過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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収納出来るってどういうこと

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檻から逃がせば大暴れをしてパニックを引き起こしてくれると信じていたドラゴンに捕まっている。
象のように大きなドラゴンは両手ですくうように俺を持ち上げ、俺の足を指の間に挟んで宙吊りにし、長い舌で後孔をほじくり回している。

「さく……さくのナカ、綺麗。早く挿入したイ。早く勃たせテ」

宙吊りにされた俺の目の前にはドラゴンの股間があるが、つるんとしている。鱗の下に強靭な筋肉を感じる太い足、その間の尻尾……尻尾は性器じゃないよな?

「勃たせてって言われても……あっ、お、おじさーん! ドラゴンって、その、ちんっ……生殖器っ……な、ないの!?」

「生殖器? ドラゴンは確か収納式……ヘミペニスもしくは半陰茎と呼ばれるものだよ」

収納式? 陰茎が? 何言ってんの?
尻尾から腹側に遡り、ぺたぺたと手を這わせると線のような縦長の穴を見つけた。まさかこれか?

「尻尾から総排出孔に向かって圧迫してやると出るはずだけど」

「そう、はい……? も、もういっかい!」

「お腹側、真ん中に穴がないかな。そこと尻尾の間あたりだよ」

縦長の穴は総排出孔と言うのか。俺が刺激すべきなのはこの穴の周辺、この辺りを押すと勃つのか……会陰みたいなものかな? 

「こ、のっ……硬いっ、無理……ひぁっ!? ぁ、あぁっ……だめ、力抜けるっ……」

鱗が硬過ぎて圧迫なんて出来ない。ファンタジー最強種族と言ってもいいドラゴンの腹を、最弱種族のインキュバスが押すなんて無理に決まっている。しかも穴を舐め回されているんだ、いくら舌が薄く細いとはいえ快楽があるのには変わりない。

「ゃ、あっ……だめっ、そこだめっ、ドラゴンさんっ! そこっ、やらっ、だめってばっ……ぁあっ、出ちゃうっ、出ちゃうって……ぁあっ!」

こりこりと前立腺を弄ばれ、重力にも手伝われて臍まで反り返っていた陰茎から精液を溢れさせた。腹にかかったそれはどろどろと顔の方へ伝ってくる。

「ぅ、あ……最悪……」

自分の精液を味わいたくはないので、胸の辺りで拭う。まだ温かく、不愉快だ。アルマだとかのものなら舐めたいのに、自分のものだと触りたくもない。不思議だ。

「さく、一度下ろス」

舌が引き抜かれ、床に下ろされた。宙吊りにされていたせいで頭に血が上っている。血行を良くしたい本能なのか頭羽が勝手にパタパタと揺れる。

「ふーっ……やっぱり、羽も尻尾も大事なんだな……」

今思うと平衡感覚がおかしくなっていた気もする。ヒールで歩けなかったのは慣れていないからだけではなかったのだろう。

「ヒール……あの時走れてれば、先輩……」

思わず零れた涙を拭っているとドラゴンに腕を掴まれ、総排出孔の右下に手を押し付けさせられた。ゴツゴツとした鱗を撫でさせられ、困惑しつつも腕の痛みを訴えようかと考えた瞬間、ぷにっと柔らかいものに触った。

「えっ……? な、何これ……」

「……手、入れテ。ゆっくリ……」

柔らかく感じたのは穴だ。総排出孔の右斜め下にもう一つ穴があった。言われるがままに手を入れると奇妙な感触が与えられる。

「な、なにっ……オナホみたいな……なにこれ」

冷たく柔らかい肉に締め付けられる。肉はぷにぷにしているがイボのようなものがあり、なかなか気持ちいい。ここに挿入すればかなりの快楽が得られるだろう。

「……や、やっぱりドラゴンさんメス? いや、なら……俺、嫌うよな」

女神に付与されたスキルは男にモテるだけでなく、女に嫌われるというどうして付けたのか分からない効果もある。俺を可愛いと言って孕ませたがるドラゴンがオスであるのは明確だ。

「さく……ゆっくり、撫でテ」

「ぁ……は、はい」

肩まで入ってしまった。けれど指先は最奥に届いていない。そっと手のひらで内壁を撫でるとドラゴンは深く息を吐く。

「……っ、気持ちいい……もう少し、強ク」

「こ、こう……?」

イボの一つを指先でつまんでみるとドラゴンはビクンと身体を跳ねさせた。

「あ、い、痛かった? ごめんなさい……」

「大丈夫……気持ちよかっタ。勃ちそウ」

顔を上げると総排出孔の左斜め下から盛り上がるように何かが出てきていた。ぬめったそれの色は内臓のようにも見える。くつ下を裏返すようにして現れたそれの先端にはブラシのようにイボが並んでいる。

「……勃っタ。入れル」

「ま、待って待って待ってぇっ! どういうこと!? なにこれ! これ入れるの!? デカいって! これどういう部位!?」

ドラゴンの体内から腕を抜かされ、また片手で持ち上げられてもう片方の手で足を開かされる。アルマよりも抵抗できない、抵抗すれば骨が折れてしまいそうで怖い。

「サク、大丈夫かい?」

「お、おじさんっ……なんか、右側の穴に手入れたら左からなんか出てきた!」

「……ちょっとよく分からないけれど、ドラゴンの陰茎は二本だ。普段は裏返って収納されている。それのことかい?」

「二本っ……!? 裏返って収納も意味分かんない……なんだよその生態っ……ぁ、待って、待ってってばドラゴンさんっ!」

足の間にぬるぬるとドラゴンの陰茎が押し付けられている。

「さくの言うこと聞く理由ない、待たなイ」

「この鬼畜っ……ぅあああっ!? ぁ、あっ……なにっ、これ……痛く、ないけどっ、くる、しいっ……」

ドラゴンの陰茎は巨大だったが、巨体の割には小さい、二本あるからだろうか? 大きさはあの中佐らしい男のものといい勝負だが、人間などのと違って柔らかい。俺の身体に合わせてくれる、だからこそ奥まで詰まって苦しい。

「……全部入っタ。さく、どウ?」

「どうって……ん、ぅ……胃がぐいってなって、苦しい……」

俺の膨らんだ腹を鉤爪の背で撫で、細長い舌で俺の顔を舐めるドラゴンの瞳は爬虫類そのもので、感情なんて全く読めない。

「は、ぁっ……ぁ、あっ……んんんっ! ぅ、ふぅーっ……ぅ、あっ……!」

精液を欲しがって勝手に蠢く腸壁は柔らかい陰茎を揉みしだき、そのブラシのようなイボに擦られて自滅する。

「…………気持ちよさそウ。可愛い顔……絶対孕ませル」

ドラゴンは左手で俺の背を支えると体勢を変える。膝……? を床につき、俺の背を抱いた左手を床に置く。

「え……? ド、ドラゴンさん? 正常位? 無理っ、無理だって、潰れちゃうっ……お願いっ、座位でっ、座位でお願い! さっきのがいいっ! 掴んでめちゃくちゃに振ってくれていいから正常位はやだぁっ!」

俺の話に聞く耳を持たず、ドラゴンは床に右手をついて尻尾を支えに腰を持ち上げる。俺に挿入された陰茎も抜けていく。柔らかいため引っ掛かりは悪いが、イボが腸壁を絡めつかせ、やはり内臓を引っ張り出されるような快楽を与えてきた。

「あぁああっ!? 抜けるっ、抜けてっ……ひっ、待って、まっ、ぁああんっ! ぁ、あぐっ、ぁ、あぁあーっ!」

「絡みついてくル……可愛い、可愛い……早くタマゴ産ませたイ」

ドラゴンは左手で俺を抱いており、親指らしき指は脇の下に通されている。俺はその指の鱗に爪を立て、引っ掻き、時折爪が割れるのも構わずに快楽に溺れた。

「イぐっ! あぁあっ! イぐぅぅっ! ぁ、あっ……はぁっ、どらごんっ、しゃん……もっと奥ごんってぇ……」

象並の巨体に上に乗られて腰を振られたら潰れてしまうと思っていたが、ドラゴンは俺に一切体重をかけていない。しかしそれでは陰茎が奥を突く力も弱くなる。

「ちょっとくらいなら体重かけても平気だからっ、あぁっ!? ぁ、ま、てっ……やっぱ、重いっ、ひぃんっ! れもっ、きもひぃからぁっ……もっと……!」

どすどすと体重任せに突かれて喘ぎ、足をピンと伸ばして何度も絶頂を迎える。先程は硬いイボに腸壁を削るように擦られたから、柔らかいイボに腸壁を擽るように擦られるのが新鮮で気持ちいい。

「気持ちいイ? なら、いいコ産まれる……もっと気持ちよくなっテ」

「イくっ、イぐぅうぅーっ! まらイぐっ、らめっ、きもちぃいっ……ひ、ぁっ……やらっ、俺、あるまのおよめさんなのぉっ……だからぁっ、こどもはっ、だめっ……!」

「さくの気持ちなんか知らなイ。タマゴ……もう少し奥、ここに孕ませル」

脇の下に通されていた指がみぞおちの辺りをグリグリと押し、俺の内臓を押し下げて陰茎を更に奥まで突き入れる。

「そろそろ、出ス……」

「やらっ、やらぁあっ! 俺けっこんしてるのぉっ! 子供もタマゴもだめぇえっ! おねがいっ、抜いて、飲むからゆるしてっ、おねがいだからそっちに出さないでぇっ!」

快楽で力が抜けた足で蹴っても意味はなく、腸壁越しに胃の底をごりごりと躙りながら射精された。どくどくと流し込まれる感覚を全身で味わい、俺はゆっくりと意識を失った。
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