冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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トイレの広い個室で

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三時間目、授業を聞かずにマスクをしたリュウを眺める。あのマスクの下がどうなっているか知っているのは俺だけなのだと思うと心が踊った。

(ふほほ……顔真っ赤ですな)

口内に溜まった精液をどうしているのだろう。飲んでしまっていないだろうか? この距離では流石に喉の動きは見えない。しっかり口に溜めていた時のご褒美はもちろん、飲んでしまっていた場合のお仕置きも考えないとな。

(マスクの内側でたっぷり拭かせていただきましたから、匂いもすごいんでしょうな)

俺がされて嬉しいと感じるだろうことをやってみたのだが、リュウは結構喜んでくれたみたいだ。

(わたくしのマゾ度はリュウどのに比べれば低めですので痛いタイプのプレイは思い付かないのですが、変態ちっくな方面なら何とかなりますぞ)

俺も彼氏の精液を塗ったマスクを着けてみたい。リュウの物はリュウが喜ばないだろう、シュカにはバカにされそうだけれど一応やらせてはくれるだろう、ウブなハルにはドン引きされそうだからやめておこう、カンナはどうだろう?

(カンナたそ、照れ屋なだけで結構ノってくれてるっぽいですからな、聞くだけ聞いてみてもいいでしょう)

なんて考えているうちに授業は終わり、午前最後の休み時間がやってくる。リュウに視線を送り、リュウが俺の視線に気付いたら扉を見る。リュウが震えながら立ち上がって扉へ向かう。意図が伝わって安心しながらトイレに向かおうとすると、腕を掴まれた。

「……シュカ、どうした?」

「今日は天正さんがお気に入りのようですね。お昼、予約いいですか?」

「昼……あぁ、うん。リュウとは今回で一区切りつける予定だから、いいぞ」

「トイレですか? 私も一緒に行きます、お昼のために準備しませんとね」

三人でトイレに向かうことになってしまった、まるで女子だな。

「眼鏡かけた見るからに真面目な副会長様がどろっどろのケツして授業受けるとか興奮するな」

「ふふ……嫌ですねぇ水月ったら。天正さんじゃあるまいしんなこと言われたってムカつくだけなんだよ、まぁてめぇがオレに興奮して授業中におっ勃ててるってのはなかなかイイけどな」

「…………びっくりした」

リュウとの戯れでゆっくりとだが膨らんでいたS心が穴の空いた風船のように一気に萎んだ。温和な声色がドスの効いた声に変わるところはいつ聞いても慣れない、怖い、心臓と寿命が縮む。

「あ、そうだ。トイレの奥にちょっと広めの個室あるじゃないですか」

「あぁ……車椅子用の?」

「あそこで三人一緒に入りましょう。私が自分でほぐす姿を見つつ天正さんで遊べるんですから、断りませんよね?」

魅力的な提案だ、二つ返事をしたいところだが俺の心に僅かに巣食った倫理がそれを許さない。

「俺はいいけど……いいのかな、そんな理由で使って。多目的トイレで致して大炎上した人昔居たぞ」

「この学年には車椅子の方居らっしゃいませんし、そもそもトイレがあまり使われていませんから大丈夫ですよ」

「みんな家でしてくるのかな……俺が行ってた中学のトイレならともかく、この学校のトイレは綺麗なのに」

「水月の中学のトイレ汚かったんですか? 私のとこもですよ、懐かしいですねぇ」

中学の頃、トイレで受けた嫌がらせを思い出してしまった。掃除の時間だったかな、デッキブラシで背中を擦られて、手で便器を洗わされて、最後には便器を…………そういえば掃除の時間に俺を虐めてきた中にセイカは居なかったな、彼は真面目に自分の持ち場で掃除をしていた覚えがある。せめてもの救いだな、セイカの憎い一面を思い出さずに済んだ。

「スプレーで落書きがしてあって、ドアが外れてて、個室にはゲロが、床や壁には血が……誰かがバット振り回したせいで壁えぐれてたりもしましたねぇ、懐かしい……ふふふ」

「怖ぁ……」

懐かしがって微笑んでいるシュカが一番怖い。

「便器は譲ってくださいね、座ってしたいので」

トイレに着くとシュカが便座に腰を下ろした。ローションの小袋を取り出して機嫌良さげな彼を見つつ、赤い顔をしたリュウのマスクを外してやる。

「口開けて見せろ」

「んぁ……」

にちゃ、といやらしい音を立ててリュウの口が開く。唾液すら飲み込まずにいたようで俺の白濁液はかさを増やし、しゃばしゃばになっていた。

「何、です? 静かで気味が悪いと思ってましたがっ、ん……何か、してたんですかっ?」

便座に片足を乗せ、ぐちゅぐちゅと乱雑に後孔を掻き回しながら、何ともなさげな顔をして声を上擦らせる。そんな姿を見せられたら今はリュウと戯れる時間なのにシュカにも気が向いてしまう。

「俺のザーメン一時間しっかり我慢してたんだよなぁ? えらいぞ、リュウ。根性あるなぁ」

「……っ、は……変態ですね、相変わらず」

「もう飲んでいいぞ」

一時間近く口に含んでいたくせに、リュウは名残惜しそうにゆっくりと味わいながら俺の精液を嚥下し、精液臭い息を吐いて恍惚とした笑みを浮かべた。

「リュウ、ご褒美何が欲しい?」

「……水月に、乳首……気持ちよぉして欲しい」

「乳首でいいのか?」

「勝手に勃ってもぉて、授業中じくじくして……ちょお服の上から触ったら余計酷なってしもてん」

「ふーん……? ゴム外れてないよな?」

ローターを入れた際、万が一の時に下着を汚さないためにリュウの陰茎にコンドームを被せておいた。

「イかせてくれるん?」

「当たり前だろ」

くぷくぷと後孔をほじくる淫らな音が響く個室内で、リュウのシャツのボタンを外す。肌着の上から乳首を避けて胸を撫で、軽く焦らす。

「ここ咥えてろ」

「ん……」

肌着をめくり上げて端っこを咥えさせると、昔から憧れていた光景が完成した。たくし上げたシャツを咥える姿……想像以上だ、口元も胸も臍もシャツの皺さえも全部全部素晴らしい。しかし態度に出す訳にはいかない、リュウの前では俺は冷淡なS攻め様なのだから。
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