主人公を助ける実力者を目指して、

九条零

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思い出話

第11話、魔王様の報告

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「それで、どうだった、」

レオンが笑いながら問いかける、

「君の言う通り、怪しいグレーの国だった、でもそれは国の問題残念ながら君たち魔族が囚われている証拠はなかった」

ライト一つ疑問があった、彼らが10年人間に侵攻しないのは、自国の治安設備が長引いたためだ、それがなくなった途端僕という邪魔が出た、黙らすには適当な口実がいる、

「しかしその国はグレーなんだろう?ならばその可能性は高い」

「しかし証拠もないのに疑いをかけるなんて、魔王、、、レオンらしくない、そんなに戦争したいですか?」

その途端魔王が凄まじいオーラを放った、

「ライト、これは」

「どうしてそこまで本気になって、ブラック王国と戦争しようとするのか」

「いい加減にしろ、人間!」

レオンがここまでいうなんて、何かあるのだ、こいつを動かすほどの何か、]

「レオン、それは今までの関係がなくなるほどの脅しだ」

「俺は魔王レオンハート デーモン今よりブラック王国に戦争を仕掛ける」

なんだと、こいつそこまで、確かに他国としてもブラック王国を破壊したいのはわからなくもない、

「他国が介入したら第四次人魔大戦が勃発するぞ!」

「いや、私がそこのアジンにブラック王国への偵察を推奨したのは、人間の国と不可侵条約を結ぶのに必要な時間だった、」

なるほど、もっと深く考えるべきだった、くっそ魔王ブームで浮かれすぎたーーー、アジンとデートもとい、偵察が楽しみだったのも否めない、

「そのブラック王国とは山を通じて隣接してはいるんだが?」

「貴様らが参戦して来るなら構わない、魔王軍約一万人が返り討ちにする、」

「望むところこっちだってそれなりの!」

ライトがアジンに止めるよう目で言った、

確かに僕なら戦いにはなるしかし、ブラック王国は嫌われている国だ、今の僕がそんな国を支援したら今まで集めた他国からのグレーな信頼が、、、
 
例えるなら、北朝鮮に日本が支援したらどうなるかみたいな誰もが黙ってないことが起こり得る、、、

「本気か、開戦はいつだ、」

「今から宣戦を布告しにいく、」

なるほど、他国からしたらなぜ?、、、まさか伝えたのか、ブラック王国に戦争するから不可侵条約をと、

「汚いな魔王、そこにいる罪のない、民たちはどうなる!」

ライトの質問の意図は、貴様の心は痛まないのか、という丁寧語だ、

「、確かに、もし自分ならとも思うが、仕方ない、民族自決の原則に基づき自らで考え行動する、我々も変わらない他の人間が邪魔なら私も邪魔、だから戦争する、民には申し訳ないが、」

「なら、もし本当に魔族が囚われたなら、レオンの行動は正しい、だが、理由もなしに大義名分だけでそんな心を痛めてまでするのか、」

魔王が悲しい表情をした、夢破れたかの顔、

「私が生まれた時、第二次人魔大戦で勝利し領土が拡大したとはいえ魔界は今より三分の一ほどしか経済力も軍事力も食糧も、なかった、魔族は貴様らとは違い200年は生きる、」

魔王が話す、暗い思いが、魔力の波長から伝わってくる、

「魔族は生まれるのも、六ヶ月と早い、だから人口の爆発に国は耐えられず、人間は誰も助けてはくれなかった、その時私は先代魔王の シャールズ・ブランド魔王、から魔王の地位を引き継いだ、私は先代魔王が今まで逃げ続けた問題に直面した、」

ちなみに先先代の魔王はレオンの父上、第二次人魔大戦で戦死している、

ライトは思った、魔族が今に至るまで、人間との和解が困難なのは、意図的でなく人間がそもそも嫌っているからか、

「私は先代魔王が逃げた問題に取り掛かり、隣国を破壊した、私は人間を虐殺した、その後私は願ってもないのに沢山の国と戦争するハメになり最後には世界の三分の一の支配する魔の王と言われるようについには人間と魔界はの共存は不可能になった、」

これが第三次人魔大戦、人間界の帝国と魔界の戦争である

人間からしたら虐殺、魔族からしたら生きるため、

「?レオンお前今幾つだ、」

「?76だ、」

、、、、、、、

「テメージジイじゃんかもう引退だ、」

「魔族は戦闘的な民族だ、だから戦うため若い期間が長い、100まで現役だ、」

「あーそう、魔族可哀想にそんなに戦わされ働かさせる、」

「黙れ貴様!」

「ライト?」

アジンが疑問な顔でライトをみつめる、

「すまない、本題だ、お前にこのブラック王国を攻める理由があるのは何となくわかった、今回は見送る、」

「いいの、ライト?」

「でも三日まて、三日だ、」

「いいだろ、それまでに旅行民は助けておけ、」

魔王が民の前に出る、

「我がレオンハート魔王国は人間の国ブラック王国に対し戦争を開始する!」

「オオオオオオオ!ー」

喝采が成り上がり、魔族げ歓喜した、


 ライトは今すぐアジンたちの小屋に行き事態を伝えた、
「えー、戦争、戦争まじ?どうしよう、どうしよう、どうしよう、チィトゥィリ?」

「落ち着け馬鹿、まず逃げなければえーと、ドゥヴァ生活必需品を早く、」

「何が必要なんですか分かりません、」

「マスタ、ースェーミの研究室持って行きたい、」

「落ち着きなさい、マスターから連絡があったように、落ちいて、キー」

「あードゥヴァがいろいろひっくり返しました、あーどうしましょう」

「ひどいわね、これは、アジン様ダメですみんな混乱して」

「シャスチは落ち着いているのね、それでやっぱりその小屋は捨てないといけない、」

「はい少し寂しいですけど、仕方ないです、」

「そうね、もうすぐ着くからよろしく、」

みんなの思い出の小屋、

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