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三兄弟、とは言わないよなぁ
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胡座をかいたアルマの足の上に膝立ちになり、石鹸を塗り込んだ体をアルマに擦り寄せる。
「サク……俺は自分で体を洗えるぞ? 可愛らしいから構わないが」
分厚く硬い赤色の肌に乳首や性器などの特に敏感な性感帯が擦れて気持ちいい。俺はアルマを洗うためという大義名分を忘れ、アルマの肌での自慰に耽っていた。
「……なぁ弟、インキュバスの肌ってめちゃくちゃ気持ちいいよな」
「人間からすればそうかもしれませんね。僕にしてみればあなた達の肌がガサガサ過ぎるだけですけど」
アルマの膝から下ろされたシャルはカタラの背後に立ち、俺を見つめている。アルマは俺の肌を気持ちいいと思ってくれているのだろうか。
「お前本当あからさまだよな……いいなぁ旦那、俺もスベスベ肌に洗われたい…………なぁ弟」
「お断りします」
「まだ何も言ってないだろ! サクみたいにしろとは言わないしされたくない、ちょっと背中を素手で洗ってくれたらそれでいいから。普通に背中に手が届かないんだよ」
「はぁ…………あなた、頼み方というものを知らないんですか? お断りします、僕は召使いではないので」
隣は険悪な雰囲気だが、俺とアルマは二人だけの世界に入り込んでいる。アルマの肌に性感帯を擦り付けるため体を上下させ、上に来た時にアルマと短く唇を触れさせる。石鹸の香りが口内に広がったりもするが、愛おしさは膨らむ。
「はぁっ、ぁあっ……アルマぁ、もう俺イっちゃう、出ちゃうぅ……」
アルマの腹筋の段差にカリ首を引っ掛けて快楽を求めていたが、アルマは俺の体を掴んで自身から引き離した。
「……アルマぁ?」
「サク、インキュバスにとって精液は大切なものだろう? 食事中ならともかく、風呂の最中に出してはいけない。俺は一人で普通に洗うよ、上がったらたっぷり食べさせてやるからその時に出すといい」
射精が近いと教えなければよかった。真面目で優しいアルマは俺の射精を最低限に抑えようとしてしまう。
「それなら術がありますよ、兄さん、お義兄さん。射精禁止の術です。ここで塞き止めてしまう術なんですよ、どうですか?」
「いいな、是非頼む。ありがとうシャル」
俺の意見を聞かずに決定され、俺の陰茎の根元に奇妙な模様が輝き、体内に吸い込まれるように消えた。きゅっと締め付けられたような感覚がある。
「ぁ……や、だ、やだぁ、出したい……シャル、といて、出したい……」
「ダメだよ、サク。我慢しなさい、理由は分かるね?」
真っ当な理由がある注意を真面目な顔で言われては、射精したいというだけのシンプルな欲望は恥ずかしくて語れない。
「…………出したいのにぃ」
出させてはもらえないのだと悟り、パンパンに膨れ上がった陰茎をふるふると揺らして切なさをアルマに伝える。
「……とりあえず、サク。体を洗わせてもらうよ、サクの体でね」
申し訳なさそうに微笑んだアルマは俺の脇の下に手を入れて肩甲骨を四本の指で覆い、親指を鎖骨に添え、肩を掴んだ。
「あっ……ぁ、あっぁああっ……! アルマっ、アルマぁ……!」
いつも優しいアルマが俺を物扱いしている。俺の体をスポンジかタオルのようにして体を洗っている。
「サクは同じところばかり洗うからね……今のようにするんだよ? 別にしなくてもいいけれど」
「は、ぁっ……あ、しゅごいぃ……アルマの、おっきいからだ……こしこしして、イっちゃった。乳首いっぱい擦れて、気持ちよくなったの……アルマぁ」
「わざわざ説明するなんて……可愛いよ、サク。風呂を終えたらもっと気持ちよくしてやるからな」
「ぁ……嬉しい、アルマぁ、楽しみ……」
太い首に腕を回して唇を重ねると太腿を片手で掴まれて抱き上げられ、湯船に運ばれた。体の大きなアルマは普通に座っても肩まで浸かれない、かなり体を倒さなければならない。
「クソ……イチャつきやがって、羨ましい……おい弟、お前ちょっとあのオーガ眠らせてくれよ。代わりに俺がサクを抱くから」
「もし僕がそれをするならあなたも眠らせますよ。夢の中でオークにでも襲わせましょうか」
「可愛いの見た目だけだなお前っ……! 犯人分かってるんだから起きたらどうなるか分かってるよな?」
「……あなた、夢の中で死んだら現実でも死ぬと聞いたことはありませんか?」
湯船からシャル達は遠くて何を話しているかまでは分からないが、仲良くはないのは話を聞くまでもなく分かる。
「カタラ、弟、楽しそうだな。俺も混ぜてくれ」
隅で体を洗っていたネメスィがシャル達に合流する。
「なぁネメスィ……なんで旦那連れてきちゃったんだよ、もうサクに近寄れねぇだろあれ」
「サクはオーガと居る時が一番幸せそうだからな。俺はサクに嫌われていると思っていたし……今になってこそ、連れてこなければよかったと思うが」
三人の声は聞こえないので眺めていても仕方ない。腹筋が辛そうな体勢で湯に浸かっているアルマを見よう。
「ネメスィさんって溶けてる時に洗剤混ぜたら人間に戻ったあとお腹痛くなったりしますか?」
「おい自由過ぎるぞ弟、話の流れを汲め」
「人間に戻る時に排出されるだろうから洗剤まみれになるだけだな」
「お前も普通に答えんな」
身体が温まってくると本能が冷やそうとしているのか頭と腰の羽がパタパタと揺れる。湿った空気は重く、羽ばたいていると羽の付け根が疲れてくる。勝手に動くくせに……そういえば。
「アルマ、頭洗った?」
「……忘れていたな。気が急いていたようだ、洗ってくる。のぼせてはいけないから先に出ておくといい」
頬が真っ赤になっていると言われて触れれば手のひらがじわりと熱い。確かにのぼせてしまいそうだ。
「あ、兄さん。待ってください」
脱衣所に出るとシャルが追いかけてきた。俺が脱いで置いていた服を持ち、一瞬光らせてから俺に渡した。
「一度魔力に戻して布に再変質させました、汚れは全て落ちたはずです」
受け取ってからシャルの手を見ると服についていただろう細かな砂で汚れている。
「洗濯いらずか、便利だな」
太腿を始めとして様々な場所から肌が見えるダメージ加工がなされたデニムパンツは俺の足の長さを強調するようにスキニーだ。そんな下半身に反して上半身はぶかぶかで丈の短いシャツ、腰羽が勝手に出てくれるのは助かるが、肩が露出するのは困る。
「……萌え袖だし。なぁ、上の服お前みたいなのにしてくれよ」
シャルが着ているシャツは腰羽を出す穴は空いているが、それ以外は世間一般的な服だ。
「アルマさんは僕みたいな服を着た兄さんより兄さんが今着ている服のままの方が好きかもしれませんよ?」
シャルのようなシャツなら脱がなければならないが、今着ているダボッとした服ならアルマの大きな手も服の中に入る。
「後ろの仕掛けも……ぅぅ……」
尻尾を出す穴の下の留め具を外すと布がぺろんと捲れ、俺の素肌が露出する。その位置には後孔があり、俺の服を脱がさずに俺を抱ける仕組みとなっている。
「アルマと……一回くらい、着たままもいいかも……」
想像するだけで下腹が疼く。俺は脱衣所の壁際の椅子に腰を下ろし、髪を乾かしながらアルマが出てくるのを待った。
「サク……俺は自分で体を洗えるぞ? 可愛らしいから構わないが」
分厚く硬い赤色の肌に乳首や性器などの特に敏感な性感帯が擦れて気持ちいい。俺はアルマを洗うためという大義名分を忘れ、アルマの肌での自慰に耽っていた。
「……なぁ弟、インキュバスの肌ってめちゃくちゃ気持ちいいよな」
「人間からすればそうかもしれませんね。僕にしてみればあなた達の肌がガサガサ過ぎるだけですけど」
アルマの膝から下ろされたシャルはカタラの背後に立ち、俺を見つめている。アルマは俺の肌を気持ちいいと思ってくれているのだろうか。
「お前本当あからさまだよな……いいなぁ旦那、俺もスベスベ肌に洗われたい…………なぁ弟」
「お断りします」
「まだ何も言ってないだろ! サクみたいにしろとは言わないしされたくない、ちょっと背中を素手で洗ってくれたらそれでいいから。普通に背中に手が届かないんだよ」
「はぁ…………あなた、頼み方というものを知らないんですか? お断りします、僕は召使いではないので」
隣は険悪な雰囲気だが、俺とアルマは二人だけの世界に入り込んでいる。アルマの肌に性感帯を擦り付けるため体を上下させ、上に来た時にアルマと短く唇を触れさせる。石鹸の香りが口内に広がったりもするが、愛おしさは膨らむ。
「はぁっ、ぁあっ……アルマぁ、もう俺イっちゃう、出ちゃうぅ……」
アルマの腹筋の段差にカリ首を引っ掛けて快楽を求めていたが、アルマは俺の体を掴んで自身から引き離した。
「……アルマぁ?」
「サク、インキュバスにとって精液は大切なものだろう? 食事中ならともかく、風呂の最中に出してはいけない。俺は一人で普通に洗うよ、上がったらたっぷり食べさせてやるからその時に出すといい」
射精が近いと教えなければよかった。真面目で優しいアルマは俺の射精を最低限に抑えようとしてしまう。
「それなら術がありますよ、兄さん、お義兄さん。射精禁止の術です。ここで塞き止めてしまう術なんですよ、どうですか?」
「いいな、是非頼む。ありがとうシャル」
俺の意見を聞かずに決定され、俺の陰茎の根元に奇妙な模様が輝き、体内に吸い込まれるように消えた。きゅっと締め付けられたような感覚がある。
「ぁ……や、だ、やだぁ、出したい……シャル、といて、出したい……」
「ダメだよ、サク。我慢しなさい、理由は分かるね?」
真っ当な理由がある注意を真面目な顔で言われては、射精したいというだけのシンプルな欲望は恥ずかしくて語れない。
「…………出したいのにぃ」
出させてはもらえないのだと悟り、パンパンに膨れ上がった陰茎をふるふると揺らして切なさをアルマに伝える。
「……とりあえず、サク。体を洗わせてもらうよ、サクの体でね」
申し訳なさそうに微笑んだアルマは俺の脇の下に手を入れて肩甲骨を四本の指で覆い、親指を鎖骨に添え、肩を掴んだ。
「あっ……ぁ、あっぁああっ……! アルマっ、アルマぁ……!」
いつも優しいアルマが俺を物扱いしている。俺の体をスポンジかタオルのようにして体を洗っている。
「サクは同じところばかり洗うからね……今のようにするんだよ? 別にしなくてもいいけれど」
「は、ぁっ……あ、しゅごいぃ……アルマの、おっきいからだ……こしこしして、イっちゃった。乳首いっぱい擦れて、気持ちよくなったの……アルマぁ」
「わざわざ説明するなんて……可愛いよ、サク。風呂を終えたらもっと気持ちよくしてやるからな」
「ぁ……嬉しい、アルマぁ、楽しみ……」
太い首に腕を回して唇を重ねると太腿を片手で掴まれて抱き上げられ、湯船に運ばれた。体の大きなアルマは普通に座っても肩まで浸かれない、かなり体を倒さなければならない。
「クソ……イチャつきやがって、羨ましい……おい弟、お前ちょっとあのオーガ眠らせてくれよ。代わりに俺がサクを抱くから」
「もし僕がそれをするならあなたも眠らせますよ。夢の中でオークにでも襲わせましょうか」
「可愛いの見た目だけだなお前っ……! 犯人分かってるんだから起きたらどうなるか分かってるよな?」
「……あなた、夢の中で死んだら現実でも死ぬと聞いたことはありませんか?」
湯船からシャル達は遠くて何を話しているかまでは分からないが、仲良くはないのは話を聞くまでもなく分かる。
「カタラ、弟、楽しそうだな。俺も混ぜてくれ」
隅で体を洗っていたネメスィがシャル達に合流する。
「なぁネメスィ……なんで旦那連れてきちゃったんだよ、もうサクに近寄れねぇだろあれ」
「サクはオーガと居る時が一番幸せそうだからな。俺はサクに嫌われていると思っていたし……今になってこそ、連れてこなければよかったと思うが」
三人の声は聞こえないので眺めていても仕方ない。腹筋が辛そうな体勢で湯に浸かっているアルマを見よう。
「ネメスィさんって溶けてる時に洗剤混ぜたら人間に戻ったあとお腹痛くなったりしますか?」
「おい自由過ぎるぞ弟、話の流れを汲め」
「人間に戻る時に排出されるだろうから洗剤まみれになるだけだな」
「お前も普通に答えんな」
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「アルマ、頭洗った?」
「……忘れていたな。気が急いていたようだ、洗ってくる。のぼせてはいけないから先に出ておくといい」
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「あ、兄さん。待ってください」
脱衣所に出るとシャルが追いかけてきた。俺が脱いで置いていた服を持ち、一瞬光らせてから俺に渡した。
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シャルが着ているシャツは腰羽を出す穴は空いているが、それ以外は世間一般的な服だ。
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シャルのようなシャツなら脱がなければならないが、今着ているダボッとした服ならアルマの大きな手も服の中に入る。
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