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最弱種と最強種
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ドラゴンに犯され、精液を流し込まれ、意識を失った。
「ん……ぅ…………」
背中の冷たさが身体に染み込んでゆっくりと目を覚ます。身体を起こすとドラゴンに注がれた精液が零れた。
「ぁ……飲めてない」
もったいないけれど満腹だから仕方ないか、そんなふうに考えて伸びをする。パキパキと硬いものを割ったり折ったりするような音が聞こえ、俺に背を向けているドラゴンの前に回り込む。
「ドラゴンさーん? 何の音……ひぃっ!?」
ドラゴンは兵士を食っていた。俺をあれだけ大声で鳴かせれば来るのは当然だ、兵士は檻に入ってしまったのだろう。
「さく……おはよウ。食べル?」
人間がカニやエビを食べるように、ドラゴンは鎧を爪で剥いて中身を食べている。骨は噛み砕いて飲み込んでいるようだ。
「い、いらない……」
首を横に振っていると足首を掴まれた。ドラゴンに踏まれているだけの兵士は生きている。
「た、すけ……て」
今まで何度も人間に虐げられてきた。けれど、俺も前世は人間だった。それも平和な時代だった。死にそうな人間を見てざまあみろなんて思えない。
「ド、ドラゴンさんっ……あの、この人」
ドラゴンを逃がしてパニックを起こして──その計画はドラゴンに大量殺人を犯してもらう予定じゃなかったのか? なのに今兵士を死なせたくないなんて考えが甘すぎる。
「ン……? あ……さくに触っちゃ駄目」
ドラゴンはうつ伏せにして踏んでいる人間の口内に鋭い鉤爪を突っ込んだ。船にでもありそうな巨大なフックのようなそれは人間の上顎を簡単に剥がした。
「ぃやあぁああぁああっ!?」
噴き出した血を浴びて俺は半狂乱になって騒ぐ。
「サ、サク!? どうしたんだい、さっき兵士が入ったのは見えたけど……サクっ、大丈夫かい!?」
奥歯まで下顎の歯の並びがハッキリと分かる。舌がどこから生えているのか分かる。さっき俺に助けを求めてきた喉も丸見えだ。
「いやっ……いやぁっ! やだ、出してっ……!」
兵士が入ったからだろう、扉は開いている。俺はそこから通路に出られたが、すぐに胴に鉤爪が引っ掛けられた。
「さく、駄目……まだ孕んだか分からなイ。もう一回入れル」
「いやっ、いやぁあっ! 離して、助けてっ! 孕みたくないって言ってるじゃん! 俺結婚してるのっ、赤ちゃんだけは駄目なのぉっ!」
散々他の男に抱かれておいて──いや、アルマはそれでも俺を受け入れてくれる、インキュバスなんだから仕方ないと言ってくれる。でも子供は別だろう。
「ぁ……た、助けてっ、助けてっ、ぃやっ、い、やぁあぁああんっ! ぁ、あ……は、ぁっ……おっ、き……」
ドラゴンとの体格差はアルマ以上だ。体格以前に筋力の低いインキュバスには抵抗も許されず、俺は簡単に貫かれた。
「サク……! ドラゴンさん、聞こえるかな。サクの伴侶や仲間達はそれはそれは恐ろしい連中だ、ドラゴンと言えどもあっという間に倒してしまえる。やめた方がいい」
「……そう、じゃあ孕ませたら逃げル」
「サクを孕ませたって、サクにタマゴを産ませたって、サクの伴侶達が許すはずはない! 割られるだけだ!」
「構わなイ。孕ませられたらいいだケ」
繁殖したい本能でも、俺への好意が高まり過ぎたわけでもなく、ただの最低な趣味。
「そ、んな……あぁっ! やらっ、ぁ、んんっ……!」
「サクっ……! すまない……私には、これ以上何も……すまない」
今度はドラゴンはどっかりと床に座っている。鋭い鉤爪のある手で俺を握り、オナホを使うように振っている。
「イぐぅっ……ぁああっ! やらっ、やらぁっ、アルマっ、アルマぁぁっ!」
イボのある亀頭部分で胃の底をどちゅどちゅと叩かれ、全身に壊れそうなほどの衝撃が加わる。その衝撃は全て快楽に変換され、俺はドラゴンの手の中で仰け反る。
「あぁああっ! やらかいのにぃっ、やわらかいのっ、なのにぃっ……ひぃんっ! んぅっ、ぁああっ! おくっ、ぱんぱんになってっ……あぁぁっ、やらぁあっ!」
「さく、可愛イ……こっちも勃っタ」
目の前に不思議な形をした巨根が現れる。ドラゴンは人間のものとは違った形状の陰茎に俺の顔を押し付けさせた。
「んっ、ぅうっ、んぶぅぅっ……!」
こっちはさっき俺が手を入れさせられた方の陰茎だ。靴下が裏返るようにして外に出てきて、今、俺の顔に亀頭を擦りつけている。
「さく……? 早く、入れテ」
ドラゴンはしゃぶって欲しいようだが、角度的に無理がある。左右に二本生えた陰茎を上下に挿入させろなんて無茶だ。
「んっ、ぐぅっ……ぅ、うぅっ!」
顔全体をイボだらけの亀頭で撫で回される。目を必死に閉じていても瞼をめくられそうになる。眼窩を犯されるのだけは嫌だ。
「んっ、ぅっ……ふ、ぅぅうぅっ……んっ、くぅんっ!」
人間のすえた雄の匂いとは違う。匂いそのものが薄い。けれどそろそろ溢れるだろう精液の匂いを嗅ぎ、俺の身体は搾精のやる気を出す。
「入らなイ? そう……残念」
顔に擦り付けられていた陰茎が離れる。ようやくまともに息が出来るかと思われたが、空気を求めて開いた口に細長い舌が突き入れられた。
「んっ、ぅぅゔっ……!」
喉の内壁を擦り上げられ、吐き気と快楽が混ざって頭が焼き切れそうになる。このキスもどきの最中も俺は柔らかな巨根に犯されている、もう腹がどうにかなりそうだ。
「さく……たくさん、出すかラ。しっかり孕んデ」
ドラゴンは舌を引き抜くと俺の腹を押さえる指に力を込めた。
「ぁぐっ、ぅ、あっ……ぁあぁああっ、でて、るっ……や、ぁあっ、イぐっ、イぐぅぅぅっ……! ぁ、んんっ……んっ、あぁああっ!? ぁ、あ……」
勢いのいい射精で腸壁を嬲られ、射精の刺激で絶頂しているのも構わずに一気に陰茎を引き抜かれる。
「孕んダ? さく、孕んダ?」
どろどろと精液を垂れ流す身体をドラゴンの顔まで持ち上げられるも、俺は絶頂の余韻に痙攣していて返事ができない。
「……もう少シ」
ドラゴンは俺を冷たい床に置くと挿入していない方の陰茎を俺に擦り付け始めた。
「んっ、ぅうっ! ぁあっ……ゃ、あぁっ、やらっ、きもちぃっ……ひぃっ、ぁああっ!」
イボだらけの柔らかな陰茎を擦り付けられるのは、変わった感触のブラシで全身を洗われるようだった。イボに乳首を弾かれ、臍を犯され、陰茎を擦られて潮吹きまでさせられた。
「イくっ、ぁああっ! やらぁっ、出ちゃうっ、でちゃぅうっ……イくぅぅっ!」
「……さく、かけル」
「ぇ……? ぁっ、あ、ぅ……なに、これ……俺、なにされてんの……」
びゅるびゅると放たれた精液は俺の全身を汚した。白濁液でパックされた気分だ、精液の匂いが離れず興奮が冷めない。
「ふぅ……さく、おやすミ」
ドラゴンは二本の陰茎を総排出孔の左右に収納すると、その場で丸まって眠った。
「好き勝手にしやがって……うぅ、クソ、孕ませたいって言うならせめて丁寧に扱えよ……」
気持ちとしては俺も眠ってしまいたいが、精液を大量に注がれて元気だし、精液パックのせいで興奮が冷めず寝られない。
「はぁ、はぁ……鍵、どこだ……」
白く汚れた身体で赤黒く汚れた檻の中を歩き回り、いつの間にか離してしまっていた鍵束を見つける。
「お……やっぱりこの鍵だ」
ドラゴンの首枷や足枷の鍵穴に鍵束の番号が振られていない鍵がぴったり合った。翼に刺さった杭は抜けないが、他の拘束は全て解いた。
「じゃ、失礼……ふぅ」
コソコソとドラゴンの檻を出て、起きていないことに安堵する。白濁液を滴らせながら査定士の檻の前へ行く。
「サク! なの、か……?」
査定士は真っ白に汚れた俺を見て困惑する。
「まさかドラゴンの射精がそんな量だとは……恐ろしいな」
「……俺、孕みたくない。お願い……掻き出して」
鍵を使って査定士の檻の中に入り、真っ白な姿のまま彼に抱きついた。
「ん……ぅ…………」
背中の冷たさが身体に染み込んでゆっくりと目を覚ます。身体を起こすとドラゴンに注がれた精液が零れた。
「ぁ……飲めてない」
もったいないけれど満腹だから仕方ないか、そんなふうに考えて伸びをする。パキパキと硬いものを割ったり折ったりするような音が聞こえ、俺に背を向けているドラゴンの前に回り込む。
「ドラゴンさーん? 何の音……ひぃっ!?」
ドラゴンは兵士を食っていた。俺をあれだけ大声で鳴かせれば来るのは当然だ、兵士は檻に入ってしまったのだろう。
「さく……おはよウ。食べル?」
人間がカニやエビを食べるように、ドラゴンは鎧を爪で剥いて中身を食べている。骨は噛み砕いて飲み込んでいるようだ。
「い、いらない……」
首を横に振っていると足首を掴まれた。ドラゴンに踏まれているだけの兵士は生きている。
「た、すけ……て」
今まで何度も人間に虐げられてきた。けれど、俺も前世は人間だった。それも平和な時代だった。死にそうな人間を見てざまあみろなんて思えない。
「ド、ドラゴンさんっ……あの、この人」
ドラゴンを逃がしてパニックを起こして──その計画はドラゴンに大量殺人を犯してもらう予定じゃなかったのか? なのに今兵士を死なせたくないなんて考えが甘すぎる。
「ン……? あ……さくに触っちゃ駄目」
ドラゴンはうつ伏せにして踏んでいる人間の口内に鋭い鉤爪を突っ込んだ。船にでもありそうな巨大なフックのようなそれは人間の上顎を簡単に剥がした。
「ぃやあぁああぁああっ!?」
噴き出した血を浴びて俺は半狂乱になって騒ぐ。
「サ、サク!? どうしたんだい、さっき兵士が入ったのは見えたけど……サクっ、大丈夫かい!?」
奥歯まで下顎の歯の並びがハッキリと分かる。舌がどこから生えているのか分かる。さっき俺に助けを求めてきた喉も丸見えだ。
「いやっ……いやぁっ! やだ、出してっ……!」
兵士が入ったからだろう、扉は開いている。俺はそこから通路に出られたが、すぐに胴に鉤爪が引っ掛けられた。
「さく、駄目……まだ孕んだか分からなイ。もう一回入れル」
「いやっ、いやぁあっ! 離して、助けてっ! 孕みたくないって言ってるじゃん! 俺結婚してるのっ、赤ちゃんだけは駄目なのぉっ!」
散々他の男に抱かれておいて──いや、アルマはそれでも俺を受け入れてくれる、インキュバスなんだから仕方ないと言ってくれる。でも子供は別だろう。
「ぁ……た、助けてっ、助けてっ、ぃやっ、い、やぁあぁああんっ! ぁ、あ……は、ぁっ……おっ、き……」
ドラゴンとの体格差はアルマ以上だ。体格以前に筋力の低いインキュバスには抵抗も許されず、俺は簡単に貫かれた。
「サク……! ドラゴンさん、聞こえるかな。サクの伴侶や仲間達はそれはそれは恐ろしい連中だ、ドラゴンと言えどもあっという間に倒してしまえる。やめた方がいい」
「……そう、じゃあ孕ませたら逃げル」
「サクを孕ませたって、サクにタマゴを産ませたって、サクの伴侶達が許すはずはない! 割られるだけだ!」
「構わなイ。孕ませられたらいいだケ」
繁殖したい本能でも、俺への好意が高まり過ぎたわけでもなく、ただの最低な趣味。
「そ、んな……あぁっ! やらっ、ぁ、んんっ……!」
「サクっ……! すまない……私には、これ以上何も……すまない」
今度はドラゴンはどっかりと床に座っている。鋭い鉤爪のある手で俺を握り、オナホを使うように振っている。
「イぐぅっ……ぁああっ! やらっ、やらぁっ、アルマっ、アルマぁぁっ!」
イボのある亀頭部分で胃の底をどちゅどちゅと叩かれ、全身に壊れそうなほどの衝撃が加わる。その衝撃は全て快楽に変換され、俺はドラゴンの手の中で仰け反る。
「あぁああっ! やらかいのにぃっ、やわらかいのっ、なのにぃっ……ひぃんっ! んぅっ、ぁああっ! おくっ、ぱんぱんになってっ……あぁぁっ、やらぁあっ!」
「さく、可愛イ……こっちも勃っタ」
目の前に不思議な形をした巨根が現れる。ドラゴンは人間のものとは違った形状の陰茎に俺の顔を押し付けさせた。
「んっ、ぅうっ、んぶぅぅっ……!」
こっちはさっき俺が手を入れさせられた方の陰茎だ。靴下が裏返るようにして外に出てきて、今、俺の顔に亀頭を擦りつけている。
「さく……? 早く、入れテ」
ドラゴンはしゃぶって欲しいようだが、角度的に無理がある。左右に二本生えた陰茎を上下に挿入させろなんて無茶だ。
「んっ、ぐぅっ……ぅ、うぅっ!」
顔全体をイボだらけの亀頭で撫で回される。目を必死に閉じていても瞼をめくられそうになる。眼窩を犯されるのだけは嫌だ。
「んっ、ぅっ……ふ、ぅぅうぅっ……んっ、くぅんっ!」
人間のすえた雄の匂いとは違う。匂いそのものが薄い。けれどそろそろ溢れるだろう精液の匂いを嗅ぎ、俺の身体は搾精のやる気を出す。
「入らなイ? そう……残念」
顔に擦り付けられていた陰茎が離れる。ようやくまともに息が出来るかと思われたが、空気を求めて開いた口に細長い舌が突き入れられた。
「んっ、ぅぅゔっ……!」
喉の内壁を擦り上げられ、吐き気と快楽が混ざって頭が焼き切れそうになる。このキスもどきの最中も俺は柔らかな巨根に犯されている、もう腹がどうにかなりそうだ。
「さく……たくさん、出すかラ。しっかり孕んデ」
ドラゴンは舌を引き抜くと俺の腹を押さえる指に力を込めた。
「ぁぐっ、ぅ、あっ……ぁあぁああっ、でて、るっ……や、ぁあっ、イぐっ、イぐぅぅぅっ……! ぁ、んんっ……んっ、あぁああっ!? ぁ、あ……」
勢いのいい射精で腸壁を嬲られ、射精の刺激で絶頂しているのも構わずに一気に陰茎を引き抜かれる。
「孕んダ? さく、孕んダ?」
どろどろと精液を垂れ流す身体をドラゴンの顔まで持ち上げられるも、俺は絶頂の余韻に痙攣していて返事ができない。
「……もう少シ」
ドラゴンは俺を冷たい床に置くと挿入していない方の陰茎を俺に擦り付け始めた。
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イボだらけの柔らかな陰茎を擦り付けられるのは、変わった感触のブラシで全身を洗われるようだった。イボに乳首を弾かれ、臍を犯され、陰茎を擦られて潮吹きまでさせられた。
「イくっ、ぁああっ! やらぁっ、出ちゃうっ、でちゃぅうっ……イくぅぅっ!」
「……さく、かけル」
「ぇ……? ぁっ、あ、ぅ……なに、これ……俺、なにされてんの……」
びゅるびゅると放たれた精液は俺の全身を汚した。白濁液でパックされた気分だ、精液の匂いが離れず興奮が冷めない。
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「好き勝手にしやがって……うぅ、クソ、孕ませたいって言うならせめて丁寧に扱えよ……」
気持ちとしては俺も眠ってしまいたいが、精液を大量に注がれて元気だし、精液パックのせいで興奮が冷めず寝られない。
「はぁ、はぁ……鍵、どこだ……」
白く汚れた身体で赤黒く汚れた檻の中を歩き回り、いつの間にか離してしまっていた鍵束を見つける。
「お……やっぱりこの鍵だ」
ドラゴンの首枷や足枷の鍵穴に鍵束の番号が振られていない鍵がぴったり合った。翼に刺さった杭は抜けないが、他の拘束は全て解いた。
「じゃ、失礼……ふぅ」
コソコソとドラゴンの檻を出て、起きていないことに安堵する。白濁液を滴らせながら査定士の檻の前へ行く。
「サク! なの、か……?」
査定士は真っ白に汚れた俺を見て困惑する。
「まさかドラゴンの射精がそんな量だとは……恐ろしいな」
「……俺、孕みたくない。お願い……掻き出して」
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