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留学後の性活
ひとりあそびのどうが、ご
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撒き散らした精液などを片付け、シャワーも終え、パソコンの前に戻ってきた。これから雪兎に送り付けるための動画を編集しなければならない。
「えっと、まず……操作説明、ヘルプ……あったあった」
操作を覚えたら早速編集開始、これが雪兎や雪風の痴態なら楽しい時間だったが、俺自身の自慰の様子なんて少しも楽しくない。雪兎はこれを見て本当に喜ぶのだろうか。
「…………やめよ」
筋肉質で褐色肌の男がローターを使って自慰をする、そんな動画のどこがいい。鋭いツリ目の三白眼を蕩けさせていたって少しも可愛くないし格好良くもない。
「はぁーっ……暇だな。ユキ様……電話かけてきてくれないかなぁ」
編集をやめた動画、今は停止している俺の自慰動画、それをぼーっと眺めてみる。何度見たって良さが分からない。
「……こんっな鍛えてるくせに、バカみたいにあんあん鳴いて、潮吹きまでとか……なんだよこの変態、なんでこんな変態じっと眺めて動画作らなきゃならないんだよ」
編集を保存せずにパソコンの電源を落とす。暗くなった画面に先程の変態が映る。
「…………なんでお前みたいなのがユキ様に愛されてるんだよ」
捨て台詞を吐いてベッドに寝転がる。もうすっかり雪兎の匂いは消えて、広さが寂しさを強調する。
「ユキ様、寂しい……」
雪兎が愛してくれた日々を忘れた訳ではないし、今でも愛されていると信じている。それでも孤独は俺の自信を消していく。
置いて行かれたのは雪兎が俺に飽きたからだなんて雪兎に失礼な思考に陥ってしまう。
「ユキ様、ユキ様ぁ……」
情けなくも泣きながら雪兎の名を呼び、シーツや枕を引っ掻く。このまま不貞寝してしまおうと思ったその時、携帯端末が通知音を鳴らした。
「…………スマホ、どこ置いたっけ……ぁ、あった」
ベッド脇の棚に置いていた携帯端末を拾うと、通知はメッセージアプリのものだった。雪兎がメッセージを送ってきた。
『話そ』その二文字だけで俺は全てを理解し、パソコンの前に走った。急いでパソコンを立ち上げ、ビデオ通話アプリを開き、雪兎が作ったらしい部屋に入った。
「ユキ様っ……!」
雪兎はパソコンの前に姿勢よく座り、爪を気にしていた。約一週間前に見た彼の姿そのままだ。
『ん? あ、繋がってる。ポチ、久しぶり、聞こえてるー?』
「ユキ様! ユキ様ぁっ……! ユキ様、会いたかった、ユキ様!」
『会ってないよ、通話だからね。久しぶりに日本語話すなぁ……どう? 変な訛りとかついちゃつてないよね?』
「相も変わらずお可愛らしい玉音にございますっ!」
動いている。喋っている。雪兎だ、俺のご主人様だ、ご主人様が俺を見ている。
『調子どう? っていうか、まぁ知ってるんだけどね? 出ていく前に監視カメラ何個か仕掛けたんだ、全部見つけられたら褒めてあげる。ふふ……』
部屋を見回すが、それらしき物はない。
『……だからね、ポチがどれだけ寂しがってるかも分かるんだよ? ユキ様ユキ様って泣いちゃってさ……かーわいいの』
「ぁ……! わ、忘れてくださいぃ……」
顔が熱くなる。雪兎に赤い顔を見られていると意識するともう顔が燃えてしまいそうだ。
「…………動画、見たよね? ふふ……ね、ポチ、ポチってばすっごく反応よかったよね。僕が見てるって言う前から始めちゃってたでしょ」
自慰のことだと気付き、さらに羞恥心が膨らむ。
「……とってもえっちで可愛い僕のポチ、一つ質問させて?」
「は、はいっ……何でも答えます」
「…………犬は服を着てるものなの?」
数十分前にシャワーを浴びた俺はバスローブを着ている。
「い、いえ……」
すぐにバスローブを脱いで座り直す、ついでに犬耳カチューシャもつけてきた。
「ふふっ……だよね、犬は全裸だよね? ねぇポチ、僕ポチのおっきい胸好きだよ? ずっと揉んでいたいくらい……ふふふふ、男の子はみんなおっきいのが好きって言うよね、僕も例に漏れずかな」
雪兎の視線が胸に向いているのだと気付き、じんわりと熱が溜まっていく。ふにゃりと柔らかかったはずの乳首が硬く尖っていく。
「ねぇ、ポチ? 自分でそのおっきい胸揉んで、その柔らかさ僕に教えて?」
「はい……ぁ、んっ……ん、ぅ……」
二の腕で肉を寄せ、自分で自分の胸を鷲掴む。胸筋を揉みしだいていると乳首が焦れったくなり、そちらを刺激しようと指を向かわせる。
「ポチ! 胸、揉んで?」
乳首には触るなと命令しているのだと察し、大人しく胸を揉んだ。乳首に触れないよう気を付けながら、大きく育った胸筋を自分の骨張った手に合わせて形を歪ませた。
「えっと、まず……操作説明、ヘルプ……あったあった」
操作を覚えたら早速編集開始、これが雪兎や雪風の痴態なら楽しい時間だったが、俺自身の自慰の様子なんて少しも楽しくない。雪兎はこれを見て本当に喜ぶのだろうか。
「…………やめよ」
筋肉質で褐色肌の男がローターを使って自慰をする、そんな動画のどこがいい。鋭いツリ目の三白眼を蕩けさせていたって少しも可愛くないし格好良くもない。
「はぁーっ……暇だな。ユキ様……電話かけてきてくれないかなぁ」
編集をやめた動画、今は停止している俺の自慰動画、それをぼーっと眺めてみる。何度見たって良さが分からない。
「……こんっな鍛えてるくせに、バカみたいにあんあん鳴いて、潮吹きまでとか……なんだよこの変態、なんでこんな変態じっと眺めて動画作らなきゃならないんだよ」
編集を保存せずにパソコンの電源を落とす。暗くなった画面に先程の変態が映る。
「…………なんでお前みたいなのがユキ様に愛されてるんだよ」
捨て台詞を吐いてベッドに寝転がる。もうすっかり雪兎の匂いは消えて、広さが寂しさを強調する。
「ユキ様、寂しい……」
雪兎が愛してくれた日々を忘れた訳ではないし、今でも愛されていると信じている。それでも孤独は俺の自信を消していく。
置いて行かれたのは雪兎が俺に飽きたからだなんて雪兎に失礼な思考に陥ってしまう。
「ユキ様、ユキ様ぁ……」
情けなくも泣きながら雪兎の名を呼び、シーツや枕を引っ掻く。このまま不貞寝してしまおうと思ったその時、携帯端末が通知音を鳴らした。
「…………スマホ、どこ置いたっけ……ぁ、あった」
ベッド脇の棚に置いていた携帯端末を拾うと、通知はメッセージアプリのものだった。雪兎がメッセージを送ってきた。
『話そ』その二文字だけで俺は全てを理解し、パソコンの前に走った。急いでパソコンを立ち上げ、ビデオ通話アプリを開き、雪兎が作ったらしい部屋に入った。
「ユキ様っ……!」
雪兎はパソコンの前に姿勢よく座り、爪を気にしていた。約一週間前に見た彼の姿そのままだ。
『ん? あ、繋がってる。ポチ、久しぶり、聞こえてるー?』
「ユキ様! ユキ様ぁっ……! ユキ様、会いたかった、ユキ様!」
『会ってないよ、通話だからね。久しぶりに日本語話すなぁ……どう? 変な訛りとかついちゃつてないよね?』
「相も変わらずお可愛らしい玉音にございますっ!」
動いている。喋っている。雪兎だ、俺のご主人様だ、ご主人様が俺を見ている。
『調子どう? っていうか、まぁ知ってるんだけどね? 出ていく前に監視カメラ何個か仕掛けたんだ、全部見つけられたら褒めてあげる。ふふ……』
部屋を見回すが、それらしき物はない。
『……だからね、ポチがどれだけ寂しがってるかも分かるんだよ? ユキ様ユキ様って泣いちゃってさ……かーわいいの』
「ぁ……! わ、忘れてくださいぃ……」
顔が熱くなる。雪兎に赤い顔を見られていると意識するともう顔が燃えてしまいそうだ。
「…………動画、見たよね? ふふ……ね、ポチ、ポチってばすっごく反応よかったよね。僕が見てるって言う前から始めちゃってたでしょ」
自慰のことだと気付き、さらに羞恥心が膨らむ。
「……とってもえっちで可愛い僕のポチ、一つ質問させて?」
「は、はいっ……何でも答えます」
「…………犬は服を着てるものなの?」
数十分前にシャワーを浴びた俺はバスローブを着ている。
「い、いえ……」
すぐにバスローブを脱いで座り直す、ついでに犬耳カチューシャもつけてきた。
「ふふっ……だよね、犬は全裸だよね? ねぇポチ、僕ポチのおっきい胸好きだよ? ずっと揉んでいたいくらい……ふふふふ、男の子はみんなおっきいのが好きって言うよね、僕も例に漏れずかな」
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「ねぇ、ポチ? 自分でそのおっきい胸揉んで、その柔らかさ僕に教えて?」
「はい……ぁ、んっ……ん、ぅ……」
二の腕で肉を寄せ、自分で自分の胸を鷲掴む。胸筋を揉みしだいていると乳首が焦れったくなり、そちらを刺激しようと指を向かわせる。
「ポチ! 胸、揉んで?」
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