午後は黒猫のティータイム

アル、

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午前と黒いねこ

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いつもと変わらない街、
いつもと変わらない世界、
このいつもと変わらない日常はいつまで続くのだろうか。

そう…思える日が私にもあった。

朝つまりは午前、私はいつも通り起きた。『はぁ……』朝起きるといつもため息をしてしまう。
いつからだろうか私がこの世界に飽きてしまったのは…
いつも通り学校の準備をし朝ごはん…つまりは朝食だ、机に置かれた白いご飯と焼かれたしゃけ、それにキッチンには味噌汁が入ったまだ温かい鍋があった、
私はいつも通り用意されたものを食べる
『いつも通りの味…』
何かこれといった変化がないそれが当たり前なのだろう。
朝食を済まし着替えて学校へ行く
学校まではそれほど遠くはないが行くまでがだるいのである。
いつも通りの通学路を歩いていると1匹の黒いねこが私の足下にいるに気づいた、黒いねこは、私が気づいたことに気づくと私の顔を見て少し若々しい声で(ニャァ~)と鳴いた。
これは初めての事だ今まで私に懐いた猫なんていなかった、ましてや野良ねこなんて…
『ねこさんねこさんどうしたんだい?』
私は思わずその黒いねこに話しかけてしまった、(恥ずかしい…)
その黒いねこは私の顔をじっと見て(ニャァ~)とまた鳴き走り去ってしまった。
何だったのだろうか…まるで私の顔を確認したかのようだった。
見ると黒いねこは途中で私を見て止まっていた。
『もしかしてついて来いって言ってたのかな……?』
そう思ってしまった。
黒いねこは私をずっと見ている。
気づいて見ると私の他に人はいなかったいるのはねこが周りに2匹いた2匹のねこは私を見ている。
何だろう…
私は黒いねこについてってみることにした、このままいつも通り学校に行ってもまたつまらないだけだと思ったからだ。
その黒いねこは、私を誘導するように歩いた。
黒いねこは人がいなそうな路に入った、私もそれに続いた。
私は歩いた黒いねこに続いて歩いた。
『こんなとこがあったんだ…』
ここはどこだろう、結構歩いてきた。周りを見渡しながら、
『ねこさんここはどこなの…?』
そう言って黒いねこの方を見るとそこには黒いねこの姿がなかった。

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