午後は黒猫のティータイム

アル、

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黒猫のティータイム

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目の前には長いテーブルがある、その上にはたくさんのお菓子とティーポットと高価そうなティーカップが置かれている、
『さて…皆んな、お客様をお連れしたよ出て来て置いで』
黒いねこがそう言うと突然背後から2匹のねこが現れた。
2匹とも身体の色は黒かった、でもよく見ると瞳の色がそれぞれ違う
『ずいぶんと遅かったじゃないか王子よ』
瞳が黄色い黒い猫がそう言う。
『済まない、あの世界は何かと不便でね』
瞳が赤く王子と呼ばれる黒いねこがそう言う。
『仕方ないでしょあっちはこっちの世界とは違うの、行くだけでも大変なのよ』
瞳が少し薄い水色の黒いねこがそう言う。
3匹はそれぞれ席に座る。
王子は一番前のこの中で一番豪華な椅子に座る、2匹はそのすぐ近くの席へ向かい合って座る。
『あの…あっちの世界とかこっちの世界とかって何の話ですか…?』
私は3匹に尋ねる
『うんそうだねお嬢さんには説明しなきゃいけないね、でも…その前に今はティータイムの時間だ、さぁお嬢さんも席に席に着いてくれたまえ』
私は王の言うことに従うことにした。
私は目の前にある椅子に座った、
『うんお嬢さんは素直で良いね』

『王子?もうよろしいですか?』
と、薄い水色の瞳をした黒いねこが言う。
『そうだね、うん、お嬢さん少し目を閉じてもらえるかな?』
王子は私にそう言った。
『は…はい…』
私は素直に従った、もし逆らったらなにをされるかわからないからだ。
少しの間私は目を閉じた、
『もう目を開けても構わないよ』
王子の声が聞こえたので私は目を開ける。
目の前には黒い3匹のねこはいなく、
私と同じいや、ちょっと違うアニメとかでよく見るねこ耳と尻尾を生やした人が3人いた。
『え……』
この時私は正直驚いた。
『さて今日は良いのが手に入ったんだ冷めないうちに飲んでくれ』
黄色い瞳をしてメガネをかけていてまだ若い黒髪の男の人がそう言った。
『そうですね、彼の言うとうり…冷めないうちに飲みましょ?』
瞳が少し薄い水色の黒髪ロングの女性の方がそう言った。
『それもそうだねよし、おめでとうお嬢さん!お嬢さんでちょうど1000人目の選ばれし…おっと…えっーと、1000人目のお客様だ!この記念すべき日を祝て!乾杯!』
そう赤い瞳のツンツンとした黒髪をした男の人いや王子様がそう言うと、続けて2人も乾杯をする。
その乾杯の合図で、
黒猫たちのティータイムがはじまった。
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