冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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今日は嫌だ……

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床にぺったりと座り、アキのベッドに背を預けた歌見の首筋に顔を寄せる。スンスンと鼻を鳴らし、頬を当て、舌を伸ばす。

「……っ、ま、待て、待ってくれ、水月……かなり汗かいたから、先にシャワーに」

「はぁ? んなもったいないことする訳ないでしょう。本来なら暑い部屋で汗だくセックスをしたかったんでそ、しかし一年で最も暑いこの季節にんなことしたら熱中症待ったナシ! 汗だックスは夏ではなく春か秋の風物詩になっていくでしょう……夏場はエアコンガンガン毛布にくるまりックスがこれからのトレンドでそ」

《兄貴何て言ってんの?》

《……興奮してる鳴雷の台詞の翻訳はキツい》

《スェカーチカにも何て言ってんのか分かんねぇんだ》

《言葉としては分かるけど、意味と意図が分からない》

歌見の肌はしっとりと湿っており、嗅げば俺を昂らせるツンとした汗臭さがあり、舐めればしょっぱい。

「……みんな男子高校生のくせにちゃんと風呂入ったり制汗剤使ったりするからっ、こんなふうに汗の匂いだけ堪能出来る機会なんてほっとんどないんですよ。分かりますかパイセン、この素晴らしさが!」

「一人だけちゃんとしてないみたいな言い方はやめろよっ! お、俺だってな……普段お前に会う前はちゃんと制汗シートとか使ってるんだ! 今日は……使えなかったけど」

「何故か聞いても?」

「しばらく……会う機会なかったから、シート切らしたの忘れてて……今月厳しいし…………今日だって、狭雲の髪整えてやって……ちょっと話したり、くらいだと思ってたから」

首から顔を離し、ポツポツと話す歌見の赤い顔をじっと見つめたまま手を下ろしていく。歌見の視線は俺の顔と手を交互に見つめ、不安げに揺れる。

「だからっ……いいかな、って……油断してて。だっ、だからっ! 今日は、嫌だ……!」

タンクトップの裾からそっと手を入れようとしたけれど、歌見に両手首を掴まれて止められてしまった。

「…………パイセン」

「こ、今度……今度会う時は、ちゃんとするから……全身綺麗にするからっ、だから今日は……ほら、狭雲もアキくんも居るじゃないか。俺は今度にして……今日は、どっちかを……なっ?」

「……私は、今、あなたを、抱きたいんですよ」

歌見の手の力が緩む。俺は服の中に手を入れるなんてまどろっこしい真似はやめ、服の上から彼のたくましい胸筋を鷲掴みにした。

「ちゃんとしなきゃ、ってのは嬉しいでそ。わたくしのために頑張ってるんだなぁってキュンキュンしまっそ。今のパイセンみたいにちゃんと出来てない日は嫌だって言われちゃったらもう、心臓握り潰されたレベルのトキメキですな。ねぇパイセン……汗対策とかちゃんとしてくれて嬉しいのは、その気持ちだけなんです、制汗剤の匂いはいい匂いだと思うし嫌いじゃありませんけど……わたくし、汗の匂いの方が好きでそ」

しっかりと力を込めて胸を揉んでやると歌見はぎゅっと口を噤み、俯いた。

「可愛いだけの努力、今日はおやすみしましょうね」

照れているのも我慢しているのも可愛いけれど、歌見の顔がしっかり見たいし声も聞きたい。俺は胸を揉むのをやめ、タンクトップ越しに乳首を弾いた。

「んひぃっ……!? ぁ、待てっ、水月ぃ……ん、ひっ!? つま、むのぉっ……ぁ、あっ……!」

歌見の乳首は陥没している。つまんだ感触に乳首特有の硬さや小ささはない。乳輪の柔らかさと乳輪の分の厚みが足されている。

「いきなりっ、そんなっ……!」

「いきなりって何ですかパイセン、セックスはまず前戯からでそ。前戯はまず胸とかから始めません?」

「んっ、ぁあっ! はっ……わ、分かってるだろっ、良過ぎるんだよ、こんな調子じゃもたない……」

「ふむ、ではパイセンはどんなふうにされるのがお望みで?」

乳首から手を離し、胸筋の端をタンクトップの上からなぞる。腋の下から親指ですりすりと……歌見は目を伏せて微かな吐息を漏らす。

「どんなって……ぁっ、あっ? あっ……! そっ、それ! それダメだっ!」

人差し指と親指を胸筋の端にぴったり添えて、軽く揺らしてみた。ただそれだけで歌見は甲高い声を漏らし、首を横に振る。

「これもダメですか? ではやっぱりパイセンに言っていただかないと。やなことはしたくありませんからなぁ」

ニヤニヤ笑いをあえて隠さず歌見を煽る。すると彼は僅かに眉間に皺を寄せ、俺の肩を掴んだ。

「……っ、俺がやる! お前は……寝てて、いい。ほ、ほら……旅疲れあるだろ」

「ふふふ、いいですよ。では今回はパイセンにお任せしましょうかね」

ベッドに仰向けになって歌見を待つ。フラフラと立ち上がった彼は俺の足の上に跨り、赤らんだ顔のまま俺を睨んだ。

「余裕ぶりやがって……」

俺のズボンと下着を一気に下ろし、猛った陰茎をぶるんっと飛び出させる。既に先走りの汁を垂らし、臍に触れそうなほど反り返ったそれを見て歌見は僅かにたじろぐ。

「なんでもうこんなに勃ってるんだ! まだ何もっ、ないだろ……勃つようなこと」

「パイセンの存在ですかな」

「……っ、バカ!」

顔を真っ赤にして叫んだ後、歌見は俺の陰茎を握った。どんなにウブでも元ノンケでも陰茎の扱いだけは手馴れている、男の手コキにハズレはない。当然歌見も例外ではない。

「ふっ……すごく、いいです……」

大きくゴツゴツとした手に包まれ、扱かれる。自分の手とはまた感触が違うし、触れ方も違う。吐息が荒くなっていく。

「でもパイセン、わたくしパイセンの色んなところさわさわしたいのですが……久しぶりですし」

「俺に任せるんだろ」

「でも手コキだけってのは寂しいでそ」

ムッとした顔になった歌見は俺の陰茎を握ったまま俺に覆い被さった。豊満な胸筋をぎゅむっと俺の胸に押し付けて、俺の唇に唇を押し付けた。
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