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服の交換っこ
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昨日置いていった僕の服。洗濯しておいてくれたらしいその服を着る。たった今まで着ていた僕の服はシンヤが着る。
「ん……♡ ぁ♡ は、ぁっ……♡ はぅんっ♡♡」
着替えるだけなのにシンヤは喘いでいる。撮りたい。
「シンヤくん、可愛い声出してどうしたの?」
「身体、動かす度にぃっ……♡ 締め、られるとこ、変わって……ぁうっ♡ んっ♡ んんっ♡ バイブ、押し込まれることもあって……♡ これ、やば……外歩くとか、無理……♡」
「大丈夫だよ、僕が手伝ってあげるからね」
服を着せるのを手伝いながら外を歩く時も支えるよと主張する。外出時のプレイを諦める気はさらさらない。
「あ……♡ ヒロ、くぅん……♡ ヒロくんっ♡ 好き♡ 好きぃ……♡」
ベルトを整えてやっているとシンヤに抱き締められた。僕の匂いがする服を越えて彼の熱が伝わってくる。その高温は彼の興奮を示している。
「ど、どうしたの、急に……僕も好きだよ」
ベルトを締め終えたのでシンヤを抱き返しながら赤い顔を見上げると、切れ長の綺麗な瞳は潤んでいた。
「嘘みたい……♡ 夢、見てるみたい……♡ ヒロくんと、恋人なの……毎日、毎日、起きる度にね、今までの現実なのかなって……全部夢だったんじゃないかって……怖い」
「……現実だよ。僕と、君は、恋人」
「妄想じゃない? このヒロくん、妄想じゃないの? 俺なんか、ヒロくん本当に、ヒロくん、ヒロくん……ヒロくんヒロくんヒロくんヒロくんっ……!」
「お、落ち着いて。恋人だよ、僕は現実。ちゃんと触れてるでしょ?」
「ぅ、ん……ヒロ、くん……♡ ヒロくぅん……♡」
ぐずるような高い声が僕の胸を締め付ける。不安を一つずつ丁寧に取り除いているつもりだったが、その不安がなくなったことにまた不安になるなんて──難しい子だ。
「よし、服着られたね。どう?」
シンヤはふらふらと後ずさり、僕から数歩離れる。袖の匂いなどを嗅ぎ、頬を緩める。
「ヒロくんの匂い……♡ ヒロくん♡ ヒロくぅんっ♡♡ んっ♡♡ ぁ♡ あっ……♡♡♡」
ビクンと身体を跳ねさせて倒れそうになったシンヤを慌てて支え、どうしたのかと聞く。
「うれ、しくてぇ……しめ、つけて……イっちゃった♡」
服からの僕の匂いに興奮してバイブを締め付け、絶頂したと? 本当に外に出て大丈夫だろうか。
「ヒロくん……♡ ねぇヒロくん、約束……♡」
「約束? 何?」
「ヒロくんのしゃぶらせてくれるって」
「あ、あぁ……いい? うん、分かった、座るから待ってね」
ベッドに腰を下ろすとシンヤは床に正座をし、中途半端な金髪を揺らして僕を見上げた。
「ヒロくん……♡」
「あ、ぅ、うんっ……出すね」
ズボンと下着をズラして陰茎を露出させる。ぶるんと飛び出たそれを見てシンヤは生唾を呑み込み、熱い息を吐いた。
「い、いいのっ? しゃぶっていいのっ?」
「う、うん……してくれる? ありがとう」
まるで大好物を目の前にした子供だ。シンヤは黒い瞳をキラキラと輝かせて唇を突き出し、亀頭にちゅうっと吸い付いた。
「いただきます……♡♡」
亀頭にキスをした唇がゆっくりと開き、陰茎の先端がシンヤの口内に隠れる。ぬるぬるとした弾力のあるものが、シンヤの舌が、鈴口をチロチロと舐め始める。
「ん♡ んちゅ♡ んん♡ んっ♡」
自分は座ったまま、床に膝をついた者に性欲処理をさせるこの圧倒的な支配感。自分の価値を勘違いしてしまいそうだ。
「はむ、ぁむ……♡ ひりょ、ぅん……あひゃま、なれへぇ……?」
「……あっ、うん、撫でるんだね。なでなで~……シンヤくんは可愛いねぇ」
「ん……♡ なれなれ、うれひぃ……♡」
シンヤが声を出す度、その振動が陰茎に伝わる。上顎と舌にきゅっきゅっと挟まれる。
「ん……気持ちいいよ、シンヤくん」
可愛いと褒めるよりも気持ちいいと感想を言った方がシンヤは嬉しそうにするし、舌の動きにもやる気が出たように感じる。
本当に僕のことが好きなんだな。シンヤの存在こそ夢や幻のように思えてくる。
「ん……♡ ぁ♡ は、ぁっ……♡ はぅんっ♡♡」
着替えるだけなのにシンヤは喘いでいる。撮りたい。
「シンヤくん、可愛い声出してどうしたの?」
「身体、動かす度にぃっ……♡ 締め、られるとこ、変わって……ぁうっ♡ んっ♡ んんっ♡ バイブ、押し込まれることもあって……♡ これ、やば……外歩くとか、無理……♡」
「大丈夫だよ、僕が手伝ってあげるからね」
服を着せるのを手伝いながら外を歩く時も支えるよと主張する。外出時のプレイを諦める気はさらさらない。
「あ……♡ ヒロ、くぅん……♡ ヒロくんっ♡ 好き♡ 好きぃ……♡」
ベルトを整えてやっているとシンヤに抱き締められた。僕の匂いがする服を越えて彼の熱が伝わってくる。その高温は彼の興奮を示している。
「ど、どうしたの、急に……僕も好きだよ」
ベルトを締め終えたのでシンヤを抱き返しながら赤い顔を見上げると、切れ長の綺麗な瞳は潤んでいた。
「嘘みたい……♡ 夢、見てるみたい……♡ ヒロくんと、恋人なの……毎日、毎日、起きる度にね、今までの現実なのかなって……全部夢だったんじゃないかって……怖い」
「……現実だよ。僕と、君は、恋人」
「妄想じゃない? このヒロくん、妄想じゃないの? 俺なんか、ヒロくん本当に、ヒロくん、ヒロくん……ヒロくんヒロくんヒロくんヒロくんっ……!」
「お、落ち着いて。恋人だよ、僕は現実。ちゃんと触れてるでしょ?」
「ぅ、ん……ヒロ、くん……♡ ヒロくぅん……♡」
ぐずるような高い声が僕の胸を締め付ける。不安を一つずつ丁寧に取り除いているつもりだったが、その不安がなくなったことにまた不安になるなんて──難しい子だ。
「よし、服着られたね。どう?」
シンヤはふらふらと後ずさり、僕から数歩離れる。袖の匂いなどを嗅ぎ、頬を緩める。
「ヒロくんの匂い……♡ ヒロくん♡ ヒロくぅんっ♡♡ んっ♡♡ ぁ♡ あっ……♡♡♡」
ビクンと身体を跳ねさせて倒れそうになったシンヤを慌てて支え、どうしたのかと聞く。
「うれ、しくてぇ……しめ、つけて……イっちゃった♡」
服からの僕の匂いに興奮してバイブを締め付け、絶頂したと? 本当に外に出て大丈夫だろうか。
「ヒロくん……♡ ねぇヒロくん、約束……♡」
「約束? 何?」
「ヒロくんのしゃぶらせてくれるって」
「あ、あぁ……いい? うん、分かった、座るから待ってね」
ベッドに腰を下ろすとシンヤは床に正座をし、中途半端な金髪を揺らして僕を見上げた。
「ヒロくん……♡」
「あ、ぅ、うんっ……出すね」
ズボンと下着をズラして陰茎を露出させる。ぶるんと飛び出たそれを見てシンヤは生唾を呑み込み、熱い息を吐いた。
「い、いいのっ? しゃぶっていいのっ?」
「う、うん……してくれる? ありがとう」
まるで大好物を目の前にした子供だ。シンヤは黒い瞳をキラキラと輝かせて唇を突き出し、亀頭にちゅうっと吸い付いた。
「いただきます……♡♡」
亀頭にキスをした唇がゆっくりと開き、陰茎の先端がシンヤの口内に隠れる。ぬるぬるとした弾力のあるものが、シンヤの舌が、鈴口をチロチロと舐め始める。
「ん♡ んちゅ♡ んん♡ んっ♡」
自分は座ったまま、床に膝をついた者に性欲処理をさせるこの圧倒的な支配感。自分の価値を勘違いしてしまいそうだ。
「はむ、ぁむ……♡ ひりょ、ぅん……あひゃま、なれへぇ……?」
「……あっ、うん、撫でるんだね。なでなで~……シンヤくんは可愛いねぇ」
「ん……♡ なれなれ、うれひぃ……♡」
シンヤが声を出す度、その振動が陰茎に伝わる。上顎と舌にきゅっきゅっと挟まれる。
「ん……気持ちいいよ、シンヤくん」
可愛いと褒めるよりも気持ちいいと感想を言った方がシンヤは嬉しそうにするし、舌の動きにもやる気が出たように感じる。
本当に僕のことが好きなんだな。シンヤの存在こそ夢や幻のように思えてくる。
応援ありがとうございます!
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