1,598 / 2,313
誰の思い通り? (〃)
しおりを挟む
俺に跨り、俺を喘がせてやるとカミアと相談していたらしいカンナを手玉に取り、俺に堕ちている様を弟に見せつける羞恥まで与えてやろうとしていたはずだ。
「んっ、ゔぅ……! くっ、ふ……んっ、あぁあっ! ぁ、ふっ……」
「はぁっ……カンナ、感じたよな今の。お腹、ぐぽって鳴っただろ?」
「なったぁ……みぃくん、ぜんぶ……入れて♥」
「あぁ、もちろん」
なのに俺は今カンナの望み通りに動いている。いや、俺は最初からカンナを最奥まで貫いてカミアの目の前で嬌声を上げさせてやろうとしていたから、これでいいはず……俺の思い通りに進んでいるはず。
「はっ、ぅんっ……! ぁ、あっ……みぃくんっ、みぃくんの、ぜんぶぅ……」
カンナの望み通りに動いている気がするのは、カンナが望みを「騎乗位でみぃくんを喘がせてやる」から「みぃくんに奥まで入れてもらって気持ちよくなる」に変えたからと言うだけ……本当にそうか? 本当にカンナが俺を喘がせてやろうだなんて思うのか? そりゃSっ気はあるみたいだが。
「お兄ちゃんのお尻とみぃくんの太腿ぺったりついてる! あんなにおっきいの入れるなんて……お兄ちゃんちっちゃいのに」
もしかしたらカンナの望みは最初から、それこそカミアと相談していたその時から「みぃくんを煽って、昨日生意気なことを言っていたのも知らせて、みぃくんに復讐されつつ主導権を一部奪い、みぃくんに抱かれて気持ちよくなること」だったんじゃないのか? 兄を過信するカミアも、俺が羞恥プレイを試みるのも、その俺を逆に脳イキで弄ぶのも、計画の内だったのでは?
「はっ、は……んっ、みぃくん……ずぼずぼして♥ ぐぽぐぽ……して♥ みぃくん……すき、すき……だいすき、みぃくん」
どうでもいいかぁ! カンナの計画通りだったらカンナすごい! ってだけでいい。どちらにせよカンナは俺が大好きで、俺もカンナが大好き。可愛いカンナを翻弄してやるのは楽しいけれど、可愛いカンナに弄ばれるのも悪くない。俺の懐は深いのだ、性癖のストライクゾーンは馬の視界よりも広いのだ!
「ひっ……ぅ、んっ! んんっ、んっ、く……ふっ、ぅんっ……!」
尻肉を鷲掴みにして緩く持ち上げ、腰を振って突き上げる。俺にしがみついたカンナは口をほとんど閉じたまま、可愛い声を小さく漏らした。
「カンナ、もっと大声出していいんだぞ?」
さっきはペラペラ話してくれていたのだから、喘ぎ声ももっとちゃんと聞かせて欲しい。もっと激しくすれば抑える余裕もなくなるかな。
「んっ……!? ん、ぁ、あっ、あぁんっ! みぃくんっ、はげ、ひっ……」
「嫌か?」
「すきぃ……! きも、ひっ……みぃくんすきぃっ」
照れて黙り込んだり硬直したりすることの多いカンナだが、素直だ。照れ隠しに嘘をついたり怒ったりはほとんどしない。聞けば答えてくれる、あまりにも愛おしい性質じゃないか。
「ね……みぃくん、一応他人のお家だし……隣、もう寝てるだろうから、あんまり大声出さない方がいいんじゃないかなっ……」
「……! んっ……ん、んんっ……ぅう……!」
「余計なこと言うなよカミアぁ!」
「ご、ごめんっ、でもぉ……」
「カンナが唇噛んじゃうだろ? 高い家なんだから防音しっかりしてるよ。ネザメさん達もヤるって分かってて部屋貸してくれてるんだから大丈夫。な、カンナ、声出していいからな」
「ぅっ、く……んんっ! ぅ……みぃ、くんっ」
「我慢しなくていいからな。よしよし……」
最奥まで挿入して腰をくねらせ、腸全体を動かしてやる。内蔵が揺さぶられる感覚はいくら調教されても苦手なままだという男も居るとネットで見た、前立腺はともかく結腸で快感を得られるのは本当に才能なのだと。
「ぁ、ゔぅっ!? おなかっ、ぁあっ……みぃくんっ、みぃ、ぐっ……ふっ、ぅうゔんっ……! みぃくっ、みぃっ、ひんっ……!」
真偽は不明だが、陰茎を全て咥え込んで心底気持ちよさそうによがってくれる彼氏達が、そもそも男に抱かれる才能があったと考えるととてもえっちなので真実だと思うことにしている。
「イっ、で、ぅう……! みぃくんっ、んんっ……あひゃまっ、ぱちぱちしゅるっ……みぃくんっ、み、くんっ……!」
連続絶頂に陥ったカンナの身体は支えていないと倒れてしまう。急に仰け反ることもあるから、彼を抱き締める腕の力は抜けない。俺の腕の中で快楽に溺れたカンナへの愛おしさが溢れて、唾液を零している口を舌で犯した。
「んっ……!? んっ、んんぅっ……!」
突然の激しいキスに驚いたのか、カンナは身を跳ねさせた。しかしすぐに積極的に舌を突き出し、腰を揺らした。酸欠と多幸感から彼の後孔の締め付けは増し、俺の陰茎を熱烈に締め上げていく。
「んっ……! ふ……ぅ」
カンナと同じ酸欠と多幸感の中、彼の中へ精を放った。陰茎が脈打ちながら全てを吐き出し、萎えていく感覚に身体をぶるっと震わせ、顔を引く。繋がった唾液の橋を切り、射精を遂げたばかりの陰茎に蕩けた肉が絡み付く快感に唸りつつ、カンナを持ち上げて陰茎を抜いた。
「……っ、はぁ……はーっ…………ちょっと、疲れた」
仰向けになり、俺の身体の上にうつ伏せになったカンナをずり落ちさせて腕枕をする。
「ごめん……シャワー、もうちょい後な。カンナ。腰立たない」
「き、もち……よか、た? ぼく……」
「最高だったよ」
丸い頭を撫でてやるとカンナは嬉しそうに微笑む。健気な彼があんまり可愛いから、もっと撫でてやりたくなる。頭も、肩も、背中も、全て……優しく撫でて、愛でて、そうしているうちにいつの間にか俺は眠ってしまった。
「んっ、ゔぅ……! くっ、ふ……んっ、あぁあっ! ぁ、ふっ……」
「はぁっ……カンナ、感じたよな今の。お腹、ぐぽって鳴っただろ?」
「なったぁ……みぃくん、ぜんぶ……入れて♥」
「あぁ、もちろん」
なのに俺は今カンナの望み通りに動いている。いや、俺は最初からカンナを最奥まで貫いてカミアの目の前で嬌声を上げさせてやろうとしていたから、これでいいはず……俺の思い通りに進んでいるはず。
「はっ、ぅんっ……! ぁ、あっ……みぃくんっ、みぃくんの、ぜんぶぅ……」
カンナの望み通りに動いている気がするのは、カンナが望みを「騎乗位でみぃくんを喘がせてやる」から「みぃくんに奥まで入れてもらって気持ちよくなる」に変えたからと言うだけ……本当にそうか? 本当にカンナが俺を喘がせてやろうだなんて思うのか? そりゃSっ気はあるみたいだが。
「お兄ちゃんのお尻とみぃくんの太腿ぺったりついてる! あんなにおっきいの入れるなんて……お兄ちゃんちっちゃいのに」
もしかしたらカンナの望みは最初から、それこそカミアと相談していたその時から「みぃくんを煽って、昨日生意気なことを言っていたのも知らせて、みぃくんに復讐されつつ主導権を一部奪い、みぃくんに抱かれて気持ちよくなること」だったんじゃないのか? 兄を過信するカミアも、俺が羞恥プレイを試みるのも、その俺を逆に脳イキで弄ぶのも、計画の内だったのでは?
「はっ、は……んっ、みぃくん……ずぼずぼして♥ ぐぽぐぽ……して♥ みぃくん……すき、すき……だいすき、みぃくん」
どうでもいいかぁ! カンナの計画通りだったらカンナすごい! ってだけでいい。どちらにせよカンナは俺が大好きで、俺もカンナが大好き。可愛いカンナを翻弄してやるのは楽しいけれど、可愛いカンナに弄ばれるのも悪くない。俺の懐は深いのだ、性癖のストライクゾーンは馬の視界よりも広いのだ!
「ひっ……ぅ、んっ! んんっ、んっ、く……ふっ、ぅんっ……!」
尻肉を鷲掴みにして緩く持ち上げ、腰を振って突き上げる。俺にしがみついたカンナは口をほとんど閉じたまま、可愛い声を小さく漏らした。
「カンナ、もっと大声出していいんだぞ?」
さっきはペラペラ話してくれていたのだから、喘ぎ声ももっとちゃんと聞かせて欲しい。もっと激しくすれば抑える余裕もなくなるかな。
「んっ……!? ん、ぁ、あっ、あぁんっ! みぃくんっ、はげ、ひっ……」
「嫌か?」
「すきぃ……! きも、ひっ……みぃくんすきぃっ」
照れて黙り込んだり硬直したりすることの多いカンナだが、素直だ。照れ隠しに嘘をついたり怒ったりはほとんどしない。聞けば答えてくれる、あまりにも愛おしい性質じゃないか。
「ね……みぃくん、一応他人のお家だし……隣、もう寝てるだろうから、あんまり大声出さない方がいいんじゃないかなっ……」
「……! んっ……ん、んんっ……ぅう……!」
「余計なこと言うなよカミアぁ!」
「ご、ごめんっ、でもぉ……」
「カンナが唇噛んじゃうだろ? 高い家なんだから防音しっかりしてるよ。ネザメさん達もヤるって分かってて部屋貸してくれてるんだから大丈夫。な、カンナ、声出していいからな」
「ぅっ、く……んんっ! ぅ……みぃ、くんっ」
「我慢しなくていいからな。よしよし……」
最奥まで挿入して腰をくねらせ、腸全体を動かしてやる。内蔵が揺さぶられる感覚はいくら調教されても苦手なままだという男も居るとネットで見た、前立腺はともかく結腸で快感を得られるのは本当に才能なのだと。
「ぁ、ゔぅっ!? おなかっ、ぁあっ……みぃくんっ、みぃ、ぐっ……ふっ、ぅうゔんっ……! みぃくっ、みぃっ、ひんっ……!」
真偽は不明だが、陰茎を全て咥え込んで心底気持ちよさそうによがってくれる彼氏達が、そもそも男に抱かれる才能があったと考えるととてもえっちなので真実だと思うことにしている。
「イっ、で、ぅう……! みぃくんっ、んんっ……あひゃまっ、ぱちぱちしゅるっ……みぃくんっ、み、くんっ……!」
連続絶頂に陥ったカンナの身体は支えていないと倒れてしまう。急に仰け反ることもあるから、彼を抱き締める腕の力は抜けない。俺の腕の中で快楽に溺れたカンナへの愛おしさが溢れて、唾液を零している口を舌で犯した。
「んっ……!? んっ、んんぅっ……!」
突然の激しいキスに驚いたのか、カンナは身を跳ねさせた。しかしすぐに積極的に舌を突き出し、腰を揺らした。酸欠と多幸感から彼の後孔の締め付けは増し、俺の陰茎を熱烈に締め上げていく。
「んっ……! ふ……ぅ」
カンナと同じ酸欠と多幸感の中、彼の中へ精を放った。陰茎が脈打ちながら全てを吐き出し、萎えていく感覚に身体をぶるっと震わせ、顔を引く。繋がった唾液の橋を切り、射精を遂げたばかりの陰茎に蕩けた肉が絡み付く快感に唸りつつ、カンナを持ち上げて陰茎を抜いた。
「……っ、はぁ……はーっ…………ちょっと、疲れた」
仰向けになり、俺の身体の上にうつ伏せになったカンナをずり落ちさせて腕枕をする。
「ごめん……シャワー、もうちょい後な。カンナ。腰立たない」
「き、もち……よか、た? ぼく……」
「最高だったよ」
丸い頭を撫でてやるとカンナは嬉しそうに微笑む。健気な彼があんまり可愛いから、もっと撫でてやりたくなる。頭も、肩も、背中も、全て……優しく撫でて、愛でて、そうしているうちにいつの間にか俺は眠ってしまった。
10
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
どうしてもお金が必要で高額バイトに飛びついたらとんでもないことになった話
ぽいぽい
BL
配信者×お金のない大学生。授業料を支払うために飛びついた高額バイトは配信のアシスタント。なんでそんなに高いのか違和感を感じつつも、稼げる配信者なんだろうと足を運んだ先で待っていたのは。
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる