冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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開発に玩具を活用

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太腿の中程まで彫られた見事な刺青は尻を全て覆い尽くしている。身体を鍛えているサンは尻肉のボリュームも弾力もなかなかのもので、揉み心地はもちろん見た目のインパクトも凄まじい。

「冷たいぃ……」

「ご、ごめんねっ? ごめんっ」

割れ目の内側には刺青が彫られていない、だから尻を割り開くと本来の肌の淡い色が見えて更に興奮を煽られる。刺青のおかげで見てはいけないところという雰囲気が格段に上がっている。

「あー、寒くなっちゃう。さっさとあっためてよ」

「は、はいぃ……! ただいま!」

ぶっきらぼうな言い方ながら「温めて」という殺し文句のお誘い。もう惚れるしかない、いやずっと前から惚れてはいた。

「んっ……触ってる?」

「は、はい」

「変な感じだな~……何か、何かを思い出しそうになる……なんだろ」

ローションをしっかりと絡ませた人差し指を曲げ、第二関節の辺りで後孔の縁をすりすりと撫でる。まずはローションを皺の一本一本まで塗り込むのだ。

「ちっちゃい頃の何か……何、何だろ、何かを思い出す……」

ぬちぬちと音を立てて丁寧にローションを塗り込む最中、サンの独り言が気になった。

(お尻の穴触られて何か思い出すって、まさかサンさん子供の頃にイタズラとかされて……!? わ、わたくしはそのトラウマを突っついてしまったのでわ……?)

想像を膨らませて指を止めかけたその時、サンがとうとう思い出した。

「あっ、アレだ、ぎょう虫検査」

「…………何です? それ」

「あれ、知らない? ぎょう虫検査……ジェネレーションギャップかな。何か青いの貼って、提出する……」

「うーん……? 俺知らないかも。覚えてないだけかな」

「さぁ……途中で廃止されたみたいだし、水月はやってないのかな。若いね~」

まだ未開発なのだから喘げなんて言わないけれど、全く美しくない懐古に浸られるのは嫌だ。まぁ、妙なトラウマでなくてよかったけれど。

「懐かしいなぁ~、兄貴がやってくれてねぇ。あ、今考えるとちょっと恥ずかしい」

ムード出ないなぁ。

「……兄貴元気かなぁ。ボクが旅行中なの忘れてボクの家来たりしてるんだろうなぁ……お腹空かせてたらどうしよう」

「二十後半の男にする心配じゃない! もぉ~サン! 考えるなら俺のことにして!」

「あははっ! ごめんごめ……んっ、指入れた?」

つぷん、と中指が後孔に入っている。もう入れられそうかどうか試している段階で、せいぜい第一関節まで入れて様子見をする程度の気持ちだったのに、第二関節まで飲み込まれてしまっている。笑ったから尻の力が抜けたのだろうか。

「う、うん、痛くない?」

「うん……ないけど」

「けど……?」

「…………汚いから言うのやめとく」

トイレ中を連想してるんじゃないだろうな。いや、仕方ない、後孔はそういう部位だ、性行為に使おうというのが間違い……いやいや、後孔の奥に性感帯があるということは性行為に使えという神の思し召し、そういう設計を神はしたのだ。

「あー……本っ当に気持ちよくも何ともない、不愉快、違和感すごい、暇。水月ぃ、しりとりでもする? 尻だけに? あははっ! はー……何が面白いんだか」

「少しはムードってもんをっ……! くぅうっ……す、すぐにアンアン鳴かせてやるからなぁ!」

サンは退屈そうに自らの髪を弄っている。枝毛を探すようなその手つきは俺の反抗心を養う。絶対に快楽堕ちさせてやる!



と、意気込んでから数十分、俺は指が二本入るようになった穴をローションを継ぎ足ししつつ根気よくほぐしていた。

「──つまり芸術というのは、ただ美しいだけのモノじゃないとボクは思うんだよ。綺麗なだけ、上手いだけの絵って記憶に残らないだろ? どこか不安になるような、あるいは不快感を覚えるような、そんな絵こそ芸術と呼べるとボクは思うね。誰も不愉快にさせない創作物なんてつまらないよ。人の心を突き刺し揺さぶる、そんな絵こそ、彫刻こそ、物語こそ、芸術だ。あーいいこと言った」

退屈過ぎたのかサンは先程から芸術について語っている。

「じゃあ龍がこっち見てる気がして怖いから、サンの背中も芸術作品だね」

「そうだね。立派な絵だ、キャンバスが人間の身体というだけのね。いい彫り師なんだろうよ、ボクには見えないけど」

サンの後孔はローションまみれの俺の指が出入りする度ぐぽぐぽと扇情的な音を立てている。しかし、それでも、サンは感じてくれていない。早く弱点を、性感帯を、前立腺を見つけなければ。サンが今の状況に飽きたら終わりだ。

「…………なんかぬぽぬぽやられ過ぎてお尻の穴の縁痺れてきた」

前立腺は腹側にある。俺は一旦穴を拡げるため指を開いたりするのをやめ、本格的に前立腺を探すことにした。ぬちぬちと粘着質な音を聞きながら、少し柔らかくなってきた腸壁を撫で回すも、前立腺が見つからない。 

「サン、ちょっと腰浮かせて」

「はいはい」

うつ伏せのサンとベッドの隙間に手を入れて彼の陰茎を握る。194センチの肉体に見合った大きさのそれをローションまみれの手で扱く。

「……っ、あ……ぬるぬるするの、気持ちいいねこれ……ローション、侮ってたかも……んっ」

にゅちっにゅちっと音を立てて陰茎を扱いていくと、次第に硬さと大きさが増していく。完全に勃起したら一旦手を止めて後孔に指を入れ、また前立腺を探す。

「ん……もうシコシコ終わりぃ? あー、お尻全然よくない……ボク才能ないのかなぁ」

中指の先端が微かに硬いしこりに触れた。中指をめいっぱい伸ばした状態で、ようやく先端が微かに触れたのだ。サンの前立腺は奥にあるらしい、レイは手前にあったが……個人差があるものなんだな、サンは身長のせいもあるだろうけど。

「……サン、ちょっとごめん、玩具使っていい?」

「いいけど」

許可を得たので淡い桃色の可愛らしいローターにローションを塗り、サンの後孔に挿入。中指でローターを押していき、前立腺があると思われる位置まで届けた。俺の指の長さが足りないから前立腺にローターを押し付けられないのは残念だが、処女の締まりならある程度は勝手に押し付けられてくれるだろう。

「んっ……?」

「サン、何か感覚あった?」

「ん~……? いや、別に……」

ローターを押し出されないように後孔に挿入した指はそのままにして、俺はローターのスイッチを入れた。
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