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出来ないはずのお漏らしプレイ
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カタラの術を使った射精の疑似体験で射精の快感を得られたものの、精液自体は体内に残ったままなので射精への欲求は膨らむ一方だった。だから俺はもういいと思っていたのにシャルの要求で二度目の擬似射精をさせられ、今査定士の要求で三度目をさせられそうになっている。
「や、やだ! もういいよ、本当に射精は出来ないんだし……何回気持ちよくなってもまだ気持ちよくなりたくて、変になりそうで……」
「何回でも良くなれるんだからお得じゃん。な、弟」
「ええ、射精はインキュバスにとって命を削る行為ですからあまり気に入って欲しくないんですけど……この方法なら危険はありませんし、噴水みたいで可愛らしいので是非ハマって欲しいです」
鈴口からお湯を撒き散らす様子を可愛いと言われ、一気に頬が熱くなる。
「一瞬青ざめてたのにまた真っ赤だな。で、おっさん、何プレイしたいって?」
「お漏らしプレイだよ。インキュバスのサクには排尿は出来ないからね……でも、その方法なら漏れそうでもじもじしちゃう可愛いサクが見られるだろ?」
「漏れそう……?」
「シャルには分からない感覚かもね。漏らしてしまうというのは人間の尊厳を失いかねない行為でね……だからこそ漏らしてしまった絶望の顔というのは可愛らしくてね」
長々と語る査定士にシャルとカタラは不思議な生き物を見る目を向けている。
「インキュバスには人間と同じ機能での膀胱はないぞ?」
「精液を溜めるところはあるだろう? そこにお湯を溜めればいいんだよ、今みたいにね。今よりもっと少なめにして、力を抜くとちょろちょろ出てくる感じに……出来ないかな?」
「精液は物理的じゃなく魔術的にせき止めているので、パンパンに詰めても精液を出してしまう心配はありませんよ」
変人を見る目を向けているのに乗り気だ、ふざけるな。
「ちょ、ちょっと待てよ! 俺は嫌だぞ、漏らすなんてやだ!」
「さっきしたじゃないですか」
「あ、あれは……あれは、射精の疑似体験で」
「同じだよ、これも疑似体験だ」
魔力の糸がほどけて足が地面に着く。自分の力で立つのは何だか久しぶりな気がして、少しふらついた。糸はもう一本も俺に絡んでいない、身体に完全な自由が戻った。
「兄さん、服をあげますね。着ていた方がいいっておじさんが言うので……」
シャルの手が腰を撫でた瞬間、素朴なジーンズとシャツに身を包まれた。魔力が実体化した服……魔力だとか魔術だとか、いつまで経っても慣れないな。
「じゃあサク、漏らさないよう我慢しろよ?」
カタラの手が下腹を撫でた瞬間、異常なまでの排泄欲に襲われた。精液でないものを漏らしてしまうと本能的に理解して思わず股間を押さえてしまう。
「兄さん……?」
「お、上手くいったみたいだな。サークっ、出したいのは精液じゃないよな? 漏らしそうか? 初めての感覚だろ? インキュバスだもんな」
前世の感覚が蘇っている。今、俺はトイレに行くのを我慢している。行く必要のない種族に転生したはずなのに、妙な術のせいで行きたくて仕方ない。
「ど、どいて……」
「ここで漏らせよ、ただのお湯なんだから」
「や、やだっ……なんか、なんかめちゃくちゃ恥ずかしいっ……!」
「だろうな、淫紋もちょっと弄ってるから恥ずかしさ増してるんだよ」
カタラは俺の精神状態まで操れるのか? いや、この羞恥心がカタラによる暗示だと分かれば恥ずかしくなんて……恥ずかしいに決まってる。
「と、通してっ! 一人になりたい……」
子供でもないのに人前で漏らすなんて嫌だ。
「……兄さん、僕兄さんが目の届かないところに行くの嫌です」
「弟の前で漏らすのなんかトラウマになるっ! ぅあ、シャルっ……腰触るな、漏れる……!」
どれだけ股間を押さえても漏らしてしまいそうな感覚はどうにもならない。三人の妨害を突破して浴室に行くのは無理だ。クローゼットに逃げ込む時間すらない、もう限界だ。
「ぁ、ぁ……やだ、漏れちゃう……」
股間を両手で押さえたままぺたりと座り込む。
「見ないでっ、見ないでよぉ……シャルっ、カタラぁ……おじさん、こっち見ないでぇ!」
恥ずかしい、恥ずかしい、全裸を観察される方がマシだ。
「可愛いよ、サク。やはり君は恥ずかしがる顔がとても可愛い。以前は裸を見つめただけで顔を真っ赤にしていたのに、最近は裸で過ごすことも多いみたいだし……羞恥心が薄れてきていたよね?」
「そ、そんなこと……」
羞恥心が薄れていた自覚はある。恥ずかしくなくなっていたことが恥ずかしい、負の連鎖ならぬ恥の連鎖が止まらない。
「漏らしなさい、サク。私は可愛い君の恥ずかしがる顔が見たいんだよ」
座り込んだ俺の腰をカタラが爪先で軽く叩く。精神的にも肉体的にも限界を迎え、決壊し、俺は服の中に漏らしてしまった。
「ぁ、あっ……ぁ……やだ、やだっ、見ないで……!」
ちょろちょろと温かい液体が漏れていく感覚、服の中に広がる不快な温かさに前世で漏らした記憶を思い出し、自然と涙が溢れた。
「兄さんっ……おじさん、兄さん泣いてしまいましたよ」
「可愛いねぇ」
背を曲げて蹲り、匂いがないことに気付く。そうだ、俺が漏らしてしまったのはカタラの術で体内に発生させられたお湯、匂いなんてあるわけない。
無理矢理入れられたものを出してしまっただけだ、何も恥ずかしくなんてない。
「ぅ、ぅぅ……見ないでよぉっ! バカっ、もぉやだぁっ! もぉやだ……」
頭では恥ずかしがるべきことじゃないと分かっているのに心が納得してくれない。
「……なんか、悪いことした気になってきたな」
「そうかい? 可愛いじゃないか」
「…………兄さん、泣かないでください。僕達調子に乗りました……ごめんなさい、お詫びしますから顔を上げてください」
シャルに頭を撫でられてゆっくりと顔を上げると不安そうな顔が目に入り、反射的に濡れた手で抱き締めてしまう。
「……兄さん、お詫びに射精させてあげます。絶対量が減るのがいけないのであって、回収出来る出し方なら問題ありませんからね」
細い指先がファスナーを下ろす。ヂヂ……と音を立てて開いたファスナーの隙間にシャルの手が入り、びしょ濡れのジーンズを広げて陰茎を引っ張り出した。
「シャ、シャルっ……ダメ、汚い……」
「どうしてですか?」
「え……? ぁ、そ、そっか、お湯なんだっけ……で、でも、なんか……なんか」
漏らした直後の陰茎に触れられるのは抵抗がある。インキュバスは排泄しない、今漏らしたのはお湯だと分かっていてもシャルに申し訳ない。
「遠慮しなくていいんですよ、兄さん。これはお詫びですから……僕のこと好きにしてくださって構いません」
陰茎に頬擦りしながら微笑まれ、見上げられながら亀頭にキスをされ、射精欲と嗜虐心が顔を出す。
「……しゃ、しゃぶってくれるのか?」
「はい……もちろん」
「……頼む」
小さな口が開き、ぱくっと可愛らしく俺の陰茎を咥える。
「漏らした直後に弟にしゃぶらせるなんてとんでもない兄貴だな」
「……カタラが入れたお湯だろ、漏らしたんじゃない」
「さっきまでしおらしく泣いてたくせに。ま、元気出てよかったよ」
カタラは俺の背後に腰を下ろし、脇の下から腕を回して俺を抱き締めた。査定士は先程までカタラが座っていた椅子に腰掛け、俺達を見下ろして楽しそうにしている。
「シャ、シャルぅっ……そこ、ばっかり……!」
亀頭をぺちぺちと叩くように舐められ、声が甲高くなってしまう。
「んむ……ぅ? 嫌でしたか?」
「嫌ってわけじゃ……ぁ、んんっ……!」
舌先がカリ首にぴったりとはまり、長い舌の腹が亀頭をまんべんなく撫で回す。
「ふ、ぅっ、ぅうぅぅっ……!」
「気持ちよさそうだな、サク。お前の弟しゃぶるの上手いか?」
「めちゃ、くちゃっ……上手いっ、ィっ、ひ、んんっ……!」
カタラの腕は俺を押さえつけるように胸に巻かれている。それでも俺はガクガクと腰を揺らし、シャルの喉奥を叩いてしまう。
「ぁ、あっ……シャルっ、ごめん、腰揺れちゃうっ、ごめん……気持ちぃっ、シャルの喉きもちぃ、出ちゃうっ、もぉ出ちゃうぅっ……!」
「ん……んぅ、ん……」
シャルが指を鳴らす。瞬間、せき止められている感覚が消え、精液が一気に外を目指す。
「ぁ、あぁああっ!? 出るっ、出てるっ、出てっ、ぁああっ、ずっと出るっ、でりゅっ、ぅあぁあっ!?」
長い間禁じられていた射精をようやく許された俺は、無意識のうちにシャルの頭を両手両足で捕まえてしまった。シャルを押さえつけていることに気付く頃には快楽で身体の自由がきかなくなっていて、快楽に罪悪感が混じってさらに気持ちよくなり、全て出し終える頃には俺の意識は朦朧としていた。
「や、やだ! もういいよ、本当に射精は出来ないんだし……何回気持ちよくなってもまだ気持ちよくなりたくて、変になりそうで……」
「何回でも良くなれるんだからお得じゃん。な、弟」
「ええ、射精はインキュバスにとって命を削る行為ですからあまり気に入って欲しくないんですけど……この方法なら危険はありませんし、噴水みたいで可愛らしいので是非ハマって欲しいです」
鈴口からお湯を撒き散らす様子を可愛いと言われ、一気に頬が熱くなる。
「一瞬青ざめてたのにまた真っ赤だな。で、おっさん、何プレイしたいって?」
「お漏らしプレイだよ。インキュバスのサクには排尿は出来ないからね……でも、その方法なら漏れそうでもじもじしちゃう可愛いサクが見られるだろ?」
「漏れそう……?」
「シャルには分からない感覚かもね。漏らしてしまうというのは人間の尊厳を失いかねない行為でね……だからこそ漏らしてしまった絶望の顔というのは可愛らしくてね」
長々と語る査定士にシャルとカタラは不思議な生き物を見る目を向けている。
「インキュバスには人間と同じ機能での膀胱はないぞ?」
「精液を溜めるところはあるだろう? そこにお湯を溜めればいいんだよ、今みたいにね。今よりもっと少なめにして、力を抜くとちょろちょろ出てくる感じに……出来ないかな?」
「精液は物理的じゃなく魔術的にせき止めているので、パンパンに詰めても精液を出してしまう心配はありませんよ」
変人を見る目を向けているのに乗り気だ、ふざけるな。
「ちょ、ちょっと待てよ! 俺は嫌だぞ、漏らすなんてやだ!」
「さっきしたじゃないですか」
「あ、あれは……あれは、射精の疑似体験で」
「同じだよ、これも疑似体験だ」
魔力の糸がほどけて足が地面に着く。自分の力で立つのは何だか久しぶりな気がして、少しふらついた。糸はもう一本も俺に絡んでいない、身体に完全な自由が戻った。
「兄さん、服をあげますね。着ていた方がいいっておじさんが言うので……」
シャルの手が腰を撫でた瞬間、素朴なジーンズとシャツに身を包まれた。魔力が実体化した服……魔力だとか魔術だとか、いつまで経っても慣れないな。
「じゃあサク、漏らさないよう我慢しろよ?」
カタラの手が下腹を撫でた瞬間、異常なまでの排泄欲に襲われた。精液でないものを漏らしてしまうと本能的に理解して思わず股間を押さえてしまう。
「兄さん……?」
「お、上手くいったみたいだな。サークっ、出したいのは精液じゃないよな? 漏らしそうか? 初めての感覚だろ? インキュバスだもんな」
前世の感覚が蘇っている。今、俺はトイレに行くのを我慢している。行く必要のない種族に転生したはずなのに、妙な術のせいで行きたくて仕方ない。
「ど、どいて……」
「ここで漏らせよ、ただのお湯なんだから」
「や、やだっ……なんか、なんかめちゃくちゃ恥ずかしいっ……!」
「だろうな、淫紋もちょっと弄ってるから恥ずかしさ増してるんだよ」
カタラは俺の精神状態まで操れるのか? いや、この羞恥心がカタラによる暗示だと分かれば恥ずかしくなんて……恥ずかしいに決まってる。
「と、通してっ! 一人になりたい……」
子供でもないのに人前で漏らすなんて嫌だ。
「……兄さん、僕兄さんが目の届かないところに行くの嫌です」
「弟の前で漏らすのなんかトラウマになるっ! ぅあ、シャルっ……腰触るな、漏れる……!」
どれだけ股間を押さえても漏らしてしまいそうな感覚はどうにもならない。三人の妨害を突破して浴室に行くのは無理だ。クローゼットに逃げ込む時間すらない、もう限界だ。
「ぁ、ぁ……やだ、漏れちゃう……」
股間を両手で押さえたままぺたりと座り込む。
「見ないでっ、見ないでよぉ……シャルっ、カタラぁ……おじさん、こっち見ないでぇ!」
恥ずかしい、恥ずかしい、全裸を観察される方がマシだ。
「可愛いよ、サク。やはり君は恥ずかしがる顔がとても可愛い。以前は裸を見つめただけで顔を真っ赤にしていたのに、最近は裸で過ごすことも多いみたいだし……羞恥心が薄れてきていたよね?」
「そ、そんなこと……」
羞恥心が薄れていた自覚はある。恥ずかしくなくなっていたことが恥ずかしい、負の連鎖ならぬ恥の連鎖が止まらない。
「漏らしなさい、サク。私は可愛い君の恥ずかしがる顔が見たいんだよ」
座り込んだ俺の腰をカタラが爪先で軽く叩く。精神的にも肉体的にも限界を迎え、決壊し、俺は服の中に漏らしてしまった。
「ぁ、あっ……ぁ……やだ、やだっ、見ないで……!」
ちょろちょろと温かい液体が漏れていく感覚、服の中に広がる不快な温かさに前世で漏らした記憶を思い出し、自然と涙が溢れた。
「兄さんっ……おじさん、兄さん泣いてしまいましたよ」
「可愛いねぇ」
背を曲げて蹲り、匂いがないことに気付く。そうだ、俺が漏らしてしまったのはカタラの術で体内に発生させられたお湯、匂いなんてあるわけない。
無理矢理入れられたものを出してしまっただけだ、何も恥ずかしくなんてない。
「ぅ、ぅぅ……見ないでよぉっ! バカっ、もぉやだぁっ! もぉやだ……」
頭では恥ずかしがるべきことじゃないと分かっているのに心が納得してくれない。
「……なんか、悪いことした気になってきたな」
「そうかい? 可愛いじゃないか」
「…………兄さん、泣かないでください。僕達調子に乗りました……ごめんなさい、お詫びしますから顔を上げてください」
シャルに頭を撫でられてゆっくりと顔を上げると不安そうな顔が目に入り、反射的に濡れた手で抱き締めてしまう。
「……兄さん、お詫びに射精させてあげます。絶対量が減るのがいけないのであって、回収出来る出し方なら問題ありませんからね」
細い指先がファスナーを下ろす。ヂヂ……と音を立てて開いたファスナーの隙間にシャルの手が入り、びしょ濡れのジーンズを広げて陰茎を引っ張り出した。
「シャ、シャルっ……ダメ、汚い……」
「どうしてですか?」
「え……? ぁ、そ、そっか、お湯なんだっけ……で、でも、なんか……なんか」
漏らした直後の陰茎に触れられるのは抵抗がある。インキュバスは排泄しない、今漏らしたのはお湯だと分かっていてもシャルに申し訳ない。
「遠慮しなくていいんですよ、兄さん。これはお詫びですから……僕のこと好きにしてくださって構いません」
陰茎に頬擦りしながら微笑まれ、見上げられながら亀頭にキスをされ、射精欲と嗜虐心が顔を出す。
「……しゃ、しゃぶってくれるのか?」
「はい……もちろん」
「……頼む」
小さな口が開き、ぱくっと可愛らしく俺の陰茎を咥える。
「漏らした直後に弟にしゃぶらせるなんてとんでもない兄貴だな」
「……カタラが入れたお湯だろ、漏らしたんじゃない」
「さっきまでしおらしく泣いてたくせに。ま、元気出てよかったよ」
カタラは俺の背後に腰を下ろし、脇の下から腕を回して俺を抱き締めた。査定士は先程までカタラが座っていた椅子に腰掛け、俺達を見下ろして楽しそうにしている。
「シャ、シャルぅっ……そこ、ばっかり……!」
亀頭をぺちぺちと叩くように舐められ、声が甲高くなってしまう。
「んむ……ぅ? 嫌でしたか?」
「嫌ってわけじゃ……ぁ、んんっ……!」
舌先がカリ首にぴったりとはまり、長い舌の腹が亀頭をまんべんなく撫で回す。
「ふ、ぅっ、ぅうぅぅっ……!」
「気持ちよさそうだな、サク。お前の弟しゃぶるの上手いか?」
「めちゃ、くちゃっ……上手いっ、ィっ、ひ、んんっ……!」
カタラの腕は俺を押さえつけるように胸に巻かれている。それでも俺はガクガクと腰を揺らし、シャルの喉奥を叩いてしまう。
「ぁ、あっ……シャルっ、ごめん、腰揺れちゃうっ、ごめん……気持ちぃっ、シャルの喉きもちぃ、出ちゃうっ、もぉ出ちゃうぅっ……!」
「ん……んぅ、ん……」
シャルが指を鳴らす。瞬間、せき止められている感覚が消え、精液が一気に外を目指す。
「ぁ、あぁああっ!? 出るっ、出てるっ、出てっ、ぁああっ、ずっと出るっ、でりゅっ、ぅあぁあっ!?」
長い間禁じられていた射精をようやく許された俺は、無意識のうちにシャルの頭を両手両足で捕まえてしまった。シャルを押さえつけていることに気付く頃には快楽で身体の自由がきかなくなっていて、快楽に罪悪感が混じってさらに気持ちよくなり、全て出し終える頃には俺の意識は朦朧としていた。
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