冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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複数プレイは着衣限定

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さて、これで全員の服を脱がせ終えたかな。次はどうする? 誰からどう手を出す? 順番や配分に気を付けなければ不公平になってしまう、裸のままボーッとする彼氏など出してはいけない。

「次は水月くんだよね」

「そうですね。では紅葉さんは上をお願い出来ますか?」

「分かった。さ、水月くん。腕を上げて……」

「腰も上げてください」

服の裾とベルトを掴んで引っ張られ、苦笑いしながら膝立ちになって両手を上げる。シャツが剥ぎ取られズボンと下着が太腿まで下ろされたら足を伸ばして座り、ズボンも下着もすっぽ抜かれて俺も一糸まとわぬ姿に変わる。

「靴下も一緒に脱げちゃいました」

「えー、靴下はあってもよかったっすよ」

「みっつん俺の靴下脱がしてないけど、このままでいいの?」

「ニーハイを脱がすなど愚の骨頂……!」

「そ、そうなの? このままでいいならいいけど~……なんか、逆に恥ずかしい」

みんな裸だ。歌見とネザメは上を着たままだが、それはそれで素晴らし──あれ? カンナは?

「……カンナは?」

「そういえばまだ帰ってきてないですね」

「ゃ、一緒に帰ってきたっすよ」

「……ここに隠れてるぞ」

歌見が指したのはベッドの影。覗いてみるとカンナはベッドの真横で小さく縮こまっていた。

「カンナ……どうしたんだ? おいで」

ベッドから降りて布団を踏み締め、カンナの隣に膝をついて背中をさする。

「ぃ、ぱい、の……ひ、ととっ、する、の、やっぱり……こ、わ……くて」

「大丈夫だよ、カンナ。上は脱がなくていいし捲らないから。な?」

「で、も……でもっ」

「し~ぐぅ~、どしたの?」

ベッドの上からハルがぬっと顔を覗かせる。

「あぁ……ハル。多分、顔とか背中とか見られちゃわないか怖いんだと思う。着たままなら大丈夫だと俺は思うんだけどなぁ……」

「……なんかグロい傷跡あるんだっけ? いいよ~別にぃ、見えちゃっても変な反応しないって」

蹲ったままのカンナの背にハルの手も触れる。

「そりゃみっつんには負けるけど~……みーんなしぐしぐのこと大好きだよ? ちょっと傷跡見たくらいじゃその気持ち変わんないって。ねっみんな」

カンナは更に身を強ばらせる。

「…………カンナ、似たようなこと言われたこと……あるな? それも何度も」

「似たようなこと~?」

「お父さんが言ってたよな、もう騙されるなって……カンナ、今みたいに大丈夫って言われて、見せて……ダメだったこと、あるんだな?」

カンナが自身の頭を抱き締めている手に力が入っていくのが分かる。

「……虐められちゃったのか?」

「そっ、そんな……そんなヤツらと一緒にしないでよっ! 俺そんなことしない! みんなもそうでしょ!? 信用してよしぐぅ! 俺アンタのこと大好きだから!」

「カンナ……怖いな? 大丈夫、大丈夫だよカンナ、ちゃんと隠してあげるから。俺がちゃんと守るから」

「……見せないようにするのが一番なんだろうけどさぁ~、見えても大丈夫だってば俺らぁ~」

亀をひっくり返すようにカンナを抱き起こし、抱き締める。カンナは特に抵抗することなく俺に抱きついてきてくれた。

「ねぇみんなも何か言ってよ~、見ても態度変えたりしないって」

「…………せーくん、叩いた」

「……へっ?」

「はる、くん……せーくん、べんきょ……教えて、もら……たり、仲良くして、たのに……きゅ、に……嫌い、なって……今日、なんか……たたい、て」

「あっ、あれは違うじゃん! それはアイツが悪いヤツだからじゃん! しぐはアイツとは違うっ、悪いことなんかしてないでしょ?」

俺はカンナを抱き上げ、彼に頭からタオルケットを被せた。まるで花嫁のヴェールのようだとカンナにしか聞こえないように囁き、涙で濡れて冷たくなった頬を赤くさせて温める。タオルケットの上から頭を撫でて、頭を支えてキスをしながらズボンと下着を脱がせてしまい、丈の長いトレーナーとタオルケットだけの姿にしてやった。

「ちょ、ちょっとみっつぅん……弁明させてよ~。しぐなんかウサギみたいで可愛いし仲良くしたいのに~……」

「ペットは飼い主に似るっちゅうやっちゃな」

「飼い主がペットに似てるって話ですけどね」

「僕はメープルに似てるのかい?」

「メープルちゃんは年積さんによぉ似て賢いですやん」

「ちょっとうるさいんだけど! アンタらもしぐ慰めてよぉ!」

「自分がせーか叩っきょるから怖がられとるんやないか」

「だってアイツが悪いんじゃん!」

ぎゅっと身体を強ばらせているカンナの肩を抱き、首筋や頬に何度も口付ける。カンナの緊張がほぐれ始めたら太腿を撫で、尻を揉み、少しずつ雰囲気を性の方面へ傾ける。

「あんなふうに泣くようなトラウマみっつんに植え付けたヤツと仲良くなんか出来ない! でもしぐは違うじゃん、何にも悪いことしてないし友達だし可愛いもん! 俺態度変えたりなんかしないよ」

「前科あるからなぁ」

「だ~かぁらぁ! アレは相手によるのぉ! あっ……そういえばりゅーって全然態度変えなかったよね~……過去関係ない派?」

「俺そういうん得意やねん。アレ聞いてから若干嫌い寄りではあんで」

「怖~!?」

「嘘だろあんなよしよし手コキしておいて!?」

「……っ!?」

「あっ、あぁごめんカンナ、耳元で叫んじゃって……ほんとごめん」

しかし衝撃的な事実だ。リュウは裏表がなく、セイカの過去も本当に気にしていないのだと思っていた。セイカもそうだろう、リュウに懐いている。事実を知ったらショックだろうなぁ……

「まぁ今はええ子やし嫌いっちゅうほどでもないで」

「……さっき嫌いっつったじゃん」

「ありよりのありとかありよりのなし的なアレや」

「え~……?」

「えぐめの不祥事で芸能界から消えた俳優とかが出てる昔の映画とか見た時にちょっとモヤッとするやん? 演技はええし映画はおもろいしその俳優んことカッコええとも思うんやけど、せやけどコイツえっらいことやらかしたんやんなぁ……って」

「……分からなくもない」

「せーかはそれや。今は素直でええ子や思うけど、たまーに……せやけどコイツ水月めちゃくちゃ虐めとったんやんなぁ……てなる」

「う~ん……? それ嫌い寄りって言う?」

俺が最初思ってしまったほどの裏表ではないのか、よかった……そのくらいなら俺も思っている。

「分かるぞリュウ、俺もセイカを喜ばせた後に「コイツ俺虐めといて何喜んでんだ」って思っちゃうことがある!」

カンナの尻を揉みしだく手を止め、振り返って会話に参加する。

「二重人格じゃん怖」

「なんでぇ!? リュウと一緒じゃん!」

「……ってかもうおっぱじめてるじゃないすか! ずるいっすよぉ!」

「自分さっきヤっとったやないかい次は俺や!」

暗い雰囲気はひとまず去ったかな……? 何の解決もしていない、話を逸らして意識を逸らしてとにかく逸らしまくっただけで、またすぐにぶり返す危険性もあるけれど……とりあえずはカンナの火傷跡を隠していれば、見えそうになるような事故すら起こさなければ、その危険性も最小限に抑えられるだろう。
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