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毒草事件【16】
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「私を殺そうと盛った毒を、琥太郎が誤って食した」
「……だとしてもだ。その手を離せ」
梓月は一瞬目を見開いたが、直ぐに冷静さを取り戻し態勢を変えない。
「よい。お前達、刀をしまえ」
そう静かに言ったのは歩澄だった。襟元を握る澪の両手を掴み「命に関わるのであればそちらが先だ。私に噛み付くのはそれからにしろ」そう澪の視線を捕らえながら言った。
澪は、ぐっと言葉を飲み込み、「梓月くん、薬師を! 毒は水抄菊! 麓蟲と菅紅は水抄菊に拮抗する。煎じて飲ませれば、水抄菊の効能をなすくことができる! どちらも高価なものだが、この城にならあるはず!」と梓月に向かって叫んだ。
「な、え……?」
突如そう依頼された梓月は、言葉を失い刀を構えたまま琥太郎の元へと戻る澪の姿を目で追った。
「梓月、刀を収めてすぐに行け」
歩澄は、襟元を直しながら言った。そして「お前の家来だろう?」と続けた。
「はい!」
歩澄の言葉に梓月は深く頷き、ようやく刀をしまう。
「えっと……」
澪に言われた薬草の名前を思い出そうとするが、まだ動揺しているのか、上手く頭が回らなかった。
「急ぐぞ、梓月。麓蟲と菅紅だ」
瑛梓も刀をしまうと、梓月の肩に手を置き、先にその場から走り出した。家来達が並ぶ間を駆け抜ける。
「兄上……」
頼もしい瑛梓の背中を見て、梓月はすぐにその後を追う。
「おそらく異国から入ってきた薬草だ! 博識高い楊であれば知っているやもしれぬ!」
「急ごう!」
瑛梓と梓月は、縁側から庭へと飛び出し、壁を蹴って縁へ登る。最短の距離で楊の元へと向かった。
楊は、異国から招いた腕利きの薬師である。溯雅ノ國全ての薬草を収集し、広い畑でも薬草を育てている。
自国から持ち込んだ珍しい虫や草を所有しており、薬の知識の薄い潤銘郷では多大なる功績を残していた。
齢三十八にして、優れた能力の持ち主である。
血相を変えて部屋を出て行った梓月と瑛梓の姿を見届けた歩澄は、直ぐ下で刀を構えたまま額に脂汗を浮かべている徳昂へとゆっくり視線を移した。
「徳昂……どういうことか説明してもらうぞ」
徳昂は、その場でぶるぶると震えていた。歩澄の命令に逆らい、独断で澪に毒を盛ったのだ。作戦としては上手くいく筈だった。
まさか琥太郎がその膳を食すなどとは誤算だったという他ない。
徳昂は、宴が始まるまでの家来とのやり取りを思い出していた。
昼間、澪に言われた言葉が気がかりだった。使用した杓牙草を庭に投げ捨てたままにしてあったからである。
徳昂は、庭に落ちている杓牙草を全て拾い、袋に入れて厳重に封をした。そこに通りかかったのは、徳昂が一番信用している家来の颯であった。
若く、やる気に満ちており、潤銘城にきてすぐに歩澄の右腕と呼ばれるようになった徳昂のことを誰よりも尊敬していた。元々歩澄の直属の家来であったが、競争率の高い歩澄の元では出世は遠い道程であった。
徳昂の家来となれば、重臣の直下の家来となれる。出世欲に駆られた颯は、徳昂への憧れもあり、歩澄の許しを得て主を歩澄から徳昂へと変えたのだった。
匠閃郷から潤銘郷に戻る際、杓牙草を採取してきたのもこの男だった。
茶色の短髪に黒い瞳。細い目を妖しく光らせて、杓牙草を徳昂に手渡したのである。颯は武力を上げる一方で、薬草についても学んでいた。
戦で傷付いた徳昂に、万能薬を授けるためであったが、その内に毒草についても少しずつ知識をつけ始めていた。
「徳昂様、何をなさっているのですか?」
「……颯か。クソッ、あの女め……」
「匠閃郷の姫ですか?」
「そうだ。この草では死ななかった。それどころか、臭気からも毒が回る故、用心しろとこの俺様に言っのだ」
「効かなかった……? 馬鹿な。その毒草の効果は間違いない筈ですが」
颯は、徳昂に杓牙草を手渡す前、細かくした草をうさぎを使って試していたのだ。
臭いに反応して受け付けないうさぎの耳を掴み、暴れる体を固定して口の中へと草を入れた。木の枝を使い、奥へと押し込み口の中が空になったのを確認してから手を離した。
するとうさぎは一目散に逃げ出したが、その内に毒が回り、おかしな動きをするようになったかと思うと、そのまま動かなくなった。
「何かからくりがある筈だ。歩澄様とて、あの臭気を嗅いで顔をしかめていたからな。毒であることは間違いなさそうだが、効かないなんてことはないはずだ」
「ええ。杓牙草は毒草の中でも猛毒です故、死なないなどということはあり得ませぬ。それから、臭気からも毒が回るという話は……聞いたことはありません……」
「何!?」
「おそらく、その女の嘘ではないかと思われます」
「何だと……」
澪の徳昂を馬鹿にしたような目を思い出し、頭に血が上る。毒のことなど全てお見通しだ、お前の毒など効かぬ。殺したくば殺してみろと挑発されているような気分になった。
「おのれ……あの女。この俺様を馬鹿にしおって……。ただではおかん」
「しかし、徳昂様。歩澄様からあの女には手を出すなとの命が下ったとおっしゃっていたではありませんか……」
「そうだ。それ故、迂闊に手出しはできん。毒を盛ってから徐々に効き、誰もいないところで一人悶え苦しむようなものがあればいいのだがな……」
「それであれば、水抄菊などいかがでしょうか」
「水抄菊?」
「はい。この時期、水抄菊はよく咲いております故、すぐにでも用意ができます。杓牙草に比べ、毒が効き始めるのは遅いですが、効いてくれば効果は同様と言われています」
「ほう?」
「独特のえぐみと臭いがありますが、塩と混ざることによりその臭いは殆ど消えるようです。それ故、夕げの膳に混ぜればよいかと。宴を開き、大勢が集まれば、誰が毒を盛ったかなどわかりませぬ。それに宴が終わり、皆が寝静まった頃、ようやく毒の効果が現れます故、誰もいないところでひっそりと死に絶えます」
そう言って颯はほくそ笑む。
「それは名案だ。では、早速それを用意しろ。あとは俺がやる」
「承知致しました。徳昂様、水抄菊は加熱に弱く、火に通せばその効能は殆どなくなってしまいます故、火がかかっていないのを確認してから入れるようにお願いいたします」
「そうか。それで歩澄様にも知られることなく始末できるというわけだな」
「ひっそりと死んでいる頃、徳昂様は歩澄様の元へ行き、お話を楽しんでくださればよいのです。私が女の屍を発見したと報告に参ります故」
「お前は、頭の回転が速い。優れた家来だな」
「身に余るお言葉でございます」
徳昂は、満足そうに宴が終わるのを待っていた。水抄菊も澪用にとっておいた膳の中に入れた。その膳のありかは颯だけに教えておいたため、確実に澪に渡っている筈だった。
徳昂の思惑通り、膳を澪へと運んだのは颯であり、その時には毒入り膳は確かに澪の元だけに届けられた。
しかし、家来の数に対し、膳の数が足りなかったため、琥太郎は自分の膳を隣の者に渡していた。
澪の分としてもとの膳をとっておいたのだが、女中が最後に膳を持ってきたため、冷めたものより温かいものをとの琥太郎の気遣いから、毒入りの膳は琥太郎が食す運びとなってしまったのである。
「……だとしてもだ。その手を離せ」
梓月は一瞬目を見開いたが、直ぐに冷静さを取り戻し態勢を変えない。
「よい。お前達、刀をしまえ」
そう静かに言ったのは歩澄だった。襟元を握る澪の両手を掴み「命に関わるのであればそちらが先だ。私に噛み付くのはそれからにしろ」そう澪の視線を捕らえながら言った。
澪は、ぐっと言葉を飲み込み、「梓月くん、薬師を! 毒は水抄菊! 麓蟲と菅紅は水抄菊に拮抗する。煎じて飲ませれば、水抄菊の効能をなすくことができる! どちらも高価なものだが、この城にならあるはず!」と梓月に向かって叫んだ。
「な、え……?」
突如そう依頼された梓月は、言葉を失い刀を構えたまま琥太郎の元へと戻る澪の姿を目で追った。
「梓月、刀を収めてすぐに行け」
歩澄は、襟元を直しながら言った。そして「お前の家来だろう?」と続けた。
「はい!」
歩澄の言葉に梓月は深く頷き、ようやく刀をしまう。
「えっと……」
澪に言われた薬草の名前を思い出そうとするが、まだ動揺しているのか、上手く頭が回らなかった。
「急ぐぞ、梓月。麓蟲と菅紅だ」
瑛梓も刀をしまうと、梓月の肩に手を置き、先にその場から走り出した。家来達が並ぶ間を駆け抜ける。
「兄上……」
頼もしい瑛梓の背中を見て、梓月はすぐにその後を追う。
「おそらく異国から入ってきた薬草だ! 博識高い楊であれば知っているやもしれぬ!」
「急ごう!」
瑛梓と梓月は、縁側から庭へと飛び出し、壁を蹴って縁へ登る。最短の距離で楊の元へと向かった。
楊は、異国から招いた腕利きの薬師である。溯雅ノ國全ての薬草を収集し、広い畑でも薬草を育てている。
自国から持ち込んだ珍しい虫や草を所有しており、薬の知識の薄い潤銘郷では多大なる功績を残していた。
齢三十八にして、優れた能力の持ち主である。
血相を変えて部屋を出て行った梓月と瑛梓の姿を見届けた歩澄は、直ぐ下で刀を構えたまま額に脂汗を浮かべている徳昂へとゆっくり視線を移した。
「徳昂……どういうことか説明してもらうぞ」
徳昂は、その場でぶるぶると震えていた。歩澄の命令に逆らい、独断で澪に毒を盛ったのだ。作戦としては上手くいく筈だった。
まさか琥太郎がその膳を食すなどとは誤算だったという他ない。
徳昂は、宴が始まるまでの家来とのやり取りを思い出していた。
昼間、澪に言われた言葉が気がかりだった。使用した杓牙草を庭に投げ捨てたままにしてあったからである。
徳昂は、庭に落ちている杓牙草を全て拾い、袋に入れて厳重に封をした。そこに通りかかったのは、徳昂が一番信用している家来の颯であった。
若く、やる気に満ちており、潤銘城にきてすぐに歩澄の右腕と呼ばれるようになった徳昂のことを誰よりも尊敬していた。元々歩澄の直属の家来であったが、競争率の高い歩澄の元では出世は遠い道程であった。
徳昂の家来となれば、重臣の直下の家来となれる。出世欲に駆られた颯は、徳昂への憧れもあり、歩澄の許しを得て主を歩澄から徳昂へと変えたのだった。
匠閃郷から潤銘郷に戻る際、杓牙草を採取してきたのもこの男だった。
茶色の短髪に黒い瞳。細い目を妖しく光らせて、杓牙草を徳昂に手渡したのである。颯は武力を上げる一方で、薬草についても学んでいた。
戦で傷付いた徳昂に、万能薬を授けるためであったが、その内に毒草についても少しずつ知識をつけ始めていた。
「徳昂様、何をなさっているのですか?」
「……颯か。クソッ、あの女め……」
「匠閃郷の姫ですか?」
「そうだ。この草では死ななかった。それどころか、臭気からも毒が回る故、用心しろとこの俺様に言っのだ」
「効かなかった……? 馬鹿な。その毒草の効果は間違いない筈ですが」
颯は、徳昂に杓牙草を手渡す前、細かくした草をうさぎを使って試していたのだ。
臭いに反応して受け付けないうさぎの耳を掴み、暴れる体を固定して口の中へと草を入れた。木の枝を使い、奥へと押し込み口の中が空になったのを確認してから手を離した。
するとうさぎは一目散に逃げ出したが、その内に毒が回り、おかしな動きをするようになったかと思うと、そのまま動かなくなった。
「何かからくりがある筈だ。歩澄様とて、あの臭気を嗅いで顔をしかめていたからな。毒であることは間違いなさそうだが、効かないなんてことはないはずだ」
「ええ。杓牙草は毒草の中でも猛毒です故、死なないなどということはあり得ませぬ。それから、臭気からも毒が回るという話は……聞いたことはありません……」
「何!?」
「おそらく、その女の嘘ではないかと思われます」
「何だと……」
澪の徳昂を馬鹿にしたような目を思い出し、頭に血が上る。毒のことなど全てお見通しだ、お前の毒など効かぬ。殺したくば殺してみろと挑発されているような気分になった。
「おのれ……あの女。この俺様を馬鹿にしおって……。ただではおかん」
「しかし、徳昂様。歩澄様からあの女には手を出すなとの命が下ったとおっしゃっていたではありませんか……」
「そうだ。それ故、迂闊に手出しはできん。毒を盛ってから徐々に効き、誰もいないところで一人悶え苦しむようなものがあればいいのだがな……」
「それであれば、水抄菊などいかがでしょうか」
「水抄菊?」
「はい。この時期、水抄菊はよく咲いております故、すぐにでも用意ができます。杓牙草に比べ、毒が効き始めるのは遅いですが、効いてくれば効果は同様と言われています」
「ほう?」
「独特のえぐみと臭いがありますが、塩と混ざることによりその臭いは殆ど消えるようです。それ故、夕げの膳に混ぜればよいかと。宴を開き、大勢が集まれば、誰が毒を盛ったかなどわかりませぬ。それに宴が終わり、皆が寝静まった頃、ようやく毒の効果が現れます故、誰もいないところでひっそりと死に絶えます」
そう言って颯はほくそ笑む。
「それは名案だ。では、早速それを用意しろ。あとは俺がやる」
「承知致しました。徳昂様、水抄菊は加熱に弱く、火に通せばその効能は殆どなくなってしまいます故、火がかかっていないのを確認してから入れるようにお願いいたします」
「そうか。それで歩澄様にも知られることなく始末できるというわけだな」
「ひっそりと死んでいる頃、徳昂様は歩澄様の元へ行き、お話を楽しんでくださればよいのです。私が女の屍を発見したと報告に参ります故」
「お前は、頭の回転が速い。優れた家来だな」
「身に余るお言葉でございます」
徳昂は、満足そうに宴が終わるのを待っていた。水抄菊も澪用にとっておいた膳の中に入れた。その膳のありかは颯だけに教えておいたため、確実に澪に渡っている筈だった。
徳昂の思惑通り、膳を澪へと運んだのは颯であり、その時には毒入り膳は確かに澪の元だけに届けられた。
しかし、家来の数に対し、膳の数が足りなかったため、琥太郎は自分の膳を隣の者に渡していた。
澪の分としてもとの膳をとっておいたのだが、女中が最後に膳を持ってきたため、冷めたものより温かいものをとの琥太郎の気遣いから、毒入りの膳は琥太郎が食す運びとなってしまったのである。
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