冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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初射精に夢中な人魚 (〃)

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人間とは違い亀頭にあたる膨らみはない、先細りの陰茎。まだしっかりと勃っていないのかぐんにゃりと垂れたそれにコンドームを被せ、ゆるゆると扱く。

「きゅるるっ……水月、もっと」

喉の奥の口が心地良さそうに鳴く。表に出ている口は俺に手淫の継続をねだる。

「気持ちいい?」

「気持ちいい? これ、気持ちいい?」

「もっとして欲しくなってるんなら、それは気持ちいいってことだよ」

「もっと欲しい……気持ちいい、水月、気持ちいい、もっとぉ」

硬さが増してきた。細いし長いし片手で扱きやすい。目的は先走りの汁と精液の採取だから、射精させる前に一旦手を止めてゴム内に溜まった汁を回収しないとな。まだ陰茎の先端を濡らす程度だから、もう少し扱かないと。

「きゅるるるぅ…………もっと」

下半身が魚でも腰がヘコヘコと情けなく揺れるのは人間と変わらないらしい。やはり荒凪はイルカっぽい。

「はっ、はっ……水月、気持ちいい、水月っ……」

声色と吐息の量から射精が近いことを察し、手を離した。完全に瞼が閉じることのない瞳が、魚らしさを感じさせる瞳が、俺を見つめる。黒目がきゅっと小さくなったように見えたのは気のせいではないだろう。

「水月……? 水月、もっと……」

大きく鋭い爪の背で手首をこんと叩かれる。つつかれ、揺らされ、俺は荒凪の陰茎と吐息の様子を確認しながら手淫を再開した。

「んっ、んぁ……水月っ、水月……! 気持ちいいっ……」

射精間近だ、すぐに手を止める。

「……? 水月? なんで……水月、今の……気持ちいい、けど、途中で止まる、苦しい……水月、もっと、お願い……気持ちいいの、欲しい」

もう少し先走りの汁を出して欲しい。俺は荒凪の陰茎の先端だけを掴んだ。先細りになった部分だ、人間とは違い緩く尖ったそこをくにくにも弄ぶ。親指と人差し指を擦り合わせるように、その間に荒凪の陰茎を挟む形で、舌でも愛撫しているかのような気分で、荒凪の陰茎の先端を責めた。

「きゅっ、ぅ、うぅんっ……! 水月、何か出そう…………ぅ、んっ、んん……水月、さっきのして」

「ごめんね、精液と混ぜずにカウパー取りたいんだ。もう少し待って、すぐスッキリさせてあげるから」

「ぅゔ……」

焦らされるのは苦手なのかな。この情報は今後の営みに活かそう。

「腸液がこれだけしか採取出来てないし……こっちもこれくらいでいいかな? 荒凪くん、一回ゴム外すから大人しく待っててくれる?」

「うん……」

そっとコンドームを外し、僅かに溜まった先走りの汁を小瓶に移す。もちろん先程腸液に使ったスポイトとは別のスポイトを使ってだ。

「……水月、まだ?」

「もう少し……」

蓋を閉めて腸液を採取した瓶と見比べる。腸液よりは多く採れたが、どちらも微量だ。これだけの量で人体に有害かどうか確認出来るなんて、すごい技術力だな。

「この量なら十分だと思う。ごめんね、お待たせ」

「早く……」

新しく開封したコンドームを荒凪の陰茎に被せる。そっと根元を握ると荒凪の身体が跳ねた、尾の上に乗っている俺も少し浮いた。

「きゅるるる……水月、ぁっ……ぅ、気持ちいい、もっと、水月もっとぉ」

陰茎を優しく扱いていく。心地良さそうな鳴き声と、甘えた声でのおねだりが俺の鼓膜と理性を揺さぶる。

「水月、水月ぃ……んっ、きゅうぅ……もっと、水月、水月……ぁ、うっ、みしゅきっ、なんかっ、来る……」

「出そう? いいよ、出して」

「……っ、ん、んっうゔぅっ! ふっ……ふ、ぅ……くぅ…………きゅるるる……」

荒凪は大きく身体を反らし、細長い陰茎からびゅるびゅると白濁液を吐き出した。人間の倍以上の射精量だ。

「…………お疲れ様」

初めての射精の快感に荒凪はぐったりと身体をプールサイドに横たえている。濡れた髪を撫でて労い、たっぷりと精液が溜まったコンドームを外した。

「おぉ……大量ですな」

小瓶に入るだけ精液を移し、コンドームの口を縛って残りが零れないようにした。

「荒凪くん、俺秘書さんに報告に行ってくるからゆっくり休んでて」

ゴム手袋を外し、三つの小瓶と羽織りを持って秘書のところへ向かった。既にアキは自室に戻っており、秘書は一人でダイニングに居た。机に突っ伏している。

「秘書さん! 全部取れましたよ」

「……遅かったですね。まぁ、ウブっぽかったし仕方ないか……どうも、お疲れ様です。もう少し荒凪の検査や聞き取りをしたいところですが指痛いので帰ります」

「あっ、は、はい……お大事に」

「はーい、さよならー……」

秘書は酷く落ち込んだまま帰って行った。荒凪は彼にとても懐いているから、出来ることなら荒凪に顔を見せてやってから帰って欲しかったが、まぁ、骨折の痛みを抱えた彼に無茶は言えない。折れた直後のように取り繕えなければ荒凪が落ち込んでしまうし、これでよかったんだ。

「荒凪くん、ただいま」

秘書を見送り、アキと二三言葉を交わし、プールへと戻った。

「はぁっ……はっ、ぁ……ぅ……んんっ、きゅるるっ……くっ、ぅんっ、んぅ……ぁ……」

「……荒凪くん?」

プールサイドに横たわった荒凪は身体を丸め、自らの手で自身の陰茎を扱いていた。その手や下腹周辺は白く濁った液体で汚れていた。
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