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涼しい部屋で
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歌見を連れて自宅へと戻る。
「ええ身体をした男じゃのぅ、日焼けも男らしゅうてええ。精気が美味そうじゃ」
「ミツキも鍛えていますが、歌見殿には負けますね」
その道中、俺の背後で姿を消しているミタマとそれに応えるサキヒコの声がしていた。やはり歌見は俺以外の目から見ても魅力的なようだ。今のようにタンクトップ一枚で外出してはいけない、飢えた男達に襲われてしまう。
「水月の家に来るのは久しぶりだな。まぁここはアキくんの部屋だが……」
「アキきゅんの部屋のが広いですからな」
「本棚とかないしな。お、サンさんに描いてもらったの飾ってるのか」
アキの部屋の壁には彼の誕生日にサンが描いて贈ってくれた天使に見えなくもない赤い抽象画が飾られている。
「花瓶とか……紅葉が贈ってたぬいぐるみもあるな。ふふっ、なんかこういうの見つけるとますます可愛くなるなぁアキくん。アキくんも近畿旅行行ってたんだよな、どうだった?」
「…………美味かった、って」
「はは、そうかそうか。大阪も京都も美味いの多いらしいもんなぁ」
「お土産ありますから後で渡しますな。美味しいお菓子でそ」
「マジか、ありがとう。今月厳しかったんだ、助かるよ」
お菓子のお土産と聞いて「今月厳しかったんだ」……? 削った食費の補填にお土産を充てる気なのか? 全部一気に食べてやっと一食分になるかならないかという量だと思うが。
「何かあったんです?」
「税金……二十歳になったから、取られるようになって……よく知らなくてな、ある日急に何日までにいくら払えって言われて……びっくりして慌てて払ったんだが、一万ちょっと…………高ぇよちくしょう! 二十歳になったからって収入変わってないんだぞ!? なのに毎月出費が一万も増えたらやっていけない、この先どうしよう……掛け持ち増やそうかな」
「た、大変ですな……パイセン、バイト掛け持ちしてたんですか」
「あぁ、本屋のは時給がそこそこ美味くていいんだが、配達やると更に歩合給がプラスされるんだ。配達が多い月は嬉しいぞ。で、朝やってる新聞配達のバイト……これは給料が一定。それと、大学の休みの日にはスーパーの品出し入ってる。これも一定だな。それが今やってる三つだ」
「おわぁ」
「……紅葉に連れてってもらった旅行のために何日も休んだから、七月の収入はちょっと少なめだな」
「有給は如何されました?」
「バイトが有給使える訳ないだろ……法律とかじゃないんだよこの辺は。法律持ち出して有給取れたところでその後の居心地の悪さとかのが面倒臭いんだから。まぁ……本屋は有給もらえたけど」
「せめてもの救いですな」
やっぱりあの本屋、道楽でやってるんじゃなかろうか。そこまで人気店という訳でもないのに給料がいいし、待遇もいい、採用は適当、店長は裏で漫画を読んでばかり、これで道楽じゃなければ店長の正気を疑う。
「……っていうか歌見、税金って……学生だったら何か、免除とかなかったっけ。収入に合わせて減額とかも……ちゃんと調べたか? その辺」
「え……? あ、焦って書かれた金額そのまま振り込んだけど……あるのかそんな救済制度!?」
目を見開いた歌見はセイカの両肩を鷲掴みにする。
「お、俺もよく知らないけど、大人、えっと……ぁ、鳴雷のママ上帰ってきたら聞いてみたら」
「払う前に相談すればよかった」
セイカの肩を離し、アキのベッドにもたれて天井を仰ぐ。随分と疲れた様子の顔だ。
「大変ですなぁ…………わたくし、京都旅行中にスクラッチやりまして……宝くじ、百万当たったんですけど」
「マジか! よかったな、宝くじって確か非課税だろ?」
「その辺の税のあれこれは知ってるんですな……パイセン、よければその……幾らか、お渡し致しますが」
「ダメだ、宝くじは非課税だけど他人に渡すと贈与税がかかる」
「なんでその辺だけは調べたんです?」
「ってのは冗談としてもだ、お前が当てた金なんだから、お前のものだ。何より、水月……歳下に金を恵んでもらうのはものすっごいプライド傷付くんだ……そこまで困窮してないし大丈夫大丈夫」
「エアコン買えないのは大丈夫じゃないと思いまそ」
「いやエアコンは買えないんじゃなくて買ってないだけだから」
「……非モテ独身男性の言い分」
「本当に要らないと思って買ってないだけ! 貯金全ツッパで何とか買えるくらいの金はあるから俺!」
今電気屋に行けば歌見の貯金がいくらか分かりそうだな。
「設置とか全然自分でやるし俺」
「はぁ……いつでもご飯食べに来てくださいね?」
「ごめん大袈裟に言い過ぎたな俺! 生活には全然困ってないから俺! 仕送りとかしてないのにバイト三つ掛け持ちだぞ? 金なんか余ってるって! 大丈夫だよ本当……」
「そうですか? まぁ、お金関連以外でも色々相談してくだされ。パイセンが困っていたらわたくし、いつでも駆け付けて何でも致しますゆえ」
歌見の手を両手で包んで優しく握り、真っ直ぐに彼の目を見つめて顔を少し近付ける。ただそれだけで歌見は頬を赤らめ、顔を伏せる。
「ぁ、ありがとう……大丈夫だけどな、本当……何も困ってなんかないよ」
「そうですかな? わたくしパイセンのお力になりたいのですが」
「いや本当に遠慮とかじゃなくて……」
「あんな暑い部屋で過ごして……身体が疼いて仕方がないとかですね……ありますでしょう?」
歌見の手を離し、歌見の腹に手を当てる。タンクトップの上から触れても腹筋のたくましさが伝わってくる。更に顔を近付けると歌見の汗の匂いが鼻腔をくすぐった。体温も色んなところから伝わってくる、股間が痛くなってきた。
「……っ、み……水月、お前なぁ……」
その気になっている表情に変わってきてはいるが、まだおねだりはしてくれないようだ。歌見には歳上としてのプライドがある、彼から俺を誘うのは彼にとってとても恥ずかしいことなのだろう。だからこそさせたいが──……今日はもう股間が痛い、歌見がノってきやすく動いてやるか。
「ま! パイセンが何も困ってないと仰られるならわたくし、安心でそ。しかし困った時には必ず助けますゆえ……わたくしが困った時にはパイセンがわたくしを助けて欲しいのですが」
「……! あぁそりゃもちろん、可愛い後輩で恋人のお前が困ってたら大学もバイトもサボって駆け付けてみせるよ」
「ありがたきことこの上なし! ではパイセン早速、水月の水月が猛り狂っておりまして……鎮めていただけます?」
「…………はぁ、お前は結局そういうとこに持ってくな……分かったよ、歳上として責任持って面倒見てやる」
「イヤッホォイ! アキ、セイカ、どうする? 4Pヤるか?」
「秋風~、プールでリハビリしたいから手伝って~」
「アキきゅんそんなペラペラ喋ったら分かんないでしょうがァ! ん全くもぅ、断るならハッキリ断ってよねンっ」
「テンション上がるとキャラの切り替え激しくなる癖って前からあったっけ? まぁいいや……秋風、プール、行く、しよう」
《えー俺ナナのセックス見たい》
「鳴雷、俺ら見学するわ」
アキが何を言ったのかはロシア語を知らない俺でも分かる。ベッドを眺めやすい位置にクッションを置いて座り、膝にセイカを乗せ、ワクワクとした視線を俺達に向けるアキを見て、俺とアキの立場が逆だったとしたら俺もそうするなぁ……と血の強さを感じた。
「ええ身体をした男じゃのぅ、日焼けも男らしゅうてええ。精気が美味そうじゃ」
「ミツキも鍛えていますが、歌見殿には負けますね」
その道中、俺の背後で姿を消しているミタマとそれに応えるサキヒコの声がしていた。やはり歌見は俺以外の目から見ても魅力的なようだ。今のようにタンクトップ一枚で外出してはいけない、飢えた男達に襲われてしまう。
「水月の家に来るのは久しぶりだな。まぁここはアキくんの部屋だが……」
「アキきゅんの部屋のが広いですからな」
「本棚とかないしな。お、サンさんに描いてもらったの飾ってるのか」
アキの部屋の壁には彼の誕生日にサンが描いて贈ってくれた天使に見えなくもない赤い抽象画が飾られている。
「花瓶とか……紅葉が贈ってたぬいぐるみもあるな。ふふっ、なんかこういうの見つけるとますます可愛くなるなぁアキくん。アキくんも近畿旅行行ってたんだよな、どうだった?」
「…………美味かった、って」
「はは、そうかそうか。大阪も京都も美味いの多いらしいもんなぁ」
「お土産ありますから後で渡しますな。美味しいお菓子でそ」
「マジか、ありがとう。今月厳しかったんだ、助かるよ」
お菓子のお土産と聞いて「今月厳しかったんだ」……? 削った食費の補填にお土産を充てる気なのか? 全部一気に食べてやっと一食分になるかならないかという量だと思うが。
「何かあったんです?」
「税金……二十歳になったから、取られるようになって……よく知らなくてな、ある日急に何日までにいくら払えって言われて……びっくりして慌てて払ったんだが、一万ちょっと…………高ぇよちくしょう! 二十歳になったからって収入変わってないんだぞ!? なのに毎月出費が一万も増えたらやっていけない、この先どうしよう……掛け持ち増やそうかな」
「た、大変ですな……パイセン、バイト掛け持ちしてたんですか」
「あぁ、本屋のは時給がそこそこ美味くていいんだが、配達やると更に歩合給がプラスされるんだ。配達が多い月は嬉しいぞ。で、朝やってる新聞配達のバイト……これは給料が一定。それと、大学の休みの日にはスーパーの品出し入ってる。これも一定だな。それが今やってる三つだ」
「おわぁ」
「……紅葉に連れてってもらった旅行のために何日も休んだから、七月の収入はちょっと少なめだな」
「有給は如何されました?」
「バイトが有給使える訳ないだろ……法律とかじゃないんだよこの辺は。法律持ち出して有給取れたところでその後の居心地の悪さとかのが面倒臭いんだから。まぁ……本屋は有給もらえたけど」
「せめてもの救いですな」
やっぱりあの本屋、道楽でやってるんじゃなかろうか。そこまで人気店という訳でもないのに給料がいいし、待遇もいい、採用は適当、店長は裏で漫画を読んでばかり、これで道楽じゃなければ店長の正気を疑う。
「……っていうか歌見、税金って……学生だったら何か、免除とかなかったっけ。収入に合わせて減額とかも……ちゃんと調べたか? その辺」
「え……? あ、焦って書かれた金額そのまま振り込んだけど……あるのかそんな救済制度!?」
目を見開いた歌見はセイカの両肩を鷲掴みにする。
「お、俺もよく知らないけど、大人、えっと……ぁ、鳴雷のママ上帰ってきたら聞いてみたら」
「払う前に相談すればよかった」
セイカの肩を離し、アキのベッドにもたれて天井を仰ぐ。随分と疲れた様子の顔だ。
「大変ですなぁ…………わたくし、京都旅行中にスクラッチやりまして……宝くじ、百万当たったんですけど」
「マジか! よかったな、宝くじって確か非課税だろ?」
「その辺の税のあれこれは知ってるんですな……パイセン、よければその……幾らか、お渡し致しますが」
「ダメだ、宝くじは非課税だけど他人に渡すと贈与税がかかる」
「なんでその辺だけは調べたんです?」
「ってのは冗談としてもだ、お前が当てた金なんだから、お前のものだ。何より、水月……歳下に金を恵んでもらうのはものすっごいプライド傷付くんだ……そこまで困窮してないし大丈夫大丈夫」
「エアコン買えないのは大丈夫じゃないと思いまそ」
「いやエアコンは買えないんじゃなくて買ってないだけだから」
「……非モテ独身男性の言い分」
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今電気屋に行けば歌見の貯金がいくらか分かりそうだな。
「設置とか全然自分でやるし俺」
「はぁ……いつでもご飯食べに来てくださいね?」
「ごめん大袈裟に言い過ぎたな俺! 生活には全然困ってないから俺! 仕送りとかしてないのにバイト三つ掛け持ちだぞ? 金なんか余ってるって! 大丈夫だよ本当……」
「そうですか? まぁ、お金関連以外でも色々相談してくだされ。パイセンが困っていたらわたくし、いつでも駆け付けて何でも致しますゆえ」
歌見の手を両手で包んで優しく握り、真っ直ぐに彼の目を見つめて顔を少し近付ける。ただそれだけで歌見は頬を赤らめ、顔を伏せる。
「ぁ、ありがとう……大丈夫だけどな、本当……何も困ってなんかないよ」
「そうですかな? わたくしパイセンのお力になりたいのですが」
「いや本当に遠慮とかじゃなくて……」
「あんな暑い部屋で過ごして……身体が疼いて仕方がないとかですね……ありますでしょう?」
歌見の手を離し、歌見の腹に手を当てる。タンクトップの上から触れても腹筋のたくましさが伝わってくる。更に顔を近付けると歌見の汗の匂いが鼻腔をくすぐった。体温も色んなところから伝わってくる、股間が痛くなってきた。
「……っ、み……水月、お前なぁ……」
その気になっている表情に変わってきてはいるが、まだおねだりはしてくれないようだ。歌見には歳上としてのプライドがある、彼から俺を誘うのは彼にとってとても恥ずかしいことなのだろう。だからこそさせたいが──……今日はもう股間が痛い、歌見がノってきやすく動いてやるか。
「ま! パイセンが何も困ってないと仰られるならわたくし、安心でそ。しかし困った時には必ず助けますゆえ……わたくしが困った時にはパイセンがわたくしを助けて欲しいのですが」
「……! あぁそりゃもちろん、可愛い後輩で恋人のお前が困ってたら大学もバイトもサボって駆け付けてみせるよ」
「ありがたきことこの上なし! ではパイセン早速、水月の水月が猛り狂っておりまして……鎮めていただけます?」
「…………はぁ、お前は結局そういうとこに持ってくな……分かったよ、歳上として責任持って面倒見てやる」
「イヤッホォイ! アキ、セイカ、どうする? 4Pヤるか?」
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「アキきゅんそんなペラペラ喋ったら分かんないでしょうがァ! ん全くもぅ、断るならハッキリ断ってよねンっ」
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