303 / 2,313
七大栄養素の一人
しおりを挟む
臍に触れそうなほどに反り返った陰茎が歌見の精液でコーティングされている。立ち上る雄の匂いが俺の劣情を煽るが、それを向けるべき歌見はスッキリした様子で自身の陰茎に伝った精液をティッシュで拭っている。
「乳首弄らないとイけないとかよきよきのよきですなぁパイセン」
「……うるさい」
「わたくしに触らせてくださればお尻だけでイかせて差し上げられましたのに」
「まぁ、自分じゃ勝手に加減するから……お前にされてればイってたかもな。でも、これはお前へのお仕置きだったからな。トイレ貸してやるからそれ何とかしてこい」
歌見は俺の陰茎を指している。
「……抜き抜きサービスなしですか!? 抜いてくださらないならせめてわたくしのオナニーは見てくだれ、見抜きさせてくだされ、そのまま雄っぱい見せててくだされ!」
下着は履き直していたがデニムは床に粗雑に置いたまま、タンクトップも捲れたままだったが、今歌見の胸筋と腹筋はタンクトップの下にまた隠された。
「あぁぁ……いえ、服越しの雄っぱいは裸っぱいとは別の魅力がありますぱい。谷間とか横乳とかたまりませんですぱい。タンクトップがピチッとしてるから乳輪ちょっと浮いてるのも最高ですぱい」
「……っ!? なんで陥没なのに浮くんだ、乳首が浮かないのが唯一のメリットのはずだろ」
「乳輪育て過ぎたのでわ? ふほほ、エロ漫画でよく見かけるボディペイントのような乳首くっきり服もあながちフィクションではないのでわ?」
「んなもん読むな未成年のくせに! ったく……」
歌見は腕で胸を隠したが、肝心の谷間は隠れていないどころか腕で肉を寄せて谷間を深くしてしまっているので逆効果だ。
「そのポーズのままでいいですぞ」
ぎゅっと寄せられた胸筋を見つめながら歌見の精液にまみれた陰茎を扱く。にちゃにちゃと淫らな音が鳴り、歌見の精液の感触が右手全体に広がり、興奮が高まる。
「ここでするな! トイレに行けって言っただろ」
「勃ったまま立ってウロウロすんの嫌でそ。はぁ……ザーコキたまらん、ローションとはまた違うこの感触……! ずっとほっといたからもう出ますぞっ」
歌見に箱ティッシュを投げ渡された。慌てて二枚ほど取り、勢いよく吹き出した生温かい精液を受け止める。
「……っ、ふー……パイセンとわたくしのが染み込んだティッシュ……今宵ゴミ箱の中で生命が誕生致しますぞ」
「精子同士か、神話とかならありえるな」
歌見のものだけなら持って帰ったのになと残念に思いつつティッシュを捨て、下着とスラックスを履き直す。
「さ、パイセ~ン」
手の汚れも拭き取って歌見に触れようと手を伸ばすも、嫌な顔をされた。
「パイセン……!?」
「平均点以上取れなかったんだからダメに決まってるだろ」
「そのお仕置きは今受けたじゃああーりませんか! 普通に恋人としてのスキンシップでそ、ハグしませう」
「あー……それもダメだ」
なんて雑な返答、今思い付きましたと言っているようなものだ。
「テストペナルティまだ継続中なんですか、テスペナはいつ終わりを迎えるのでそ? いつになったらパイセンのパイパイをパイパイしていいのでそ?」
「期末テストで平均点以上取ったら……とか?」
「パイセン不足で死んじゃいまそぉお! パイセンはわたくしの必須栄養素の一つとしての自覚を持って欲しいでそ」
「……彼氏七人も居るくせに」
「七大栄養素、一つも欠けてはならないのでそ」
この先アキを彼氏に出来れば八大栄養素になる。その後も増えるかもしれない、生徒会長候補の二年生の方とか、副会長志望らしい二年生の方とか。
「まぁ、期末テストは冗談だ。俺もキツい。でも今日はダメだぞ、お仕置きの意味がないからな」
「へーい……」
平均点以上を取れなかったのに、オナニーを見せてもらった上にベタベタ身体に触れては約束の意味がなくなる。それは納得出来るので素直に引き下がった。
「もう遅い、そろそろ家に帰った方がいいだろう。一人で大丈夫か?」
「えぇ、わたくしJKではなくDKなので」
「まぁDKはJKよりは狙われにくいと思うが……お前は美人だからなぁ。俺が変質者でJKを探していたとしても、お前を見かけたらお前をハイエすると思う」
「特定の車種を揶揄する動詞はいかがかと思いますぞ。確かにわたくしは美人ですが、襲われたことなんて今までの人生で一度も……」
ない、と言いかけて深夜徘徊をしていたアキを公園に迎えに行った帰りに不良に絡まれたことを思い出す。
「……ないでそ」
「なんだ今の間」
「不良はノーカンですよな? わたくしを狙った変質者って感じじゃありませんし」
「あー……まぁ、どっちにも気を付けろよ? 今日が一度目ってこともあるからな、百メートルごとに振り返れ」
心配されることを嬉しく思いつつ、ほどほどに切り上げてもらって玄関に向かった。
「水月」
靴を履き終えると名前を呼ばれ、振り向くと肩を抱かれた。心の準備をする暇もなく唇を奪われ、歌見の顔が離れてから頬が熱くなっていくのを感じた。
「今日はもう何にもなしだと思ってましたぞ、完全に油断してました」
「……ふふ、今のは俺がしたかったからだ。また明日、本屋でな」
「今のキスのせいでまた勃っちゃいそうなんですが」
「さっさと帰れ」
歌見のアパートを後にし、暗い夜道を一人で歩く。この間のように不良と遭遇することはなく、無事にコンビニに辿り着いた。何故コンビニに居るかって? アキの好感度を稼ぐためだ。
(アキきゅんの好きな食べ物とか知りませんからなー……まぁ、この生クリームめっちゃ入ってるロールケーキとかでいいでしょう)
レイにも与えないと拗ねてしまいそうなので、五つに切られているロールケーキを購入。二人の反応を楽しみにしながら自宅に急いだ。
「乳首弄らないとイけないとかよきよきのよきですなぁパイセン」
「……うるさい」
「わたくしに触らせてくださればお尻だけでイかせて差し上げられましたのに」
「まぁ、自分じゃ勝手に加減するから……お前にされてればイってたかもな。でも、これはお前へのお仕置きだったからな。トイレ貸してやるからそれ何とかしてこい」
歌見は俺の陰茎を指している。
「……抜き抜きサービスなしですか!? 抜いてくださらないならせめてわたくしのオナニーは見てくだれ、見抜きさせてくだされ、そのまま雄っぱい見せててくだされ!」
下着は履き直していたがデニムは床に粗雑に置いたまま、タンクトップも捲れたままだったが、今歌見の胸筋と腹筋はタンクトップの下にまた隠された。
「あぁぁ……いえ、服越しの雄っぱいは裸っぱいとは別の魅力がありますぱい。谷間とか横乳とかたまりませんですぱい。タンクトップがピチッとしてるから乳輪ちょっと浮いてるのも最高ですぱい」
「……っ!? なんで陥没なのに浮くんだ、乳首が浮かないのが唯一のメリットのはずだろ」
「乳輪育て過ぎたのでわ? ふほほ、エロ漫画でよく見かけるボディペイントのような乳首くっきり服もあながちフィクションではないのでわ?」
「んなもん読むな未成年のくせに! ったく……」
歌見は腕で胸を隠したが、肝心の谷間は隠れていないどころか腕で肉を寄せて谷間を深くしてしまっているので逆効果だ。
「そのポーズのままでいいですぞ」
ぎゅっと寄せられた胸筋を見つめながら歌見の精液にまみれた陰茎を扱く。にちゃにちゃと淫らな音が鳴り、歌見の精液の感触が右手全体に広がり、興奮が高まる。
「ここでするな! トイレに行けって言っただろ」
「勃ったまま立ってウロウロすんの嫌でそ。はぁ……ザーコキたまらん、ローションとはまた違うこの感触……! ずっとほっといたからもう出ますぞっ」
歌見に箱ティッシュを投げ渡された。慌てて二枚ほど取り、勢いよく吹き出した生温かい精液を受け止める。
「……っ、ふー……パイセンとわたくしのが染み込んだティッシュ……今宵ゴミ箱の中で生命が誕生致しますぞ」
「精子同士か、神話とかならありえるな」
歌見のものだけなら持って帰ったのになと残念に思いつつティッシュを捨て、下着とスラックスを履き直す。
「さ、パイセ~ン」
手の汚れも拭き取って歌見に触れようと手を伸ばすも、嫌な顔をされた。
「パイセン……!?」
「平均点以上取れなかったんだからダメに決まってるだろ」
「そのお仕置きは今受けたじゃああーりませんか! 普通に恋人としてのスキンシップでそ、ハグしませう」
「あー……それもダメだ」
なんて雑な返答、今思い付きましたと言っているようなものだ。
「テストペナルティまだ継続中なんですか、テスペナはいつ終わりを迎えるのでそ? いつになったらパイセンのパイパイをパイパイしていいのでそ?」
「期末テストで平均点以上取ったら……とか?」
「パイセン不足で死んじゃいまそぉお! パイセンはわたくしの必須栄養素の一つとしての自覚を持って欲しいでそ」
「……彼氏七人も居るくせに」
「七大栄養素、一つも欠けてはならないのでそ」
この先アキを彼氏に出来れば八大栄養素になる。その後も増えるかもしれない、生徒会長候補の二年生の方とか、副会長志望らしい二年生の方とか。
「まぁ、期末テストは冗談だ。俺もキツい。でも今日はダメだぞ、お仕置きの意味がないからな」
「へーい……」
平均点以上を取れなかったのに、オナニーを見せてもらった上にベタベタ身体に触れては約束の意味がなくなる。それは納得出来るので素直に引き下がった。
「もう遅い、そろそろ家に帰った方がいいだろう。一人で大丈夫か?」
「えぇ、わたくしJKではなくDKなので」
「まぁDKはJKよりは狙われにくいと思うが……お前は美人だからなぁ。俺が変質者でJKを探していたとしても、お前を見かけたらお前をハイエすると思う」
「特定の車種を揶揄する動詞はいかがかと思いますぞ。確かにわたくしは美人ですが、襲われたことなんて今までの人生で一度も……」
ない、と言いかけて深夜徘徊をしていたアキを公園に迎えに行った帰りに不良に絡まれたことを思い出す。
「……ないでそ」
「なんだ今の間」
「不良はノーカンですよな? わたくしを狙った変質者って感じじゃありませんし」
「あー……まぁ、どっちにも気を付けろよ? 今日が一度目ってこともあるからな、百メートルごとに振り返れ」
心配されることを嬉しく思いつつ、ほどほどに切り上げてもらって玄関に向かった。
「水月」
靴を履き終えると名前を呼ばれ、振り向くと肩を抱かれた。心の準備をする暇もなく唇を奪われ、歌見の顔が離れてから頬が熱くなっていくのを感じた。
「今日はもう何にもなしだと思ってましたぞ、完全に油断してました」
「……ふふ、今のは俺がしたかったからだ。また明日、本屋でな」
「今のキスのせいでまた勃っちゃいそうなんですが」
「さっさと帰れ」
歌見のアパートを後にし、暗い夜道を一人で歩く。この間のように不良と遭遇することはなく、無事にコンビニに辿り着いた。何故コンビニに居るかって? アキの好感度を稼ぐためだ。
(アキきゅんの好きな食べ物とか知りませんからなー……まぁ、この生クリームめっちゃ入ってるロールケーキとかでいいでしょう)
レイにも与えないと拗ねてしまいそうなので、五つに切られているロールケーキを購入。二人の反応を楽しみにしながら自宅に急いだ。
12
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる