手汗が酷い。

緊張した俺の体温はメチャクチャに急上昇している。

ゆっくりと俺は───────指の腹をナカの壁に押し当てた。

なるべく痛くしないように、通り道を“押し広げる”にはこうするしかないと思ったからだ。

俺の指の腹は上野の腹部の内側の方向に向いている。

俺の指は少しずつ、“宝石”の位置を通り越す。

宝石のてっぺん部分に指先が到達しさえすればあとは簡単にこれを出せる筈だ。

そんなことを思いつつ──────────俺の指が第二関節まで入った辺りだったろうか。

極力痛くないように、ゆっくりと、そろりと力を入れナカの壁を押し広げる。

上野の身体が小さく跳ねた。

「……んっ!」

思わず俺は動きを止めた。

「え!?どうした上野?痛いか?」

俺の質問に対し、上野は涙目で小さくこう答える。

「……ううん……痛くない……けど……!」

けど、どうしたんだ?と俺が聞き返すと上野はもじもじとしながら呟いた。

「……こんな時に……なんなんだけど……おしっこ……漏れそうで……」

「!?」

え!?

漏れそう!?

どうすればいいんだ!?

俺はすっかりパニックになってしまう。

いや、今のこの状況でトイレに行けるのか?

そもそも貧血起こしてるだろ?

まともに立って歩けないんじゃねぇの?!

この判断が正しいかどうかは判らない。

だけど俺は、この作業を中断させない方がいいかと思ったんだ。

ナカに入れた指をもう一度慎重に奥に進める。

あとちょっとで宝石は取り出せる。

そしたら上野の具合も良くなる筈なんだ。

「なあ、上野。もうちょっとだから……ちょっと我慢してさ──────────」

俺がそう言いかけた瞬間だった。

「……ちょっ……そこ……ダメ……!」

顔を紅潮させた上野は涙目で首を振った。

「───やっ……ホントに……もうダメだからっ……!」

……あっ!と上野が小さく悲鳴を上げたのと同時に──────────とろりとした感触に覆われた宝石がするりと”出口“に出てきた。

『!?』

俺と上野は同時に衝撃を受ける。

「……マジか!?」

「……え?」

俺は急いで上野の身体の“出口”に出てきた宝石を摘み上げる。

上野の体内に入れられていた宝石は思ったよりも小さかった。

俺はポケットからハンカチを出し、その上にトロトロになった宝石を載せた。











なんとか無事に宝石を出せたようだが──────────上野の身体の方は平気なのか?
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