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親の食事は赤子の後
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魔術によって改造され、射精するように噴き出すようになってしまった母乳を飲み、満足したドラゴン達は欠伸をした。
「子供は飯食ったら寝るよな。シャル、お前もお前の子寝かしつけろよ」
「僕の子はもう寝てますよ」
うつらうつらと船を漕ぐ純白のドラゴンをカタラが持ち上げて揺らし、既に眠ってしまった薄紫のドラゴンをシャルがつまみ上げて寝床に運ぶ。
「ぴぃ? ぴーぃ、ぴぅ」
突然二匹も減ってしまって寂しいのか黒いドラゴンは俺の上でぴぃぴぃ鳴く。撫でてやりたいのに手が動かない、口を強く押さえたまま離せない、長く続いた快楽の苦痛からの解放感で意識を手放してしまいそうだ。
「今日のところは私が面倒を見ようかな。それでどうだい? サク」
査定士が視界の真ん中に現れる。頷いたつもりだが俺の首はほとんど動かなかった、査定士に俺の意思は伝わっただろうか。
「ドラゴンの子供の相手をしたことはないが……生き物というのは総じて自分の手が届かないところを掻くか撫でるかしてやるとよさそうな顔をするんだよ」
俺に話しかけてくれているのに返事を出来ないのが申し訳なくて、せめて話はちゃんと聞こうと集中していると査定士は俺の腹をつついた。
「サクも自分の手が届かないところに触れてもらうのが好きだろう?」
腸の奥まで犯されることだと察し、それを好きだろうと改めて聞かれ、顔が熱くなるのを感じる。
「おや……せっかく冷めてきていたのに顔が真っ赤だよ、可愛いね。おっと、本題に戻らないと。この子は私が寝かしつけるよ」
査定士はまずドラゴンに指の匂いを嗅がせ、かぷっと甘噛みされてもピクリとも動かさず、口が離れたら背びれを撫でた。
「ぴゅっ……?」
くすぐるように脇腹を愛撫してドラゴンが羽を揺らしたら指を頭に移し、猫よりも狭い額を撫でくり回す。
「ぴっ、ぴぅ……ぴぅーん……」
ドラゴンは心地よさそうに口を開けて査定士の手にすり寄った。
「カタラ、赤ちゃんは授乳後にゲップをしないと吐いてしまうけれど、ドラゴンの子は大丈夫かな?」
「あー……どうかな。ドラゴンだし、パン食ったし、平気だと思うけど」
上機嫌に羽と尻尾を揺らすドラゴンをすくい上げると、査定士はドラゴン達の寝床へと彼を運んだ。愛撫されて眠くなっていたのか黒いドラゴンはすぐに眠ってしまう。
「あの、おじさん。僕、何だか急に手を動かしたくなくなって、どこにも手が届かないみたいなんです」
「ふふ、そんなふうに言わなくても撫でて欲しいならそう言っていいんだよ」
黒いドラゴンが撫でられているところを羨ましそうに見ていたシャルは査定士の傍に寄り、撫でろとでも言いたげに頭を傾けた。その後いつも通りに椅子に座った査定士の膝にシャルが乗り、両手での愛撫を受けて心地よさそうに目を閉じた。
「ガキ共寝たな、っし防音……旦那ー、いつでもサク抱いていいぜ」
「ありがとうカタラ」
査定士に甘えるシャルを見ていると胸がジリジリと熱く痛くなってしまう。
「サク、お待たせ。辛かっただろう? もう何も我慢しなくていいんだよ」
アルマは緩く拳を握って俺の肌に爪が触れないようにし、手の甲で優しく俺の腹を押した。
「んっ、くぅっ……!」
「したいだろう? サク、子供達なら大丈夫だ、カタラが術をかけたからね。何も聞こえやしない」
ドラゴン達の寝床には半透明のドームのようなモノが現れていた。アレがカタラの術なのだろう。視線をアルマに戻すと優しく微笑まれ、口を押さえていた手を外されると勝手に声が溢れた。
「し、たいっ……アルマぁ、したい……アルマとしたい」
「……いい顔だ。それで……どうしようか?」
体位の希望を聞いているのだと察しながら、これぞ夫婦の阿吽の呼吸だと嬉しくなる。
「まず……そのままお腹押してイかせて?」
胸ばかり気持ちよくなって後孔が痛いくらいに疼いていたのに、俺は何故か自分を焦らした。
「はぅっ! ぅ、んっ……ぐぅっ、ふ、ぅっ、ふっ、ふぅっ……!」
アルマの大きな拳が優しく丁寧に俺の腹に沈んでいく。ゆっくりとやってくる圧迫に内臓が体内を逃げ回り、追い出された精液が陰嚢と陰茎を張らせる。
「……苦しくないか?」
「ぅ、んっ、ぅんっ、きもちっ、ぃっ」
腹を押されると自然と苦しそうな声を出してしまう。それを気にしているアルマの顔が好きだ、夫の心労を喜ぶなんて妻として最低だが、自己嫌悪から目を背けてでも見たくなるくらいに好きだ。
「ありゅ、まぁっ……もっと、もっとつぶしてっ」
「…………分かった」
「は、ぁああああっ……! しゅ、ごっ……ぉおっ……アルマの手っ、背骨、ごりって、きてっ……!」
「あぁ……いくつかの内臓越しに背骨に触れているよ、痛くないか?」
「背骨ごりごりしゅきぃぃいっ……!」
塑性の低いインキュバスの身体でしか得られない快楽だ、身体が変形するようなセックスの時にはインキュバスに生まれてよかったと思える。
「イぐっ、イっ、ぐ、ふっ、ぅううっ……!」
ぴゅっと母乳を漏らし、絶頂の余韻とアルマの手が離れた解放感に浸る。
「ふむ……ん、美味しい。シャルが夢中になるのも頷ける」
折り曲げた人差し指の背で母乳を拭い、舐め、アルマは目を輝かせる。
「果物とは違う甘さ……サク、少し吸ってもいいかな」
「ん……」
腕を広げて胸を突き出し、言葉なく肯定を示す。
「あ……待ってくださいお義兄さん!」
アルマが俺の背に腕を回し、胸に口を寄せようとすると査定士の膝から飛び降りてシャルがやってきた。
「シャル……お前さっき飲んだだろ、また後でだ」
「後で飲ませていただけるんですね? 約束ですよ! ぁ、そ、そうじゃなくて……兄さんが母乳を出せる仕組みは射精と同じなんです、魔力……生命を削ってるんですよ。吸う前に兄さんを抱いてあげてください、兄さん僕と違って魔力あんまり溜められないから……ちゃんと食べさせないと死んじゃいます……」
「……教えてくれてありがとう、シャル」
アルマに手の甲で頬を撫でられ、シャルは微かに目を細める。
「そうだな、タダで出せる訳がない。それじゃあシャル、射精禁止の術を胸にもかけてもらえないか?」
「僕もそれは考えたんですけど……難しいんです。仕組みが同じと言ってもそれはカタラさんの感覚で、やはり胸とは少し違って、射精禁止の術をそのまま流用すると上手くいかなさそうなんです。胸用に術を構築し直すなんて高等技術僕にはありませんし……」
射精禁止や忘却などの術を扱えるのは読書家かつ努力家だからと言うだけで、カタラのような魔術の才能はない。そういうことだろう。
「……カタラさんと相談してみますね」
「頼むよ。その間、サクをイかせないように頑張ってみる」
中断するという選択肢はないようで、アルマは大きな舌で俺の胸を舐めた後、俺の尻を露出させた。
「サク、どっち向きでしようか?」
「……アルマの顔見たいな」
対面座位だとしても俺は必死に顔を上げ、アルマは真下を向かければ互いの顔は見れない。それが俺達夫婦の体格差だ。
「上? 下?」
「一緒がいいな、座ってしよ」
ベッドの上で胡座をかいたアルマの上に脚を広げて座り、アルマに腹を掴まれ、腸液を垂らしてヒクつく後孔に巨根を擦り付けられる。
「……はやく」
術の完成を待つなんて発想はなく、頭羽と腰羽を激しく揺らして期待を示した。
「子供は飯食ったら寝るよな。シャル、お前もお前の子寝かしつけろよ」
「僕の子はもう寝てますよ」
うつらうつらと船を漕ぐ純白のドラゴンをカタラが持ち上げて揺らし、既に眠ってしまった薄紫のドラゴンをシャルがつまみ上げて寝床に運ぶ。
「ぴぃ? ぴーぃ、ぴぅ」
突然二匹も減ってしまって寂しいのか黒いドラゴンは俺の上でぴぃぴぃ鳴く。撫でてやりたいのに手が動かない、口を強く押さえたまま離せない、長く続いた快楽の苦痛からの解放感で意識を手放してしまいそうだ。
「今日のところは私が面倒を見ようかな。それでどうだい? サク」
査定士が視界の真ん中に現れる。頷いたつもりだが俺の首はほとんど動かなかった、査定士に俺の意思は伝わっただろうか。
「ドラゴンの子供の相手をしたことはないが……生き物というのは総じて自分の手が届かないところを掻くか撫でるかしてやるとよさそうな顔をするんだよ」
俺に話しかけてくれているのに返事を出来ないのが申し訳なくて、せめて話はちゃんと聞こうと集中していると査定士は俺の腹をつついた。
「サクも自分の手が届かないところに触れてもらうのが好きだろう?」
腸の奥まで犯されることだと察し、それを好きだろうと改めて聞かれ、顔が熱くなるのを感じる。
「おや……せっかく冷めてきていたのに顔が真っ赤だよ、可愛いね。おっと、本題に戻らないと。この子は私が寝かしつけるよ」
査定士はまずドラゴンに指の匂いを嗅がせ、かぷっと甘噛みされてもピクリとも動かさず、口が離れたら背びれを撫でた。
「ぴゅっ……?」
くすぐるように脇腹を愛撫してドラゴンが羽を揺らしたら指を頭に移し、猫よりも狭い額を撫でくり回す。
「ぴっ、ぴぅ……ぴぅーん……」
ドラゴンは心地よさそうに口を開けて査定士の手にすり寄った。
「カタラ、赤ちゃんは授乳後にゲップをしないと吐いてしまうけれど、ドラゴンの子は大丈夫かな?」
「あー……どうかな。ドラゴンだし、パン食ったし、平気だと思うけど」
上機嫌に羽と尻尾を揺らすドラゴンをすくい上げると、査定士はドラゴン達の寝床へと彼を運んだ。愛撫されて眠くなっていたのか黒いドラゴンはすぐに眠ってしまう。
「あの、おじさん。僕、何だか急に手を動かしたくなくなって、どこにも手が届かないみたいなんです」
「ふふ、そんなふうに言わなくても撫でて欲しいならそう言っていいんだよ」
黒いドラゴンが撫でられているところを羨ましそうに見ていたシャルは査定士の傍に寄り、撫でろとでも言いたげに頭を傾けた。その後いつも通りに椅子に座った査定士の膝にシャルが乗り、両手での愛撫を受けて心地よさそうに目を閉じた。
「ガキ共寝たな、っし防音……旦那ー、いつでもサク抱いていいぜ」
「ありがとうカタラ」
査定士に甘えるシャルを見ていると胸がジリジリと熱く痛くなってしまう。
「サク、お待たせ。辛かっただろう? もう何も我慢しなくていいんだよ」
アルマは緩く拳を握って俺の肌に爪が触れないようにし、手の甲で優しく俺の腹を押した。
「んっ、くぅっ……!」
「したいだろう? サク、子供達なら大丈夫だ、カタラが術をかけたからね。何も聞こえやしない」
ドラゴン達の寝床には半透明のドームのようなモノが現れていた。アレがカタラの術なのだろう。視線をアルマに戻すと優しく微笑まれ、口を押さえていた手を外されると勝手に声が溢れた。
「し、たいっ……アルマぁ、したい……アルマとしたい」
「……いい顔だ。それで……どうしようか?」
体位の希望を聞いているのだと察しながら、これぞ夫婦の阿吽の呼吸だと嬉しくなる。
「まず……そのままお腹押してイかせて?」
胸ばかり気持ちよくなって後孔が痛いくらいに疼いていたのに、俺は何故か自分を焦らした。
「はぅっ! ぅ、んっ……ぐぅっ、ふ、ぅっ、ふっ、ふぅっ……!」
アルマの大きな拳が優しく丁寧に俺の腹に沈んでいく。ゆっくりとやってくる圧迫に内臓が体内を逃げ回り、追い出された精液が陰嚢と陰茎を張らせる。
「……苦しくないか?」
「ぅ、んっ、ぅんっ、きもちっ、ぃっ」
腹を押されると自然と苦しそうな声を出してしまう。それを気にしているアルマの顔が好きだ、夫の心労を喜ぶなんて妻として最低だが、自己嫌悪から目を背けてでも見たくなるくらいに好きだ。
「ありゅ、まぁっ……もっと、もっとつぶしてっ」
「…………分かった」
「は、ぁああああっ……! しゅ、ごっ……ぉおっ……アルマの手っ、背骨、ごりって、きてっ……!」
「あぁ……いくつかの内臓越しに背骨に触れているよ、痛くないか?」
「背骨ごりごりしゅきぃぃいっ……!」
塑性の低いインキュバスの身体でしか得られない快楽だ、身体が変形するようなセックスの時にはインキュバスに生まれてよかったと思える。
「イぐっ、イっ、ぐ、ふっ、ぅううっ……!」
ぴゅっと母乳を漏らし、絶頂の余韻とアルマの手が離れた解放感に浸る。
「ふむ……ん、美味しい。シャルが夢中になるのも頷ける」
折り曲げた人差し指の背で母乳を拭い、舐め、アルマは目を輝かせる。
「果物とは違う甘さ……サク、少し吸ってもいいかな」
「ん……」
腕を広げて胸を突き出し、言葉なく肯定を示す。
「あ……待ってくださいお義兄さん!」
アルマが俺の背に腕を回し、胸に口を寄せようとすると査定士の膝から飛び降りてシャルがやってきた。
「シャル……お前さっき飲んだだろ、また後でだ」
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「……教えてくれてありがとう、シャル」
アルマに手の甲で頬を撫でられ、シャルは微かに目を細める。
「そうだな、タダで出せる訳がない。それじゃあシャル、射精禁止の術を胸にもかけてもらえないか?」
「僕もそれは考えたんですけど……難しいんです。仕組みが同じと言ってもそれはカタラさんの感覚で、やはり胸とは少し違って、射精禁止の術をそのまま流用すると上手くいかなさそうなんです。胸用に術を構築し直すなんて高等技術僕にはありませんし……」
射精禁止や忘却などの術を扱えるのは読書家かつ努力家だからと言うだけで、カタラのような魔術の才能はない。そういうことだろう。
「……カタラさんと相談してみますね」
「頼むよ。その間、サクをイかせないように頑張ってみる」
中断するという選択肢はないようで、アルマは大きな舌で俺の胸を舐めた後、俺の尻を露出させた。
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対面座位だとしても俺は必死に顔を上げ、アルマは真下を向かければ互いの顔は見れない。それが俺達夫婦の体格差だ。
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