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諦めること
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「怒ってんのバカらしくなってきた」
凪は、千紘に額を預けたままポツリと呟いた。全て千紘のせいにしていたが、疲労が溜まっていたことも原因かと思うと自分の体だけの問題でもない気がした。
「怒ると疲れちゃうからね」
「お前はいつでも冷静だな」
「んー? 凪のことになると冷静じゃいられなくなるよ」
そう言って千紘は、凪の頭を軽く撫でてからそこにキスをした。それに気付いた凪がふと顔を上げる。自然と視線が合って、凪は千紘からのキスを受け入れた。
舌先が触れ合って、絡まり合う。千紘の腕が凪の背中に回されて、引き寄せられると一層2人の距離が縮まった。
していることは仕事と同じはずなのに、千紘とキスをすることも、体を撫でられることも嫌ではない。
それを実感すると、さっき置き去りにしてきた千紘のことが好きなのかという質問が頭に浮かんだ。
好きだと感じたことはなかった。ただ、1人で自宅で眠っても安眠できないくせに、千紘の隣でグッスリ眠れてしまうことも、それを頼ってここに来たことも事実だった。
抱かせてやると言ったのだって、ここで凪とセックスをしたら、この後会う男とはしないかもしれないと思ったからだ。
「待ち合わせ、何時?」
唇が触れるか触れないかのところで凪が尋ねた。千紘はうっすら瞼を上げて、もう一度凪の唇を奪った。
「別に、時間決まってない。家出る時電話するからいい」
千紘が凪の下着の中に手を滑り込ませ、軽く膨らんだ竿に指を添わせた。
「はっ……」
急に訪れた刺激に、凪はブルっと体を振るわせた。体の奥から続々と快感が走った。そちらに集中している間に、凪のズボンも下着も下にストンと落ちていった。
太腿に触れる空気が冷たく感じた。
「時間気にしなくていいから、俺に集中して」
「ん……」
千紘が待ち合わせなんてどうでもいい。そんな雰囲気を出すから、凪は今の千紘には自分しか見えていないのだと感じることができた。
なんだかそれが嬉しく感じた。なぜ嬉しいのかはわからないが、千紘の特別は自分以外ではダメだと思ったのだ。
凪は、千紘に額を預けたままポツリと呟いた。全て千紘のせいにしていたが、疲労が溜まっていたことも原因かと思うと自分の体だけの問題でもない気がした。
「怒ると疲れちゃうからね」
「お前はいつでも冷静だな」
「んー? 凪のことになると冷静じゃいられなくなるよ」
そう言って千紘は、凪の頭を軽く撫でてからそこにキスをした。それに気付いた凪がふと顔を上げる。自然と視線が合って、凪は千紘からのキスを受け入れた。
舌先が触れ合って、絡まり合う。千紘の腕が凪の背中に回されて、引き寄せられると一層2人の距離が縮まった。
していることは仕事と同じはずなのに、千紘とキスをすることも、体を撫でられることも嫌ではない。
それを実感すると、さっき置き去りにしてきた千紘のことが好きなのかという質問が頭に浮かんだ。
好きだと感じたことはなかった。ただ、1人で自宅で眠っても安眠できないくせに、千紘の隣でグッスリ眠れてしまうことも、それを頼ってここに来たことも事実だった。
抱かせてやると言ったのだって、ここで凪とセックスをしたら、この後会う男とはしないかもしれないと思ったからだ。
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「別に、時間決まってない。家出る時電話するからいい」
千紘が凪の下着の中に手を滑り込ませ、軽く膨らんだ竿に指を添わせた。
「はっ……」
急に訪れた刺激に、凪はブルっと体を振るわせた。体の奥から続々と快感が走った。そちらに集中している間に、凪のズボンも下着も下にストンと落ちていった。
太腿に触れる空気が冷たく感じた。
「時間気にしなくていいから、俺に集中して」
「ん……」
千紘が待ち合わせなんてどうでもいい。そんな雰囲気を出すから、凪は今の千紘には自分しか見えていないのだと感じることができた。
なんだかそれが嬉しく感じた。なぜ嬉しいのかはわからないが、千紘の特別は自分以外ではダメだと思ったのだ。
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