過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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介抱という名の折檻という名の悦楽

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先輩と共に連れて行かれたのは地下室、薄暗く臭い檻の前だ。檻の中には何か大きなものが横たわっている。男がランプを灯すとそれが大きな獣であることが分かった。

「……猫?」

「コレが猫に見えるのか、呑気な奴だな」

もちろん本気で猫に見えてはいない、ネコ科の猛獣だと思っただけだ。模様のない虎と言うべきか、鬣がなく全体的にもふっとしたライオンと言うべきか。全身を覆う毛は白く、腰と頭には体を浮かせるには足りないだろうコウモリのような羽があった。

「猛獣と淫魔の血を引く化け物だ、弱いんだが異常に繁殖力が強くてな、害獣なんだよ」

俺って猛獣と子供作れるのか。種族間で子供を作る限界とかないのかな、ファンタジー世界怖い。

「ほら、入れ」

先輩と共に檻の中に入れられる。首枷をつけられた猛獣が鎖の音を鳴らしながら寄ってくる。

「新人、お前のお披露目が夜にある。それまでお前らはここで反省してろ」

檻に鍵をかけて男は地下を出ていってしまう。先輩の方を見ればやはり震えていたが、彼は俺の前に出た。

「……大丈夫、食われたりはしない。ただ……めちゃくちゃに犯されるだけだ。たまに壊される子いるけど、上手くやれば耐えられるから……今日は俺がやるよ。ここでの映像を売ってるって噂だし、どうせまた難癖つけて定期的に入れられるから俺見てコツ覚えてくれ」

先輩は猛獣の前までゆっくりと歩いたが、猛獣はその頭で先輩を押しのけて俺の方へ向かってくる。

「えっ……お、おい待て! 新人なんだ、俺が相手するから……」

猛獣は追いすがる先輩を鬱陶しそうに体を振って吹き飛ばし、俺の前で甘えた鳴き声を上げた。男にモテるスキルが効いているのだろう。

「肉食獣は初めてだな……えっと、動物だったらやっぱりバック? ちょっと待ってくれ、すぐに脱ぐから」

「サク……サク、ダメだ、俺がやるから」

「大丈夫です先輩、任せてください」

全裸になってすぐに猛獣が腹に顔を押し付けてきて、壁に背を預けさせられる。四つん這いにすらなれず、熱い息と濡れた口元、ひょこひょこと動く髭の感触を楽しむ。

「よく見ると薄ーいピンクなんだな……」

頭を撫でて白い毛をよく観察するとほんのりと桃色が差していることに気付く。淫魔の血を引いているだけあるなと感心しているとザラザラとした舌で腹を舐められた。

「ひぁっ……!」

ザラザラと言っても普通のネコ科とは違う。ネコ科の舌のザラザラは肉をこそぎ落とすためのものだと聞くが、この猛獣の舌の突起は尖っていない。先が丸いのだ、大小様々な柔らかいつぶつぶが並んでおり、愛撫のためのものだとすぐに悟った。

「ん、気持ちいい……もっと、胸の方も舐めて」

ゆっくりと腰を落として膝立ちになると猛獣の舌が胸を舐め回すようになる。敏感な突起を無数のつぶに弾かれ、壁を背にしているのに仰け反ってしまう。

「ひぁあぁああっ……! やばっ、ぁあっ……胸だけでっ、イくっ……!」

猛獣の舌のつぶつぶに乳首を弾かれ挟まれ擦られる快感に耐え切れず、三度目に舌が触れた瞬間に射精してしまった。猛獣はすぐに姿勢を落とし、床に零れた俺の精液を舐めとった。淫魔の血を感じる。

「サク……大丈夫か? そいつ別に言葉分からないから媚びなくても大丈夫だぞ」

「俺は平気ですよ先輩、本当に気持ちいいんです。俺、あなたが思ってるよりずっと淫乱なんですよ……だから、その、犯される時に俺がめちゃくちゃに喘いでも引かないでくださいね」

「そいつのはデカすぎて痛くて苦しいだけだぞ、本当に代わらなくていいのか?」

「大丈夫です、おっきいの好きなので」

猛獣は床に零れた俺の精液を全て舐め終えると太腿に垂れた分へと移った。皮膚が薄く感じやすい内腿を舐められて腰が揺れ、萎えた陰茎がぺちぺちと猛獣の鼻筋に当たる。

「あ、ごめ……ひぁあんっ!」

猛獣は太腿の隙間に舌を挿し、つぶつぶが並んだ舌で股間を擦り上げた。長い舌で後孔も会陰も陰嚢も陰茎も一度に擦られ、前後する舌の刺激にまた射精する。そうすれば当然舌の動きは激しくなる。

「あぁああっ! あぁーっ!? やっ、ぁああっ! イったばっかっ……! らめっ、らめぇえっ! きもちっ、よしゅぎっ……ぁああっ! イくっ、ぁああーっ!」

「サ、サクっ……!」

先輩に腕を掴まれて引っ張られ、猛獣と壁の隙間から助け出される。足にも腰にも力が入らず、俺を抱き締める先輩に体重を預ける。

「しぇんぱい……あれ、めちゃくちゃ気持ちいい……」

「まぁあの舌はな。でも入れられるのはキツいから俺に代われ、な?」

先輩は俺を床に座らせ、俺を奪われて不機嫌な猛獣の前へ進む。

「ほ、ほらケダモノ! 俺を襲えよ……いっつもめちゃくちゃにやるだろ、とっととやれよ!」

猛獣は抜かれた牙を剥いているつもりの顔で唸り、爪を抜かれた前足で先輩を押しのけ、俺の傍へ寄ってくる。

「うん……しよっか。やっぱりバックだよな?」

四つん這いになると獣は俺の上に覆いかぶさり、背に巨大な陰茎を擦り付けてきた。その陰茎には舌と同じような突起があるように感じる。

「あっ……ん、くすぐったい。もっと下だよ、下……後ろ」

猛獣の陰茎を掴んで後ろに向かわせ、後孔に亀頭をあてがわせる。その瞬間に突き入れられ、俺は情けない声を上げながら上体を床に落とし、腕を床に投げ出した。

「ひぐぅっ!? ぅ、あっ、ぁあああっ……!」

獣は俺が胸を床につけて腕を床に落としてしまっているのに気付き、前足で俺の腕を踏んだ。人間で言えば腕を押さえつけての寝バックになるのだろうか。

「サク……大丈夫か?」

「ひぁああっ! ぁあっ、ぁ、しゅごっ、おっきぃのっ、きもひっ、ぁああんっ!」

「気持ちいい? 嘘だろ……すごいなお前」

「おにゃかっ、ぱんぱんになってりゅのっ……ごんごんしてっ、おなかひっくり返りそうでぇっ! きもっ、ち、ひぃいっ!」

天然でイボ付きの陰茎は俺の腹を歪めながら俺を犯す。イボもあいまって抜けていく度に内臓が引きずり出されそうな快楽を味わい、めくれかけたそれを無理に戻されながら突き上げられる度に仰け反った。

「しゅごいっ、はげしっ……ぁあああっ! 腰っ、じんじん響いて、ずっとイぐぅっ! イっ、ぁあっ……んぁああっ!」

精嚢を押し潰されて無理矢理射精させられる。最近はシャルの術のせいで全く射精出来ていなかったから新鮮に感じる快楽に下半身がとろけていく。

「イくっ! イぐぅうっ! ぁああっ……しゃせー、きもちっ……なかからむりやり出されりゅのぉっ、しゃいこぉっ……まらっ、イくっ! ぅああ……」

肉球がある前足に腕を踏まれているのも興奮するポイントだ。重みによる痛みはほとんどなく、押さえつけられているという実感と動けないことへの興奮が膨らんでさらに強く猛獣の陰茎を締め付けてしまう。

「ぁ、ああぁっ……! きたっ、せーえききたぁっ……どぷどぷきてるっ、きもちぃっ、ぁああ……おなかっ、ぱんぱんになりゅっ……ぅああ……」

奥深くへと大量の濃い精液を流し込まれ、インキュバスの本能が働いて幸福感に満ちてしまう。猛獣は萎えていない陰茎を引き抜き、俺が床に撒き散らした精液を舐め始めた。その隙に先輩が俺を引っ張る。

「大丈夫だったか? よく頑張ったな、多分もう満足しただろうから、後は出してもらえるのを待とう」

「せ、ん……ぱい……?」

「あ、精液掻き出しておかないとな、腹壊すかもしれないし……ぅわっ、ちょ……!」

猛獣は両前足を器用に曲げて俺の胴を掴み、先輩の腕から俺を奪った。慈しむように肩や頭を舐められ、再び後孔に勃起した陰茎を押し付けられる。

「いいよ……ぁひんっ!? ぁあああっ……しゅごっ、まだおっきぃっ、ぁひっ、イくっ、イぐぅっ!」

簡単に連続絶頂へと持っていかれ、心配そうな目で見つめる先輩の手を握りながら、地下室中に嬌声を響かせた。
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