過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

文字の大きさ
426 / 604

自然公園から帰れば

しおりを挟む
木の幹のかなり下の方にしがみついて腰だけを高く上げ、査定士の陰茎を受け入れる。しかし、彼は奥まで入ってはくれない。

「んっ、んんんぅ……! イくっ、まひゃイくぅぅっ!」

下腹を手で押さえられ、亀頭を押し当てられ、前立腺を潰され続ける快楽に溺れ、腸壁を蠢かせて査定士の陰茎を扱く。

「イくっ、イくイくっ、イくぅぅうっ! ぅ、ふぅっ、ううぅううっ!」

ずっと前立腺を挟まれているだけなのだ、快楽の波も何もない。常に絶頂し続ける。

「……っ、く……ダメだね、このままじゃもたない。動くよ」

「ひっ、ゔぅんっ!」

査定士がようやく腰を揺らした。とちゅっ……と優しく前立腺を小突かれ、とろとろと体液を零していた陰茎がぶしゅっと潮を吹く。

「んぁあっ! ぁひっ! ひぃいんっ! イくっ、イくぅうっ! あぁあっ……! ひんっ! ひぃんっ!」

「……っ、は……すごい……溶けそうだよ」

「イくっ! イぐぅぅっ! んぁああっ! とちゅとちゅっ、やばいぃっ! きもちぃっ! イくぅぅっ!」

溶けているのは俺の方だ、証拠は現在進行形でジーンズの色を変えている体液だ。こんなにも漏らしているのだから身体が溶けているに違いない。

「イくっ、イぐぅぅっ! あ、ぁあぁあっ! じゅっとなんかれてるぅ……ひゔっ!」

「そろそろ出てしまいそうだ、すまないね早漏で……尻尾を弄ってあげるから許して欲しいな」

査定士は早漏なんかじゃない、むしろ遅い、いや我慢強いと言うべきか。フォローの言葉を考えていると尻尾が掴まれ、査定士の口元へと持っていかれた。

「ひっ、ィぎゅぅうぅゔぅうっ!?」

下腹は押さえられたまま、最後の最後で陰茎は根元まで突き入れられ、同時に尻尾の最も敏感な部分を噛まれた。同時に与えられた強い快楽に勝てるわけもなく、俺はそこそこの味の精液を吸収しながらも意識を朦朧とさせた。

「んっ、んんぅっ……あぁっ!」

「はぁっ……すごい、食いちぎられるかと思ったよ」

萎えた陰茎が抜かれ、腰を高く上げているモチベーションを失って下半身を落とす。青空の下、短い草の上、俺は横たわる。

「今日はもう限界だ。サクもかい? 帰ろうか」

「立て、にゃあ……」

木陰からはみ出た身体の一部に暖かい光を受けながら、自分の体液の水溜まりに浸かって冷たさを感じる。

「なら私が抱っこして……くっ、腰が……少し嫌な予感がするね。サク、すまない、おんぶで何とか……よじ登ってくれるかい?」

精液を主食とする淫魔のくせに、俺はなんで足腰立たなくなっているんだ。

「ん、んっ……のぼ、た」

査定士は足腰が不安になる年頃なのに、健康体の俺がどうして彼におぶられるんだ。

「よし、ありがとう。それじゃあ行こうか」

「ん……」

自分で歩かなければならないと分かっているのに、思ってもいるのに、俺はそれを実行出来ないままホテルに戻ってしまった。

「サクの部屋はここだったかい?」

「うん……ごめんねおじさん、最後まで降りれなくて」

「いいんだ、頼られるのもなかなか嬉しいものだよ」

頼っていると言えるのだろうか。自己嫌悪に囚われながら部屋の鍵を渡し、査定士に扉を開けてもらう。

「着替えは……おや?」

俺をおぶったまま俺の泊まる部屋に入った査定士は何かを見つけて足を止めた。背後で扉の閉まる音。査定士の肩に顔をうずめるのをやめ、顔を上げる。

「……何してるんだ? お前」

俺と査定士の視線の先にはベッドの上で枕を抱き締めているシャルがいた。

「おかえりなさい、兄さん。おじさんと一緒にいたんですね」

シャルが返事をすると査定士が歩き出し、俺をベッドに降ろした。

「あぁ、ただいま……じゃなくて、何してるんだ?」

「……兄さんの匂いを嗅いでいました」

「シャルも可愛いねぇ」

恐る恐る打ち明けたシャルは査定士に頭を撫でられて僅かに頬を緩めた。

「いや、それは何となく分かってたけどさ……俺、鍵閉めてたよな? どうやって入ったんだ?」

「兄さん、魔力の実体化が出来る僕の前に通常の鍵が役に立つとお思いですか? 魔力認証システムくらいのものを用意してから言ってください。僕達は双子のようなものですから、同一人物と見なされるかもしれませんけど」

魔力認証って何? 指紋認証的なやつ?

「いや、シャルを閉め出したいわけじゃないから入ってきたことはいいんだよ、別に……ただ、鍵の役に立たなさにびっくりしただけだ」

シャルが魔力で作り出したこの部屋の鍵を見せてもらい、ため息をついて返す。

「それにしても兄さん……すごくいい匂いがします。おじさんと楽しんできたみたいですね」

「う……やっぱ分かるのか。なかぐちょぐちょで、前はちょっとガサガサしてきて……服作り直してくれないか?」

俺の服はシャルの魔力で作られている。どれだけ汚れても一度魔力に戻し、再び服に実体化すればいいだけなので洗濯不要なのだ。

「……はい、出来ました」

「あぁ、ありがとうなぁシャル。新しい服は気持ちいい……お前は本当にいい子だよ」

不愉快だった汚れた服が光に戻り、それが綺麗な服に形成され直す。いつ見ても不思議な光景だ、魔法少女ものや戦隊モノの変身シーンと言えば分かりやすいか?

「……そういえばさ、シャル。服の汚れ……精液とかってどうなったんだ?」

「砂やホコリなどはそのまま落ちますが、精液などは僕が吸収していますよ」

「そ、そうか……」

「美味しかったです」

「それはよかった……」

口や後孔からでなくとも魔力を得られるのか、など疑問点はあるものの何故か聞く気が失せてしまった。

「おじさん、どこへ行ってたんですか?」

「娯楽室、酒場、自然公園……の流れだね。楽しい時間を過ごしたよ」

「へぇ……! 僕も楽しいお出かけをしましたよ、お義兄さんも一緒でしたけどね」

「根に持つなよ、悪かったって……また今度二人で行こうって言ったじゃん」

「兄さんが約束覚えてくれてたか知りたかったんです」

シャルはとてもしつこい。けれど、そんなに根に持たれていると二人きりのデートをそんなに楽しみにしてくれていたのかと申し訳なくなる。

「それじゃあ、私は自分の部屋に戻るよ」

「待ってくださいおじさん! インキュバスもサキュバスもうじゃうじゃ居るのに一人じゃ危険です、僕が送っていきますから待ってください」

「彼らが危険になるとは思えないけど……」

「カラッカラにされちゃいますよ。下手を打てばオーガよりも危険なんですから、一人で歩き回らないでください。兄さん、僕今からおじさん送ってきますね」

「あぁ、うん……行ってらっしゃい」

美人しか居ない上に床上手な種族の集団逆レ……色んな意味で背筋が寒いな。

「……寝よ」

シャワーを浴びようと思っていたけれど、服を新しくしてもらったらその気もなくなった。俺はシャルが帰ってくるのを待たず、意識を落とした。



あの後、目を覚ましても俺のベッドに居たシャルと穏やかな時間を過ごした。翌朝、今度こそストラップを見せてやろうとネメスィの部屋を尋ねた──カタラの部屋の前に立っている。

「ネメスィ! ネメスィ、何してるんだ?」

「サク……あぁ、もう朝か。カタラに謝ろうとしたんだがな、顔も合わせてくれなくて」

「昨日から居るのか? ちょっとどいてくれ……カタラー? いい加減話くらい聞いてやれよー」

軽く扉を叩きながら声をかけてみたが、返事はない。ネメスィ相手ならどこまでも拗ねそうだが、俺にも返事をしないのはおかしい。

「……もしかして中で倒れてるとか」

「何……!? どけ、開ける」

「開けるって……待てよっ、蹴破ったりしちゃダメだぞ」

ネメスィは右手をスライム状に溶かし、扉の鍵周りを覆った。数秒後カチリと音がして扉が開き、ネメスィは手を人間の形に戻した。

「開いた……カタラ、カタラ!」

駆け込んだネメスィはベッドに横たわるカタラの毛布を剥ぎ取り、穏やかな寝顔を見て硬直した。

「……寝てるみたいだな、普通に……ぐっすりだ」

「…………俺は寝てる奴に向かって謝罪を?」

「う、うん……まぁ、気持ちが大事なんだよ。ネメスィが夜通し反省したってのは俺が証言してやるから」

「……あぁ、ありがとう」

「部屋戻ろ?」

ネメスィと共に彼の部屋へ戻り、俺はようやく彼にストラップを見せることが出来た。
しおりを挟む
感想 156

あなたにおすすめの小説

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

一人の騎士に群がる飢えた(性的)エルフ達

ミクリ21
BL
エルフ達が一人の騎士に群がってえちえちする話。

寝てる間に××されてる!?

しづ未
BL
どこでも寝てしまう男子高校生が寝てる間に色々な被害に遭う話です。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

お姉ちゃんを僕のお嫁さんにするよ!「………私は男なのだが」

ミクリ21
BL
エリアスの初恋は、森で遊んでくれる美人のお姉ちゃん。エリアスは、美人のお姉ちゃんに約束をした。 「お姉ちゃんを僕のお嫁さんにするよ!」 しかし、お姉ちゃんは………実はお兄ちゃんだということを、学園入学と同時に知ってしまった。

魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました

タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。 クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。 死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。 「ここは天国ではなく魔界です」 天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。 「至上様、私に接吻を」 「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」 何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?

とある美醜逆転世界の王子様

狼蝶
BL
とある美醜逆転世界には一風変わった王子がいた。容姿が悪くとも誰でも可愛がる様子にB専だという認識を持たれていた彼だが、実際のところは――??

穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜

春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、 癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!? トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。 彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!? 
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて―― 運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない! 恋愛感情もまだわからない! 
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。 個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!? 
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする 愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ! 毎日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新) 基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!

処理中です...