469 / 604
ホテルに朝帰り
しおりを挟む
査定士とのセックスの後、シャルに射精禁止の術を解いてもらい、しゃぶってもらった。
「ぁ、あぁああっ……! シャルっ、出る、出ちゃ、うぅぅっ……!」
シャルの舌技を体験することもなく、咥えられてすぐに彼の喉奥に精液を流し込んだ。
「は、ぁあ……ん、んっ……お腹、へっこんでく……」
射精した分腹が減り、腹に溜まっていた精液が消化されて水風船のようなだらしない腹が元通りの細さに戻った。
「シャル……」
頭羽の付け根を掴んでしまっていた手を離し、俺の精液を飲んでとろんとした目をしている彼の口からそっと陰茎を抜く。
「……ごちそうさまでした、兄さん。ふふ……もっとしゃぶって差し上げたかったのですが、もうお腹の中には備蓄がないみたいですね」
「あぁ……」
虹彩のハート柄を濃く浮き上がらせ、頬を赤らめ、口の端に精液を垂らしたまま優雅に微笑む。何故か上品に見える彼は長い舌を伸ばして垂れた精液を拭った。
「……はしたなくてごめんなさい」
「い、いや……可愛かった。キュンとしたよ」
「本当ですか? 嬉しいです、兄さん。さ、お風呂に入りましょう」
きゅっと抱きついてきたシャルの手を借りて立ち上がり、後からついてきた査定士も一緒に三人で風呂に入る。シャルはともかく、俺と彼にはもう性的なことを考える心の余裕はなかった。すっかり疲れていた。
「にーぃさんっ、お疲れですか? お疲れでなくても僕が洗って差し上げます!」
シャルは自分の身体を泡まみれにして俺に抱きついてくる。美しい肢体がぬるぬると絡みつく感触に興奮するよりも先に、俺への好意を剥き出しにした無邪気な行為に笑顔が零れた。
「じゃあシャルに頼もうか……なっ」
「わっ、ふふふ……」
濡れた床に泡が零れた不安な状態にも関わらず、俺もシャルにならって無邪気に抱きつき返す。四枚の羽を揺らしてシャボン玉を撒き散らす俺達を、査定士は深いため息をついて眺めている。
「…………尊い」
眺めていると言うより、拝んでいると言った方が正しいかもしれない。
風呂を出たら髪を乾かしがてら少し休憩しから宿を出て、すっかり暗くなった道を三人で歩いてホテルに戻った。途中何度かオーガに絡まれたが、全てシャルが片付けてくれた。
「お疲れ様、シャル。にしても……絡んでくるのはオーガばかりだねぇ、不思議だよ、インキュバス二人に老人一人、力の差から考えたら人間や獣人も来ておかしくないのにね」
「おじさんは老人ってほどの歳じゃないですよ」
「チンピラの中でもパワーバランスとかあるんじゃないかな……アイツが手を出すなら俺達は引かなきゃ、みたいなの」
「なるほどねぇ、人間や獣人はオーガが動くか見てから動く……と。納得だよ、サクは賢いね」
わしわしと頭を撫でられ、くすぐったい気持ちよさに頭羽を揺らす。
「この辺りからは安全だと思いますよ兄さん、安心してくださいね」
「お前がいるんだから最初から怖がってねぇよ、ほんっと頼りになる弟だ」
査定士の愛撫を伝えるようにシャルの頭をわしわしと撫でた。明るい雰囲気でホテルのロビーを抜け、人間棟に戻る査定士に着いていく。
「自分の部屋に帰らないのかい?」
「まだ夜早いし……ちょっと怒りすぎちゃった気がするから、ネメスィ達の様子も見ときたいんだ」
「そうかい、優しいねぇ」
シャルと頑張って考えた服だったとはいえ、すぐに同じものを作ってもらえる服を破られてあんなに拗ねたのはやり過ぎた。反省している。
「それじゃあ二人のところに行ってあげなさい」
「え……でも、おじさん」
「少しだらしなく休みたいんだ、けれど君達にそんな姿は見せたくない。分かっておくれ」
「……俺なんかよりおじさんのが優しいよ」
ネメスィとカタラに気を遣ってくれたのだ、いや、彼らに会いたい俺への気遣いかもしれない。どちらにしても素晴らしい人だ。
「ではお兄さんはお二人のところへ。僕はおじさんの体をほぐして差し上げます、この間マッサージの本をロビーで読んだので披露したいです」
「シャル……だらしなくしているところを君には見られたくないんだよ」
「僕は妻なんですよ、おじさん。そんな姿も見せてもらわないと困ります」
「…………仕方ないねぇ。それじゃあマッサージとやらをお願いしようかな。サク、話が終わったら迎えにおいでね」
困ったように眉尻を下げながらも頬を緩め、査定士はシャルを連れて自室に入った。俺はまずカタラの部屋の扉を叩き、反応がなかったのでネメスィの部屋の扉を叩いた。
「はい……サク? サクか、サク……! どうしたんだ?」
扉を開けたネメスィは俺を見てはしゃぎかけたが、咳払いをして調子をいつも通りに戻した。
「ちょっと様子見に来ただけ。カタラいる?」
「あぁ……」
明らかにソワソワしているネメスィの横を抜け、部屋に入る。扉が閉まる音を聞きながら部屋を見回し、机に突っ伏しているカタラを発見。その机には美味しそうなパイが置かれていた。
「…………事件現場?」
「少し前に叔父上が父上と共に来てくださってな、結婚祝いにと合作のパイをくださった。以前にも叔父上のパイは贈られたが、その出来は覚えているか?」
「あぁ、クソ不味かったんだろ? 俺食えねぇから実際どんなもんかは知らねぇけどさ」
「あぁ、だから警戒した。だが見た目はよかったし、魔法薬学などに精通した父上との合作だ、今回こそはと食べることにしたんだ。甘いものを食べれば頭も冴えて、お前への謝罪も上手くできるだろうと……な」
切なげに微笑むネメスィを見ていると胸が痛んだ。ちゃんと怒っていい立場なのに、怒ったのが間違いだったように思えてくる。
「……小麦粉、卵、バター、牛乳、消し炭になるまで焼いたヤモリの粉、すり潰したマンドラゴラ、毒魚のすり身、毒キノコの胞子、何かの骨粉…………俺が判別できた内容物だ。その他俺の知らないハーブが数十種類、少しずつ」
「…………カタラ生きてる?」
「一口食って気絶した」
ネメスィと結婚した以上、死んでいるなんてありえないから寝ているだけなのは分かっていたが──パイの内容物を聞くと死んでいるようにしか見えない。
「なんで毒入れてんの?」
「毒は薬になるからな、薬として使ったんだろう」
「パイに薬練り込むことってある?」
「そこはもう、叔父上と父上のセンスだな」
よくもまぁ見た目だけは綺麗にできたものだ。カタラの隣にしゃがんでパイを観察し、特に不審な点は見当たらないのでカタラに視線を移した。安らかな寝顔だ。
「……カタラいつ起きる?」
ぷにぷにと柔らかい頬をつついてやったが、彼が目を覚ます気配はなかった。
「明日までは何をしても起きないと思うぞ、カタラに用事か?」
「お前らの様子見たかっただけ、元気そうで安心したよ」
「……反省しているし、改善すべき点も話し合っていた」
落ち込んだ様子のネメスィを見て初めて自分の発言が嫌味っぽかったことに気付いた。
「本当に安心したんだよ。拗ねすぎたなって思ってたからさ……まぁ、明日出直すよ。あ、でも、一週間抱かせないってのはマジのつもりだからな」
「優しく、厳しいな。分かった、おやすみ……サク」
頭羽の付け根にキスをされた。
「……おやすみ」
鎖骨にキスをし返し、ネメスィの部屋を後にした。査定士の部屋に入るとうつ伏せの彼をシャルが踏みつけていた。
「足でするタイプとは思わなかったぞ、シャル」
「兄さん、おかえりなさい。もうお話は終わりましたか?」
「片っぽ気絶してたからまた明日だな。キリのいいとこまで続けていいぞ」
踵でぐりぐりと背を押され、査定士は気持ちよさそうな呻き声を上げている。
「……おじさん、シャルのマッサージ気持ちいい?」
ベッドに寝転がって感想を聞いてみる。
「気持ち、いいんだけどね……正直、腰にまたがって手で揉んで欲しかったね」
正直で何よりだ。俺はネメスィ達に口直しのパイを用意するついでに、マッサージの本を読んで査定士に手もみをしてやろうと心のメモ帳に記した。
「ぁ、あぁああっ……! シャルっ、出る、出ちゃ、うぅぅっ……!」
シャルの舌技を体験することもなく、咥えられてすぐに彼の喉奥に精液を流し込んだ。
「は、ぁあ……ん、んっ……お腹、へっこんでく……」
射精した分腹が減り、腹に溜まっていた精液が消化されて水風船のようなだらしない腹が元通りの細さに戻った。
「シャル……」
頭羽の付け根を掴んでしまっていた手を離し、俺の精液を飲んでとろんとした目をしている彼の口からそっと陰茎を抜く。
「……ごちそうさまでした、兄さん。ふふ……もっとしゃぶって差し上げたかったのですが、もうお腹の中には備蓄がないみたいですね」
「あぁ……」
虹彩のハート柄を濃く浮き上がらせ、頬を赤らめ、口の端に精液を垂らしたまま優雅に微笑む。何故か上品に見える彼は長い舌を伸ばして垂れた精液を拭った。
「……はしたなくてごめんなさい」
「い、いや……可愛かった。キュンとしたよ」
「本当ですか? 嬉しいです、兄さん。さ、お風呂に入りましょう」
きゅっと抱きついてきたシャルの手を借りて立ち上がり、後からついてきた査定士も一緒に三人で風呂に入る。シャルはともかく、俺と彼にはもう性的なことを考える心の余裕はなかった。すっかり疲れていた。
「にーぃさんっ、お疲れですか? お疲れでなくても僕が洗って差し上げます!」
シャルは自分の身体を泡まみれにして俺に抱きついてくる。美しい肢体がぬるぬると絡みつく感触に興奮するよりも先に、俺への好意を剥き出しにした無邪気な行為に笑顔が零れた。
「じゃあシャルに頼もうか……なっ」
「わっ、ふふふ……」
濡れた床に泡が零れた不安な状態にも関わらず、俺もシャルにならって無邪気に抱きつき返す。四枚の羽を揺らしてシャボン玉を撒き散らす俺達を、査定士は深いため息をついて眺めている。
「…………尊い」
眺めていると言うより、拝んでいると言った方が正しいかもしれない。
風呂を出たら髪を乾かしがてら少し休憩しから宿を出て、すっかり暗くなった道を三人で歩いてホテルに戻った。途中何度かオーガに絡まれたが、全てシャルが片付けてくれた。
「お疲れ様、シャル。にしても……絡んでくるのはオーガばかりだねぇ、不思議だよ、インキュバス二人に老人一人、力の差から考えたら人間や獣人も来ておかしくないのにね」
「おじさんは老人ってほどの歳じゃないですよ」
「チンピラの中でもパワーバランスとかあるんじゃないかな……アイツが手を出すなら俺達は引かなきゃ、みたいなの」
「なるほどねぇ、人間や獣人はオーガが動くか見てから動く……と。納得だよ、サクは賢いね」
わしわしと頭を撫でられ、くすぐったい気持ちよさに頭羽を揺らす。
「この辺りからは安全だと思いますよ兄さん、安心してくださいね」
「お前がいるんだから最初から怖がってねぇよ、ほんっと頼りになる弟だ」
査定士の愛撫を伝えるようにシャルの頭をわしわしと撫でた。明るい雰囲気でホテルのロビーを抜け、人間棟に戻る査定士に着いていく。
「自分の部屋に帰らないのかい?」
「まだ夜早いし……ちょっと怒りすぎちゃった気がするから、ネメスィ達の様子も見ときたいんだ」
「そうかい、優しいねぇ」
シャルと頑張って考えた服だったとはいえ、すぐに同じものを作ってもらえる服を破られてあんなに拗ねたのはやり過ぎた。反省している。
「それじゃあ二人のところに行ってあげなさい」
「え……でも、おじさん」
「少しだらしなく休みたいんだ、けれど君達にそんな姿は見せたくない。分かっておくれ」
「……俺なんかよりおじさんのが優しいよ」
ネメスィとカタラに気を遣ってくれたのだ、いや、彼らに会いたい俺への気遣いかもしれない。どちらにしても素晴らしい人だ。
「ではお兄さんはお二人のところへ。僕はおじさんの体をほぐして差し上げます、この間マッサージの本をロビーで読んだので披露したいです」
「シャル……だらしなくしているところを君には見られたくないんだよ」
「僕は妻なんですよ、おじさん。そんな姿も見せてもらわないと困ります」
「…………仕方ないねぇ。それじゃあマッサージとやらをお願いしようかな。サク、話が終わったら迎えにおいでね」
困ったように眉尻を下げながらも頬を緩め、査定士はシャルを連れて自室に入った。俺はまずカタラの部屋の扉を叩き、反応がなかったのでネメスィの部屋の扉を叩いた。
「はい……サク? サクか、サク……! どうしたんだ?」
扉を開けたネメスィは俺を見てはしゃぎかけたが、咳払いをして調子をいつも通りに戻した。
「ちょっと様子見に来ただけ。カタラいる?」
「あぁ……」
明らかにソワソワしているネメスィの横を抜け、部屋に入る。扉が閉まる音を聞きながら部屋を見回し、机に突っ伏しているカタラを発見。その机には美味しそうなパイが置かれていた。
「…………事件現場?」
「少し前に叔父上が父上と共に来てくださってな、結婚祝いにと合作のパイをくださった。以前にも叔父上のパイは贈られたが、その出来は覚えているか?」
「あぁ、クソ不味かったんだろ? 俺食えねぇから実際どんなもんかは知らねぇけどさ」
「あぁ、だから警戒した。だが見た目はよかったし、魔法薬学などに精通した父上との合作だ、今回こそはと食べることにしたんだ。甘いものを食べれば頭も冴えて、お前への謝罪も上手くできるだろうと……な」
切なげに微笑むネメスィを見ていると胸が痛んだ。ちゃんと怒っていい立場なのに、怒ったのが間違いだったように思えてくる。
「……小麦粉、卵、バター、牛乳、消し炭になるまで焼いたヤモリの粉、すり潰したマンドラゴラ、毒魚のすり身、毒キノコの胞子、何かの骨粉…………俺が判別できた内容物だ。その他俺の知らないハーブが数十種類、少しずつ」
「…………カタラ生きてる?」
「一口食って気絶した」
ネメスィと結婚した以上、死んでいるなんてありえないから寝ているだけなのは分かっていたが──パイの内容物を聞くと死んでいるようにしか見えない。
「なんで毒入れてんの?」
「毒は薬になるからな、薬として使ったんだろう」
「パイに薬練り込むことってある?」
「そこはもう、叔父上と父上のセンスだな」
よくもまぁ見た目だけは綺麗にできたものだ。カタラの隣にしゃがんでパイを観察し、特に不審な点は見当たらないのでカタラに視線を移した。安らかな寝顔だ。
「……カタラいつ起きる?」
ぷにぷにと柔らかい頬をつついてやったが、彼が目を覚ます気配はなかった。
「明日までは何をしても起きないと思うぞ、カタラに用事か?」
「お前らの様子見たかっただけ、元気そうで安心したよ」
「……反省しているし、改善すべき点も話し合っていた」
落ち込んだ様子のネメスィを見て初めて自分の発言が嫌味っぽかったことに気付いた。
「本当に安心したんだよ。拗ねすぎたなって思ってたからさ……まぁ、明日出直すよ。あ、でも、一週間抱かせないってのはマジのつもりだからな」
「優しく、厳しいな。分かった、おやすみ……サク」
頭羽の付け根にキスをされた。
「……おやすみ」
鎖骨にキスをし返し、ネメスィの部屋を後にした。査定士の部屋に入るとうつ伏せの彼をシャルが踏みつけていた。
「足でするタイプとは思わなかったぞ、シャル」
「兄さん、おかえりなさい。もうお話は終わりましたか?」
「片っぽ気絶してたからまた明日だな。キリのいいとこまで続けていいぞ」
踵でぐりぐりと背を押され、査定士は気持ちよさそうな呻き声を上げている。
「……おじさん、シャルのマッサージ気持ちいい?」
ベッドに寝転がって感想を聞いてみる。
「気持ち、いいんだけどね……正直、腰にまたがって手で揉んで欲しかったね」
正直で何よりだ。俺はネメスィ達に口直しのパイを用意するついでに、マッサージの本を読んで査定士に手もみをしてやろうと心のメモ帳に記した。
10
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
毎日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる