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人間離れしたプレイ
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小瓶に詰められた玉虫色に輝く黒い液体、そこに浮かぶ目玉を再現した飾り。ショゴスモチーフのストラップの紐は頭羽の根元に結び、俺の耳の少し上に小瓶が揺れている。
「……どう?」
ベッドに腰掛け、隣に座ったネメスィにストラップを見せている。ネメスィはストラップをつまんでじっと見つめている。
「気持ちの悪い飾りだな、こんなものぶら下げるな。もっと綺麗なものを買ってやる」
「え……ゃ、これっ、その……」
そんなにはっきり「気持ち悪い」と言われるとは思っていなかった。
「この島の魔王……が、ショゴスだから、それモチーフのお土産みたいなんだけど」
あの魔王はこんなストラップの販売を許可しそうにないから、無許可なんだろうなと俺は思っている。
「……ネメスィも、同じだから」
酔っていた時は否定しなかった、可愛いと言ってくれた、アレは本心じゃなかったのか?
「ネメスィに似てて可愛いなって思って……ネメスィに、見せたくて……嫌、だった? ごめん……」
他人に嫌われる姿だから嫌い、だとかではなく、本当に自分の姿を嫌っていたのだとしたら、俺は酷いことをしている。思慮の浅さと罪悪感から声が震えてしまう。
「…………悪かった」
肩を抱かれ、目元を拭われる。
「泣くな。そんな意図だと分からなかったんだ。俺に似てるから買ったのか? 可愛い奴だな」
頬にキスをされ、傷付けても怒らせてもいなかったと分かり、堰を切ったように涙が溢れ出す。安心しただけだと言い訳してもネメスィは心配してくれる。
「ネメスィが酔ってた時に見せたんだけど……覚えてない?」
「悪いが、全く。その時俺は何て?」
「……今と一緒。気持ち悪いとは言ってなかったけど、似てるから買うなんて可愛いって……俺のこと。えへへ……」
ついさっきまで眉をひそめていたのに、今はもう慈愛に満ちた目を向けてくれている。
「確かによく似ている。これを買ってお前は……嬉しかった、のか?」
「ん? うん」
「……俺に媚びを売るために買ったわけではなく、純粋に、俺に似たものが欲しかったのか?」
「なんで俺がネメスィに媚びるんだよ。ネメスィに似てて可愛かったから買っちゃった、それだけ」
自分に媚びを売る者がいるという思考は、勇者という自覚からか? 悪いが俺はそんな可愛げのある性格じゃない。
「つまり……だ。お前は本心から俺を好んでいると」
「当たり前じゃん。まだ好かれてる自覚なかったのか? 大好きだぞ」
大好きだから傷付けたかもしれないと勘違いしただけで泣いてしまったんだ。今思うと面倒な奴みたいなことをしてしまった、忘れて欲しい。
「……いや、自覚と実感は別だ。嬉しい……そうは見えないだろうが、俺は今とても喜んでいる」
「酔ってた時はもうちょい表情豊かだったぞ、もうちょい頑張って動かしてみろよ」
口の端に指を当て、むいっと引っ張ってやる。にたぁ……と不気味な笑顔になってしまった。
「あははっ、変な顔!」
「やめろ……まぁ、その……何だ。この美男子の姿ならともかく、溶けた姿も可愛いと言ってもらえるとはな。前は気持ち悪いと言っただろう」
「だってネメスィだと思ってなかったんだもん。あの時はごめんな?」
嫌わないでと縋りついてきたネメスィの様子は今でも瞼の裏に浮かぶ。俺にとってもトラウマだ、また酷いことを言ってしまわないかといつも気にしている。
「……とても嬉しい。だが、見た目が気持ち悪いのは変わりない。外せ、似合わん」
「え……な、何言ってんだよ」
「お前が俺のその姿も好んでくれているのは分かった。これからもお前の前でなら遠慮なく溶けよう。それとこれとは話が別だ、似合わない飾りをつけるな」
「なんだよ似合わないって! グロ可愛いだろ! 俺のファッションに口出しすんな!」
頭羽から取ろうとするネメスィの手からストラップを守りつつ、俺も心中「ストラップなんだから鞄とかにつけるものだよな……」とは思っていた。頭にぶら下げるものではないのは確実だ。
「サク」
「な、なんだよ……凄んだって嫌なもんは嫌だからな。ネメスィに似てるとか抜きにしても気に入ってるんだ!」
ネメスィは深いため息をつき、俺の頭羽に触れようとするのをやめた。
「……分かってくれたのか?」
「買い物に行こう」
「何の?」
「装飾品だ。お前のチョーカーが燃えてしまってからずっと買うタイミングを図ってた」
ネメスィはベッドから立ち上がると手際よく外出の準備を整える。俺はショゴストラップをつけていない方の頭羽にぶら下げた袋を取り、焦げた指輪やハート型の黄色っぽい宝石を眺めた。
「サク? 早く行くぞ」
「……別に無理して買ってくれなくてもいいぞ? チョーカー……燃えちゃったけど、宝石はギリ残ってるし、それはちゃんと大事に持ってるから」
「俺がお前を飾りたいだけだ。いいから早く来い」
優しいんだか横暴なんだか。
「お金、ネメシスからこの島で観光するくらいなら十分ってもらった分だろ。アクセなんか買ってちゃいくらあっても足りないぞ」
「俺の稼ぎじゃない金で買ってもつまらん」
「……稼いだの?」
「酒場で賭けに勝った。この辺りの記憶はまだある、かなり稼いだぞ」
賭けに勝った金で装飾品を貢ぐ。文にするとクズ人間って感じがする。
「……でも」
「お前が装飾品にあまり興味がないのは分かってる。退屈はさせない」
「ネメスィとのデートで退屈ってことはないだろうけどさ」
顔を上げると俺の目の前に立っているネメスィが右手を溶かしていた。玉虫色の輝きを放つ黒い液体へとネメスィの手が変形していく様は、かなりショッキングだ。
「……っ!? な、何……?」
「退屈させないと言ったろ?」
俺の太腿の上にドロドロと液体が垂れてくる。人肌の温度だ、気色悪いがそれは口に出来ない。
「……あぁ、お前は目がある方が好きだったか」
液体の表面に目が生える。ストラップのように目玉がぷかぷかと浮くのではなく、瞼から視神経までしっかりと揃った目玉がこちらを向いている。
「顔色が悪いな、本当に好きなのか?」
「すっ、好きだよ。可愛い……ちょっとびっくりしただけ、急だったから」
「隠さなくてもいい。お前がこれを好きなのは……これが理由だろ?」
ただドロドロした液体だったそれは一気に粘性を増し、スライムのようになり、意志を持って動き始めた。俺の服の中に潜り込み、全身をぬるぬると舐め回した。
「ひぁっあぁああっ!? ん、ぁ、やらぁっ! ぬるぬるっ……ひぃいんっ!」
「他の誰も真似出来ないセックスが出来るからだ、違うか?」
「ち、ぁうぅっ! ぁ、ひっ……!」
「そうか、まぁ……お前の真意はどうでもいい。それはそこに残す」
ネメスィは俺の服の中に潜り込んだ一部を切り離し、右手を元通りに再生させた。全身に広がっていたスライム状の黒い液体はジーンズの中に全て集まり、後孔の中へと流れ込んだ。
「んっ……ぅうう……!」
ほぼ液体の状態で後孔に入ったそれは中で粘性を増し、硬度も増し、陰茎らしき形になった。後孔を埋め尽くしたスライムは腰や足の付け根に絡みつき、少々のことでは抜けてやらないと主張し始める。
「……どうだ? 何の形か分かるか?」
「ん、ん、んんっ……」
陰茎の形だ。温度や硬さ、弾力も肉棒そのものだ。もうスライムらしさは後孔から出ている部分、俺の腰にしがみついている触手部分にしかない。
「ほら、下の口でたっぷりしゃぶって上の口で何の形か言うんだ」
「……っ、ネ、ネメスィの……ネメスィの、ぉち……ちん……です」
「そう……よく分かってるな。形だけで誰のか分かるとは、流石だ」
今、後孔に挿入されているのはネメスィの陰茎だ。形だけでなく、温度や拍動、味すらも同じだ。ネメスィの一部だから当然なのだろうか。
「切り離しても近い距離なら俺の意思で動かせる。こんな具合にな」
「ぁひっ!? ひんっ! あぁんっ! んゃっ、にゃにこれっ、突かれてっ……!?」
ネメスィは目の前に経っているのに下から突き上げられている。このピストンの癖はネメスィのものだ、俺は今ネメスィに抱かれている。
「……俺とヤってる気分だろ?」
「んっ、んん……止まった……何これぇ……」
「これなら退屈しないな? 立て。行くぞ」
まさかこれを挿入したまま外を歩き回れと言うのか? しかもネメスィの気分次第でネメスィに抱かれるようなピストンを受けろと?
「そん、な……」
玩具を挿入したままデート、なんて漫画を前世で読んだことはある。俺がされる側に回るとは思わなかったが……だが、これは、案外イイかもしれない。
「……どう?」
ベッドに腰掛け、隣に座ったネメスィにストラップを見せている。ネメスィはストラップをつまんでじっと見つめている。
「気持ちの悪い飾りだな、こんなものぶら下げるな。もっと綺麗なものを買ってやる」
「え……ゃ、これっ、その……」
そんなにはっきり「気持ち悪い」と言われるとは思っていなかった。
「この島の魔王……が、ショゴスだから、それモチーフのお土産みたいなんだけど」
あの魔王はこんなストラップの販売を許可しそうにないから、無許可なんだろうなと俺は思っている。
「……ネメスィも、同じだから」
酔っていた時は否定しなかった、可愛いと言ってくれた、アレは本心じゃなかったのか?
「ネメスィに似てて可愛いなって思って……ネメスィに、見せたくて……嫌、だった? ごめん……」
他人に嫌われる姿だから嫌い、だとかではなく、本当に自分の姿を嫌っていたのだとしたら、俺は酷いことをしている。思慮の浅さと罪悪感から声が震えてしまう。
「…………悪かった」
肩を抱かれ、目元を拭われる。
「泣くな。そんな意図だと分からなかったんだ。俺に似てるから買ったのか? 可愛い奴だな」
頬にキスをされ、傷付けても怒らせてもいなかったと分かり、堰を切ったように涙が溢れ出す。安心しただけだと言い訳してもネメスィは心配してくれる。
「ネメスィが酔ってた時に見せたんだけど……覚えてない?」
「悪いが、全く。その時俺は何て?」
「……今と一緒。気持ち悪いとは言ってなかったけど、似てるから買うなんて可愛いって……俺のこと。えへへ……」
ついさっきまで眉をひそめていたのに、今はもう慈愛に満ちた目を向けてくれている。
「確かによく似ている。これを買ってお前は……嬉しかった、のか?」
「ん? うん」
「……俺に媚びを売るために買ったわけではなく、純粋に、俺に似たものが欲しかったのか?」
「なんで俺がネメスィに媚びるんだよ。ネメスィに似てて可愛かったから買っちゃった、それだけ」
自分に媚びを売る者がいるという思考は、勇者という自覚からか? 悪いが俺はそんな可愛げのある性格じゃない。
「つまり……だ。お前は本心から俺を好んでいると」
「当たり前じゃん。まだ好かれてる自覚なかったのか? 大好きだぞ」
大好きだから傷付けたかもしれないと勘違いしただけで泣いてしまったんだ。今思うと面倒な奴みたいなことをしてしまった、忘れて欲しい。
「……いや、自覚と実感は別だ。嬉しい……そうは見えないだろうが、俺は今とても喜んでいる」
「酔ってた時はもうちょい表情豊かだったぞ、もうちょい頑張って動かしてみろよ」
口の端に指を当て、むいっと引っ張ってやる。にたぁ……と不気味な笑顔になってしまった。
「あははっ、変な顔!」
「やめろ……まぁ、その……何だ。この美男子の姿ならともかく、溶けた姿も可愛いと言ってもらえるとはな。前は気持ち悪いと言っただろう」
「だってネメスィだと思ってなかったんだもん。あの時はごめんな?」
嫌わないでと縋りついてきたネメスィの様子は今でも瞼の裏に浮かぶ。俺にとってもトラウマだ、また酷いことを言ってしまわないかといつも気にしている。
「……とても嬉しい。だが、見た目が気持ち悪いのは変わりない。外せ、似合わん」
「え……な、何言ってんだよ」
「お前が俺のその姿も好んでくれているのは分かった。これからもお前の前でなら遠慮なく溶けよう。それとこれとは話が別だ、似合わない飾りをつけるな」
「なんだよ似合わないって! グロ可愛いだろ! 俺のファッションに口出しすんな!」
頭羽から取ろうとするネメスィの手からストラップを守りつつ、俺も心中「ストラップなんだから鞄とかにつけるものだよな……」とは思っていた。頭にぶら下げるものではないのは確実だ。
「サク」
「な、なんだよ……凄んだって嫌なもんは嫌だからな。ネメスィに似てるとか抜きにしても気に入ってるんだ!」
ネメスィは深いため息をつき、俺の頭羽に触れようとするのをやめた。
「……分かってくれたのか?」
「買い物に行こう」
「何の?」
「装飾品だ。お前のチョーカーが燃えてしまってからずっと買うタイミングを図ってた」
ネメスィはベッドから立ち上がると手際よく外出の準備を整える。俺はショゴストラップをつけていない方の頭羽にぶら下げた袋を取り、焦げた指輪やハート型の黄色っぽい宝石を眺めた。
「サク? 早く行くぞ」
「……別に無理して買ってくれなくてもいいぞ? チョーカー……燃えちゃったけど、宝石はギリ残ってるし、それはちゃんと大事に持ってるから」
「俺がお前を飾りたいだけだ。いいから早く来い」
優しいんだか横暴なんだか。
「お金、ネメシスからこの島で観光するくらいなら十分ってもらった分だろ。アクセなんか買ってちゃいくらあっても足りないぞ」
「俺の稼ぎじゃない金で買ってもつまらん」
「……稼いだの?」
「酒場で賭けに勝った。この辺りの記憶はまだある、かなり稼いだぞ」
賭けに勝った金で装飾品を貢ぐ。文にするとクズ人間って感じがする。
「……でも」
「お前が装飾品にあまり興味がないのは分かってる。退屈はさせない」
「ネメスィとのデートで退屈ってことはないだろうけどさ」
顔を上げると俺の目の前に立っているネメスィが右手を溶かしていた。玉虫色の輝きを放つ黒い液体へとネメスィの手が変形していく様は、かなりショッキングだ。
「……っ!? な、何……?」
「退屈させないと言ったろ?」
俺の太腿の上にドロドロと液体が垂れてくる。人肌の温度だ、気色悪いがそれは口に出来ない。
「……あぁ、お前は目がある方が好きだったか」
液体の表面に目が生える。ストラップのように目玉がぷかぷかと浮くのではなく、瞼から視神経までしっかりと揃った目玉がこちらを向いている。
「顔色が悪いな、本当に好きなのか?」
「すっ、好きだよ。可愛い……ちょっとびっくりしただけ、急だったから」
「隠さなくてもいい。お前がこれを好きなのは……これが理由だろ?」
ただドロドロした液体だったそれは一気に粘性を増し、スライムのようになり、意志を持って動き始めた。俺の服の中に潜り込み、全身をぬるぬると舐め回した。
「ひぁっあぁああっ!? ん、ぁ、やらぁっ! ぬるぬるっ……ひぃいんっ!」
「他の誰も真似出来ないセックスが出来るからだ、違うか?」
「ち、ぁうぅっ! ぁ、ひっ……!」
「そうか、まぁ……お前の真意はどうでもいい。それはそこに残す」
ネメスィは俺の服の中に潜り込んだ一部を切り離し、右手を元通りに再生させた。全身に広がっていたスライム状の黒い液体はジーンズの中に全て集まり、後孔の中へと流れ込んだ。
「んっ……ぅうう……!」
ほぼ液体の状態で後孔に入ったそれは中で粘性を増し、硬度も増し、陰茎らしき形になった。後孔を埋め尽くしたスライムは腰や足の付け根に絡みつき、少々のことでは抜けてやらないと主張し始める。
「……どうだ? 何の形か分かるか?」
「ん、ん、んんっ……」
陰茎の形だ。温度や硬さ、弾力も肉棒そのものだ。もうスライムらしさは後孔から出ている部分、俺の腰にしがみついている触手部分にしかない。
「ほら、下の口でたっぷりしゃぶって上の口で何の形か言うんだ」
「……っ、ネ、ネメスィの……ネメスィの、ぉち……ちん……です」
「そう……よく分かってるな。形だけで誰のか分かるとは、流石だ」
今、後孔に挿入されているのはネメスィの陰茎だ。形だけでなく、温度や拍動、味すらも同じだ。ネメスィの一部だから当然なのだろうか。
「切り離しても近い距離なら俺の意思で動かせる。こんな具合にな」
「ぁひっ!? ひんっ! あぁんっ! んゃっ、にゃにこれっ、突かれてっ……!?」
ネメスィは目の前に経っているのに下から突き上げられている。このピストンの癖はネメスィのものだ、俺は今ネメスィに抱かれている。
「……俺とヤってる気分だろ?」
「んっ、んん……止まった……何これぇ……」
「これなら退屈しないな? 立て。行くぞ」
まさかこれを挿入したまま外を歩き回れと言うのか? しかもネメスィの気分次第でネメスィに抱かれるようなピストンを受けろと?
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