冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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上下を塞いだら

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口も後孔もディルドで埋め尽くしてやった。そんなエロ同人誌で見た気がしないでもない状態で満員電車に乗ったリュウの顔は赤い。

(顔真っ赤っかでマスクして呼吸荒いとか、パッと見完全に風邪ですな)

風邪らしくないところと言えば、俺の太腿に押し付けられている硬い股間くらいのものだ。

(しかし黒マスク目立ちますな。マスクっつったら基本不織布の白ですからなぁ。ウレタンマスクに見せてますが、分厚くって不審なんですよな)

金髪なのも相まってリュウの不良らしさが増している。マスクが高騰するような感染症が広まっていたりすれば黒マスクも目立たないのだろうけど──俺が産まれて以来、日本で流行ったウイルスなんてインフルエンザしか俺は知らない。

「んっ、んんっ……!?」

不意にイタズラ心が湧いてリュウの腰に腕を回し、彼の股間に太腿をぐりぐりと押し付けてみた。

「……昨日はごめんな」

「ん、うっ……?」

「俺に構って欲しかったんだろ? 家に来たいって言ってたもんな。このマスクはお詫びのつもりで買ったんだけど、気に入ったか?」

「んっ、んんっ……!」

頷いた拍子に喉をディルドにえぐられたようで、リュウは苦しそうに唸り、その声に似合わない蕩けた瞳で俺を見つめた。

「苦しいか? 気持ちいいか?」

「んっ、ん……ふ、ぅっ……んんぅ……」

「……もう一つプレゼントを用意してるんだけど、それは人前じゃ難しいから……今日の放課後、家に来た時に渡すよ」

「んんんっ……!」

電車を降り、カンナと合流。恒例である手の甲へのキスを済ませて再び電車に乗る。

「今日のカンナは本当にカンナかな?」

「ぼく……ん、もの。てん……く……ど、し……の?」

「天くんどうしたのって? あぁ、リュウはちょっと風邪気味らしくてな。喉が痛くて声が出ないらしいから、話すのも無理っぽい」

「だ……じょ、ぶ?」

カンナは心配そうな仕草でリュウの顔を覗き込む。何度も嘔吐いたせいか涙目になっているから、余計に気にかけてしまうのだろう。

「カンナ、腰をトントンってしてやってくれないか? ちょっと楽になるみたいなんだ」

「……なか、じゃ……な、て?」

「うん、背中じゃなくて腰。このベルトの辺りを優しく、トントン、トントンって」

「……っ、んぅっ……んんっ!」

カンナに手本を見せるためにリュウの腰を叩くと、彼は俺の服にしがみついて喘いだ。後孔に挿入しているディルドに振動が伝わるのだろう。

「ほん、に……く、なる……? くる……そ」

リュウが呻き声を漏らすせいでカンナが本当に楽になるのかと疑っている。どう言い訳したものかと悩んでいると、リュウ自らカンナの手を握った。

「ほら、リュウもして欲しいって」

カンナは遠慮しながらもリュウの腰を優しく叩いた。猫にするような愛撫で快感を覚えたリュウは腰を抜かし、俺が支えていなければ立つこともままならなくなった。

「おはよう、シュカ」

「おはようございます。今日は少ないですね」

「あぁ、レイは昨日抱き潰したからな」

「へぇ……羨ましい。天正さんの様子もおかしいですね、ディルドのサイズアップでもしましたか?」

「て、くん……かぜ」

風邪? とシュカは訝しげにリュウをじっと見つめる。

「…………まぁ、天正さんなんてどうでもいいです。水月、今日は相手してくださいますよね」

「あぁ、今日はみんなで勉強会しようと思ってるからその時に別室なり何なり相手するよ」

「私のことも潰してくださいね」

「いやぁ……シュカは難しいな、まぁ頑張るよ」

レイの居ない通学路は普段よりも涼しく感じた。きっと、カンナしか腕に抱きついていないからだ。



教室に鞄を置いたらすぐにリュウを連れてトイレに向かい、個室でディルドマスクを外してやった。

「抜くぞ」

まず耳に引っ掛けている部分を外し、マスク越しのディルドをゆっくりと抜いていく。ディルドの凹凸が喉の肉を擦り、えぐり、嗚咽させる。

「んっ、ゔっ、ゔぅゔっ! ふっ、ぐ……ゔ、ぉっ……ぉえっ…………っはぁっ! はぁっ、はぁっ……げほっ、けほっ、ぅえぇ……」

グロテスクな造形のディルドはリュウの唾液でてらてらと輝いている。しかしこれをじっくりと見るのはまた後だ、今は便器に唾液を吐いているリュウを観察するのが先だ。

(苦しそうですな、エロいのはエロいんですが……可哀想でそ、罪悪感すごいでそぉ……)

口元を拭い、リュウが呼吸を落ち着け始めたので彼の髪を掴んで顔を上げさせる。自分の指の隙間からはみ出た金色の髪が罪悪感を煽った。

「感想はあるか? マゾ豚」

「ごっつ苦しかったわ、首ちょっとでも曲げたら喉ごりっごりごりっごりやられてもぉて、もうホンマ……最高やわ」

「……これは調教だ。俺のを気持ちよくするための穴としてより優れたものになるための調教。何回かしゃぶってるだろ? 俺のを思い出しながらしゃぶれよ」

「そない言われんでも思い出しとったよ」

「そうか、優秀だな。放課後楽しみにしとけよ」

「何かも一個くれるんやったっけ、えらい気ぃ遣うてもろてすんまへんなぁ。俺そない物欲しそうな顔しとった?」

昨日のリュウの残念そうな顔は今でも瞼の裏に浮かぶ。

「俺が使いたい物を買ったんだ、それもな。俺が使いたい物をお前が悦ばないはずがないから、お前へのプレゼントって言ってやってるんだよ」

「……! へへっ……自分勝手やのぉ、好きやわぁそういうん」

「あぁ、じゃ、咥えようか」

「授業中もやるん? 外されへんのに当てられたらまずない?」

「俺から先生に上手く言っておいてやるよ。そういうのはご主人様に任せとけ」

ディルドをリュウの喉に挿入し直して教室に戻り、ホームルームと授業の僅かな隙間を突いて教師に話しかける。

「先生、少しいいですか?」

「鳴雷か、なんだ?」

「天正さんが今日風邪気味で、熱や咳はないのですが喉の痛みが酷いらしく、声が出せないらしいんです。それを承知しておいて欲しくて……」

「そうか……分かった。わざわざありがとうな鳴雷」

「……大切な友人のことなので」

上下のディルドのせいで興奮が冷めず、常に頬を赤らめ瞳を蕩けさせているのもこれで誤魔化せただろう。頻繁には使えない手だが、今日一日はこれで乗り切ろう。
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