27 / 35
かぐや姫伝説は疫病とともに
第27話
しおりを挟む
テーブルの上に薬を包んでいる布を置くと、彼らは首を傾げて私を見た。
「これは?開けるよ。」
ジャックはするすると布を解いた。
ジャックの肩越しに彼らはテーブルを覗き込む。
中にある星屑のような美しい粒を見ると、ヘヴンが不思議そうに声を上げた。
「すっごく綺麗な粒だけど、これ何?お菓子?僕こんな光の粒みたいなの、見たことないよ。」
ヘヴンの言葉に、他の面々も頷いて同調する。
私は怖気づきそうな体を奮い立たせ、彼らの目を見て、……やっぱり少し逸らして、恐る恐る告げた。
「……これは、流行病に効くと思われる薬です。あの、ええと……私が作りました。多分、国中に渡るくらいの量はあります。あの、どうですか……?」
落ち着かなくて、手が服裾を触ったり指をもじもじさせてしまう。彼らの反応を見るのが怖くて、私は下を向いていた。
「……材料はなんだ?作り方は?どこで見つけた、いつわかった?本当に効くのか?」
畳み掛けるようにアルが私に問う。
私は言葉をつまらせながら1つ1つ答えた。
緊張で上手く喋ることが出来ない私を、彼らは根気よく待った。
「あ、えっと、材料は2つで、“蓬莱の玉の枝の葉” “月色の瞳の月兎から受けとった海の実”。それを決められた手順で瓶に入れて、“金烏の羽”でかき混ぜます。えっと、そしたらこうなりました。あ…えっと、材料は私が見つけたわけじゃないんです。私のもとに集まるように、届けてくれたんです。」
「……作り方は、昨日の夜に分かりました。夢で、この材料の持ち主や、道具の持ち主が教えてくれたんです。あの、だから……効くか、と言われたら分からないんですけど……多分、効きます。」
そう言うと、俯いていた顔をさらに俯かせて、服の裾を握りしめた。
黙ったままの彼らの顔は見えない。本当は耳だって塞ぎたいくらいだ。
死刑宣告を待つ囚人のように、私は審判を待っていた。
こんな馬鹿げた話、誰が信じるんだ。子供の妄想だと笑われるか、はたまたタチの悪い嘘をつくなと怒鳴られるかもしれない。
というか、夢で見て作りましたってなんなんだ。もっと他にいいようは……
「ライラ」
びくっと体を震わせると、私は目を閉じてはい、と小さな声で答えた。ああ、嫌だ。聞きたくない。
「よくやった。」
え、と声を漏らした私は俯いた顔にかかる髪の隙間から彼らを覗いた。
興味津々に薬を見る彼らは、あれやこれやと話し始める。
「東洋のお菓子にこんなのがあったわね。美味しそうだわ、これなら子供も嫌がらずに飲んでくれそう。小さいから飲みやすいわね。……本当にかわいいわ。1個つまんでもいいかしら。」
「ヴェレナ、薬が足りなくなったら困るだろ。……ふむ、これは流石の僕でも見たことないねぇ。蓬莱の玉の枝って言ったっけ?そう言えば、異世界人が書いたおとぎ話に“カグヤ姫伝説”ってあったよね、確かあれに出てきたはずだよ。」
「カッツェ、それより配る方法を考えるのが先だ。後で商会に行くぞライラ、早く戦略を考えなきゃな。まずは……」
「ギャリー、暴れないで……薬がこぼれる。」
わいわいと騒ぐ彼らの様子は、私の言うことを全て信じているようだった。私はその様子を見て呆然と口を開けた。
信じている?いや、そんなことはありえない。
「ちょ、ちょっと待ってください。なんで?なんで皆、信じたんですか?私が嘘をついているかもしれないのに、こんなの子供の妄想みたいな馬鹿げた話なのに!なんで……」
薬を眺めていたアルが私を向いて、きょとんとした顔で言った。
「なんだ、嘘なのか?」
ヘヴンがにやーと笑い、アルの肩に腕を回して私を見る。
「こんな薬効くわけないだろ!って否定して欲しかったのかなー?」
ヘヴンの言葉に、私はぐっと息を詰まらせた。アルは、そんな私を見て出来の悪い子を見るように笑った。
「お前と出会ってまだ短いけどな、誠実な奴だってことはわかるさ。嘘をつくようなタイプじゃないだろ、…いや、多分ポーカーフェイスで息を吐くように嘘をつけるんだろうけど、こんな風に人に害を与える嘘はつかねえよ。」
ぽん、と頭に手を乗せてぐりぐりと撫でるアルの手は、とても暖かかった。氷のようにこわばっていた体が、陽だまりの中にいるようにじんわりと溶けていく。
「伝説の宝物で作った薬だ、効かないはずないだろ。お前も1人でよく頑張ったな。緊張しただろ。偉いぞ、褒めてやる。」
私の目線に合わせて腰をかがめたアルと目が合った。琥珀色の瞳が蜂蜜のように蕩けていて、私を甘やかすように見ている。
「あ、顔が赤い。……!」
茶化すように言ったヘヴンは、私の顔を見るとぎょっとしたように慌てだした。
なんでだろう、と頬に手を当てると、水滴がぽたりと手の甲に落ちた。
あれ、私、なんで泣いているんだろう。
暖かな心と裏腹に、涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。不思議で、心地のいい涙だった。
泣き続ける私を取り囲んで、皆は私をあやすように甘やかしはじめた。
子供のようにあやされるのはいつぶりだろう。恥ずかしいけれど、それ以上に嬉しかった。
そこからは超スピードで物事が進み始めた。
カッツェの実家、ヨエル商会は国相手でも対等に渡り合える、まさに世界を股に掛ける大商会だ。そこに薬を委託という形で置かせてもらう。
ただ、今回は“売る”のではなく、“配布”という形で薬を世に出す。その代わり、薬の包み紙をヨエル商会の印の入った特別な紙にする。ヨエル商会は今回の流行病で酷いダメージを負っている訳では無いので、今回は慈善事業的なこともするつもりだったらしい。
「薬を国民に無料配布。材料はもうないし、薬はうちしか持っていない。いや、これで国に恩も売れるなぁ。キタルファはうちに高圧的な態度が取れるほどの国という訳でもないし、うん。今回は好きにさせてもらおう。」
人の悪い笑みを浮かべ、カッツェは楽しそうに呟いた。物騒なことを言っているが、今回1番働いてもらうのはカッツェだ。見ないふりをさせてもらおう。
そして、試験的に家で寝込んでいるヘルに薬を飲ませてみた。みるみるうちに回復し、薬としての効果もバッチリだということがわかったので、安心して世に送り出すことが出来る。
「かぐや姫の月薬」という名前になった薬は、ヨエル商会の手によって瞬く間に国中に届けられた。街は華やぎ、活気が戻り始めるのを見ると、ああ、私は間違わなかったんだ、とほっとする。私は笑顔が見られる街を眺めていた。空は真っ青で、雲一つない。まるでこの国の心を現しているようだ。
「ライラ……ちょっといい……?ジャックとカッツェが、呼んでる。」
レディがちょいちょいと手招きして私を呼ぶ。なんだろう、と不思議に思いながらレディについていった。
ついて行った先には、ジャックとカッツェ、それに栗色の髪の見知らぬ女の子がいる。
「ああ、ライラ。この子がどうしてもお礼を言いたいんだって。ごめんね、ライラのこと喋ってるの聞かれちゃったんだ。」
ジャックは私の手を引いて、栗色の髪の女の子の前に連れていった。
「これは?開けるよ。」
ジャックはするすると布を解いた。
ジャックの肩越しに彼らはテーブルを覗き込む。
中にある星屑のような美しい粒を見ると、ヘヴンが不思議そうに声を上げた。
「すっごく綺麗な粒だけど、これ何?お菓子?僕こんな光の粒みたいなの、見たことないよ。」
ヘヴンの言葉に、他の面々も頷いて同調する。
私は怖気づきそうな体を奮い立たせ、彼らの目を見て、……やっぱり少し逸らして、恐る恐る告げた。
「……これは、流行病に効くと思われる薬です。あの、ええと……私が作りました。多分、国中に渡るくらいの量はあります。あの、どうですか……?」
落ち着かなくて、手が服裾を触ったり指をもじもじさせてしまう。彼らの反応を見るのが怖くて、私は下を向いていた。
「……材料はなんだ?作り方は?どこで見つけた、いつわかった?本当に効くのか?」
畳み掛けるようにアルが私に問う。
私は言葉をつまらせながら1つ1つ答えた。
緊張で上手く喋ることが出来ない私を、彼らは根気よく待った。
「あ、えっと、材料は2つで、“蓬莱の玉の枝の葉” “月色の瞳の月兎から受けとった海の実”。それを決められた手順で瓶に入れて、“金烏の羽”でかき混ぜます。えっと、そしたらこうなりました。あ…えっと、材料は私が見つけたわけじゃないんです。私のもとに集まるように、届けてくれたんです。」
「……作り方は、昨日の夜に分かりました。夢で、この材料の持ち主や、道具の持ち主が教えてくれたんです。あの、だから……効くか、と言われたら分からないんですけど……多分、効きます。」
そう言うと、俯いていた顔をさらに俯かせて、服の裾を握りしめた。
黙ったままの彼らの顔は見えない。本当は耳だって塞ぎたいくらいだ。
死刑宣告を待つ囚人のように、私は審判を待っていた。
こんな馬鹿げた話、誰が信じるんだ。子供の妄想だと笑われるか、はたまたタチの悪い嘘をつくなと怒鳴られるかもしれない。
というか、夢で見て作りましたってなんなんだ。もっと他にいいようは……
「ライラ」
びくっと体を震わせると、私は目を閉じてはい、と小さな声で答えた。ああ、嫌だ。聞きたくない。
「よくやった。」
え、と声を漏らした私は俯いた顔にかかる髪の隙間から彼らを覗いた。
興味津々に薬を見る彼らは、あれやこれやと話し始める。
「東洋のお菓子にこんなのがあったわね。美味しそうだわ、これなら子供も嫌がらずに飲んでくれそう。小さいから飲みやすいわね。……本当にかわいいわ。1個つまんでもいいかしら。」
「ヴェレナ、薬が足りなくなったら困るだろ。……ふむ、これは流石の僕でも見たことないねぇ。蓬莱の玉の枝って言ったっけ?そう言えば、異世界人が書いたおとぎ話に“カグヤ姫伝説”ってあったよね、確かあれに出てきたはずだよ。」
「カッツェ、それより配る方法を考えるのが先だ。後で商会に行くぞライラ、早く戦略を考えなきゃな。まずは……」
「ギャリー、暴れないで……薬がこぼれる。」
わいわいと騒ぐ彼らの様子は、私の言うことを全て信じているようだった。私はその様子を見て呆然と口を開けた。
信じている?いや、そんなことはありえない。
「ちょ、ちょっと待ってください。なんで?なんで皆、信じたんですか?私が嘘をついているかもしれないのに、こんなの子供の妄想みたいな馬鹿げた話なのに!なんで……」
薬を眺めていたアルが私を向いて、きょとんとした顔で言った。
「なんだ、嘘なのか?」
ヘヴンがにやーと笑い、アルの肩に腕を回して私を見る。
「こんな薬効くわけないだろ!って否定して欲しかったのかなー?」
ヘヴンの言葉に、私はぐっと息を詰まらせた。アルは、そんな私を見て出来の悪い子を見るように笑った。
「お前と出会ってまだ短いけどな、誠実な奴だってことはわかるさ。嘘をつくようなタイプじゃないだろ、…いや、多分ポーカーフェイスで息を吐くように嘘をつけるんだろうけど、こんな風に人に害を与える嘘はつかねえよ。」
ぽん、と頭に手を乗せてぐりぐりと撫でるアルの手は、とても暖かかった。氷のようにこわばっていた体が、陽だまりの中にいるようにじんわりと溶けていく。
「伝説の宝物で作った薬だ、効かないはずないだろ。お前も1人でよく頑張ったな。緊張しただろ。偉いぞ、褒めてやる。」
私の目線に合わせて腰をかがめたアルと目が合った。琥珀色の瞳が蜂蜜のように蕩けていて、私を甘やかすように見ている。
「あ、顔が赤い。……!」
茶化すように言ったヘヴンは、私の顔を見るとぎょっとしたように慌てだした。
なんでだろう、と頬に手を当てると、水滴がぽたりと手の甲に落ちた。
あれ、私、なんで泣いているんだろう。
暖かな心と裏腹に、涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。不思議で、心地のいい涙だった。
泣き続ける私を取り囲んで、皆は私をあやすように甘やかしはじめた。
子供のようにあやされるのはいつぶりだろう。恥ずかしいけれど、それ以上に嬉しかった。
そこからは超スピードで物事が進み始めた。
カッツェの実家、ヨエル商会は国相手でも対等に渡り合える、まさに世界を股に掛ける大商会だ。そこに薬を委託という形で置かせてもらう。
ただ、今回は“売る”のではなく、“配布”という形で薬を世に出す。その代わり、薬の包み紙をヨエル商会の印の入った特別な紙にする。ヨエル商会は今回の流行病で酷いダメージを負っている訳では無いので、今回は慈善事業的なこともするつもりだったらしい。
「薬を国民に無料配布。材料はもうないし、薬はうちしか持っていない。いや、これで国に恩も売れるなぁ。キタルファはうちに高圧的な態度が取れるほどの国という訳でもないし、うん。今回は好きにさせてもらおう。」
人の悪い笑みを浮かべ、カッツェは楽しそうに呟いた。物騒なことを言っているが、今回1番働いてもらうのはカッツェだ。見ないふりをさせてもらおう。
そして、試験的に家で寝込んでいるヘルに薬を飲ませてみた。みるみるうちに回復し、薬としての効果もバッチリだということがわかったので、安心して世に送り出すことが出来る。
「かぐや姫の月薬」という名前になった薬は、ヨエル商会の手によって瞬く間に国中に届けられた。街は華やぎ、活気が戻り始めるのを見ると、ああ、私は間違わなかったんだ、とほっとする。私は笑顔が見られる街を眺めていた。空は真っ青で、雲一つない。まるでこの国の心を現しているようだ。
「ライラ……ちょっといい……?ジャックとカッツェが、呼んでる。」
レディがちょいちょいと手招きして私を呼ぶ。なんだろう、と不思議に思いながらレディについていった。
ついて行った先には、ジャックとカッツェ、それに栗色の髪の見知らぬ女の子がいる。
「ああ、ライラ。この子がどうしてもお礼を言いたいんだって。ごめんね、ライラのこと喋ってるの聞かれちゃったんだ。」
ジャックは私の手を引いて、栗色の髪の女の子の前に連れていった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる