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11話 そして10年【10年前⑨】
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それからあっという間に時間は過ぎ、二人が過ごす最後の夜になった。
その日は怪我も治ったアンが一日中思いつく限りのご馳走をありったけ作ってはエルヴィンにたべさせることを繰り返し、エルヴィンは次から次に出てくる料理に食べきれないと笑い、そんなエルヴィンにアンも笑った。
そんな穏やかな一日の終わり。
ずっと2人で使ったベッドの中で、エルヴィンはそっとアンに身を寄せた。
エルヴィンの身体は小刻みに震え、アンはそんなエルヴィンを抱き寄せる。
「エルヴィン。明日は今日の残りをお弁当にしてあげるから……沢山持っていってね。いたまないうちに食べるんだよ」
「……ん」
「(エルヴィンの身体、震えてる……。そりゃ、怖いよね……)」
傭兵団に戻れば、傭兵として戦地に駆り出されることが仕事になる。
その世界では、エルヴィンがまだ12歳の子どもだろうと関係ない。エルヴィンはこれからもたくさんの怖い思いと、痛い思いをすることになるのだろう。
それでもエルヴィンはあの夜以降、一度も弱音を吐かなかった。
強さは確かに必要だけれど、まだエルヴィンは抱き締めればアンの腕にすっぽり収まるくらい小さいのだ。
少しくらい、人に甘えても良いはずなのに。
「ねぇ、エルヴィン。もう自分を傷つけないって約束して欲しいんだ」
「……なんだよ、それ」
「私、心配で心配で……約束してくれないと倒れそう。ただで、ってわけじゃないの。もし約束を守ってくれるなら、私ができることなら何でも1つお願いを聞いてあげる。エルヴィンを傷つけること以外でね。どう?」
「…………」
じっと押し黙るエルヴィンの背中を、「美咲」だった頃に弟と妹にしたように優しく叩く。
同じテンポで、ゆっくり、優しく。
そして、エルヴィンは小さく口を開いた。
「また、アンに会いたい」
「え………」
エルヴィンは視線から逃げるようにぎゅっとアンに抱きつく。
それは、エルヴィンがはじめて自発的に見せた甘えだった。
「……もちろん。むしろ、私の方が会いに行こうと思ってたのに。たくさんのクロワッサンを焼いて会いに行くよ」
アンはエルヴィンに応えるように、その小さな身体を力いっぱい抱きしめ返す。
「でもね、エルヴィン。それはお願いにはならないかな。お願いにしなくても、それは叶うものだから。他にはない?」
「……」
アンの胸元からは小さく啜り泣く声が聞こえ、それはアンの胸を締め付ける。
「(エルヴィンの待遇を少し良くしてあげること位なら……してあげてもいいよね?)」
アンは自分の腕の中に居る小さな推しを守りたいと思った。それはゲームのストーリーを改変してしまうことに繋がる可能性があることは十分わかっている。
それでも、エルヴィンは既に小さな身体に見合わない程の経験をしてきたのだ。
それに、アンには「ゲームの知識」がある。最終的に辻褄さえ合っていれば、多少アンが介入し、エルヴィンの境遇を改善したとして問題は無いはずだ。
「(どうしたら、エルヴィンを守れるかな……私ができることは……)」
アンはエルヴィンが寝付くまでずっとその身体を抱きしめ、背中を摩り続けた。
そして、エルヴィンが必要以上に傷つかなくて済むように守り続けることと、未来を変えないことを密かに決意するのだった。
◆◆◆
翌朝になっても願い事が決まらなかったエルヴィンに、「仮のプレゼント」と称してアンが渡したのが家の合鍵だった。
いざと言う時の逃げ場所があると思うだけでもエルヴィンの気持ちは違うのでは無いかと思ったが故の行動だった。エルヴィンが心身ともに強くなるまで、自転車の補助輪のようになれたらいいと思っていた。
それはアンの予想を超え、10年たちすっかり立派な戦士となったエルヴィンの手に未だにある。
「(こんな筈じゃなかったんだけどな……)」
ネックレスのようにいつもエルヴィンの胸に輝く自分の家の鍵を見つめながら、アンは大きくため息をつく。
この10年、様々なことがあったがなんとか『エルヴィンを最強の戦士にする』という目的はなんとか達成することが出来た。
とはいえ、ゲームの時間軸通り22歳になったエルヴィンはゲームの姿とは大きく異なってしまったのだけど。
「(ゲームのエルヴィンは半魔のコンプレックスでいつもフードを深く被ってたし、紅い目を隠すために髪は長く伸ばしてた。人と関わることを避けてきたから性格も内向的で、いつもどこか憂いを帯びた表情をしていたのに…)」
アンの目の前にいるエルヴィンは外見からして大きく違った。
ゲームで長かった髪は短すぎず長すぎず、その美しい顔も紅い瞳も隠すことなく晒されている。
髪と瞳の色を隠すためのフード付きローブは纏ったことも無く、今着ている軍服をアレンジしたジャケットは機能性よりデザイン性を優先させたもので、まるで「美咲」の元の世界に居たアイドルの衣装のようだった。とにかく、「垢抜けた」のだ。
「そんなにじっと見つめられると気になるんだけど。俺に何かついてる?」
「いいえ……」
「?」
服装はその自信の裏付けなのだろう、性格にも自信家な面が見え隠れし始めている。
「(陰キャが陽キャになっちゃったんだけど……大丈夫だよね……)」
アンは大きくため息をついた。
かなりゲームとは見た目も性格も変わってしまったが、推しの本質は変わらない。
「(まぁ、こっちのエルヴィンも最高にお顔がいいし……自信家なエルヴィンも超アリなんですけど……こっちのエルタツちゃんも絶対好き……)」
『愛の華』の主人公でありこの世界の救世主となるタツミが召喚されるまで、あと少し。
—-
一旦過去話はここまでになります。
まだエルヴィン視点など補足が必要な部分がありますが、そちらは大人軸の話の中で描いていきたいと思います。
過去編にお付き合いありがとうございました。
その日は怪我も治ったアンが一日中思いつく限りのご馳走をありったけ作ってはエルヴィンにたべさせることを繰り返し、エルヴィンは次から次に出てくる料理に食べきれないと笑い、そんなエルヴィンにアンも笑った。
そんな穏やかな一日の終わり。
ずっと2人で使ったベッドの中で、エルヴィンはそっとアンに身を寄せた。
エルヴィンの身体は小刻みに震え、アンはそんなエルヴィンを抱き寄せる。
「エルヴィン。明日は今日の残りをお弁当にしてあげるから……沢山持っていってね。いたまないうちに食べるんだよ」
「……ん」
「(エルヴィンの身体、震えてる……。そりゃ、怖いよね……)」
傭兵団に戻れば、傭兵として戦地に駆り出されることが仕事になる。
その世界では、エルヴィンがまだ12歳の子どもだろうと関係ない。エルヴィンはこれからもたくさんの怖い思いと、痛い思いをすることになるのだろう。
それでもエルヴィンはあの夜以降、一度も弱音を吐かなかった。
強さは確かに必要だけれど、まだエルヴィンは抱き締めればアンの腕にすっぽり収まるくらい小さいのだ。
少しくらい、人に甘えても良いはずなのに。
「ねぇ、エルヴィン。もう自分を傷つけないって約束して欲しいんだ」
「……なんだよ、それ」
「私、心配で心配で……約束してくれないと倒れそう。ただで、ってわけじゃないの。もし約束を守ってくれるなら、私ができることなら何でも1つお願いを聞いてあげる。エルヴィンを傷つけること以外でね。どう?」
「…………」
じっと押し黙るエルヴィンの背中を、「美咲」だった頃に弟と妹にしたように優しく叩く。
同じテンポで、ゆっくり、優しく。
そして、エルヴィンは小さく口を開いた。
「また、アンに会いたい」
「え………」
エルヴィンは視線から逃げるようにぎゅっとアンに抱きつく。
それは、エルヴィンがはじめて自発的に見せた甘えだった。
「……もちろん。むしろ、私の方が会いに行こうと思ってたのに。たくさんのクロワッサンを焼いて会いに行くよ」
アンはエルヴィンに応えるように、その小さな身体を力いっぱい抱きしめ返す。
「でもね、エルヴィン。それはお願いにはならないかな。お願いにしなくても、それは叶うものだから。他にはない?」
「……」
アンの胸元からは小さく啜り泣く声が聞こえ、それはアンの胸を締め付ける。
「(エルヴィンの待遇を少し良くしてあげること位なら……してあげてもいいよね?)」
アンは自分の腕の中に居る小さな推しを守りたいと思った。それはゲームのストーリーを改変してしまうことに繋がる可能性があることは十分わかっている。
それでも、エルヴィンは既に小さな身体に見合わない程の経験をしてきたのだ。
それに、アンには「ゲームの知識」がある。最終的に辻褄さえ合っていれば、多少アンが介入し、エルヴィンの境遇を改善したとして問題は無いはずだ。
「(どうしたら、エルヴィンを守れるかな……私ができることは……)」
アンはエルヴィンが寝付くまでずっとその身体を抱きしめ、背中を摩り続けた。
そして、エルヴィンが必要以上に傷つかなくて済むように守り続けることと、未来を変えないことを密かに決意するのだった。
◆◆◆
翌朝になっても願い事が決まらなかったエルヴィンに、「仮のプレゼント」と称してアンが渡したのが家の合鍵だった。
いざと言う時の逃げ場所があると思うだけでもエルヴィンの気持ちは違うのでは無いかと思ったが故の行動だった。エルヴィンが心身ともに強くなるまで、自転車の補助輪のようになれたらいいと思っていた。
それはアンの予想を超え、10年たちすっかり立派な戦士となったエルヴィンの手に未だにある。
「(こんな筈じゃなかったんだけどな……)」
ネックレスのようにいつもエルヴィンの胸に輝く自分の家の鍵を見つめながら、アンは大きくため息をつく。
この10年、様々なことがあったがなんとか『エルヴィンを最強の戦士にする』という目的はなんとか達成することが出来た。
とはいえ、ゲームの時間軸通り22歳になったエルヴィンはゲームの姿とは大きく異なってしまったのだけど。
「(ゲームのエルヴィンは半魔のコンプレックスでいつもフードを深く被ってたし、紅い目を隠すために髪は長く伸ばしてた。人と関わることを避けてきたから性格も内向的で、いつもどこか憂いを帯びた表情をしていたのに…)」
アンの目の前にいるエルヴィンは外見からして大きく違った。
ゲームで長かった髪は短すぎず長すぎず、その美しい顔も紅い瞳も隠すことなく晒されている。
髪と瞳の色を隠すためのフード付きローブは纏ったことも無く、今着ている軍服をアレンジしたジャケットは機能性よりデザイン性を優先させたもので、まるで「美咲」の元の世界に居たアイドルの衣装のようだった。とにかく、「垢抜けた」のだ。
「そんなにじっと見つめられると気になるんだけど。俺に何かついてる?」
「いいえ……」
「?」
服装はその自信の裏付けなのだろう、性格にも自信家な面が見え隠れし始めている。
「(陰キャが陽キャになっちゃったんだけど……大丈夫だよね……)」
アンは大きくため息をついた。
かなりゲームとは見た目も性格も変わってしまったが、推しの本質は変わらない。
「(まぁ、こっちのエルヴィンも最高にお顔がいいし……自信家なエルヴィンも超アリなんですけど……こっちのエルタツちゃんも絶対好き……)」
『愛の華』の主人公でありこの世界の救世主となるタツミが召喚されるまで、あと少し。
—-
一旦過去話はここまでになります。
まだエルヴィン視点など補足が必要な部分がありますが、そちらは大人軸の話の中で描いていきたいと思います。
過去編にお付き合いありがとうございました。
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