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瀬戸遥の思い出
2.瀬戸遥
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瀬戸 遥は、少し一風変わった少女だった。
無口でそれ程目立つ存在でもなく、平凡と言うには平凡すぎるほど特筆できない存在だった。その他大勢の一人で瀬戸遥は、長く短い学生時代を過ごしていた。
高校での勉強は中の上。
運動は今一つだが、可もなく不可もない。
本当に特別な事は何一つない。
特別仲の良い親友と呼べる存在は彼女には一見するとなく、どの友人はほとんどがあっさりした関係だった。だが、それを苦悩している風でもない。
誰しもが平凡でその他大勢の自分を変えようともがく年頃に、それを気にするでもなく変えようとする風でもない。悪く言えば多くのことに無関心で無頓着、良く言えば飄々と我が道を進んでいるとも言える。
それが、平凡なはずの彼女という存在を、少しだけ他の人と一風変わったものに見せていた。ただし、遥が特別異質なのはそれが理由ではないのだが……
「せーと。まぁたあんた一人?」
その声にコンクリートに座り込んだ膝の上で広げたお弁当から彼女は顔をあげた。
視界に広がる空は高く澄みきって、穏やかな春の風が柔らかく吹き付けてくる。そんな麗らかな日和の中で、ランチタイムを過ごす屋上は本当なら心地のいい場所だっただろう。
実はその声の主達を避けたくて、教室から逃げ出した遥は一人ここで弁当を広げていたのだ。どうやら逃げたしたのを見ていたらしい数人の姿に、彼女は明らかに顔色を変える。
何故、この年頃の人間は自分と違う者を排除することにこんなに一生懸命になるのだろう。
何故か、この年頃の人間は自分に群れない者を排除したがる。つまり、それは人間の本能なのかな。
そう遥は結論付けていた。
学校という社会はどんなに違うといい続けても、結局階級制に縛られている。下級生は上級生に逆らえないし、同級生にもその学力や運動神経などの能力、はたまた家庭の経済力なんかで階級が勝手に生まれる。親にしたって階級制を作るのに無意識に力を貸していて、自分より階級が低いと判断すればその者を落としにかかるのだ。良く聞くだろう?
「あそこの家の子とは遊んじゃダメよ?あそこの家は貧しいから子供も素行が悪いのよ。」と。
同じクラスになって、階級が上のモノに目をつけられてしまえばどうしようもない。配下となって供に群れるか、それとも耐えるだけかのどちらか。物語のように更に上の階級の人が助けてくれて、一躍上位階級の仲間入りなんて平凡な人間には起こり得ないのだ。
顔色を変えた彼女の表情を面白そうに見下ろして少女達はにやにやと笑った。
「あたしが書いてあげた手紙、シカトしてんじゃねぇよ。」
同級生にしか過ぎない相手の悪ぶった幼い言葉をどこか冷めた心で聞く。それが、相手の癇に障ったようで彼女は突然遥の膝の上の弁当を蹴り飛ばした。
遥は彼女が授業中に手渡しで渡してきた『昼休みに軽音部室に来い』という手紙を無視したのだ。軽音部とは名ばかりの帰宅部でもある彼女達の屯する小部屋に、何が楽しくて自分から閉じ込められにいかなきゃならないのだ。
「いい根性じゃん」
下品な笑い方に彼女は目を細める。
根性もなにも普通に考えたら、嫌なことだもの逃げるわよ。と心の中で呟きながら、コンクリートに飛び散ってしまった弁当の中身を眺めた。
普通にしていれば彼女たちはもっと可愛い少女に過ぎないのに、何故素行の悪い口の聞き方やふりをするのだろう。遥にしてみれば、そちらの方が面倒で手間がかかるのだから意味が分からない。普通にしている事の方がずっと楽でいいのに。
突然の暴挙にも動じない遥を彼女たちは一瞬虚を突かれた様に見つめる。
「な、何だよ、文句あるのかよ。」
「別に。」
そんな風だから遥の無関心は、彼女達にとって標的にしやすい虐めの格好の材料だった。これで遥が絶世の美少女でもあれは、その行動に恐れをなして手を出しもしなかったのかもしれない。実際は平凡な遥にしてみれば変えようのないマイペースな自分でしかなかったのだが、自分達に尾を振り従わないことで更に彼女達の行動はエスカレートしていた。しかし、変えようのない自分と言うものが他の少女達と違い、遥には既に確立していた。それで同じ年ごろの少女達に、酷く奇異なものに映り格好の虐めの題材になってしまうのは皮肉なものだ。
しかし、けして手は出さない。遥のなるたけ反抗しない態度に、投げ掛けられる汚い言葉とノートや教科書等物に対する彼女らの狼藉は逆に陰湿だ。
「うっざ、アンタほんときもいよねぇ。」
その言葉を無表情な遥の視線が散らばった弁当にあるのに相手が唐突にキレた。踏みにじる食材を後で拾うのは自分なのにと冷ややかに思うが、同時にあなたの靴の裏も洗わなきゃ歩くのに散々よねと考える。それに気がついたのか、更に何かしてやろうと思ったのか、相手の足が落ちていた弁当箱を踏みつけ乾いた割れる音が屋上に響き渡った。
鋭い硬質の物が砕ける音で脳裏にふと赤信号が点滅する。それは遥にとってではなく彼女等にとっての赤信号である事は遥の今までの経験から学んだことだった。
それは、もう以前に既に自分から彼女らに証明して見せているが彼女等はどうしても懲りないのだ。
「そこらへんでやめておいたら?」
不意に何時もよりもワントーン低く言葉が放たれる。
「また、弱いもの虐めかぁ。」
遥の口から続く思わぬ言葉に、彼女達がハッとした様に身を引いた。やおらすっくと立ち上がって、彼女らを見つめる一人ぼっちの少女の瞳が微かに色を変えた。わざと少し落とした肩越しに見上げるように睨み付け強い感情を浮かべる、彼女らの一人が背後で「ほら、またこうなったじゃん」と微かな声で呟くのにニヤリと笑う。
「まだ懲りないの?」
平凡な少女らしからぬ物言いは、怖じ気づいている以外の他の少女達をもたじろがせた。事実先日何かあったらしい少女が、一人一歩後ろに足を引くのが見える。それを横目に彼女はつまらなそうに目を細める。
堂々とした態度でたった一人きりの少女が、最初に口を開いた少女をギロリと睨みつけながら立っている。普段の平凡な姿を知るもの、やはり威圧感の強い視線は奇異なものに見えるのだった。
何がその自信に繋がるのか普段前髪で隠しがちな大きな瞳は、瞬き一つせず別人のように輝き辺りを見据えている。その瞳の力に負けて取り囲んでいた少女達はジリと後ずさりしながら、口々に汚い罵りの言葉を投げつけて彼女の視界から消えた。
やがて、ふぅっと息をついて、少女はストンとその場に腰を下ろす。
無残な弁当の残骸だけが春風の中で散らばっている。
その残骸を拾い集め、屋上入り口に設置されたゴミ袋に入れると彼女はふっと吸い込まれそうに青い空を見上げる。
「やりすぎじゃない?」
ポツリと呟くように言葉が遥の口からこぼれ落ちると、まるで会話をするように同じ口から答える声がこぼれる。
「遥が抵抗しなさすぎるのよ。懲りないんだから、あいつら。」
自分自身を呆れるような言葉に遥は思わず苦笑する。よく見れば遥が話すときはきちんと開いていた瞳が、交互に会話する相手に変わると貸すかに細めらる。声のトーンも話し方すらも違う。
「それより、午後がもつかの方が心配よ。」
「私はお弁当箱どうしたのか説明するのが問題だよ。」
朗らかな口調は明らかに遥の話し方とは異なり、不思議なコントラストを生み出している。まるで、そこに気の合う2人が並んで座り会話をしているかのようだ。
「めんどくさ、午後サボってマックでも行こうよ。」
「だぁめ、カナタ、古文の授業あるんだから。」
カナタは遥の友達だった。
いつの間に存在したのかも分からない。
小学生になったばかりの頃、慣れない環境と新しい同級生に遥は中々溶け込めなかった。
独りぼっちで遊んでいた遥に、不意に現れた一番の親友。何故かその存在は体を持たず、こうして彼女の体内に存在する意識だけの存在だと告げる。
大人から見たら他愛のない子供の孤独を誤魔化すための空想上の友達だ。でもカナタは初めて遥に話しかけた時、自分は遥の双子の姉妹だと告げた。驚いた遥は母に自分は双子だったのか聞いたが、母は何も知らない様子で二度と聞くことは考えなかった。
幼い頃から二人は一緒に暮らしてきた。
物静かな平凡な遥と活発でわりと運動の好きなカナタ、一つの体に二人でいるのは当たり前の事だと遥は思っていた。他にもこういう状況の人がいるかもと思ったが、今のところ出会ったことはない。実際、カナタは勝手に出てきて喋るし短時間であれば遥の体を動かすこともできるらしい。小学生の頃何をどうやっても器具を使っても遥は、逆上がりができなかった。ところがカナタに変わった途端、逆上がりどころか足掛け上がりは簡単にやってみせるし遥がどうやっても登れない鉄棒をスルスルと登ってみせた事がある。その後、遥に戻った後でもう一度やってみせろと言われた遥が、困惑で泣き出す始末だった。また、カナタは遥が得意な根気のいる作業が苦手で、一度図書委員の仕事の前にカナタになったとき仕事をすっぽかしてしまったこともある。その後怒られたのは遥なのだが。
お陰で、昔から他の人には遥は空想癖のある予想できない人物として認識されている。それが、遥が普通の人と違うと認識される由縁だ。
無口でそれ程目立つ存在でもなく、平凡と言うには平凡すぎるほど特筆できない存在だった。その他大勢の一人で瀬戸遥は、長く短い学生時代を過ごしていた。
高校での勉強は中の上。
運動は今一つだが、可もなく不可もない。
本当に特別な事は何一つない。
特別仲の良い親友と呼べる存在は彼女には一見するとなく、どの友人はほとんどがあっさりした関係だった。だが、それを苦悩している風でもない。
誰しもが平凡でその他大勢の自分を変えようともがく年頃に、それを気にするでもなく変えようとする風でもない。悪く言えば多くのことに無関心で無頓着、良く言えば飄々と我が道を進んでいるとも言える。
それが、平凡なはずの彼女という存在を、少しだけ他の人と一風変わったものに見せていた。ただし、遥が特別異質なのはそれが理由ではないのだが……
「せーと。まぁたあんた一人?」
その声にコンクリートに座り込んだ膝の上で広げたお弁当から彼女は顔をあげた。
視界に広がる空は高く澄みきって、穏やかな春の風が柔らかく吹き付けてくる。そんな麗らかな日和の中で、ランチタイムを過ごす屋上は本当なら心地のいい場所だっただろう。
実はその声の主達を避けたくて、教室から逃げ出した遥は一人ここで弁当を広げていたのだ。どうやら逃げたしたのを見ていたらしい数人の姿に、彼女は明らかに顔色を変える。
何故、この年頃の人間は自分と違う者を排除することにこんなに一生懸命になるのだろう。
何故か、この年頃の人間は自分に群れない者を排除したがる。つまり、それは人間の本能なのかな。
そう遥は結論付けていた。
学校という社会はどんなに違うといい続けても、結局階級制に縛られている。下級生は上級生に逆らえないし、同級生にもその学力や運動神経などの能力、はたまた家庭の経済力なんかで階級が勝手に生まれる。親にしたって階級制を作るのに無意識に力を貸していて、自分より階級が低いと判断すればその者を落としにかかるのだ。良く聞くだろう?
「あそこの家の子とは遊んじゃダメよ?あそこの家は貧しいから子供も素行が悪いのよ。」と。
同じクラスになって、階級が上のモノに目をつけられてしまえばどうしようもない。配下となって供に群れるか、それとも耐えるだけかのどちらか。物語のように更に上の階級の人が助けてくれて、一躍上位階級の仲間入りなんて平凡な人間には起こり得ないのだ。
顔色を変えた彼女の表情を面白そうに見下ろして少女達はにやにやと笑った。
「あたしが書いてあげた手紙、シカトしてんじゃねぇよ。」
同級生にしか過ぎない相手の悪ぶった幼い言葉をどこか冷めた心で聞く。それが、相手の癇に障ったようで彼女は突然遥の膝の上の弁当を蹴り飛ばした。
遥は彼女が授業中に手渡しで渡してきた『昼休みに軽音部室に来い』という手紙を無視したのだ。軽音部とは名ばかりの帰宅部でもある彼女達の屯する小部屋に、何が楽しくて自分から閉じ込められにいかなきゃならないのだ。
「いい根性じゃん」
下品な笑い方に彼女は目を細める。
根性もなにも普通に考えたら、嫌なことだもの逃げるわよ。と心の中で呟きながら、コンクリートに飛び散ってしまった弁当の中身を眺めた。
普通にしていれば彼女たちはもっと可愛い少女に過ぎないのに、何故素行の悪い口の聞き方やふりをするのだろう。遥にしてみれば、そちらの方が面倒で手間がかかるのだから意味が分からない。普通にしている事の方がずっと楽でいいのに。
突然の暴挙にも動じない遥を彼女たちは一瞬虚を突かれた様に見つめる。
「な、何だよ、文句あるのかよ。」
「別に。」
そんな風だから遥の無関心は、彼女達にとって標的にしやすい虐めの格好の材料だった。これで遥が絶世の美少女でもあれは、その行動に恐れをなして手を出しもしなかったのかもしれない。実際は平凡な遥にしてみれば変えようのないマイペースな自分でしかなかったのだが、自分達に尾を振り従わないことで更に彼女達の行動はエスカレートしていた。しかし、変えようのない自分と言うものが他の少女達と違い、遥には既に確立していた。それで同じ年ごろの少女達に、酷く奇異なものに映り格好の虐めの題材になってしまうのは皮肉なものだ。
しかし、けして手は出さない。遥のなるたけ反抗しない態度に、投げ掛けられる汚い言葉とノートや教科書等物に対する彼女らの狼藉は逆に陰湿だ。
「うっざ、アンタほんときもいよねぇ。」
その言葉を無表情な遥の視線が散らばった弁当にあるのに相手が唐突にキレた。踏みにじる食材を後で拾うのは自分なのにと冷ややかに思うが、同時にあなたの靴の裏も洗わなきゃ歩くのに散々よねと考える。それに気がついたのか、更に何かしてやろうと思ったのか、相手の足が落ちていた弁当箱を踏みつけ乾いた割れる音が屋上に響き渡った。
鋭い硬質の物が砕ける音で脳裏にふと赤信号が点滅する。それは遥にとってではなく彼女等にとっての赤信号である事は遥の今までの経験から学んだことだった。
それは、もう以前に既に自分から彼女らに証明して見せているが彼女等はどうしても懲りないのだ。
「そこらへんでやめておいたら?」
不意に何時もよりもワントーン低く言葉が放たれる。
「また、弱いもの虐めかぁ。」
遥の口から続く思わぬ言葉に、彼女達がハッとした様に身を引いた。やおらすっくと立ち上がって、彼女らを見つめる一人ぼっちの少女の瞳が微かに色を変えた。わざと少し落とした肩越しに見上げるように睨み付け強い感情を浮かべる、彼女らの一人が背後で「ほら、またこうなったじゃん」と微かな声で呟くのにニヤリと笑う。
「まだ懲りないの?」
平凡な少女らしからぬ物言いは、怖じ気づいている以外の他の少女達をもたじろがせた。事実先日何かあったらしい少女が、一人一歩後ろに足を引くのが見える。それを横目に彼女はつまらなそうに目を細める。
堂々とした態度でたった一人きりの少女が、最初に口を開いた少女をギロリと睨みつけながら立っている。普段の平凡な姿を知るもの、やはり威圧感の強い視線は奇異なものに見えるのだった。
何がその自信に繋がるのか普段前髪で隠しがちな大きな瞳は、瞬き一つせず別人のように輝き辺りを見据えている。その瞳の力に負けて取り囲んでいた少女達はジリと後ずさりしながら、口々に汚い罵りの言葉を投げつけて彼女の視界から消えた。
やがて、ふぅっと息をついて、少女はストンとその場に腰を下ろす。
無残な弁当の残骸だけが春風の中で散らばっている。
その残骸を拾い集め、屋上入り口に設置されたゴミ袋に入れると彼女はふっと吸い込まれそうに青い空を見上げる。
「やりすぎじゃない?」
ポツリと呟くように言葉が遥の口からこぼれ落ちると、まるで会話をするように同じ口から答える声がこぼれる。
「遥が抵抗しなさすぎるのよ。懲りないんだから、あいつら。」
自分自身を呆れるような言葉に遥は思わず苦笑する。よく見れば遥が話すときはきちんと開いていた瞳が、交互に会話する相手に変わると貸すかに細めらる。声のトーンも話し方すらも違う。
「それより、午後がもつかの方が心配よ。」
「私はお弁当箱どうしたのか説明するのが問題だよ。」
朗らかな口調は明らかに遥の話し方とは異なり、不思議なコントラストを生み出している。まるで、そこに気の合う2人が並んで座り会話をしているかのようだ。
「めんどくさ、午後サボってマックでも行こうよ。」
「だぁめ、カナタ、古文の授業あるんだから。」
カナタは遥の友達だった。
いつの間に存在したのかも分からない。
小学生になったばかりの頃、慣れない環境と新しい同級生に遥は中々溶け込めなかった。
独りぼっちで遊んでいた遥に、不意に現れた一番の親友。何故かその存在は体を持たず、こうして彼女の体内に存在する意識だけの存在だと告げる。
大人から見たら他愛のない子供の孤独を誤魔化すための空想上の友達だ。でもカナタは初めて遥に話しかけた時、自分は遥の双子の姉妹だと告げた。驚いた遥は母に自分は双子だったのか聞いたが、母は何も知らない様子で二度と聞くことは考えなかった。
幼い頃から二人は一緒に暮らしてきた。
物静かな平凡な遥と活発でわりと運動の好きなカナタ、一つの体に二人でいるのは当たり前の事だと遥は思っていた。他にもこういう状況の人がいるかもと思ったが、今のところ出会ったことはない。実際、カナタは勝手に出てきて喋るし短時間であれば遥の体を動かすこともできるらしい。小学生の頃何をどうやっても器具を使っても遥は、逆上がりができなかった。ところがカナタに変わった途端、逆上がりどころか足掛け上がりは簡単にやってみせるし遥がどうやっても登れない鉄棒をスルスルと登ってみせた事がある。その後、遥に戻った後でもう一度やってみせろと言われた遥が、困惑で泣き出す始末だった。また、カナタは遥が得意な根気のいる作業が苦手で、一度図書委員の仕事の前にカナタになったとき仕事をすっぽかしてしまったこともある。その後怒られたのは遥なのだが。
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