過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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身体での返礼を精霊使いに

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ネメスィが馬車の外に出てしばらくすると馬車が動き始めた。カタラは馬車の戸の隙間からネメスィの様子を伺い、小声で話し始めた。

「……サク、とりあえず旦那さんの身体探そうぜ。本当に生き返るとは思えねぇけどさ……再生が無理だったら無理だったで首返してやろうな。いつまでも首だけ持ち運んでたら旦那さん浮かばれねぇよ」

「ありがとう……」

「お礼は身体で払え、なんてな」

手をきゅっと握られ、冗談ではないことを察する。服を捲り上げられて露になった胸を観察される。カタラの視線に肉欲だけでなく知的好奇心が混ざっているのには耐え難い恥辱を覚えたが、それでも今の俺には期待の方が多く、震えながら胸を反らせた。

「……乳首大きくなってないか? 伸びた……っていうかさ」

指の先端が胸の先端に触れ、弱い静電気のような刺激を与えた。

「やっぱり大きくなってるって、なんかされただろ」

爪の先がまだ柔らかい乳首の中に沈められ、ピリピリと快感が広がる。

「カタラっ……なんか、ピリピリするんだけど」

「ピリピリ? そんなもんか……じゃあこれでどうだ?」

ビリッと一際強い刺激が走り、身体が跳ねる。

「ぁ……はっ、ぁ……カタラが、してるの……?」

「そうそう、お前の身体の魔力の流れを完全理解、からの魔力的絶頂を狙ってる。まだまだ完全理解には程遠いからもっとさせてくれよな」

乳首の中に沈められた爪がぐりぐりと動かされ、同時に少しずつ強くなるピリピリという快感に身体をぴくぴくと跳ねさせる。

「勃った勃った、気持ちいいか?」

「ゃ、だぁ……これやだ……」

「そう言うなよ、お前の魔力の流れを完全に理解できれば、服の上からちょんっと触るだけで腰ガックガクにさせられるぜ」

「そんなのっ、嫌だっ……」

乳首が硬く膨らんで爪を追い出せたのはいいが、その先でピンピンと弾かれているのはまた別の問題がある。

「んー……もうちょい強めにいくか」

「んひぃっ!? ひっ……ぁ、あ……」

電流のような快楽が強まり、胸全体を痺れるような快感が走り回る。

「いや、ほどほどのを長ーく」

「ひっ、ぁ、あっあぁっ……あぁあっ……!」

両乳首に電流のような快楽を多彩なパターンで送られ、放置されている陰茎が先走りの汁を撒き散らし、腰がガクガクと揺れだした。

「なぁサク、音波探知って知ってるか? 音出して、跳ね返りの計測で物の位置を測るやつなんだけど……今俺がやってるのも原理は同じなんだけどな」

ソナーとかいうやつか? このファンタジー世界に潜水艦だとかがあるとは思えないけれど。

「魔力じゃ音波ほどサクサクいけねぇけどさ、ぁ、サクだけに? ははっ、面白くねぇな」

焦れったい刺激を胸だけにずっと与えられるのに嫌気が差し、手を引き剥がす。俺が快楽に溺れるには食事のためという言い訳が必要で、精液を得られないプレイには忌避感がある。俺が一方的に絶頂させられそうなら尚更だ。

「こらこらお礼を嫌がっちゃダメだぞ」

カタラが指を鳴らすと俺の両手が勝手に頭上に持ち上がり、動かせなくなった。手首を頭の上で縛られたような気がするが、手首には何も巻きついていない。俺が自分で手を挙げているようにしか見えないだろう。

「カ、カタラっ? これ何? 怖い……」

弱い電流のような刺激は手首からも送られている。胸ほどのものではないが腕に快感が走るのには違和感を覚えた。

「魔力実体化を応用した軽い拘束。さ、お世話になってるカタラさんに身体でお礼しような」

カタラの指が両乳首をきゅっと摘み、身体が跳ねて腰が浮き、空中に固定された手首に体重がかかる。しかし手は全く動かない。

「ゃ、あぁんっ! やだっ、だめぇっ……乳首すぐイくからぁっ!」

「前からこんなに弱かったっけ? やっぱりなんかされたんだな……大丈夫、全部カタラさんが上書きして、どこ触られても嫌なこと思い出さないようにしてやるからな」

「やなっ、思い出……? ちがっ、そこ、はっ……やなことなんかっ……!」

指の間で乳首をくりくりと捏ねられて身体を反り返らせ、無様に腰を揺らす。決して弱くはない快楽が胸から断続的に送られ、声が甘く変えられる。

「乳首っ、乳首だめなのぉっ! だめっ……イっちゃう! イくからっ、だめっ、だめぇえっ……! らめなのっ、だめらってぇっ!」

「……そろそろイくよな? 解析一気に進むからしっかりイってくれよ」

ぎゅっと強く摘まれ、柔らかい刺激を連続で与えられるのに慣らされた乳首に新鮮で強い刺激が送られ、俺は容易に射精のない絶頂を迎えた。

「ぁ、ああっ……らめっ、て、いったのにぃ……カタラの意地悪……」

「意地悪? 酷いな、サク、俺はすっごく我慢してお前に優しくしてるんだぞ? いいか、意地悪っていうのはな、こういうことだ」

両方同時に強く摘まれて引っ張られ、その先でこねくり回される。強く連続する刺激に絶頂したばかりの身体は異常なまでによく反応した。

「あぁああんっ! やぁっ、やらぁっ、イくっ、イくイくイくぅうっ! ゃ……らめっ、イったの、俺イったの、イったのしちゃらめぇえっ!」

「大丈夫大丈夫、痛いのと苦しいのは絶対しないから」

だからタチが悪いんだ。そう返せるだけの余裕は残っておらず、俺は胸だけでの絶頂を何度も繰り返した。
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