冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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耳と首だけを執拗に

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耳の縁を羽根でなぞる。もみあげの髪とも産毛とも言えない柔らかな毛がふわりと逆立つ。

「ひ、ぁ、あぁあうっ……!」

耳の中に羽根を突っ込み、揺らし、羽根と耳の内側が擦れる音で鼓膜を揺らしてやる。唯一縛られていない頭が羽根から逃れようと揺れる。

「ひぁああっ!? それあかんっ! あかんんっ! んっひぃっ!? はっ、ぁ、あぁあぁああぁーっ……!」

左手をポケットに向かわせる。耳かきの後ろに付いているのを稀に見かける、たんぽぽの綿毛を思わせるアレ。ポンポンやふわふわと呼ぶ方が多いだろう、アレの正式名称は梵天だそうだ。

(ちなみに刀をポンポンするヤツはまた別でそ。アレは打ち粉を付けて、その後で拭いて古い油を取るのに使うのでそ)

近くでよく見てみると、こちらも鳥の羽根のようだ。今右手に持っている羽根とは違い、小さくてもっと柔らかい……羽毛布団に入っているような水鳥の羽根だろうか。それを束ねた物のようだ。

「ひゃあうっ!?」

観察が終わったので梵天でもう片方の耳をくすぐってみた。耳かきに付いているものより少し大きいが、用途は多分同じだろう。俺は耳掃除は綿棒派なので耳かきを使ったことがないから分からない。

「んっ、ひゃ、あぁあっ!? ぁっふ……ふぁっ、あぁあぁ……!」

しかし、両手に細長い物を持ってリュウの左右の耳をくすぐっている俺の姿……ちょっと面白くないか? リュウに目隠しをしていてよかった。ネザメには俺の奇妙なポーズを後ろから眺められているし、たまにシャッター音まで鳴るが……まぁ、仕方ない。

「ぁ、ふっ、はぷぁっ……ぁ、あぁあぁあっ……! ひっ、ひっ、ひぃいっ、ふあぁああっ……」

羽根と梵天で両耳をくすぐり続けるとリュウの口は閉じなくなり、ずっと甲高い声を漏らすようになった。声が震えていると言うよりは、揺れていると言った方が正しそうな、何とも心地良さそうな声を上げるリュウの顎はもう唾液でびっちょり濡れている。

「……っ、あ、あぁああっ……ふ、ぁあっ………………んひぃっ!? ひっ、ひゃあぁあっ……!」

反応が鈍くなり始めたので右手と左手の得物を交換し、左右の耳を先程までとは違った道具で責める。慣れたものとは違う刺激にリュウは可能な限り仰け反り、驚愕と快感を教えてくれた。

(耳が性感帯という方は多いのでそ、耳をくすぐられるのが苦手という方も多いのでそ。つまり耳はくすぐったく、感じやすい部位! リュウどのもその様子でしたな。シンプルに気持ちいい七割、くすぐったい三割ってところですかな。くすぐったい十割でもイけるようにしてやりまそ)

今決めた、ミフユとの行為中に焦らした身体にくすぐりで初絶頂を与えてやろう。

「…………っ、は……ぁ、あぁーっ……は、ふぁっ……ぁ……」

溺れたように上を向いて大きく口を開け、微かに息を吸っては吐くリュウは本当に苦しそうだ。けれど、とろんと蕩けて心地良さそうにも見える。可愛らしい、目が見たい。

「……ぁ、あっ……」

反り返った陰茎から先走りの汁が染み出しているのは、先程まで焦らしていたからだろうか。耳をくすぐっている成果だとしたら嬉しい。

「んっ、ふ、ふぅうぅっ……!」

耳はもう触れられるところ全てに羽根を触れさせた、他にもリュウの好きなくすぐられポイントを探そうと、俺は羽根と梵天をそれぞれ耳から離した。皮膚からは離さず、つぅっと顎をなぞって首をこしょこしょと撫で回す。

「ひゃっ、ぁ、ふぅっ、うぁっ、あぁ……」

喉をくすぐればリュウは頭を下げ、うなじをくすぐれば頭を上げる。くすぐられるのを何とか避けようとしているようだが、両刀使いの俺の前には無意味だ。

「んっ、ひぃっ……ふぅうっ、やや、ややぁっ、こちょばっ、ひっ、しぬぅぅ……」

「苦しいか?」

「んっ、ふぁ……くる、ひっ」

「よかったな、痛いのと苦しいの大好きなんだろ?」

首を左右から同時にくすぐってやるとリュウは首をどちらかに曲げることはせず、何故か必死に反り返る。だから首の側面は無防備なままで、真上を向いているから溢れた唾液が勝手に喉に流れ込む苦しさなんかも重なってしまって、余計に悶えた。

「はぁ……可愛い。くすぐりフェチしっかり開花しちゃったかも……」

Mな彼はくすぐりによる苦痛にも興奮し、快感を得ているようだが、それとは別に蕩けるような快感があるようなのだ。苦しみながらもその快感に溺れ、困惑している様がたまらなく可愛らしい。

「ちょっと手疲れてきたし、休憩……」

やり過ぎて呼吸困難になってはまずいので、一旦手を止める。手が疲れているのも本当なので道具をポケットに差し、手首を軽く回した。

「何か飲むかい?」

「ありがとうございます、喉乾いてたんですよ」

リュウにもそろそろ水分が必要だろう、肌が汗ばんでいる。羽根が湿ってしまっては質のいいくすぐりが出来ないかもしれないし、何より身体が冷えて風邪を引いてしまうかもしれない。タオルは確か持参したはずだからそれを使おう。

「ミフユ、飲み物……っと、少し待っていて水月くん。隣の部屋にミニ冷蔵庫があるんだ。ジュースが入っているから取ってくるよ」

「すいません、ありがとうございます」

「自分で飲み物を注ぐなんて久しぶりだなぁ……出来るかな……」

不安と好奇心を抱いて私室へと向かったネザメを見送り、自分の鞄からタオルを引っ張り出し、それでリュウの身体を拭いた。

「んっ……何、タオル……? もうやめるん……?」

「まさか。汗拭いてやってんだよ、性奴隷の体調管理は飼い主の務めだろ? 風邪引いたようなの抱いて移されたらバカみたいだしな」

「…………水月が俺好みの意地悪頑張ってくれとるんは分かるんやけど、なんか……水月優しいん分かっとるし、やっとることも優しいからか……ただ素直じゃないだけみたいな感じしてきたわ」

「え……」

扉が開き、直接ストローを差した瓶を両手に持ったネザメが入ってきた。

「ただいま。リンゴと桃があったんだけれど、どっちに……おや? どうしたんだい水月くん、そんな青ざめて。さっきまで赤らんでいたのに」

「……いえ。リュウ……リンゴと桃どっちにする?」

俺の演技の質の低さ、台詞の稚拙さ、雰囲気を作れなかった不甲斐なさが血の気を引かせた。リンゴジュースを望んだリュウの口にストローを咥えさせながら自分でも桃のジュースを飲む。

「んっ……!?」

「リュウっ? 詰まったか? 一回ほどくか?」

「……リンゴやこれ」

「うん……? リンゴの方飲みたいって言ったんだろ?」

詰まったり噎せたりしたようではなさそうなので、手を下ろして桃ジュースを楽しむ。

「リンゴジュースちゃう、リンゴやこれ」

普段自販機で買うようなジュースに比べ、果物らしさを強く感じる。果汁の割合が大きいのだろう。痩せてからあまりジュースを飲まないようにしているから、俺には一般的なジュースとの差は分からないが。

「美味しいかい? 気に入ってくれてよかったよ」

水分補給を終え、呼吸も落ち着いたリュウを見つめる。すっかり休憩出来たようだ、次はまた脇をくすぐってみようかな。脇腹や臍もいい、足の裏も気になる……
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