主人公を助ける実力者を目指して、

九条零

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第二章本編開始

第47話、第一次人間界大戦争!

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そして我が国○○○○国はダイヤモンド王国と同盟を締結し、共に侵略者を撃退した、侵略国家を正しい平和国家にするために我々は完全に我らの合い入れる国となるまで実効支配することとする、

帝国側にもブランド王側にも属していない中立国であり、国力は人間界で3本の指に入るほど強い国、

ゴールド王国がダイヤモンド王国と同盟を締結したことにより、中立国同盟国は全てダイヤモンド王国に加勢する事態となった、

まさに人間界の三分の一の国々が帝国側の国を支配した、これがどういうことか、第一次人間界大戦争の勃発!

[大変なことになったな、どうするのだ?]

クロノスがグッドの部屋でゴロゴロしながら猫と遊んでいる、

[お前猫苦手なんじゃないのか、随分と猫はお前を好いているようだが、]

[私は猫が嫌いなんじゃない、私は好き?ではない謝罪、と言ったものだ、]

謝罪、少し気になるが僕にとって伏線はベストな時に明かして欲しい、ストーリーを盛り上げ僕をもっと際立ててくれる、

[ふ~ん、そうなんだ、まぁいいけど、それで僕はしばらくライトとして動くからお前は、自己判断で好きに動け、僕を監視するならそれでいいけど、]

猫と戯れながら彼女は答える、

[人間とはいつだって自分の利益のためだけに動く、人間が他人のために動くのは他人からの見返りを必ず求める、しかしたまに現れるのだお前のような特殊な、本気で自分のためだけに他人を助ける、]

ライトは確かに見返りを求めたことはない、自らがやりたいからやっているだけだ、しかし違うところがある、それはライトは他人のことなんて特に何も考えていないということだ、正しいかではなくライトにとっての正義を貫きたいという自らのエゴを満たすための利益のために動いている、

[間違っているぞ、本気で自分のために他人を助けるものは自分が好きになるように、自分の利益のために動いているのだ、この世に自らのエゴ以外で動くものはいない、]

誰かを助けることには必ず何かの利益があるからだ、自信のエゴを満たすため、又は誰かの命令に従っている、それ以外に人間が動くことはない、今回ゴールド王国は何かを企んでいる、ダイヤモンド王国を救って何になるのかわからない、しかし何かあるのだ、何かあの国に利益が、

 旧魔王城
ライトなりに先の展開を読みながらアジンたちと合流する

[ライトが言ったように第三国、ゴールド王国が企んでいた大まか予想通りになってはいたけど、まさか第三国があのゴールド国なんて思わなかった、]

アジンが珍しく考えている様子、綺麗な髪が揺れながら彼女は頭を抱えている、

[ゴールド王国、こちらとしては戦争には参加しないように決めました、]

ダークヒーローは今回の戦争には参加しない方針をとった、表向きはダイヤモンド王国の救出と言っているがゴールド王国としては戦果を横取りし人間界の頂点に立つみたいな、そんな目的だろう、帝国やブランド王国と戦争して勝てる可能性は高い、

[ゴールド王国は中立を言っていたが、そもそもなんで戦争なんていい出した普通宣言した時点で全国がその国に戦線布告することがこの世界の決まりに形上なっているはずだが、世界はなぜしなかったのだ?]

一応決まりがあるのだから帝国又はブランド王国が言えばどの国も加盟しているのだから従うはずだが、

[それが、グレイテスト王国への戦線布告が認められたのです、]

[!本当か?]

なるほど帝国側の勢力国だが裏でゴールド王国とも繋がっている、両方から甘い汁を吸っている国そんな国をなぜ今まで何もせずしていたのか、多分今までの所業に耐えかねたとか言って無理やり侵攻したのだろう、大義名分が有れば正義としてできる、正義なら強く言えない、

だがな、戦争が正義なんてことは絶対にないのだよ!なぁ、主人公!

[今現在ゴールド王国はグレイテスト王国とエメラルド王国を実質支配している、おそらくこのまま終わるとは思いません、]

[いずれにしろ、国際連合が近々開かれる、それに参加できればいいが、おそらく]

アジンが首を振る、流石に一国家でもない組織が参加することはできない、


 国際連合会議
[貴様!長期的支配を見据えず、一時的支配だと言っただろう、そのまま自国に組み込むつもりか!]

[そもそも、グレイテスト王国には国連からの許可は出ていた、エメラルド王国も我が国がダイヤモンド王国を助けたために得たものだ、我が国が悪いことは何一つとてない、]

[貴様は中立国だと宣言したではないか!我々を騙したのか、]

[中立国だからといって武力を見せなければあのままグレイテスト王国に吸われ続けていた、我が国とグレイテスト王国どちらが悪かはいうまでもない、]

[ふざけるな!貴様この気を狙って今まで対応しなかっただけであろうが、貴様は侵略国家だ!平和の敵だ!]

[平和、平和平和平和平和平和、だと貴様ら帝国側の国は二言目には平和のために助け合いましょう、甘い蜜を吸うだけの道具でしかないのだよ、既に平和なんて言葉に意味はない、貴様らはダイヤモンド王国に支援すらしなかった、平和のために助け合いだ?所詮他国なんだろう?貴様らが怒っているのは自国が危険だからだ、平和のためではない!]

帝国王とブランド王国国王ワッブル ブランドが目を合わせ合図する、

[私からゴールド王国に問う、]

人神帝国王が問う、人間界最強国というのに国連にて決定権しか行使しなかった帝国が初めて意見を言ったのだ、

[貴様は我々の要求を拒絶するのか?今後永久にグレイテスト王国とエメラルド王国を支配するというのか?]

帝国、貴様らを俺は必ず潰して、我が国が、いや俺世界を取る!

[両国の独立を認める考えはない!]

ゴールド王国国王、デンディ ゴールドがキッパリいい放つ、

[ならば、我が国人神帝国はブランド王国と同盟を結び今よりゴールド王国に対し戦線布告をする!]

この一言により、帝国ブランド王国同盟 中立国同盟との人間界大戦争が勃発した。


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