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愛情
【44】
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今ではSNSも人気だが、叩かれたりモデル同士でのイジメなんてものもあったようだった。
そんな中を乗り越えてきた子だからこそ、自分に自信もあって気が強い部分もあるのだろうと納得した。
年齢の差は埋められないけれど、あまねくんが私を選んでくれた以上、彼の気持ちにも応えたい。そして、何より私が彼と一緒にいたいのだから、認めてもらえるように頑張るしかない。
「私ね、ちゃんと頑張るね。いつか仲良くなれるように」
「まどかさん、ありがとう……。俺も、まどかさんのお姉さん紹介して欲しいな」
「うん。言っとく。昨日のあの人も、結婚したらあまねくんのお兄さんにもなるからね」
「あ……そうか。うわー……緊張する」
「大丈夫。いい人だよ。律くんとはまたタイプが全然違うけど」
彼の実の兄と比較してしまい、思わず笑ってしまう。
「まどかさんよりも年上なの?」
「うん。今35歳だったと思う」
「そっかぁ……仲良くなれるかなぁ?」
「うん。ちゃんとあまねくんと話し合わなきゃダメだよって言ってくれたのもお姉ちゃんとその菅沼さんって人だからさ」
「そうなの? って、俺の家族と会ったこと言ったの?」
「言ったよ。結婚するなら、今この段階だよって家族にも言っておかなきゃでしょ?」
「そうか……。お姉さん、怒ってなかった? 奏のこと」
「お姉ちゃんは、私達のこと応援してくれてたよ。だから頑張るの。お姉ちゃん達ね、すっごく仲良いの。私達もすれ違ってる場合じゃないね」
「そうなんだ。俺達もずっと仲良くしてたいね」
お姉ちゃんが、あまねくんの妹さんのことを常識がないと言っていたことなど言えなかったけれど、あの2人が私達を応援してくれていることは事実で、仲良しなのもまた事実だ。
あまねくんが嬉しそうに笑ってくれるから、これでいいんだと思った。
「あまねくん、今日も泊まってく?」
「うん。明日も一旦朝帰って出勤することにするよ。まどかさん、明日朝から?」
「そう。日勤だからあまねくんが行ってからの出勤になるかな」
「わかった。土日は?」
「土日はまた夜勤だから、日曜日の朝帰ってくるよ」
「じゃあ、日曜日は一緒にお昼寝しようかな」
「夕方まで寝ちゃうかもよ?」
「いいよ。あー、じゃあ着替え持ってうちに帰って来て」
彼は少し考えてからそう言った。連日彼と一緒に過ごせるのはやっぱり嬉しい。
彼の家に行けるのも楽しみだし、こうして会っている時に次の約束ができるのっていいなと胸が暖かくなった。
翌日、あまねくんを見送ってから出勤した。夜勤明けの職員と早番の職員が既に朝の食事介助をしている。
私は、千代さんの様子が気になり、そのままフロアへ向かった。
「おはようございます」
利用者さんと職員に声をかける。
「あ、一さん!」
私に気付いた近藤さんが声をかけてくる。
「おはようございます」
「おはよう。ねぇ、千代さん昨日入院したよ」
「え?」
「吐血しちゃってね、救急搬送されたの」
「昨日のいつですか?」
「午前中だよ。大塚さんが昨日お見舞いに行ってくれて、意識はあるみたいだけど、あんまり状態よさそうじゃないよ」
「そうですか……」
嫌な予感はしていたけれど、少し早すぎるような気がした。胸の中がずんっと重たくなって、千代さんの状態が気になった。
しかし、今からの仕事を放っておくわけにもいかず、モヤモヤとしたまま仕事に取りかかった。
そんな中を乗り越えてきた子だからこそ、自分に自信もあって気が強い部分もあるのだろうと納得した。
年齢の差は埋められないけれど、あまねくんが私を選んでくれた以上、彼の気持ちにも応えたい。そして、何より私が彼と一緒にいたいのだから、認めてもらえるように頑張るしかない。
「私ね、ちゃんと頑張るね。いつか仲良くなれるように」
「まどかさん、ありがとう……。俺も、まどかさんのお姉さん紹介して欲しいな」
「うん。言っとく。昨日のあの人も、結婚したらあまねくんのお兄さんにもなるからね」
「あ……そうか。うわー……緊張する」
「大丈夫。いい人だよ。律くんとはまたタイプが全然違うけど」
彼の実の兄と比較してしまい、思わず笑ってしまう。
「まどかさんよりも年上なの?」
「うん。今35歳だったと思う」
「そっかぁ……仲良くなれるかなぁ?」
「うん。ちゃんとあまねくんと話し合わなきゃダメだよって言ってくれたのもお姉ちゃんとその菅沼さんって人だからさ」
「そうなの? って、俺の家族と会ったこと言ったの?」
「言ったよ。結婚するなら、今この段階だよって家族にも言っておかなきゃでしょ?」
「そうか……。お姉さん、怒ってなかった? 奏のこと」
「お姉ちゃんは、私達のこと応援してくれてたよ。だから頑張るの。お姉ちゃん達ね、すっごく仲良いの。私達もすれ違ってる場合じゃないね」
「そうなんだ。俺達もずっと仲良くしてたいね」
お姉ちゃんが、あまねくんの妹さんのことを常識がないと言っていたことなど言えなかったけれど、あの2人が私達を応援してくれていることは事実で、仲良しなのもまた事実だ。
あまねくんが嬉しそうに笑ってくれるから、これでいいんだと思った。
「あまねくん、今日も泊まってく?」
「うん。明日も一旦朝帰って出勤することにするよ。まどかさん、明日朝から?」
「そう。日勤だからあまねくんが行ってからの出勤になるかな」
「わかった。土日は?」
「土日はまた夜勤だから、日曜日の朝帰ってくるよ」
「じゃあ、日曜日は一緒にお昼寝しようかな」
「夕方まで寝ちゃうかもよ?」
「いいよ。あー、じゃあ着替え持ってうちに帰って来て」
彼は少し考えてからそう言った。連日彼と一緒に過ごせるのはやっぱり嬉しい。
彼の家に行けるのも楽しみだし、こうして会っている時に次の約束ができるのっていいなと胸が暖かくなった。
翌日、あまねくんを見送ってから出勤した。夜勤明けの職員と早番の職員が既に朝の食事介助をしている。
私は、千代さんの様子が気になり、そのままフロアへ向かった。
「おはようございます」
利用者さんと職員に声をかける。
「あ、一さん!」
私に気付いた近藤さんが声をかけてくる。
「おはようございます」
「おはよう。ねぇ、千代さん昨日入院したよ」
「え?」
「吐血しちゃってね、救急搬送されたの」
「昨日のいつですか?」
「午前中だよ。大塚さんが昨日お見舞いに行ってくれて、意識はあるみたいだけど、あんまり状態よさそうじゃないよ」
「そうですか……」
嫌な予感はしていたけれど、少し早すぎるような気がした。胸の中がずんっと重たくなって、千代さんの状態が気になった。
しかし、今からの仕事を放っておくわけにもいかず、モヤモヤとしたまま仕事に取りかかった。
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