冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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どうしても帰らなきゃいけない

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射精の余韻に浸る歌見の頬に手を添え、ボーッとした様子の彼の視線が俺に向くのを待つ。

「先輩」

初対面の時にはカラーコンタクトで誤魔化されていた黒い瞳が俺を見つめた。頬から顎に手を下ろし、軽く持ち上げて唇を重ねる。ゆっくりと口内を舐め、一周したらキスをやめて微笑みかける。

「乳首気持ちよかったですか? 先輩」

「あぁ……気持ちよかった。まだ胸がジンジンしてる……」

ワセリンにまみれた乳輪は赤みが濃くなり、ぷくっと膨れていた。乳首が陥没している証拠の横線の形が半開きの目のような形に微妙に変わっているような気がする。ほぐれて乳首が出やすくなっているとか? ワセリンが有用という話は真実だったのか。

「じゃ、先輩。ワセリン落とす前に付けちゃいましょう」

「へ……? ひぁっ!?」

乳首吸引器を改めて歌見の右乳輪に取り付けた。シリコン製のそれは乳輪にぺったり張り付き、俺が追い出した空気の分内部は真空に近付く──つまり乳首が引っ張り出される。

「んっ、んんぅう……!」

「出ませんね。まぁ、一回十分の装着で陥没が治るって商品ですから初回からすぐ出るって訳じゃないのかもしれませんね。それとも、一回ピンセットとかで引っ張り出して出し癖付けないといけないんでしょうか」

「すっ、ごいっ……吸われてっ、吸われてるけどっ、吸われてる、だけでぇっ……!」

快感に悶えつつも苦しそうな歌見の頬を両手で撫でてやる。やはり大柄で筋肉質な男性の弱々しく扇情的な姿は健康にいい。

「は、外してくれっ、頼む水月、もう外して……!」

「一回十分が基本なんですってば。玩具でもないちゃんとしたものなんですから、先輩の乳首が敏感なのが悪いんですよ」

「頼むぅっ……! 水月…………水月の手がいいんだ」

「……っ、なんでそう上手いんですかね! でもだめです!」

乳首吸引器を取り付けていない方、ぷくっと膨れた左の乳輪を指の間でコリコリと撫で転がす。

「ん、ひぃいっ! ぁ、あっ! あぁあっ! あーっ……!? 水月っ、水月ぃいっ……!」

歌見は歳にも厳つい見た目にも似合わない甘えた声で俺の名前を呼びながら俺にしがみついた。俺は喘ぐ歌見の顔をじっと見つめて唾を呑み込み、そっと歌見の下着の中へ手を入れた。

「好きですよ先輩、歌見先輩は俺のこと好きですか?」

「す、きっ、すきぃいっ……! ぅあっ! ぁ、あぁあっ……」

「……下も弄ってあげますね」

さっき射精したばかりでまだ半勃ちの陰茎を持ち上げ、ずっしりと重い陰茎を手首に乗せ、歌見の顔色を伺いながら会陰に触れた。

「ぁ、あっ、はっ、ぁあーっ! 水月っ、みつ、きぃっ……!」

「先輩、ここどうですか?」

会陰をぷにぷにと押しながら尋ねるも、歌見は胸への快感に喘ぐばかりだ。もう少し強く押してみるか。

「先輩、下に集中してください」

「んっ、う……下? んぁっ! あっ、ぅうぅっ……」

「どうですか? 気持ちいいですか?」

「あっ、ぁ、分からんっ……んんっ、それより乳首ぃっ……これ外してくれっ」

会陰をジャブ代わりに試してみたが反応は芳しくない。もう後孔に触れてみるか? 快感でかなり前後不覚になっている今ならイケるかもしれない。

「……分かりました」

乳首吸引器を外すと陥没していたはずの乳首がぷるんっと姿を現した。俺はすぐにそれにしゃぶりつき、歌見は今までとは比べ物にならないくらいに大きく身体を跳ねさせた。

「……っ、あぁあっ!? ひっ!? 出てっ……!? 嘘だっ、ぁ、あぁあああっ! 水月っ、水月止まっ、ぁあっ! ぁ、あっ!」

これで歌見の右乳首が初めて触れたのは俺の舌になった。陥没に戻ってしまわないように強く吸いながら舌でぺちぺちと愛撫しているから、歌見が感じる快感は俺が思っているよりも大きいだろう。

(腰浮いてますなぁ、今ならお尻狙えますぞ)

カクカクと腰を揺らしている歌見の腰は今や常に情けなく浮いており、容易に後孔に指を向かわせることが出来た。

「あ、ぁああっ! ぁひっ! ひ、ぃいっ! 水月っ、も……嫌だぁっ! 乳首っ、おかしくなるっ!」

勃った乳首を吸う口と陥没したままの乳首を乳輪越しに弄る指はそのまま、後孔の縁をこねてみる。歌見はやはり胸の快感ばかりに集中していて気付かない。

(……これこっそり穴拡げるくらいは出来るのでは?)

中指を挿入──いや、小指にしておくか。いや、歌見が快楽に悶え狂っている今、小指だけ挿入すると俺が危ない、折られるかもしれない。

(ぅう……悩んでいる時間がもったいないでそ! 指入れてやりますぞ!)

覚悟を決めた瞬間、半端に脱げた歌見のズボンのポケットから着信音が鳴り響いた。内心悔しさで雄叫びを上げつつ、歌見に電話がかかってきていることを伝えた。

「はぁ……はぁ……あぁ、ありがとう……」

歌見は息を整えてから電話に出た。電話相手の声を聞いた途端歌見は眉を顰め、舌打ちをした。自分には向けられたくない感情だが、不機嫌な歌見も色っぽくてときめいてしまう。

「はぁ……クソ…………あぁ水月、遅くまで居て悪かったな。明日も早いだろうに……」

「電話、妹さんからですか?」

「あぁ、隣人トラブルだとよ。あの愚妹はビビリなのに人を煽る癖があるからな……あのバカだけならどうなろうと知ったことじゃないんだが、甥っ子は可愛いからな」

「……赤ちゃんは安全な環境に置いてなきゃですもんね。泊まっていって欲しかったんですけど……さようなら、先輩」

身体を簡単に清めて乱れた服も整えると歌見はさっさと帰ってしまった。仕方のないこととはいえ、寂しい。

「…………レイ、見てるか?」

俺はキャスター付きの椅子に座り、両足の踵を椅子に乗せて開脚し、テディベアの目の前で自慰を始めた。
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