冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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勃ちっぱなし (〃)

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何が、俺はフタに必要じゃないのかも、だ。本当の賢者タイムを使って冷静に考えてみろ、俺はフタに「ずっと傍に居て欲しいから」なんて理由で殺されかけたんだぞ? 大して必要じゃないもののために人殺しをするヤツが居てたまるか。

「いっぱい出たねぇ」

「はい……」

俺はフタに愛されているんだ、自信を持て、俺。ん……? 賢者タイムとか言ってたけど、全然萎えてないな。

「フタさん、俺……」

「ん? わー……まだおっきいね。ダメだよみつき、めんどくってもちゃんと出さないと。びょーきなるってヒト兄ぃ言ってた」

今日既にサンとヒトを抱いたんだけどな。

「へへ……すいません絶倫で」

「もっかいしたげるね」

「あっ、待ってください。今度は兜合わせしましょ、フタさんも勃ってますし」

ベッドの端から足を垂らして座っている彼の太腿を跨いで膝立ちになり、陰茎を擦り合わせる。今度は俺もちゃんとゴムを被せた。

「……っ、はぁ……フタさん、ちゅーしましょ」

「ちゅー? ん……」

フタはヒトほどではないが積極的に舌を絡めてくれるし、サンほど上手くはないけれどヒトのように下手でもない。真ん中だ、次男だからかな。なんて。

「んっ……ん、はぁ……フタさん、フタさん好き……好きっ」

「……ぁは、俺もぉ~」

間髪入れずの二度目だからと言うのもあり、兜合わせでの射精は早かった。しかし、萎えなかった。おかしい。三連続は滅多にない。それも昼間から夕方にかけて二人も抱いた今日こんなに萎えないなんて……フタ、他の子よりフェロモン多いのかな。

「ん~……なんかぁ、まだでっかくなりそう……」

「フタさんもですか? 俺はもう勃ってますけど」

「みつきサボり魔」

「オナニーなら毎日二回以上はしてます! 次は……あっそうだ、雄っぱい! パイズリさせてください、胸でぎゅってするんです」

フタはまだ勃ってはいないようだったので俺の三発目の間は休憩してもらうことにした。仰向けになったフタの胸に跨り、分厚い胸筋に陰茎を擦り付ける。

「あぁ……墨入りぱいぱいに、挟まれて……」

サンよりもヒトよりもバランスが悪いけれど、ずっと実用的で肉厚だ。挟める。

「俺も全身余すことなくフタさんの雄っぱいに挟まれたいんだが? 竹物差し以下だからって調子に乗るなよマイサン……」

フタは脱力してくれているようで、陰茎に与えられる感触も鷲掴みにしている手が感じるのも上質な筋肉の柔らかさだ。気持ちいい。セックスとは違う、肉に包まれている感覚。半分だけしか肉に圧迫されないというのもイイものだ。

「フタさんっ、なんか……ニコニコ、してますね」

俺に胸を使わせながら、フタはじっと俺を見上げてニコニコ笑っている。サンも笑顔は多いけれど彼の笑顔はどこか挑発的だし、歌見なら胸に陰茎を擦り付けるだけで喘ぐ。こんな慈愛に満ちた笑顔をパイズリ中に向けられたのは初めてだ。

「みつきが必死で可愛いな~って」

「……ふふ」

この余裕を崩す時が楽しみだ。

「そりゃ必死にもなりますよ、こんな特上雄っぱい……! はっ、出る、出ます、出すぞっ……!」

フタの胸と顔を真っ白に汚し尽くしてやろうという気概の元放たれた精液は、全て薄っぺらいゴムに受け止められた。たぷんっと溜まった精液を眺めつつゴムを外し、口を縛り、まだ勃っている陰茎を見て首を傾げる。

「…………フタさん、ちょっとスマホ貸してくれませんか?」

「ん~? いいよ。はい」

電話帳を開き、は行を調べる。あっさりと出てきたボスの文字をタップし、電話をかけてみる。深夜と呼べるほど遅い時間ではないから、大人なら起きているはずだ。

『……もしもし。どうしたフタ、お前から電話たぁ珍しいな』

「あ、えっと、フタさんとお付き合いさせてもらってる、お宅の専務の息子の鳴雷水月です」

『あぁ……どうされました?』

「フタさんがあなたからもらったっていうドリンク飲んでから、その……」

勢いで電話をかけてしまったが、大した関係も築いていない大人に話す内容ではないなと思い留まって口ごもる。

『勃起が止まりません?』

「……っ、そうですよ! 何渡したんですか!」

『精力剤です。モニターやってもらおうと思って渡しました』

「フタさん物覚え悪いんだからモニターなんて出来ませんよ!」

『酷い言いようですね。だから恋人に飲ませるよう口を酸っぱくして伝えたんですよ。どうです? 使用感は。レビュー書いて送ってくれたら謝礼送りますよ』

「考えときます! 夜分遅くに失礼しました!」

ガチャ、なんて鳴らないスマホだけれど、ガッチャーンッと鳴らすつもりで通話終了のタップをしてやった。

「はぁあ……気を遣ってくれた感はある、言ってないのに初潮に赤飯出してくるくらいの気持ち悪さあるけど……」

通話中も張って痛かった陰茎を見下げる。フタは瓶の半分しか飲んでいないけれど、俺は一本半飲んだ。フタはさほど

「よし……フタさん、オナホってあります?」

「……? 何それ」

なさそうだな。じゃあいいか。

「あー、いいです。すいません。忘れてください」

「OK~、特技特技」

「……えっとですね、セックスって分かります?」

「あー、アレねアレ。分かる分かる」

分かってない顔だ。言葉と行為が結び付かないだけで知ってはいる可能性は高い、自慰はそうだった。

「フタさんのお尻の穴に、俺のおちんちんを突っ込むんです」

「………………ごーもん?」

「そういう言葉は知ってるんですね職業柄かなぁ怖っ! 自分で言ってて寒気するわ! えっとですね……入るように拡げたいんですよ」

「何が?」

「俺のおちんちんが、フタさんのお尻に」

「……ごーもんじゃん」

「いやいやいやそれが出来るんですよ! 他の彼氏とはもうしてるんです!」

「何を?」

「だからフタさんのお尻に……」

待てよ、これ無限ループじゃないか? どう説明すれば同意が取れるんだろう。全て任せてと説き伏せて、説明しない方向で行くか? いやいやちゃんと同意を取りたい。取るべきだ。

「……サンさんもしたんです」

「サンちゃんも? 何を?」

「お尻に俺のおちんちんを入れることです」

「何それ、ごーもん?」

サンも、という情報はセックスの仕方を伝えた瞬間にフタの頭から消えているようだな。どうすればいいんだろう。

「俺のおちんちんをお尻に入れるセックスって行為をサンさんもしたんですよ! フタさんもどうですか?」

順番に情報を入れるから先の情報が後の情報に押し出されるんだ、一つの情報として一気に伝えてしまえばどうだろう。

「長い~……早いし~……もうちょいさ~、短く言って? みつきが言いたいこと、ちゃんと分かりたいなぁ」

フタは申し訳なさそうに眉尻を下げている。

「……ごめんねぇ、頭悪くて」

こんな悲しそうな顔をさせて、こんなことを言わせてしまった自分が許せない。俺はまだまだフタへの理解が足りない。
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