主人公を助ける実力者を目指して、

九条零

文字の大きさ
24 / 70
ストーリー本編開始

第19話、改善要求、諦めた努力

しおりを挟む
 魔王対ライト

[それで毎回、私に疑いをかけにきたか]

[それは、闇の魔力といったらレオンだからな]

[なんでも魔族に疑いをかけるのは人間のエゴに思えるが]

悩ましい顔を浮かべるレオン、

[じゃあ、本当に知らないのか、]

余裕の笑みを浮かべるライト、

[そうだ、ましてや学生にそんな危ない力俺は渡さない、グ]

[そうか、わかったすまないレオン、(チャックメイト)]

[チ、テメーまだまだガキのくせに理不尽なほどつえーな]

[僕はこれでもチェスのプロを目指していたからな、]

[なぁ、ライト、あれからかなり経ったが、お前は変わらないな、]

レオンが軽蔑した表情を浮かべる、

[僕には、いや、我らは我らの正しいことを行う、]

[おまえ、オメガプランを潰すとか、あんまり興味ないだろ、、、、、、何を狙っている]

[僕は、不治病を治すためにダークヒーローを作ったのですよ]

[嘘つき、]

あぁ、そうだな、確かに僕が一年でも本気で不治病を治す研究をしたらおそらく、可能だろ、

[そうだよ、僕はヒーローじゃない、ダークヒーローだ!]

ライトが魔王城からさる、

[あいつは危ないな、人間たちとは感性が違うよだ、]

レオンよ、僕はヒーローになりたいんじゃない、

僕は、主人公を助ける実力者になりたいのだ!

 旧魔王城(アジン達の家)

[ライト様今日お越しになったのは闇の魔力を持った学生についてですね、]

[そうだ、ドゥヴァ、アジンはいるか]

[アジン様は今他の国でオメガプランについての情報を集めています、他のメンバーも同じように]

[なるほど、なら頼んだ情報は]

[はい、私がアジン様に報告して、情報はいただいております、]

[ありがとう、、、これは!]

[ありがとう助かったよ、]

[いえ、このようなことなんでもありません、]

[そうか、僕はこれからやることがある、じゃああとは任せるね、]

  次の日、学園

さてどう仕掛けてくるかな?

[グッド君、聞いているか、]

[はい聞いていますよそれでなんで風紀委員の僕が生徒会の会議に主席しないといけないのですか]

[君は知っているのではないか、今この学園の反乱分子が]

[まぁ、最近その手の生徒に絡まれましたから]

[なんで私に、お姉ちゃんにいってくれないの?]

セレーネがまんべんの笑みを浮かべながら光のオーラを溢れ出している

[いや、兄上たちにはご報告しました、]

[なんで私にはいってくれないの]

うわ、めんどくさい

[はいはいそこまでにしなさいよ、それより昨日2年のファミ ドラミアムと言い争っていたようだね]

[彼女たちがおそらくこの学園の反乱分子です]

[なるほどありがとうこちらも対策ができるよ]

[では僕はこれで]

[僕と一緒に食事をとりましょうよ、グッド王子]

なんでイケムンと一緒に、

[けっこうです、]

さて、そろそろかな?

[ピー!]

放送のマイク音が響く、

[全校生徒の皆さん我々は学内の差別撤廃を目指す有識同盟です、]

有識か、思い上がりだな、

[我々は生徒会と学校側に対し対等な立場での交渉を要求します、なおこの交渉にはダークヒーローの幹部からの賛同をしてもらっている]

[え!あのダークヒーローが、]

[ほんとかよ、]

なるほど、口で言っても聞かないなら実力行使する、だれもが使う良い手でもある、でも失敗なのはダークヒーローの名を語ったことだ、

  とりあえず、風紀委員と生徒会役員は集められた、

[状況は?]

[相手は放送室を占拠しているそして、王族、グッドとの交渉を要求している、]

なるほど、一番弱い僕ならてとこかな、

[風紀委員長とバルト君はどう考えていますか]

[俺は構わない、グッド貴様は王族だ、それ以外ないと僕は思う]

[まってスザク君]

[セレーネ王女、グッドは王族これは事実だ、]

[バトル君、]

[やるよな、グッド]

まぁ、僕と口喧嘩するなら相手になろう

[やります、それで今回の主犯はクソダ ジン先輩ですか?]

[その通りさすが王族知っていたか、]

お姉様は知らないようだが

[はい、兄上たちから聞いていますよ、この状態も覚悟の上]

  放送室

[こんにちは、ファミ ドラミアム先輩それとクソダ先輩]

[早速だがこちらの要求だ、]

[はい、なんでしょう]

[こちらは今すぐにでも学内に仕掛けた爆弾と我々の有識同盟が反乱する]

[なるほど、念のため忠告しますこの会話は学校に流れています]

[前にも君に話したが、三組には推薦制度がない、魔剣士は実力がないから仕方ないだが、魔術士なら才能は関係ない知識があれば新たな魔術を生み出せる三組には一組より魔術の知識が高い者が多い]

[仕方ないとは思わない、でも魔術は実戦できなければならい計算上、上部だけではいけない自らで使えなければならない]

[しかし推薦外から魔術士になるものは魔力が少ない者が多い]

[違う、推薦とは学校側の信頼があってこそだ自ら試験して資格を取得することとは違う]

[しかしなら3組には推薦を与えない、実力があるのに推薦されないのは事実だ、]

[実力?魔法が実力であって、知識は知識だ、知識があるかと直接魔法に直結はしない]

[しかし知識だけなら3組には1組より優れたものもいる彼らにチャンスがないのは間違いだ]

[確かに3組も努力して実力をつけている、だが1組が才能だけの奴らだと思っているのは大きな間違いだ、]

そう前世の世界では学力を才能と一括りにしている、

[なんだと]

[1組の奴らは才能だけでなく努力をしている、自分たちに都合の悪いことは考えず、差別の撤廃といった崇高な目標を掲げているだけだ、]

[違う、差別は存在している、それを無くそうとすることが悪いことだというのか!]

[僕の兄上たちは王族で才能もあり、第一線で戦っているだがそれは努力という対価を払っているからだ、貴族も同じだ才能は確かにずるいだが才能だけで生きられるほど世界は甘くない]

前世の世界は馬鹿でも高校にら入れた、生活保護など生きるための最低限度の生活の保証、なんて耳障りのいい言葉、確かに真実

何もしてないやつだって生きられるそんな世界だった、

無力も無能も生きられる世界なのにどうして批判する、どうして批判ばかりする、時間もある自由もある何が不満なんだ、何もしてないのにただ知ったことを一日悲しんで次の日には何事もないように無駄をする、努力してないくせに努力、努力、うるさい!僕ばかり批判するな!

[まぁ理解できなくない、実際努力は報われない、だから努力しない、正しい決断だ、だから批判して実力があるものの粗を探す]

[なら、俺たちは何もしていないで努力してないというのか貴様、]

[努力はしてる、でもそれは諦めた努力です、しょうがない努力したでもダメだったならしょうがない仕方ないそうやってみんなに行ってもらうためだけに、必死こいて体を張ってるふりをしているだけだ!]

[いいのかそんなこと言って、お前王族だろう、]

[安心してください途中から電波は切ってあります]

[調子に乗るなよ、ならお前が言ったように努力が無駄なら何をすれば良い、]

[諦めるしかないです、諦めて与えられた幸せを謳歌する何が不満なんだ、夢が叶わないなら諦めればいい、必要なことではない、無理なものより出来ることだ、]

[本気で言ってるのか]

[ええ、もちろん、でもそんなに認められたいなら誰もが納得するだけのものを持ってこい!とは思います、]

[グ!]

[ドーン]

学園内に爆弾が爆発した、
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~

スサノワ
ファンタジー
「ここわぁ、地獄かぁ――!?」  悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、気がつきゃ金糸のような髪の小娘に!? 「えっ、ファンタジーかと思ったぁ? 残っ念っ、ハイ坊主ハラペコSFファンタジーでしたぁ――ウケケケッケッ♪」  やかましぃやぁ。  ※小説家になろうさんにも投稿しています。投稿時は初稿そのまま。順次整えます。よろしくお願いします。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

処理中です...