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第2章
魔王と小悪魔
しおりを挟むクルーの案内で、舞踏会場へと入ったアイシャは、辺りを見回し驚く。
「華やかね……」
船上最後の仮面舞踏会に集まった紳士淑女の趣向を凝らした衣装は、目にも楽しい。もちろん、タキシードや夜会用のドレスに仮面を付けただけの人も多くいる。しかし目を引くのは、変わった衣装の人達だろう。道化師の格好をしている人や黒いマントを羽織り、頭に角をつけた悪魔風の衣装の人、ミニドレスに羽をつけ妖精風の衣装に身を包んだ女性など、バラエティに富んでいる。
船上最後の夜会は、平民から貴族まで、お金さえ払えば身分関係なく参加出来る。そのため、仮面や仮装で身分を隠し、一夜の享楽を得ようと、様々な人種が参加していた。
(壁際で、参加者の衣装を見ているだけでも楽しいわね)
リアムを探しながら、会場を歩いていたアイシャだったが、あまりの人の多さに彼を見つけるのをあきらめ、壁の花となるべく移動する。
会場の真ん中では、色鮮やかな衣装を身につけた数組の男女が優雅にダンスを踊っている。あちら、こちらから聴こえる騒めきも、様々な衣装を着た人達で埋めつくされた会場の雰囲気と重なり、アイシャの心をワクワクさせる。
ボーイから受け取った海色のカクテルを飲みながら、一人会場の雰囲気を楽しんでいたアイシャは、誰かが近づいて来ていたことに、気づかなかった。
「美しいお嬢さま、私と一曲踊ってくださいませんか?」
声がした方へと振り向けば、王子様風の衣装に身を包んだ男が立っている。
(誰かしら?)
目の前の男が、アイシャへと優雅に手を差し出す。しかし、その手を取ることを躊躇わせる何かが、その男にはあるような気がしてならない。
その男のスラッとした体型に、王子様風の衣装はとても似合っている。それに、後ろへと撫でつけた茶金の髪も艶やかで、優男風の面立ちは、イケメンの部類に入るのだろう。しかし、仮面からのぞく瞳に見つめられると、なんとも言えない嫌な気分に、悪寒が走る。
獲物を前に舌舐めずりする肉食獣のギラついた目を思い出し、アイシャの第六感が警鐘を鳴らす。
(この男は危ない……、どうにかして、逃げなければ)
「申し訳ありません。わたくし、ある方と待ち合わせをしておりますの。ですので、この場を離れるわけには参りませんわ」
「こんな会場の片隅で、美しい貴方を一人待たせるなんて、ひどい人だなぁ。少しなら、ここを離れても大丈夫ではないかな。一曲踊ったら、戻ってくればいい」
目の前の男は、アイシャの言葉を遮り、あまつさえ自分勝手な言い分をつらつらと並べ、終いには、無理矢理アイシャの手を掴み、引っ張た。
(許可なく女性の手を掴むなんて……、イケメンなら何をしても許されると思ってるのかしら!)
「手を離し――――」
「――――私の婚約者の手を、離してくれないかな」
無理矢理つながれた手を振り払おうとしたアイシャの耳に、聴き慣れた低く艶めいた声が響き、肩をそっと引き寄せられた。
「貴方は!! し、失礼致しました。ウェスト侯爵家の……」
「それ以上は、言うな。素性を明かさないことが、ここに集まる者達のルールのはずだ。身分関係なく参加可能な仮面舞踏会だ。後々、面倒な事になるのは、お互いに避けたいだろう。貴方にも結婚間近の怖い婚約者がいるのではなかったかな?」
「貴方さまは、私の素性もご存知なのですか!?」
「あぁ、社交界では顔が広い方だからね。まぁ、私の大切な婚約者に粉をかけようとする輩を、容赦なく叩き潰すだけの力は有る」
「ひっ! 粉をかけるだなんて。ただ、美しい女性が一人、壁の花になっていたものですから、思わず声を掛けただけです。やましい気持ちなどありません。では、私も連れが待っていますので失礼致します」
目の前の男は慌ててアイシャの手を離すと、脱兎の如くその場から逃げていく。
(あぁ、やっぱり小物は逃げ足も早いのねぇ~)
「アイシャ、見つけるのが遅くなって済まなかった。まさかこんなに人が多いとは思わなくてね。怖い思いをさせてしまったな」
「リアム様。さっきの殿方、誰か知っていらっしゃるの?」
「あぁ。ダントン子爵家のロイとかいう坊ちゃんだよ。見た目だけは良い、中身空っぽな男だな。まぁ、その見た目だけで、格上の伯爵家の令嬢に見初められ、近々婿入り予定だとか。この仮面舞踏会も独身最後のハメ外し目的で参加したのだろう。お相手の伯爵令嬢は、とても嫉妬深いと有名だからな」
「まぁ、あの方がダントン子爵家の……、色々と噂になっていましたよね。あの方に遊ばれて捨てられた令嬢がチラホラいたような」
「あぁ、色々と女性問題の多い男だな。あの男の尻ぬぐいで、子爵家の経済状況は火の車だとか。アイツに結婚を拒否するだけの力はない。しかし、あの経済状況で、この船に乗船していること自体、あり得んが……、リッツ伯爵家からの援助でもあったか」
「リッツ伯爵家ですか? では、リアナ様と。確かに、リアナ様は嫉妬深いと有名ですけど、何度も婚約者に裏切られ、婚約解消になれば、疑心暗鬼にもなりましょう」
「確かにな。ただ、リアナ嬢の困った性格にも問題があると思うが」
「美男子狂いと言われているアレですか?」
「あぁ。それを許すリッツ伯爵にも問題はある」
リアナ嬢は、社交界でも有名なイケメン狂いなのだ。顔が第一、性格は二の次。しかも、悪いことに、好きになった男性が伯爵家よりも格下であった場合、金と権力に物を言わせ、無理矢理、婚約を結んできた過去をもつ。
「まぁ、今回ばかりは、リアナ嬢の望みは叶うのだろうな。それが、本当に彼女にとって幸せかは、わからないが。ところで、アイシャ。あの男に手を握られていたようだけど、大丈夫だった?」
「えぇ。直ぐにリアム様がいらっしゃいましたから。リアム様に夜会で助けられるのも、二回目ですわね」
「姫君のピンチに颯爽と現れるのが、ナイトの役目だろう?」
背後から肩を抱かれていたアイシャは、体を反転させ、目の前のリアムを見上げる。さっきまで、あの男に握られていた手をとったリアムが、キスを落とす。
「消毒をね」
仮面からのぞく悪戯な瞳に見つめられれば、トクトクと心臓の鼓動が速まり、キスを落とされた手の甲が熱をもつ。
「ナイトっていうより、今のリアム様は、魔王みたいですわ。とっても魅惑的な魔王さま。貴方様は、わたくしをどこへ連れ去るおつもりなのかしら?」
色とりどりの羽飾りで装飾された仮面をかぶり、真っ黒なタキシードに、黒のマントをはためかせたリアムは、誰をも魅了し支配する、魔王そのものに見えた。
そこかしこから注がれる女性達の熱い視線を感じ、アイシャの中の独占欲が噴き出す。
「今宵は、誰をも魅了し翻弄する、地上に舞い降りた小悪魔を捕らえに来たのです。貴方は、魔王である私に魅了の魔法をかけましたね。責任をとって、もらいましょうか」
目の前に立つリアムが、お辞儀をし、手を差し出す。
(リアムは魔王、私は魔王を翻弄する小悪魔って設定かしら? ダンスを一緒に踊るのね)
何だか劇の演者になったようで、アイシャの心も弾む。
「ふふふ、魔王様の仰せのままに」
アイシャはリアムに手を引かれ、歩みを進める。圧倒的な存在感を放つ二人に、人垣が割れ、会場の真ん中へと続く道が開ける。手を重ね、片足を引き、儀礼的なお辞儀をすれば、それを待っていたかのように、ゆったりとしたワルツが流れ出す。会場の真ん中で、魔王さまに腰を抱かれた小悪魔が踊る。リアムのリードに合わせ踊り始めたアイシャは、彼との初めてのダンスに酔いしれる。
「アイシャと、こうして踊るのは初めてだね。デビュタントの夜会では、ノア王太子とキースに先を越され、苦々しく思っていたんだ。でも、これからはずっと、夜会のパートナーは私だ。いつでも一緒に踊ることが出来る」
リアムの言葉に、アイシャの心も踊る。好きな人と踊るダンスが、こんなにも楽しいものだなんて知らなかった。
ゆったりと流れるワルツに、リアムの胸へと頬を寄せれば、キュッと強く腰を抱かれ、彼のリードに合わせクルクルと回る。二人に注がれる熱い視線も、ため息混じりの感嘆の声も、アイシャの耳には入らない。
二人だけの世界。
「これからは、ずっと一緒。私が、リアム様のパートナー」
「そうだ、ずっと」
彼の言葉に、心が満たされていく。優しい笑みを浮かべたアイシャを見つめ、リアムもまた、幸せそうな笑みを浮かべる。
「ふふふ、でしたら、両親に早く報告しなきゃ。リアム様との婚約を受けるとね」
「その話なんだが……」
急に、声のトーンを落とし、視線を外したリアムに、アイシャの心の中に不安が芽生える。
「リアム様、どうされましたの?」
「すぐにでも、アイシャとの婚約を発表したいのだが、ノア王太子とキースを納得させなくてはならない。少し待たせることになるが、必ずリンベル伯爵家へ挨拶へいく。それまで、私との婚約話をリンベル伯爵へ伝えないで欲しい」
「えっ? 伝えてはいけない……、それは、どういう事ですの? なぜ、両親にも伝えてはいけないのですか?」
「アイシャが思うほど、今回の婚約話は単純ではない。婚約者の決定権がリンベル伯爵家にあるとしても、残り二家が納得しなければ、婚約は成立しない。王家とナイトレイ侯爵家の承認がなければ、私達は結婚出来ないんだ。リンベル伯爵も、その事は承知しているはずだ」
「でも、二家に認めてもらうなんて、そんなこと出来ますの?」
「かなり難しいだろう。もし、リンベル伯爵に私との婚約を話してしまえば、家同士の話し合いが先行してしまう。そうなれば、アイシャを嫁がせたい二家は、ウェスト侯爵家への嫁入りを絶対に認めないだろう。どんな妨害を仕掛けてくるかわからない。王家とナイトレイ侯爵家に手を組まれたら、ウェスト侯爵家だけでは対抗出来ない」
そんな契約が四家の間で交わされていたなんて、知らなかった。
寝耳に水の話に、アイシャの心が不安でざわめく。今回の婚約話を、どこか他人事のように聞いていた過去の自分。リアムへの恋心を自覚する前であれば、それでよかったかもしれない。しかし、当事者であるにも関わらず、今回の婚約話の四家の契約のことでさえ、知らなかった事実が、アイシャの心に重くのしかかる。
二家に認めてもらう手立てが、何も思い浮かばない。
「そんなぁ……、わたくし、どうすればいいの?」
「大丈夫だ、アイシャ。全く手立てがない訳ではない。個人となれば話は別だ。運良くノア王太子とキースは、個人的な付き合いが深くない。二人が手を組むことはないだろう。家を相手にするよりも、当事者であるノア王太子とキースに働きかけた方が上手く行く可能性は高い。彼らには、私から話をつける。今後、何が起ころうとも、私を信じて待っていて欲しい」
何が起こると言うの……
リアムの不穏な言葉が頭にこびりつき、嫌な胸騒ぎが心に巣喰う。
(リアムを信じて待つことしか出来ないの? 自分の幸せは、自ら掴み取りに行くのが、私よ!)
アイシャはある決意を胸に、リアムとの最後のダンスを踊り続けた。
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