過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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赤ちゃんの分なの

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カタラに改造されて母乳が出る身体にされてしまった。だからと言って胸が膨らむ訳でもなく、射精出来る場所が増えたような感覚だ。

「んゃあぁあぁっ……!」

シャルに覆いかぶさられて乳首を吸われ、つねられ、仰け反ったまま快感で動けなくなってただ喘ぐ。

「ぁ、はっ、ひっ……やらっ、もぉイかせないれぇっ、むりぃっ、もぉ吸わないれよぉっ……! ぁ、あっ、ちくび取れちゃぅぅぅっ!」

乳首だけで何度も何度も絶頂させられて俺の身体はもう限界に近い。下腹が痛いくらいに疼いている。

「しゃ、るぅっ……おねがっ……したにもっ、欲しぃ……ぁ、あぁっ! ゃ、また出ちゃうぅっ!」

咥えられたままの左乳首から吹き出す分は全てシャルに飲まれているが、手慰みのように弄られる右乳首からの分は俺の身体とシャルの手を汚すばかりだ。

「……シャル、いい加減にしないか」

シャルの脇の下から彼の体をすくい上げるように大きな赤い手がシャルをオレから離す。

「子供の分がなくなってしまうだろう?」

両手で軽々と持ったシャルを窘めるアルマに俺は何故か父性を覚えた。

「……ぁ、ご、ごめんなさいっ、つい……その、美味しすぎて」

「精液か血しか飲んでねぇんだもんな、そりゃ味変わったら夢中になるよ。子供らの分終わったら飲んでいいからちょっと待っとけ」

「カタラさん……はい、ありがとうございます」

シャルが他の者達と打ち解けてくれたのはとても嬉しいのだが、俺の意見を完全に無視しているのはどういう了見だ。

「サークっ、ほら、飲ませてやれよ」

胸の上にぽてっと黒いドラゴンが落とされる。

「カタラ! 子供を落とすな!」

「ぅわっ、うるっせぇな……声デカいんだよ! 過保護だな、ったく、ドラゴンの子は頑丈だから大丈夫だ」

俺の胸に落ちたドラゴンは夢中になって俺の右胸を舐め回している。ザラついているはずの舌で舐められているのに痛くない、細かな突起のある舌が気持ちいいとさえ思えてくる。

「んっ……ぅ、ふっ……ひぁっ!?」

ドラゴンの舌先が乳輪に触れて思わず声を上げてしまった。慌てて口を塞ぎ、首を傾げて俺を見つめるドラゴンに視線を返す。

「ぴーぅ?」

「だ、大丈夫……だよ?」

「ぴあ!」

言葉は分かっていないと思うのだが、大丈夫だと伝えると食事に戻った姿には「いい子だ」と嬉しくなってしまう。

「お? どうした? あっこら」

俺の隣に座っていたカタラの頭の上から純白のドラゴンが落ちてくる。羽を大きく広げて減速し、優雅に降り立つと彼も白濁液を舐め始めた。

「……やっぱ赤ちゃんには母乳なんだな」

白いドラゴンの舌は蛇のように細長く、くすぐったい。胸の真ん中に乗って堂々としている黒いドラゴンを気遣ってか胸の側面ばかり舐めるから更にくすぐったい。

「……っ、ふ……!」

くすぐったさと快感で口を押さえたままぷるぷる震えているとカタラが左乳首をつまんだ。

「……っ!?」

「もうちょい飲みそうだし、こっちからも出せよ」

「ふっ……ぅっ、んんっ、んんぅっ……!」

「子供の前だぞ? そんなに喘ぐなよ」

先程までシャルに吸われていた乳首は彼の唾液の媚薬効果もあって刺激に弱くなっており、カタラの器用な指先に軽く扱かれるだけで簡単に母乳を吹き出した。

「おー……本当に射精みたいだな、母乳って感じじゃない」

「ふっ、ふっ、ふぅっ……!」

ようやくカタラの手が離れて安堵したのもつかの間、新しい食事の匂いを嗅ぎつけて黒いドラゴンが左胸に移動する。

「ぴーぅ!」

甘い匂いに期待を膨らませたのか可愛らしい鳴き声を上げ、ぱくっと乳首に噛み付いた。

「ふっ……!?」

食事が乳首から出るのに気付いたのだろう。牙のある口でかぷかぷと乳首を噛み、胸の中に残っている母乳をちゅうちゅうと吸い上げる。

「ん、んっ……んんん……!」

授乳で感じるなんていけないと分かっているのに気持ちよくて仕方ない。本気で噛まれると顎の力が強くてかなり痛いが、牙はまだ鋭くはないので優しく噛んでいる今は刺さらない。だから痛みはなく快感だけが与えられている。

「ゃ、あっ……おかぁ、さんっ、イかせないでよぉっ……やだっ、カタラぁっ、たしゅけてぇ……」

我が子に絶頂させられたくなくてカタラに助けを求める。一旦ドラゴンを引き剥がしてくれ、そういう意味の助けだったがカタラは俺の尻尾を掴んだ。

「安心しろ、子供にはイかされねぇようにしてやる」

皮が薄くなっているハート型の先端、そこをぎゅうっと握られて絶頂し、両乳首からぴゅうぴゅうと母乳が吹き出た。

「ぴーぃ!」

「きゃーぅ!」

二匹のドラゴンは大喜びで俺の胸を舐め回す。指を噛んで声を押さえた俺はもう涙を零してしまった。

「しゃーぅ?」

顔の横に薄紫色のドラゴンが着地する。シャルの頭の上から滑空してきたようだ。

「ぁ、のっ、飲みに来たのっ? んっ、いい、よっ……好きなだけ、飲んでっ」

細かな突起のある舌が頬を舐める。涙も体液だ、美味しく感じているのだろうか。まさか泣いているから慰めようなんて思っていないだろうし。

「んっ、んぅっ……もっと下、のっ、胸の方が……おいしい、よっ?」

「しゅうぅ……? しゃーぅ」

「ぅ、んっ、うんっ、大丈夫っ、おかあさっ、大丈夫だからっ……は、はやく飲んじゃって……」

交代で胸を舐められるくらいなら一気に全員で舐められた方がマシだ。紫のドラゴンはようやく俺の顔から離れ、肩を登って胸を舐めた。

「ん、んっ……ふ、ぅっ、んんんっ……」

三本の舌が胸を這い回っている。子供に舐められて感じるなんていけないことだ、けれど口を押さえていてもくぐもった甘い声が漏れてしまう。

「ふっ、ふ、ぅっ……んんっ……!」

指にかかる鼻息は熱い。

「……お義兄さん、兄さんがとても辛そうです」

「俺達にはどうしようもないよ、シャルは見ない方がいい。ほら、あの人と話しておいで」

アルマはシャルを査定士に預けて俺の顔を覗きに来た。シャルに見せられないような顔をしているのか気になってアルマの目を見られない。

「辛そうだね、サク。もう少しの我慢だよ」

「ん、んっ」

授乳が終わったらすぐにアルマを誘おう。下腹の疼きが酷くて頭がおかしくなりそうだ。

「……っ!? ぅ、んんんっ……!」

胸に零れた分は全て舐め取ってしまったのか、ドラゴン達が乳首に噛み付く。子供に絶頂させられてはいけないと堪えても甘噛みが気持ちよくて体が勝手に仰け反る。

「ぁっ、る、まぁっ……おねがいっ、イかせてっ、イかせてぇっ……しっぽ、ぎゅってぇっ」

された瞬間は「違う」と怒鳴りたくなったが、先程のカタラの行動は正解だった。だからアルマの指に尻尾を絡ませ、つねってもらった。

「ひっ……!? んっ、ゔっ、ぅうんっ!」

絶叫してしまいそうになる口を必死に押さえ、ぴゅるぴゅると母乳を吹き出して目を見開く。痙攣が終わらないうちからドラゴン達は舌を這わせる。
子供達の可愛い声を聞きながらも、俺は辛くて仕方なかった。
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