冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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スリットから起こして (〃)

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蛇のように長い舌を伸ばさず、人間と同程度の長さしか使わないよう荒凪に気を付けさせた。慎重になっているのか舌の動きは先程のキスの時よりも鈍かったけれど、至って普通のディープキスを楽しめた。

『上手に出来たね』

「きゅ……できた? みつき苦しくない? よかった」

喋れないの、やっぱり不便だ。荒凪を守るための名誉の負傷と思えば痛みは耐えられるが、荒凪とこれから行為に及ぼうかという今スマホを頻繁に触らなければならないというのは、辛い。雰囲気が壊れる。

『ここ、触っていい?』

荒凪の下腹をゆっくりと撫で下ろす。毛穴も吹き出物も何もない、イルカのような質感の肌。なだらかなそれを撫でていくと、微かな凹みを見つける。スリットだ。縦長の線のようなそこは僅かに凹んでいる、臍に似ている。

「……恥ずかしい。けど、きゅるる……みつき、触る……気持ちいい、から……すき」

ごく普通の羞恥心を持っているが、それ以上に快楽に弱い。自慰を教えてやればすぐにドハマりし、プールサイドを精液まみれにしていた。今回も予想通り俺の誘いに乗ってくれた。

「きゅっ……!? みつきっ、舐める……!?」

跨る位置を荒凪の腹辺りから荒凪の尾に移し、彼のスリットに舌を這わせた。驚いた荒凪が身体を跳ねさせ、俺の身体を少し浮かせた。

『嫌?』

「きゅう……汚い……」

『汚くなんかないよ』

陰茎や後孔を舌で愛撫しようとした際によく言われる言葉だ。だが俺はこう思う、美少年のものなら排泄器官だろうと美味なる神聖な部位だと。

(ていうか荒凪きゅんトイレ行かないじゃないですか。汚さの欠片もありませんぞ。つーかなんで排泄器官あるんですか? わたくしとおせっせするためですかな! そのためだけに穴あるとかなんだこのドスケベ人魚!)

おっと、興奮のあまり情緒がおかしくなってきた。落ち着け俺。声に出さなければ完全セーフって訳じゃない、ちゃんと脳内台詞も適宜律していかないとうっかり声に出た時に変質者扱いされてしまう。

「きゅっ……きゅふっ、きゅ、ん……」

パッと見一本の長いスリットに見えるが、よく見ると途切れていて、下のは上のの半分ほどの短さだ。上は陰茎、下は後孔、ちゃんと分かれている。爬虫類などの総排出孔ではなく、イルカのような造りなのだ。身体の前側にあるのに後孔と呼ぶのは少し違和感があるけれど、だからといって前孔呼ばわりもなんだか違う気がする。

(体液が媚毒となった今、どこもかしこも舐め放題でそ~。わたくしには効かないように調整してもらってますし。む? となるとおかしいですな、溶ける体液だった頃はそんなコントロール出来なかったのに、媚毒にしたら出来るなんて……)

荒凪を興奮させてやれば裏返った靴下を戻すようにスリットがひっくり返って陰茎が現れるはずだ。後孔は舌をねじ込んで拡げるしかないな、このままじゃ指を入れるのも難しい。荒凪の気持ちも筋肉の緊張も後孔も、全てほぐしてやらなければ。

(……サンたそとヤった後ですのにパンパンに張って痛いんですよな。もしや、わたくしが言った感度を上げる効果だけ消してる? 完全に媚毒を消すことは出来ないとか? うぅむ……オカルト初心者のわたくしが考えても分かりませんな、また秘書さんにメッセを、ぇ、体液を媚毒にしちゃったってメッセ送るの? ヤダーッ!)

人間よりも遥かに高い密度の筋肉の気配が、荒凪の下半身にはある。他の彼氏なら尻肉を掴んで開けば後孔も少し拡がって舌を入れやすくなるが、荒凪の後孔を周りの肉を掴んで拡げるのにはそれなりの握力が必要だ。

(他の彼氏ならお尻も触れて一石二鳥なのですが、荒凪きゅんのこれは、何肉……? 尾肉……?)

荒凪に力を抜くよう頼んで、そうしてもらっても、あんまり柔らかくない。揉めない。

「きゅっ……! きゅっ、うぅんっ!」

「ふぅ……」

後孔に舌をねじ込んで舐め回して、ようやく少し緩んだ気がした。俺は舌を引き抜いて上体を起こし、ローションで濡らした指を一本、ゆっくりと荒凪の後孔に滑り込ませた。

『荒凪くん、痛くない?』

「きゅ。大、丈夫……んっ……」

この狭さ、間違いない。荒凪の後孔の拡張調教は不可能だ。以前荒凪の体液を採取した際、荒凪の後孔にアナルパールを入れたし、その後玩具を何種類かプールに置いておいた。後孔を使った自慰を覚えた荒凪の後孔がこんなに狭い訳がない、やはり再生すべき傷や異常として扱われているのだ。これに荒凪の意識は関係ないだろう、単なる生態だ。

(何度でも処女の締まり具合ってことですか、たまりませんなぁでゅふふっ)

毎度長い前戯が必要になりそうだが、まぁ、そのくらいいいだろう。物部という脅威が消えようと人魚の姿を他人の目に晒せないのは変わりない、他の彼氏達と違って家でしかヤれないのだ、都度じっくり楽しめばいいだけだ。

「きゅっ、ふ……きゅうぅんっ……! み、つき……きもち、いぃ…………きゅ? きゅっ、う……みつき、変な感じ……」

『どこが?』

「ここ……」

荒凪が指したのはスリットだ。スリットを手で隠すようにそっと手のひらで圧迫してみると、先程撫でた時に比べて張っているのが分かった。

『勃起したくなってるんだよ。大丈夫、したことあるだろ? リラックスして。俺に身を任せて』

「きゅ……分かった。みつき…………きゅっ、んっ、んんっ……! みつきぃっ、出ちゃ……ぁあっ!」

スリットの周りをぐっぐっとマッサージでもするように押してやり、後孔に入れた指でも陰茎側の腸壁を押してやると、どぅるんっとスリットが盛り上がってひっくり返り、先細りの細長い陰茎が現れた。
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