冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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連呼の愛らしさ

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レイ自身に足を抱かせ、身体を二つに折るような姿勢にさせれば、レイの後孔は丸見えだし本番の際にレイの腰を掴んで押さえる必要もなくなり、ピアスに触れない縛りを達成出来る。

(ふほほ、わたくし頭い~い)

さて、無防備に丸見えの後孔をたっぷりねぶってやりたいが、今日は事前シャワー無しで初めてしまったのでレイはまた「汚いからダメっす!」とか何とか言い出すだろう。ここまで来て中断は困る。

「ひゃうっ……!」

足も後孔も舐めるのはまたの機会に回そう、まずはローションを注入だ。温めた方にしたけれど、冷水をかけられたみたいな反応だった。

「ぅう……やっぱりこれ、ここめちゃくちゃ無防備っすぅっ」

揃った両足のせいで見えないけれど、レイの顔は真っ赤なのだろう。それは妄想で補うとして、本当の視界では後孔を楽しもう。

「ひゃんっ……!」

少し前までバイブを挿入していて緩んだ後孔の縁に触れる。一つ一つ皺を伸ばすように丁寧に愛撫し、真っ赤な体内を覗く。

(はぁ~、たまりませんなこの肉っぽい色、内臓感、最高でそ)

赤色でところどころに血管も見える腸壁は微かにだが動いている。ヒクヒクと震え、たまにうねっている。

「ぅう……せんぱい? なんかめっちゃ拡げてるっすけど、見てるんすか? 恥ずかしいっすぅ……」

緩んで開いていた後孔がきゅうっと締まる。

「んひゃっ!?」

小さく縮んでいく穴に指をそっと入れてみる。俺の中指にきゅっと吸い付くレイの後孔はその様子だけでとても愛らしい。

「んっ、んん、ぅ、んっ……!」

中指をそっと押し込んでいく。つぷつぷと後孔に沈んでいく。温かく濡れた肉に包まれる独特な感覚は何度味わっても色褪せない。

(緩いですな、もう突っ込んでも大丈夫そうですが……一応指増やして確認しますか。様式美様式美)

薬指も挿入する。二本の指を開いて俺の陰茎の太さを再現してみる、やはりもう本番に移ってもよさそうだ。

「んゃあっ……拡げないで欲しいっすぅっ」

「レイはナカまで可愛いよ」

腸壁の凹凸、ひだ、粒、よく見える。指や陰茎で触れるとあんなにも存在感のある前立腺は、残念ながらどこなのかよく分からない。指で拡げて部屋の照明を使って覗いた程度では見えない位置にあるのか、単に俺が見落としているのか、それすらも分からない。

「……ふー」

イタズラ心が湧いて、レイの後孔の中へと息を吹き込んでみた。

「ひゃあっ!?」

甲高い声を上げたレイは自らの腕で抱えた足をビクンと跳ねさせ、後孔をきゅうっと縮めた。

「……っと、ごめんごめん。驚かせた?」

「びっくりしたっすぅ……」

「ふふ、可愛い……もうそろそろ我慢の限界だよ」

膝立ちになり、レイの尻に陰茎を押し当てる。後孔や割れ目ではない、柔らかい尻肉に押し付けているのだ。むに、ぷにっ、と。

「ぁ……硬い、の…………せんぱぁい、それ欲しいっすぅ」

揃えた両足の脇からひょこっと顔を覗かせ、熱っぽい目で俺を見つめる。

「見てくださいよ、アレ。今日何発出したか覚えてます? あんなにヤって、まだあの反り……だから水月は最高なんですよ」

「でっかぁ……」

「大きさはもちろんですが、硬さですよ硬さ、水月のはとっても硬くて……カリも大きくて、イイとこえぐってくれるんですよぉ」

見物中のシュカが俺の陰茎について語り始め、ハルは若干引きながらもそれに相槌を打っている。カンナはタオルケットの下で寝息を立てているようだ、リュウは──まだ、ディルドを落としてはいないようだな。しかしかなり呼吸が荒い、限界は近そうだ。

「せんぱいっ、せんぱいぃ……お願いしますっす」

シュカの俺の陰茎語りを聞いてか、辛抱ならなくなった様子でまたレイがねだる。

「……あぁ、もちろん」

指を抜き、パクパクと物欲しそうに収縮する後孔の縁に陰茎を押し付ける。ちゅっとキスをするように吸い付くそこへの期待と興奮で息が浅くなっていく。

「せんぱいっ、せんぱいはやく……!」

同じ気持ちらしいレイの後孔に陰茎を押し込む。レイの太腿に手を添え、ゆっくりと腰を突き出し、陰茎を収めていく。

「んっ、んぅゔっ……! ぅ、あっ、きた、きたぁっ、せんぱいのぉっ、せんぱい、せんぱいのっ、せんぱいが、せんぱいのぉっ! せんぱいっ……!」

レイの後孔はぎゅうぎゅうと俺の陰茎をキツく締め付けてくるが、経験豊富かつ俺よりも巨根の男とヤったこともあり後孔の伸縮性が高いため、易々と挿入を進められる。

「レイ、レイ……膝、曲げて」

足を抱えているレイの腕は膝の裏辺りにある。膝を曲げさせれば顔が見られる。

「せんぱいっ、せんぱいぃっ! せんぱいのぉっ、俺せんぱいにっ、せんぱっ、あぁっ! んっ、んぁあっ……! せんぱい、せんぱいに今俺っ、せんぱぁいっ!」

「落ち着け、落ち着け……ゆっくり楽しみたいだろ? 落ち着いて……」

レイは嬉しいことがあったりするとたまにこうやって「せんぱいせんぱい」と連呼しながら興奮のままに叫ぶことがある。可愛らしいしヤンデレ感もあって好きな仕草だが、あの瞬間のレイはあまり意識がはっきりしていなさそうに見えるので、今回は早めに落ち着かせた。

「ふぅっ、ふぅ……うっ、せんぱい、せんぱぁい……せんぱいが、ナカに……ぇへへっ、気持ちいい、気持ちいいっすぅっ、せんぱい……せんぱい、もっとぉ」

「あぁ、もちろん」

足の隙間に頭を押し込んで、ふくらはぎで首を挟ませ、見つめ合う。レイの瞳は相変わらず死んだ魚のような光のなさだが、快楽への期待に満ち溢れているように感じた。
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