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宴会の隅でこっそりと
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インキュバスでも楽しめる樹液シャーベットには感動したが、食べ終わってしまえばまた退屈が襲ってくる。
「……精液シャーベットって作れんのかな」
飲んで食べて騒ぐことだけが宴会の楽しみ方じゃない。酔っ払った恋人達と楽しく会話することも出来るはずだ。
「グロいなぁ……」
会話をしたい一番の候補、夫のアルマはウサギの丸焼きを食べていてあまり視界に入れたくない。俺にとってウサギは家畜ではなく愛玩動物なのだ、家畜の豚でも丸焼きのビジュアルはキツいのにウサギなんて見てられない。
「みんな楽しそう……宴会やってよかったなぁ」
全員を見渡せる席で楽しそうなみんなを眺める。それだけでも幸せだ、胸が温かくなってきた──シャルが退屈そうにしている。
「……シャールっ」
「わっ……に、兄さん。どうされたんですか、急に……」
「盛り上がってねぇなぁと思ってさ。飯食えない同士色々話そうぜ」
シャルが座る椅子の背もたれに肘を置き、俺が来た途端に跳ね上がってパタパタと揺れ始めた頭羽の生え際にキスをする。
「なぁシャル、このドレス恥ずかしがってたのにカタラに褒められた後は割と受け入れてたよな。カタラに褒められたの嬉しかったか?」
「変な言い方しないでください。カタラさんは何がどういいのか説明してくれましたから、だから納得しただけです」
「ふーん?」
「な、なんなんですかそのニヤニヤ笑いは! やめてくださいよ、僕が好きなのは兄さんだけです!」
怪しい反応をしているが、シャルにカタラへの感情がほとんどないのは分かっている。せいぜい「兄さんの男の一人」くらいだろう、無口で乱暴なネメスィよりは好感度がマシなのかな。
「俺だけか? 可愛いなぁお前は……可愛い可愛い」
肘置きの下から外へ逃がされたシャルの尻尾に尻尾を絡める。
「可愛いなぁシャル……シャル、俺のお前への想いは知ってるだろ? 俺も案外ヤバい奴なんだよな……シャル、シャル、俺だけを見ててくれ。俺のことだけを想っていてくれ」
「兄さん……言われなくても僕は兄さんだけですよ」
四枚の羽を揺らして少し浮き、シャルの膝の上に乗る。肘置きを背もたれに、肘置きを足置きに、シャルの顔を見上げて微笑む。
「……兄さん、宴会の空気に酔ってるみたいですね」
「かもなぁ。な、シャル。ホテルのロビーでお前がおっさんの膝の上乗ってたの、お兄ちゃんジェラってたんだぞ~? ジェラシー分かる? 嫉妬な嫉妬ぉ、ムカついてたんだよ」
膝に乗ってやったのはその意趣返しだと足を揺らす。マーメイドドレスのような服を着ているのに足を上げて振り回すなんて下品この上ない。
「俺は五人とイチャコラやるけどぉ、シャルは俺だけじゃなきゃダメ~! でもおっさんと仲良くしてるシャル微笑ましいしぃ、カタラと楽しそうに話してんの可愛いんだよなぁ~!」
「……兄さん本当に酔ってますね。さっきのシャーベットのせいでしょうか」
「そぉだよシャーベット、知らねぇ奴が作ったもんシャルが腹に入れちゃったってやだなぁ。シャルぅ、お兄ちゃんの精液飲むかぁ? 可愛いお腹上書きしような」
足を振り回したせいでドレスのスカート部分はめくれてしまい、俺の太腿は露出していた。シャルはその太腿と太腿の隙間に手を差し込んだ。
「ひぁっ……! シャルぅ……お兄ちゃんの生足に興奮しちゃったのか? 可愛いなぁ、お兄ちゃんのこと好きにしていいぞ、お前は可愛い弟だからな」
「……兄さんのこと好きにしていいんですか?」
シャルは欲情を隠そうともせず嬉しそうに笑い、俺の太腿を揉みしだいた。
「んっ、ん、ぁ、んっ……いい、よっ、好きにして……シャルっ、嬉しいのか? 可愛いなぁ……俺のことそんなに好きか?」
「……はい」
足をピクピクと跳ねさせて太腿を揉まれる快感に身を任せていたが、シャルは不意に手を離した。残念に思いながらもその手が次に触れる場所を予想して待つ。
「兄さん、宴会中にあんまり足をバタバタさせてはいけませんよ」
肘置きにふくらはぎを乗せると両足のスネの上にシャルの腕が乗る。足を押さえられたのだ、今は何ともないが動かそうとすれば強い力を込められるのだろう。
「シャル……何するんだ? ぁ、尻尾? 尻尾か……!」
長い尻尾が太腿をするりと撫で、まだドレスに隠れている部分も愛撫しにいく。ドレスの中に潜り込んだ尻尾の動きは感触と、薄手のドレスに浮かんだ蛇が這うような皺で分かる。
「ん……んぁっ!」
尻尾がカリ首を締め付けた。甲高い声を上げるとシャルは人差し指を唇に当て、しーっと俺に静かにするよう注意した。
「……っ、ん、んん……」
尻尾は陰茎に巻き付くようにしてずりずりと表面を擦って快感を与えてくる。ドレスに似合わない男根のテントがいつの間にか出来上がっていた。
「ひぁあっ!?」
尻尾の先端が鈴口につぷりと入り込んだ。ハート型の先端は薄っぺらい紙のようなもので、簡単に折れ曲がるため狭い尿道にも入っていくのだ。
「しゃ、るぅっ……そこ、入れるとこじゃ、ないっ……!」
尿道壁を尻尾に擦られる快感に身悶えする。シャルは何も言わずに微笑み、尻尾を丁寧に動かして俺の陰茎を犯していく。
「ん、ぁっ、あぁ、ぁ、ああ……!」
本来穴に突っ込むためのものである陰茎。その陰茎の穴に突っ込まれていく快感は凄まじい。ゾクゾクと背骨を快感の寒気が登っていき、手足の末端が震えるのだ。
「は、ぁあっ、んん……! しゃるぅっ、きもちぃ……しっぽ、きもちぃいっ……!」
「静かに……兄さん」
「は、ぁっ……んむっ、ん、んんんっ……!」
長い舌が口腔を犯す。喉の内側を舌の腹で撫で回され、嗚咽と快感が同時に襲われる。くぐもった声を漏らす俺の陰茎の根元を超え、シャルの尻尾は体内に入る。
「ふぐっ、ゔっ、んんっ、んんぅっ!」
「…………はぁっ、兄さん、愛してますよ。分かりますか? 僕の尻尾が今どこにあるか……」
シャルは俺の手を掴み、軽く揺らす。質問の答えを求めているのだと察し、俺はその手を自分の下腹に向かわせた。
「……こ、こ?」
臍の少し下を手のひらで覆う。
「正解かどうか、確かめてみましょうか」
俺の手の上にシャルの手が乗る。ぐっ……と俺の手に下腹を押させ、中にあるシャルの尻尾の感覚が大きくなる。
「ひぐっ……!?」
尿道を犯すシャルの尻尾、その先端は折れ曲がってはいるが元のハート型に戻ろうとしており、管の部分よりも尿道を拡げようとする力が大きい。
「兄さんの弱いところ、当たってますね」
前立腺は尿道を輪状にとりまいているものだ、尿道の中に侵入している尻尾は当然前立腺を刺激する。
「……引っ掻いてあげましょうか」
内側から前立腺をコリコリと引っ掻くように刺激され、強い快楽に下腹が弾けるような錯覚を覚える。
「ひあぁあああぁああっ!?」
身体を弓なりに跳ねさせる俺を押さえつけるように抱き締め、シャルは支配欲が満たされた幸せそうな顔をしている。
「イ、ぐっ、ひゔぅううっ!? しぬっ、むりぃっ、こわれるっ!」
「大丈夫……そのくらいの加減、僕にも出来ます。それより、ほら、みなさん心配してますよ」
シャルに顔を上げさせられ、俺は宴会を楽しんでいたみんなが俺の叫び声を聞いて立ち上がっている様を見せられた。
「……精液シャーベットって作れんのかな」
飲んで食べて騒ぐことだけが宴会の楽しみ方じゃない。酔っ払った恋人達と楽しく会話することも出来るはずだ。
「グロいなぁ……」
会話をしたい一番の候補、夫のアルマはウサギの丸焼きを食べていてあまり視界に入れたくない。俺にとってウサギは家畜ではなく愛玩動物なのだ、家畜の豚でも丸焼きのビジュアルはキツいのにウサギなんて見てられない。
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「……シャールっ」
「わっ……に、兄さん。どうされたんですか、急に……」
「盛り上がってねぇなぁと思ってさ。飯食えない同士色々話そうぜ」
シャルが座る椅子の背もたれに肘を置き、俺が来た途端に跳ね上がってパタパタと揺れ始めた頭羽の生え際にキスをする。
「なぁシャル、このドレス恥ずかしがってたのにカタラに褒められた後は割と受け入れてたよな。カタラに褒められたの嬉しかったか?」
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「ふーん?」
「な、なんなんですかそのニヤニヤ笑いは! やめてくださいよ、僕が好きなのは兄さんだけです!」
怪しい反応をしているが、シャルにカタラへの感情がほとんどないのは分かっている。せいぜい「兄さんの男の一人」くらいだろう、無口で乱暴なネメスィよりは好感度がマシなのかな。
「俺だけか? 可愛いなぁお前は……可愛い可愛い」
肘置きの下から外へ逃がされたシャルの尻尾に尻尾を絡める。
「可愛いなぁシャル……シャル、俺のお前への想いは知ってるだろ? 俺も案外ヤバい奴なんだよな……シャル、シャル、俺だけを見ててくれ。俺のことだけを想っていてくれ」
「兄さん……言われなくても僕は兄さんだけですよ」
四枚の羽を揺らして少し浮き、シャルの膝の上に乗る。肘置きを背もたれに、肘置きを足置きに、シャルの顔を見上げて微笑む。
「……兄さん、宴会の空気に酔ってるみたいですね」
「かもなぁ。な、シャル。ホテルのロビーでお前がおっさんの膝の上乗ってたの、お兄ちゃんジェラってたんだぞ~? ジェラシー分かる? 嫉妬な嫉妬ぉ、ムカついてたんだよ」
膝に乗ってやったのはその意趣返しだと足を揺らす。マーメイドドレスのような服を着ているのに足を上げて振り回すなんて下品この上ない。
「俺は五人とイチャコラやるけどぉ、シャルは俺だけじゃなきゃダメ~! でもおっさんと仲良くしてるシャル微笑ましいしぃ、カタラと楽しそうに話してんの可愛いんだよなぁ~!」
「……兄さん本当に酔ってますね。さっきのシャーベットのせいでしょうか」
「そぉだよシャーベット、知らねぇ奴が作ったもんシャルが腹に入れちゃったってやだなぁ。シャルぅ、お兄ちゃんの精液飲むかぁ? 可愛いお腹上書きしような」
足を振り回したせいでドレスのスカート部分はめくれてしまい、俺の太腿は露出していた。シャルはその太腿と太腿の隙間に手を差し込んだ。
「ひぁっ……! シャルぅ……お兄ちゃんの生足に興奮しちゃったのか? 可愛いなぁ、お兄ちゃんのこと好きにしていいぞ、お前は可愛い弟だからな」
「……兄さんのこと好きにしていいんですか?」
シャルは欲情を隠そうともせず嬉しそうに笑い、俺の太腿を揉みしだいた。
「んっ、ん、ぁ、んっ……いい、よっ、好きにして……シャルっ、嬉しいのか? 可愛いなぁ……俺のことそんなに好きか?」
「……はい」
足をピクピクと跳ねさせて太腿を揉まれる快感に身を任せていたが、シャルは不意に手を離した。残念に思いながらもその手が次に触れる場所を予想して待つ。
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「シャル……何するんだ? ぁ、尻尾? 尻尾か……!」
長い尻尾が太腿をするりと撫で、まだドレスに隠れている部分も愛撫しにいく。ドレスの中に潜り込んだ尻尾の動きは感触と、薄手のドレスに浮かんだ蛇が這うような皺で分かる。
「ん……んぁっ!」
尻尾がカリ首を締め付けた。甲高い声を上げるとシャルは人差し指を唇に当て、しーっと俺に静かにするよう注意した。
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尻尾は陰茎に巻き付くようにしてずりずりと表面を擦って快感を与えてくる。ドレスに似合わない男根のテントがいつの間にか出来上がっていた。
「ひぁあっ!?」
尻尾の先端が鈴口につぷりと入り込んだ。ハート型の先端は薄っぺらい紙のようなもので、簡単に折れ曲がるため狭い尿道にも入っていくのだ。
「しゃ、るぅっ……そこ、入れるとこじゃ、ないっ……!」
尿道壁を尻尾に擦られる快感に身悶えする。シャルは何も言わずに微笑み、尻尾を丁寧に動かして俺の陰茎を犯していく。
「ん、ぁっ、あぁ、ぁ、ああ……!」
本来穴に突っ込むためのものである陰茎。その陰茎の穴に突っ込まれていく快感は凄まじい。ゾクゾクと背骨を快感の寒気が登っていき、手足の末端が震えるのだ。
「は、ぁあっ、んん……! しゃるぅっ、きもちぃ……しっぽ、きもちぃいっ……!」
「静かに……兄さん」
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シャルは俺の手を掴み、軽く揺らす。質問の答えを求めているのだと察し、俺はその手を自分の下腹に向かわせた。
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俺の手の上にシャルの手が乗る。ぐっ……と俺の手に下腹を押させ、中にあるシャルの尻尾の感覚が大きくなる。
「ひぐっ……!?」
尿道を犯すシャルの尻尾、その先端は折れ曲がってはいるが元のハート型に戻ろうとしており、管の部分よりも尿道を拡げようとする力が大きい。
「兄さんの弱いところ、当たってますね」
前立腺は尿道を輪状にとりまいているものだ、尿道の中に侵入している尻尾は当然前立腺を刺激する。
「……引っ掻いてあげましょうか」
内側から前立腺をコリコリと引っ掻くように刺激され、強い快楽に下腹が弾けるような錯覚を覚える。
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