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隠れて隠して
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リュウの実家の神社に祀られている神様に『護り』とやらをいただいた。サキヒコに取り憑かれることで起こる体調不良を一日だけ防いでくれるらしい。
「ほな家行こか。サキヒコくんは家のもんに見つからんようにしてな。屋根裏通るとか、床潜るとか、物すり抜けられんねんからどないでも隠れようあるやろ。視界入らんかったら気付かんわ、多分」
「霊能力者って隠れてても感じ取れるから霊能力者なんじゃないのか?」
「神主や、霊能力者とちゃう。穢れ綺麗にしたりすんのが仕事。幽霊退治は仕事とちゃうねん」
「ふぅん……よく分かんないけど、気を付けてるんだよサキヒコくん」
「あぁ、分かっている。今日はあまりミツキの傍に居たくないしちょうどいい。神社に行っただけでこんな気配を感じるとは…………はぁ……幽霊とは、やはり穢れた存在なのだな」
神様の加護というのはまさか本当に虫除けスプレーをかけたようなもので、サキヒコが不快感を覚えて俺から遠ざかるから体調不良がマシになるとか、そういうことなのか? とリュウにこっそり尋ねてみた。
「ちゃうよぉ。水月にかけてもうたんは外付けバッテリーみたいなもん」
「外付けバッテリー……?」
「……ちょお耳貸して」
少し屈むとリュウに耳を手で包まれる。あんなぁ、と関西独特の抑揚から始まった囁き声はとても可愛らしい。
「幽霊に取り憑かれとったら、何や削られていくんよ。だいたいは生気、運気やね。色情霊とか一部のもんやったら精やな……白いアレや」
「……俺は生気吸われてるってこと?」
「吸われとるっちゅうとサキヒコくんがエネルギー使っとるみたいやね、それはちょっとちゃうんよ。幽霊言うんは善悪問わず生者とは相性悪うてなぁ……せやなぁ、雪だるまとカイロが仲良うしたがるようなもんや」
ファンタジーなたとえ話だ。
「生気、運気が削れるんは幽霊への抵抗なんよ。風邪引いた時に熱出るんと一緒。身体が一生懸命ウイルスと戦うてはるから熱出るんやろアレ」
「なるほど……」
「水月が生気の方で抵抗するタイプで良かったわ、生気やったら飯食うたり寝たりで回復するからなぁ。運気やったらヤバいで、運悪なってくから事故に遭う可能性高まってくねん」
「えぇ、怖いな……よかった俺生気タイプで。セイカとかアキは大丈夫なのか? 同じ家に居たんだからアイツらも抵抗ってのしてるんだろ? セイカは昨日風邪気味だったけどアキはそんなことないし、運気タイプなのか?」
「あぁ、あの二人は何ともあらへんわ。取り憑かれてへんもん」
「何ともないのか? よかった……安心したけど、よく分かんないな。幽霊が生きている人間と相性が悪くて、人間が無意識に幽霊への抵抗として生気や運気を使ってるんなら、幽霊の傍に居る者全員がそうなるもんじゃないのか?」
「ホンマに居るとこに肝試し行った後、なんや体調悪なったなぁとか肝試し行ってから不幸続きやわぁみたいなんはそうやねんけど、水月とサキヒコくんの場合はちょっとちゃうねん」
「どう違うんだ?」
「サキヒコくんは水月が面倒見るって水月が決めとるやろ? サキヒコくんも水月に着いてくって決めて惚れ込んどる。せやから水月が責任持って全員分の抵抗力出してんねん、人が多いほど水月はしんどなるはずやで、みんな庇ってんねんから」
俺えらくない? 褒め称えられるべきじゃない? 無意識下でそんな美しい自己犠牲精神を見せるなんて、超絶美形の顔に心が追い付いてきたんじゃない?
「……だからアキとセイカ先に行かせたのか?」
「ん? おぉ、さっき? せやで」
「そっか、ありがとう。外付けバッテリーこと神様の加護ってのは俺の代わりに抵抗してくれる不思議パワーってことなんだな」
「そんな感じそんな感じ。サキヒコカイロに引っ付きたがるアホな雪だるま水月を冷蔵庫に入れたってん」
「……結果、サキヒコカイロとはちょっと離れちゃった訳だ」
「はは……神様の気配っちゅうんは嫌なもんみたいやね、それは俺知らんかってん。堪忍な。せやけど加護は順調に減っとる、削れるはずやった水月の体力の分……幽霊は全然見えへんけど、神さんの力やったらぼんやり見えるんよ、俺」
「幽霊と神様って随分違うんだなぁ……目に見えない不思議な存在で一緒くたにしてたよ今まで。逆にさ、幽霊見える人は神様見えなかったりするの?」
「さぁ……霊能者の知り合い居らんし、分からん」
今度フタに聞いてみるか。
「着いた。ここやよ、俺ん家……っちゅうかじーじぃん家。おとんとおかんと三人で住んどった家は引っ越しん時売ったからなぁ、あっちやったら低いとこでこないに登らんでよかってんけど」
「家の姿見えてから玄関までが遠かったな。塀がどこまで続くのかと思ってたよ、お坊ちゃまだったんだな」
「……こんな町外れの半分山みたいなとこの土地の値打ちなんか知れとるし、何百年と前から受け継いできたもんや。俺自身は何も大したもんとちゃうよ、生まれ育った神社の神さんの声しか聴かれへん、それも不完全で……ほんま、大したもんとちゃう」
明るく快活なリュウらしくない暗い声色が何だか怖くなって、気付けば俺はリュウを抱き締めていた。玄関の引き戸に手をかけようとしていた彼は目を見開いて手を止め、柔く笑って俺の腕の中から抜けた。
「話聞かんやっちゃのぉ、友達の態度で頼む言うたやろ。家でも、ゃ、家でこそ頼むわ」
いつも通りのヘラヘラとした、金髪も相まって軽薄そうな笑顔。その優しい形の瞳はいつもとは違って暗く冷たい。
「俺、水月んこと恋人やて紹介する気ぃサラサラあれへんからな」
からかうような、反撃を待つような、そんな言い方。けれど目は口ほどに物を言う、リュウは家族に俺との真実を話せないことを悲しみ、俺には罪悪感まで抱いている。そんな必要ないのに。
「あぁ、友達な、友達。その代わり場所見つけたら覚えてろよ? お前が俺の愛玩玩具だって身体に刻み込んでやるよ」
ごめんなさいと視線で謝り続けるリュウの気が少しでも楽になるよう、俺はあえて軽薄で下品な返事をした。
「ほな家行こか。サキヒコくんは家のもんに見つからんようにしてな。屋根裏通るとか、床潜るとか、物すり抜けられんねんからどないでも隠れようあるやろ。視界入らんかったら気付かんわ、多分」
「霊能力者って隠れてても感じ取れるから霊能力者なんじゃないのか?」
「神主や、霊能力者とちゃう。穢れ綺麗にしたりすんのが仕事。幽霊退治は仕事とちゃうねん」
「ふぅん……よく分かんないけど、気を付けてるんだよサキヒコくん」
「あぁ、分かっている。今日はあまりミツキの傍に居たくないしちょうどいい。神社に行っただけでこんな気配を感じるとは…………はぁ……幽霊とは、やはり穢れた存在なのだな」
神様の加護というのはまさか本当に虫除けスプレーをかけたようなもので、サキヒコが不快感を覚えて俺から遠ざかるから体調不良がマシになるとか、そういうことなのか? とリュウにこっそり尋ねてみた。
「ちゃうよぉ。水月にかけてもうたんは外付けバッテリーみたいなもん」
「外付けバッテリー……?」
「……ちょお耳貸して」
少し屈むとリュウに耳を手で包まれる。あんなぁ、と関西独特の抑揚から始まった囁き声はとても可愛らしい。
「幽霊に取り憑かれとったら、何や削られていくんよ。だいたいは生気、運気やね。色情霊とか一部のもんやったら精やな……白いアレや」
「……俺は生気吸われてるってこと?」
「吸われとるっちゅうとサキヒコくんがエネルギー使っとるみたいやね、それはちょっとちゃうんよ。幽霊言うんは善悪問わず生者とは相性悪うてなぁ……せやなぁ、雪だるまとカイロが仲良うしたがるようなもんや」
ファンタジーなたとえ話だ。
「生気、運気が削れるんは幽霊への抵抗なんよ。風邪引いた時に熱出るんと一緒。身体が一生懸命ウイルスと戦うてはるから熱出るんやろアレ」
「なるほど……」
「水月が生気の方で抵抗するタイプで良かったわ、生気やったら飯食うたり寝たりで回復するからなぁ。運気やったらヤバいで、運悪なってくから事故に遭う可能性高まってくねん」
「えぇ、怖いな……よかった俺生気タイプで。セイカとかアキは大丈夫なのか? 同じ家に居たんだからアイツらも抵抗ってのしてるんだろ? セイカは昨日風邪気味だったけどアキはそんなことないし、運気タイプなのか?」
「あぁ、あの二人は何ともあらへんわ。取り憑かれてへんもん」
「何ともないのか? よかった……安心したけど、よく分かんないな。幽霊が生きている人間と相性が悪くて、人間が無意識に幽霊への抵抗として生気や運気を使ってるんなら、幽霊の傍に居る者全員がそうなるもんじゃないのか?」
「ホンマに居るとこに肝試し行った後、なんや体調悪なったなぁとか肝試し行ってから不幸続きやわぁみたいなんはそうやねんけど、水月とサキヒコくんの場合はちょっとちゃうねん」
「どう違うんだ?」
「サキヒコくんは水月が面倒見るって水月が決めとるやろ? サキヒコくんも水月に着いてくって決めて惚れ込んどる。せやから水月が責任持って全員分の抵抗力出してんねん、人が多いほど水月はしんどなるはずやで、みんな庇ってんねんから」
俺えらくない? 褒め称えられるべきじゃない? 無意識下でそんな美しい自己犠牲精神を見せるなんて、超絶美形の顔に心が追い付いてきたんじゃない?
「……だからアキとセイカ先に行かせたのか?」
「ん? おぉ、さっき? せやで」
「そっか、ありがとう。外付けバッテリーこと神様の加護ってのは俺の代わりに抵抗してくれる不思議パワーってことなんだな」
「そんな感じそんな感じ。サキヒコカイロに引っ付きたがるアホな雪だるま水月を冷蔵庫に入れたってん」
「……結果、サキヒコカイロとはちょっと離れちゃった訳だ」
「はは……神様の気配っちゅうんは嫌なもんみたいやね、それは俺知らんかってん。堪忍な。せやけど加護は順調に減っとる、削れるはずやった水月の体力の分……幽霊は全然見えへんけど、神さんの力やったらぼんやり見えるんよ、俺」
「幽霊と神様って随分違うんだなぁ……目に見えない不思議な存在で一緒くたにしてたよ今まで。逆にさ、幽霊見える人は神様見えなかったりするの?」
「さぁ……霊能者の知り合い居らんし、分からん」
今度フタに聞いてみるか。
「着いた。ここやよ、俺ん家……っちゅうかじーじぃん家。おとんとおかんと三人で住んどった家は引っ越しん時売ったからなぁ、あっちやったら低いとこでこないに登らんでよかってんけど」
「家の姿見えてから玄関までが遠かったな。塀がどこまで続くのかと思ってたよ、お坊ちゃまだったんだな」
「……こんな町外れの半分山みたいなとこの土地の値打ちなんか知れとるし、何百年と前から受け継いできたもんや。俺自身は何も大したもんとちゃうよ、生まれ育った神社の神さんの声しか聴かれへん、それも不完全で……ほんま、大したもんとちゃう」
明るく快活なリュウらしくない暗い声色が何だか怖くなって、気付けば俺はリュウを抱き締めていた。玄関の引き戸に手をかけようとしていた彼は目を見開いて手を止め、柔く笑って俺の腕の中から抜けた。
「話聞かんやっちゃのぉ、友達の態度で頼む言うたやろ。家でも、ゃ、家でこそ頼むわ」
いつも通りのヘラヘラとした、金髪も相まって軽薄そうな笑顔。その優しい形の瞳はいつもとは違って暗く冷たい。
「俺、水月んこと恋人やて紹介する気ぃサラサラあれへんからな」
からかうような、反撃を待つような、そんな言い方。けれど目は口ほどに物を言う、リュウは家族に俺との真実を話せないことを悲しみ、俺には罪悪感まで抱いている。そんな必要ないのに。
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